西方 涼碁(ニシカタ リョウゴ)
種族:人間
性別:男
年齢:17歳
身長:179cm
体重:68kg
クラス:
契約者、退魔師
属性:無 属性均衡:『刹』寄り
戦闘スタイル:剣術、クローサーを使役しての攻撃
イメージCV:檜山修之
「オレが立ち上がるのは『テメェに勝つ』ためだ。ただ打たれるだけのサンドバッグと一緒にしたら大間違いだぜ!」
設定
紀州西高校に通う高校二年生で
桑原東寺らのクラスメイトであり、契約者であると同時に退魔師である青年。
基本的にお調子者の陽気な性格で、3枚目な男だが、正義感が強く、熱くなりやすい熱血漢でもあり、己が背負う使命や仲間の危機に直面すると誇り高き戦士の一面を覗かせる時がある。どんな事に対しても真正面から受け止める事を身上としており、辛く悲しい現実からも目を背けず、諦めずに戦うと言う強い精神の持ち主でもある。しかし自惚れやすい部分もあり、それが自身に大きな危機を招いてしまうことも多々ある。人当たりが良く、他校にも友人が何人かおり、先輩からも後輩からも頼りにされているアニキ的存在であるが、トラブル被害担当のコメディリリーフ的な役回りも担っている。恋愛に関しては少々奥手な所があるが、一度異性に惚れればその異性ただひとりしか愛さないと言う一途な部分がある。本人曰く「父親からの遺伝」らしい。
趣味及び特技はシルバーアクセサリーの製作だが、これは役職上吸血鬼やライカンスロープなど、銀製の武器に弱い魔物に当たることもある為、対策として銀製品を所持することが多くなるだろうが、商人から買うのは高くつくだろうと言うことで自作しているうちに自然と身についたものである。デザインセンスが良く、商品にしても良いぐらい出来がいい為、クラスメイトの中で彼の作ったシルバーアクセサリーを欲しがる者も多い。ちなみに知り合いに銀山を所有しているドワーフがおり、彼から材料の銀を分けてもらっている。
彼の家系に関しては謎が多いが、一応は退魔師の家系であることは確からしい。契約しているクロイツガイストの『クローサー』と本来なら国宝であるはずの
丙子椒林剣は先代から受け継いだモノであり、どちらも魔を狩る武器としても相棒としても愛用している。
クローサーは『クロイツ"ガイスト(独語で『霊』の意)"』とある通り幽体系のアンデッドだが、何故か神性を備えており、彼が振るう細剣にも対魔性の属性が付加されている。顕著となるような特殊な力があるワケではないが機動力と俊敏性と精密性に優れており、パワーに欠けるもののラッシュ力と手数の多さと正確な急所狙いでそれらを補っている。さらには涼碁自身の剣術も洗練されており、互いに互いの弱点を補完しているため、実質上弱点はないと言える。
同じクラスの
詩倉鎖雪に恋愛感情を抱いているが、ある時に彼女が精力を貪り喰らう化け物になりつつあるコトを知り、「あれ以上化け物になってしまうなら、いっそ自分の手で人間の心が残っている内に殺して苦しみから解放してやろう」と思っていた。しかし
アマデウスから「彼女は人間であり続けようと努力している」ことを知り、現在は鎖雪が人間のままに維持できるよう協力するようになる。そしてこの件を通して互いの気持ちを知り合い、恋仲になる。同業者である
八瀬冴夏のことは後輩として可愛がっているが、彼女の最悪な本性を見抜いている(同時にその父
八瀬煉耶の性質をよく知っている)為、退魔師でありながら人を陥れるようなコトをやらないよう諭し止めようとすることが多々ある。しかしそんなコトをしてもやめる事はないから無駄である事もわかっている。また、
夜剣櫻とその従者の
相模鼓彦とは昔からの友人であり、特に櫻に関しては彼女が地で話せるほど親交がある。他には
希朱とは仲が悪く、出会う度に口喧嘩し、仕舞いには戦闘、最悪の場合殺し合いにまで発展してしまう。ただし今の所は涼碁が辛くも全勝している。
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彼の正体は『黒の猟者(シュバルツ・イェーガー)』と言う存在であり、『
漆黒の凱旋』と呼ばれる現象へのカウンター。
漆黒の凱旋は不滅の存在であり、いくら退けてもソレを作り出すシステムは消えず、一定の条件さえ揃えば永遠に存在し続ける現象となった怪物である。黒の猟者は漆黒の凱旋が噂の元となった地域の人間を殺し尽くすのを防ぐ為に生み出された存在であり、涼碁はその3代目である。漆黒の凱旋が不滅の存在であり、一定の周期で一定の場所に発現すると言う特性上、彼らは年をとらない長い睡眠と覚醒を繰り返しており、身体的にはただの人間でありながら相当昔から生き続けている。涼碁が生まれ、黒の猟者となった時期は江戸時代よりも以前の応仁の時代であり(櫻や鼓彦、希朱とはこの頃から知り合っている)、漆黒の凱旋が発現する度に目を覚まし、役目を終えるとまた長い眠りにつくという生活を送っている(※)。ちなみに前に目覚めたのはオイルショックの頃、さらにその前回は第二次世界大戦終結直後の頃らしい。なお、2代目の黒の猟者である彼の父が
キノワールの友人の1人であり、涼碁もキノワールとは面識がある。
※:眠っている間のみ歳を取らないが、活動している間は普通に歳を取る。だが役職の特性上、活動期間は短く、短くて半年、長くて精々2年経つか否かである。ちなみに涼碁が黒の猟者となったのは10代前半の頃であるが、実を言うと本人は年齢に関して興味がなく、生年の年号が応仁だった事くらいしか覚えていない。今の年齢が17歳なのは偶然である。
最終更新:2009年05月30日 21:18