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“懸濁男爵”オーゼ

遥か昔に魔族によって召喚された『双狼門』に属する一柱。
元は泉を司る天使であり、天使としての名はエルマイム。
グレーターデーモン級の上級悪魔ではあるのだが、『双狼門』では末席に近い立ち位置。 
しかし本人曰く低級悪魔から成る四つの連隊を従える獄界の実力者。

その姿は二足歩行のサンショウウオやナマズな魚人に似るが、頭が上下逆という異形。
普段は邪魔になるので収納しているが、堕天使らしく大小2対の翼をもっているようだ。
四分割にされたぐらいならば即座に再生する能力の他、毒劇物に対する高い耐性を持っている。
また水を汚染し伝染病を媒介する等、直接的な強さとは異なる厄介さを持つ。


【実態と経緯】
その昔、ゲルゾ沼地を攻略する為に魔族によって召喚された懸濁男爵。
配下を引き連れて沼地へ侵攻するも、奥地にて当時一帯を統べていたフロッグマン呪術師との激闘の末カエルの石像へと封印されてしまった。
だが近年に像が破壊され、誰も見ていない隙にこっそりと復活を果たした模様。

長い封印で弱体化していた悪魔であるが、交わした契約を履行しようと行動を開始。
しかし目的としていた場所は現代では何とヒュドラの縄張りで…。
結果、侵入者を排除しようとする毒竜との終わらぬ戦いが引き起こされる事となった。

周囲の水を繰り互角の戦いを日夜繰り広げていたが、そこに『頻発する原因不明の鉄砲水』の調査に訪れていた鏖金の明星と邂逅。
沼地に棲む『部族の長』も加わった戦いの末、怨霊魔術によって獄界へ強制送還された。

このように呆気なく獄界へと退去させられてしまったオーズ。
だが弱体状態で単身ヒュドラと互角だった事を考えると本来の力はそう悪くないモノと思われる。
付け加えて、最後まで契約を履行しようとするその生真面目さが四つの連隊が彼を上司として慕う理由なのかも知れない。
更に鏖殺を代名詞とする連中と正面切って戦いながら致命的には至っておらず、獄界へと還されただけで済んだのは中々どうして瞠目の存在力と言えよう。


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最終更新:2026年04月28日 15:18