ガイオウ共和国の首都『
ヴォルフガングス』にある歓楽街の一つ。
昼間の内は閑静な通りであるが、夜になると酒と女で溢れた娼館街へと様変わりする。
四大家族の一角たる『ベッロ・ボッチョーロ』が縄張りとしており、この街にある店のほぼ全てが組織の傘下となっているようだ。
娼館には
サキュバスを始めとする様々な種族の娼婦が揃っており、基本的にどの店も極めて高額。
それでも毎晩多くの色好きや好事家が多額の金を持って集う、欲望で色めく街である。
ベッロ・ボッチョーロの方針上、『女は商品』として扱われるが“消耗品”ではないとの事。
その為に使い潰す様な事はせず、孤児や
奴隷階級であっても教育を施し、稼ぎに応じた給金も支払われるなど待遇そのものは悪くはないらしい。
また彼女達に傷を付けると言う事はベッロ・ボッチョーロの所有物に傷を付ける事を意味する為、
ならず者だらけの場所でありながら娼婦に危険が及ぶような事は少ない模様。
ある意味では無法が蔓延るこのガイオウにおいて女が強かに生き延び、上り詰める事の出来る場所でもある。
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最終更新:2024年12月12日 22:56