ニュース記録 - 2006年11月の記事
- 11月22日
豚肉食べちゃったイスラム議員、料理を間違えたウエイトレスに怒りの復讐=フィリピン
AP通信によると、イスラム教の戒律で食べることを禁じている豚肉を誤って食べさせられたフィリピンの女性議員が、料理を提供したウエイトレスに、復讐の雨あられを降らせている。
ファイサ・ドゥマルパ下院議員は20日、同僚議員と下院議員宿舎で食事をしようとした際、出てきた料理に豚肉が入っていないかウエイトレスに尋ねた。このウエイトレスが「入っていない」と答えたために同議員が食べたところ、実は豚肉が入っていたことが発覚。
「筆舌に尽くしがたく、天地もわからないほどの怒りを覚えた」同議員。このウエイトレスを激しく罵倒、突き飛ばして水をかけ、さらには警察官を呼んで突き出したという。その後、雇用主にこのウエイトレスの解雇を求める書面も送った同議員、それでも怒りが収まらず、ウエイトレスに対する損害賠償請求訴訟も検討しているとのことだ。
- 11月22日
狂犬病発症2例目、フィリピンから一時帰国の横浜市男性
厚生労働省は22日、フィリンピンから一時帰国した横浜市の60歳代の男性が狂犬病を発症した発表した。マニラ近郊で8月に犬に手をかまれたという。国内発症例は16日に京都市の男性が36年ぶりに確認されたばかりで、今年2例目。厚労省は全国の検疫所や空港にに狂犬病への注意を促すポスターを張り出すことにした。
男性は仕事のためフィリピンに滞在、今年10月22日に一時帰国した。11月15日に風邪のような症状と右肩の痛みを訴え、19日に病院を受診、いったん帰宅したが夜に呼吸困難になり翌日に再度受診した。狂犬病の疑いがみられたため、別の病院に転院。現在は人工呼吸器を付け重体という。厚労省によると、京都の男性との関連性はない。
世界保健機関(WHO)の調査では、フィリピンの狂犬病死亡者数は2004年で248人、犬は1546頭に上る。ただ最新の情報がないため、厚労省はフィリピン政府に狂犬病の発症数などを問い合わせる予定。
男性は仕事のためフィリピンに滞在、今年10月22日に一時帰国した。11月15日に風邪のような症状と右肩の痛みを訴え、19日に病院を受診、いったん帰宅したが夜に呼吸困難になり翌日に再度受診した。狂犬病の疑いがみられたため、別の病院に転院。現在は人工呼吸器を付け重体という。厚労省によると、京都の男性との関連性はない。
世界保健機関(WHO)の調査では、フィリピンの狂犬病死亡者数は2004年で248人、犬は1546頭に上る。ただ最新の情報がないため、厚労省はフィリピン政府に狂犬病の発症数などを問い合わせる予定。
- 11月2日
出入国管理法違反:NPO理事長を逮捕 比人女性20人、不法就労容疑 /千葉
ダンサーなどの資格で入国したフィリピン人女性をホステスとして派遣したとして、警視庁組織犯罪対策1課と荻窪署などは2日、千葉市中央区中央2、NPO法人「亜細亜人権協議会」(札幌市)理事長、島田秀雄容疑者(59)ら9人を出入国管理法違反(不法就労助長)容疑で逮捕した。過去約20年間で約2000人の外国人女性を入国させたとみて追及する。
調べでは、島田容疑者らは06年1~7月、ダンサーなどに与えられる「興行」の在留資格で入国したフィリピン女性約20人を、パブなどの飲食店でホステスとして働かせた疑い。「NPOを名乗れば、在留資格認定が容易になると思った」と供述している。
同課によると、亜細亜人権協議会は外国人労働者らに助言や援助を提供すると定款に掲げているが、援助などの活動実態はないという。NPO法人を隠れみのにしていたらしい。
調べでは、島田容疑者らは06年1~7月、ダンサーなどに与えられる「興行」の在留資格で入国したフィリピン女性約20人を、パブなどの飲食店でホステスとして働かせた疑い。「NPOを名乗れば、在留資格認定が容易になると思った」と供述している。
同課によると、亜細亜人権協議会は外国人労働者らに助言や援助を提供すると定款に掲げているが、援助などの活動実態はないという。NPO法人を隠れみのにしていたらしい。