ヴォルフガングス

ガイオウ共和国の首都。
かつて世界を旅し、帰還を果たした狼王が建国宣言した地に作られた都市。
狼王の掲げた理念の下、人族・亜人・融和的な魔族まで多種多様な種族と文化が混在している。

ラタス洋に面した大きな港も備えている為に漁業や貿易も盛ん。
様々な物品が行きかう『商業区』や酒場や娯楽場が並ぶ『歓楽街』等、日夜問わずに活気に溢れた街。

………表面上は。

その内情は政権を握る者達とマフィアの癒着等、裏社会に支配された都市。
商業区や歓楽街、港湾区では四大家族と呼ばれる組織がそれぞれ広大な縄張りを持ち、その傘下である数多の犯罪ギルドが常に抗争を繰り広げている。

暴利を貪るカジノや娼館、違法品の売買や密輸、暴行や殺傷事件も此処では日常茶飯事。
それらを取り締まる筈の役人達もマフィア側である為に殆ど機能していないのが現状である。


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最終更新:2024年12月12日 22:48