ニュース記録 - 2006年10月の記事
- 10月31日
<フィリピン>台風19号で15人死亡 洪水などで
【マニラ大澤文護】AP通信は31日、フィリピン北部を通過した台風19号による洪水などで少なくとも15人が死亡し、ルソン島を中心に各地で住宅の倒壊が相次いだと報じた。台風通過後も洪水などによる被害拡大が懸念されている。
ルソン島は9月末に台風15号の直撃を受け、マニラ首都圏を中心に死者110人、行方不明79人の犠牲者を出した。
台風19号は30日、ルソン島北部を通過し、同地域の学校や政府機関が臨時休校・休業した。マニラ北東約150キロのアウロラ州や、マニラ北方約250キロのラウニオン州では住民数百人が洪水のため自宅から避難した。
ルソン島は9月末に台風15号の直撃を受け、マニラ首都圏を中心に死者110人、行方不明79人の犠牲者を出した。
台風19号は30日、ルソン島北部を通過し、同地域の学校や政府機関が臨時休校・休業した。マニラ北東約150キロのアウロラ州や、マニラ北方約250キロのラウニオン州では住民数百人が洪水のため自宅から避難した。
- 2006年10月29日
中田氏がスラム街でサッカー
29日付のフィリピン英字紙インクワイアラーは、現役を引退した元サッカー日本代表の
中田英寿氏が、マニラ首都圏ケソン市のスラム街を予告なしに訪れ、子どもたちを大喜びさせたと1面で報じた。
同紙によると、中田氏は28日、「途上国の問題を理解したい」と希望し、国連開発計画(UNDP)の案内で、
ごみ集積場にできたスラム街、パヤタスに住む家族を訪問し交流。ストリートチルドレンともサッカーを楽しんだ。
中田氏は「プロの選手時代には見えなかった世界を見たい」と語ったという。
中田英寿氏が、マニラ首都圏ケソン市のスラム街を予告なしに訪れ、子どもたちを大喜びさせたと1面で報じた。
同紙によると、中田氏は28日、「途上国の問題を理解したい」と希望し、国連開発計画(UNDP)の案内で、
ごみ集積場にできたスラム街、パヤタスに住む家族を訪問し交流。ストリートチルドレンともサッカーを楽しんだ。
中田氏は「プロの選手時代には見えなかった世界を見たい」と語ったという。
- 10月31日
比・邦人射殺事件、被害者の勤務先社長ら4人を逮捕
フィリピン・マニラ近郊で昨年7月、東京都台東区の不動産会社社員、油科(ゆしな)孝章さん(当時41歳)が射殺された事件で、警視庁捜査1課は30日、保険金を目当てに、油科さんをフィリピンに連れ出して殺害したとして、同社元社長と社員ら計4人を殺人容疑で逮捕した。
油科さんには、不動産会社を受取人とする死亡時7500万円の海外旅行保険がかけられており、同課では計画的な保険金殺人とみて、特捜本部を設置して追及する。
逮捕されたのは、同社元社長の吉井誠被告(50)のほか、社員の村松陽一被告(57)、元暴力団組員の稲垣弘二被告(44)ら3人(いずれも詐欺罪などで公判中)。
- 2006年10月29日
<生体解剖>フィリピンでも 大戦末期 元衛生兵が証言
解剖は同年12月から、米軍のスパイと疑われた住民(捕虜)に対し、基地内の病院で行われた。
麻酔をかけた上で、10分~3時間かけて、手足の切断や血管縫合、開腹手術などをした。解剖中は部下が助手や見張りをした。
米軍上陸直前の45年2月まで3日~2週間ごとに行われ、犠牲者は30~50人に上るという
麻酔をかけた上で、10分~3時間かけて、手足の切断や血管縫合、開腹手術などをした。解剖中は部下が助手や見張りをした。
米軍上陸直前の45年2月まで3日~2週間ごとに行われ、犠牲者は30~50人に上るという
- 2006年10月25日
イスラム過激派対策でフィリピンを手本 【政治】 10/24
フィリピンを訪問し、アロヨ大統領と会談したタイのスラユット首相は23 日、
イスラム過激派問題に対する同国の取り組みを、タイの最南部問題の解決に役立てたいと述べた。
フィリピンはスラユット首相にとり5番目の訪問国。同国では、イスラム過激派「アブサヤフ」と停戦で合意、
和平交渉に入る計画であるが、タイ政府も過激派に対して、同様のアプローチを導入する可能性が高そうだ。
イスラム過激派問題に対する同国の取り組みを、タイの最南部問題の解決に役立てたいと述べた。
フィリピンはスラユット首相にとり5番目の訪問国。同国では、イスラム過激派「アブサヤフ」と停戦で合意、
和平交渉に入る計画であるが、タイ政府も過激派に対して、同様のアプローチを導入する可能性が高そうだ。