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ヴァルトメテル=ヌナワ

ゲルゾ沼地にて、ゲルゾーネスの一部族『トリコサンセス』を率いるダークエルフ
『ヴァルトメテル』は現地語で『大いなる沼辺の母』を意味し、部族の長に代々引き継がれる物でもある。
慣習から男という存在を家畜くらいの物と言って憚らなかった人物。

同族より長い耳に翡翠を思わせる鮮やかな緑の瞳と髪が特徴。
全身に呪術的な紋様を彫り込み、頭には装飾のなされた怪鳥の頭骨を装着。
得物として鎖付きの巨大な青銅製曲鉈と鉤爪を愛用し、防具も魔獣の骨があしらわれた必要最低限の箇所を覆う鎧のみである。

酋長としてはまだ若く、小柄ながらも鍛え上げられた肉体は水蛇の如き靭やかさを併せ持つ。
闘法の手解きなど受けた事はないものの、沼地の魔物を相手に培ってきた神憑り的な『直感力』は凄まじいの一言。
既に周辺に住むリザードマンフロッグマンなどの他部族を打ち負かし、『沼地最強』を豪語する実力者である。
無念無想にして天衣無縫、技術や駆け引きは弱者の戯言と一蹴する。

しかしその傲りは、彼女の治める集落を訪れた一人の男との出逢いによって撃ち砕かれる事となる。


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最終更新:2026年04月28日 14:49