目先の目標値は125円65銭(01.10.21)。
これを上回れば135円04銭(01.2.1)に向かう事はほぼ確実。

最近の過去を振り返ってみると、1999年11月30日につけた101円35銭、2004年12月2日につけた101円83銭と、100円台には大きな壁がある事が確認されておりますが、最近の流れも当時と良く似ています。

1999年の101円35銭から2002年2月1日には135円04銭まで約14ヶ月掛かりました。もし今回も同じ流れであれば、2007年2月には135円のトライが見られるでしょう。前回の135円04銭をつける際は、12月に一気に値動きが加速している事を考えると、2006年は年内に130円台が見られる可能性は充分にあります。

短期のトライは125円、中長期で言えば135円。
買い方はどこまで支えられるか。

今まで日本政府が1999年1月12日の円売り介入から26回に渡り、断続的に行なってきた円売り介入による莫大な資金、膨らんで止まない債権の発行、この巨大マネーサプライの捌け口は相当な損失となって日本経済を襲うことになります。

日米の株価を比べ、今の円に魅力はあるのか、それとも世界の基軸通貨である米ドルに魅力があるのでしょうか?

テクニカルで週足を見ると、2004年12月2日につけた101円83銭から2004年12月5日につけた121円40銭の半値戻しとして見られる2006年5月17日の109円02銭をつけていますが、109円を超えられなかった事から、一気に円安に加速し、今の120円があります。

倍返しで見ると130円台をつけるのは時間の問題ではないでしょうか。
利幅として10円は充分狙える位置に今、います。


最終更新:2006年10月27日 18:31