森の精霊と恋仲であったが、魔法への更なるこだわりからかとある時期から次第に
魔法使いの町へと入り浸るようになり(
#51-B・
#65-B)、物質世界における彼とのつながりは希薄に。それに気づかず「見捨てられた」と感じた彼女は、精霊の導きを思わせる
フィンのフルートの音色から、魔法的儀式によって精霊を喚び出すことを思いついた。フィンと交遊しつつ、魔力を帯びた新たな笛“
イナズマイノシシの牙笛”を入手し、自身とフィンのフルートセッション(
ジェイクのアイデア)によって精霊の召喚に成功。「君と彼氏のために吹いた」というフィンの真摯な思いと華麗な金髪にいつしか惹かれ、「私もあなたのために…」と本音を漏らすが、「魔法使いが少しでも気を移ろわせて弱さを見せれば、悲しみと狂気に飲まれる…」との危惧と、そんな危険な魔法使いの真理から彼を遠ざけるための配慮からフィンへの想いを断ち、フィンも迷うことなくそれに応えたのだった…。