におくま種族設定

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多存種<コモン>


現存する種族の中、多く存在が確認されている種族が多存種(コモン)と呼ばれる。
また、多存種に属する三種のみ、“地底人”・“水人(みずびと)”・“空人(そらびと)”などの略語が存在する。




空人(そらびと)


有翼人種。その名の通り、背に翼を有している。が、自重により飛行することはできない。
高いところから低いところへの滑空や、短時間での浮遊が精々である。
陽の下でも生活でき、水などの制限がない代わりに、夜になると途端に思考がにぶり、眠いという欲求が生まれる。
また昼と夜では視力も随分変わり、飛行することなどできない。
総数は多存種の中でも最も少なく、希少種に一番近い多存種とされている。


地底人(ちていじん)


地底人種。正確には、元・地底人種と、元の文字がつく。
そもそもは地底に住んでいたが、“大戦”終結後から、陽の下に姿を現した。
しかし現在においても肌の弱さはあまり変わらず、直接陽の光を浴びることはできない。
荒人のたくわえた知識を多く持ち、退化した視力や肌の弱さを補うあまりあるほどの記憶力を持つ。
また暗中での生活から、嗅覚と聴覚が発達している。
その総数は多存種の中でも最も多く、希少種とは歴然の差が存在する。


水人(みずびと)


水陸両棲人種。水上・水中での長期活動を行えるほか、陸上での活動も可能とする種族。
ただし陸上での活動には制限がともない、定期的に水分を摂取しなければならない。
耳がエラのような形状に進化しているが、利用するまでの進化にはついに至らなかった。
全身からいつの季節でも水中・水上でも過ごせるようにから微量の膜を張ることが可能。
それを使っての体温調節を行える。
総数は地底人の次に多い。


希少種<アンコモン>


現存する種族で絶滅の危機に瀕しているか、またはその総数の少なさから絶滅を危惧される種族を、希少種(アンコモン)と呼ぶ。


軟泥人種(スライム)


軟泥人種。全身がスライムのように柔らかくできている。
指の先端や、足などは一時的であれば形状を自在に変えられる。
しかしながら肉体の大半がスライムであるため、固形物の摂取ができない。
液体・またはそれに準じたもので栄養を補給する。
現在確認されている種族の総数は、『増木 里』ひとりのみである。



恐竜人(トカゲ)種


恐竜人種。手や足など肉体の至る箇所に鱗があり、するどい爪をもつ種族。
目の色は、進化の過程で自在に変えられるようになっている。また、尻尾も存在する。
集団で存続する習性があり、思考は直情的でまわりが見えなくなることもある。
仲間意識が強く、それを保護しようとする本能がある。
力も強力であり、単純な戦闘力・生存能力であれば他の追随を許さない。
現在確認されている種族の総数は、『田村 麻耶』ひとりである。


半粒子人(ゴースト)種


半粒子人種。他の種族よりも、『存在』が希薄である種族。
幽霊のようにゆらめいており、向こうの景色が透けて見えたりもする。
粒子はある程度までの自由がある。
本来なら裸のはずの彼らも、服をイメージすることで粒子の形を組み換え、服として視認させている。
彼らは当然物を触れず、ヒトに触れられることもない。
食事などは行えず、またそのような嗜好もない。
代わりに、自身の粒子を大気に一時的に干すことで活動力を得る。


幼体人種(チャイルド)


幼体人種。幼少期においてヒトとしての成長をほぼ終え、以降の成長が極端に遅い種族。
種族としての特徴がそのまま代償になっているとも言える奇妙な種族である。
何故このような進化を遂げたのか、いまだ解明はされていない。


外種<レア>


現存する種族の中でどの種とも違うものが、外種(レア)、または突然変異体と呼ばれる。
現在はひとりしか世界に存在しない。


“喜多 北斗”


“喜多 北斗”。彼の名前がそのまま種族として承認されている。
種族の特徴として目立ったところがない代わりに、多存種であれば三分間のみ、『変身』可能という異形の能力をもつ。
なお、一度『変身』した種族には一時間経たないと再度『変身』できない。


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最終更新:2008年09月08日 23:37