アジア版
概要
日本ではなく、香港・台湾で発売されたカードの総称である。
他TCGなどで同様の展開がされたカードを「アジア版」と呼ぶため、それに倣ってこう呼ばれている。
略称は「亜版」。
日本版との違い
海外展開であるが、日本のデータをそのまま流用しているため、全て日本語である。
一方で、加工はほぼ全て異なっており、それらを確認することでアジア版かそうでないかを判別することはできる。
また裏面に記載されているコピーライトが異なる。
コピーライト
コピーライトの表示が現地のものになっているため、以下のようになっている。
因みに、
スマイル04(亜版)のナンバー33から40までの8枚は、コピーライトの欄が空欄となってしまっている。
ただし、日本版であっても一部のバインダー付属カードなどは、コピーライトが生産の関係か「MADE IN CHINA」の場合がある。
基本的には加工で判断する方が良いだろう。
©︎ABC・東映アニメーション
BANDAI 20XX MADE IN JAPAN
©︎Toei Animation. All Rights Reserved
BANDAI 20XX MADE IN CHINA
加工
後述を参照のこと。
色合いや箔押し、シートなど様々な面で異なる。
品質の関係か、箔押しの欠けや混入がみられるものも多い。
ものによっては箔押しの箔が大きく欠けることで、模様が変わってしまっているものもある。
うたって!プリキュアドリームライブ(亜版)
アジア版であるが、情報が非常に少ない。
日本版とは多くの点で異なっている。
日本と異なり「キラキラトレーディングカードコレクション」のように「パック」に封入される形で販売された。
- イラストの色合いが異なる
- 箔押しの色が異なる
- 背景のホロ部分の光り方が異なる
- MRが背景の箔押し部分が箔押しでなくなっている
- GRがクリアカードでなくなり、通常の紙製のカードとなっている
- 一部カードがなくなり、収録が少ない
- そのため、カードナンバーが異なっており、さらにフォントも違う。
Partシリーズ・スマイルシリーズ
日本と異なり「キラキラトレーディングカードコレクション」のように「パック」に封入される形で販売された。
もちろん、BOXが存在し、イラストなどは流用ではあるものの、独自のデザインとなっているため、これだけでもコレクターズアイテムとして価値はあるだろう。
1BOXにXパック、1パックに4枚封入されている。
日本では、一部のコレクターによって、日本に輸入・販売されることで、その知名度が高まった。
毎弾、カード表面に貼られるシートの模様が異なっており、個人的主観ではあるが、日本版よりも美麗である。
またホロ部分の光り方も日本版よりも明るく、こちらも個人的主観ではあるが、日本版よりも美麗である。
弾ごとのシートについては各ページを参照のこと。
なお、箔押しのあるカードの一部は、箔押しの金箔の粉が裏面に残っている場合がある。
また加工精度の問題か、金箔で縁取られた文字が潰れているようになっている場合がある。
商品展開は現地の日本語系子供向けアニメ専門雑誌「Angel」関係によって行われていたようである。
それらの雑誌にはプロモカードも付属し、またカードリストなども掲載されていた。
海外展開のものであるためか、日本版のように「綺麗な封入」にはなっていない。
パックからは基本的にカードナンバー順に出現するため、1BOXを購入することで、ノーマルはほぼ均等に入手できた。
一方でS・PSの封入は適切に管理されているとは言えず、BOXによって多い・少ないがある。
PSは基本的に1BOX1枚であるため、最悪の場合ではあるがPS0枚のBOXも存在する。
Sは1BOXに4・5枚を基本とし、その前後の枚数封入されている。
関連項目
最終更新:2019年08月18日 10:23