『タイサイ』
大慶周辺で見られる、辛うじて人型をした脂肪肉の塊の様な魔物。
その姿から肉人や肉霊芝とも呼ばれ、話の伝わった
薫桜では封と呼称される。
正体は
外法を用いて
尸解仙になろうとした末に失敗した
道士や、実験に使われた者の成れの果て。
肉体と精神が外法に耐えられず知性すら失い、変異してしまったモノである。
これの脂は邪な薬の材料にもなり、これを求める為に若い道士を唆す邪仙もいるという。
大慶で聞かれる
高僧や
仙人を喰らう事で妖怪としての格が上がったり、また獣が妖怪になるという話はこの大歳の逸話が元であるという説も。
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最終更新:2025年10月29日 12:17