不死の比丘尼

薫桜ノ皇国に伝わる昔話。
内容は不老不死人魚の肉を喰らった尼僧が人魚と同じ不老不死の肉体を得たというモノ。
またその人魚の鱗を齧らば長生するという話も存在する。

当たり前な話だが、当の人魚達にそんな話をしたとても『不老不死な人魚なんて存在しない』と返された上に敵意にも似た軽蔑を買うだけだろう。
しかし尼僧が口にしたであろう肉が人魚のモノで無いのなら、彼女は一体“ナニ”を口にしてしまったのだろうか?


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最終更新:2025年10月01日 09:22