黄金のインク『ゴルドトラウム』

ランク:EX
種別:特殊
レンジ:∞
属性:?

有機黄金を液体状にし、作画用のインクに加工された特殊武装。
その特性はこのゴルドトラウムをペン先に浸け、それを用いて適当な地形に絵(線画)を描き、
「emeth」と唱えると描いたモノが執行起源者として実体化され、持ち主が敵と認識したものと戦わせる、と言うモノ。
ペン先に浸けた際にゴルドトラウムが持ち主の思考を読み取り、その思考によって強さ、サイズ、付加能力等が描いたモノに反映される。

描いたモノの活動可能時間は10分であり、タイムリミットが過ぎれば消滅してしまう。
消滅してしまえばもちろんゴルドトラウムを消費してしまうが、消滅する前に「meth」と唱える事で元のインク状態に戻り、瓶の中に戻る。
この方法を用いることでゴルドトラウムの消費を極力抑えることができる。
尤も、瓶の中は亜空間になっており、その中には瓶の見た目以上に膨大な量のゴルドトラウムが入っているのだが。

ちなみに普通のペン先ではゴルドトラウムを浸けた時点で壊れてしまう。
理由はゴルドトラウムが持ち主から思考を読み取るため、その読み取られた膨大な量の情報にペン先が耐えられないからである。
つまり、それらに耐えられるだけの強固な材質で出来たペン先が必要となり、
現存する物質でそれに耐えられるのはアポカリプスクリスタルのみである(※)。

一体誰が、何時、何のためにこのインクを作ったかはわからない。
現在、このインクは狗井黄璃が持っているが、案の定上述のペン先がない為、無用の長物となっていた。
しかし、ベアトリス・ウェイトリーから紫晶の筆爪『シュピッツヴィオレット』を譲ってもらったことでついに彼女も使用可能となった。
また、浦島翔は別の手段でこのインクとシュピッツヴィオレットを手に入れた。

※同じ有機黄金ではゴルドトラウムがその有機黄金に吸収されてしまうので×。
 有機黄金と対なす月状水銀では、ゴルドトラウムに含まれる有機黄金と反応して大爆発を起こす危険性があるので、同じく×。
 使用者の魂の有様で硬度を変えるソウルメタルの場合、
 使用者によっては壊れる事はないが、その特性がゴルドトラウムの持ち主の思考を読み取る機能を妨げてしまい、
 適当な地形に描いて「emeth」と唱えても実体化されないためやはり×。

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最終更新:2007年10月19日 22:23