「セーラー服と牧先生」
作者:SS・イラスト 本スレ 1-091様
306 名前:オリキャラと名無しさん 投稿日: 2013/07/30(火) 05:13:10
1-091 です。
先日の絵茶会でのノーパン+スカート話にうっかり萌えてしまったので、
エイシアさんと繊さんにセーラー服を着せてみました。
家でそれをやられた先生のつぶやきもまとめてzipにしてロダにあげました。
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『 尽きることのない牧の心労 』
*先生の職業:医者、白槍、農業、医療系専門学校の非常勤講師←new!
遅くなった。
自然、足取りが速まる。
思った以上に質問攻めにあった。
学生たちにやる気があるのは大歓迎だが、講義に関係のない質問まで飛んでくるのがな……。
今日はエイシアが家庭教師に来ると言っていた。
まあ、繊に勉強なんぞする気はないだろうが、同世代の子と触れ合うのはいい機会だ。
……ん?あ、いや……同世代……は違うか。
自分が老けたせいもあるが、あいつが時々子供に見えるから困る。
俺がガキの頃から変わらないのにな。当時はすごく大人に見えていた。
いつの間にか追いついて、追い越して。
時間の流れが違うから、しょうがない。
あいつに与えてやれるこんな些細な日常も、一瞬の出来事なんだろう。
それでも、楽しく過ごせるに越したことはない、はずだ。
まるで家畜か奴隷のように迫害されてきた年月を思えば、尚更だ。
せめて俺が預かっているうちは、と思っていたが、気付けば同族狩りをさせてる始末だ。
……情けねえ。
そんな自己嫌悪は家に入る前に投げ捨て、玄関のドアを開けた。
たたきに、見慣れない靴が揃えて置いてあった。
「ただいまー」
……。
聞こえるように、大声で言ったつもりだが、返事がない。
「繊ー?エイシア来てるんだろー?」
……いや、出迎えが欲しいわけじゃねえが……。
二階の部屋で、話に夢中になってるのか?
俺はとりあえず居間に入った。
「ぉわっ……!」
扉を開けてすぐ、二人が足元に転がっていた。
繊の上にエイシアが、折り重なるようにして、転寝していた。
……。
なんだこの格好は。
俺の目が耄碌しているわけじゃないのなら、セーラー服を着ている。
ケツが見えそうな丈のスカート穿いて。腹まで出して。似合っているのがまた……。
誰だこいつらは。
何をしてるんだ。
起こすべきか?いや、できることなら目覚める前に逃げ出したい。
……。
…………。
疲れた。そうだ、ビールでも飲もう。
……。
…………。
………………。
どうでもいいが、お前らパンツ穿け。
【END】
最終更新:2013年08月18日 23:08