レインズハート

ランク:A++
種別:大剣?
刃渡り:140cm
重量:100kg
属性:???

フィーネ・アインハルトが様々な金属を材料に、途轍もなく複雑かつ緻密な技術を以って『編み上げた』大剣。尚、製作段階において一切の魔力は使用していない。
その構成素子、構成理論、技術全てに於いて、未だ届かぬ技術によって創り上げられており、一見して芸術品でありながらも実用性に富んだ、遥か未来の技術と遥か過去の最盛を迎えた魔術を内包したかのような特異な形状の代物。恐らくは現時点に於いてありとあらゆる種族、神々や魔の力の技術を以ってさえ創造に届かぬだろう究極の一。
恐らく剣に造詣深い者ならば、誰もがその剣そのものの『純度』に魅せられ、或いは圧倒されるだろう。

武器としての純粋な攻撃力、破壊力、特殊能力ではこの剣を上回るものは結構ある。しかし担い手の思念、想いを反映する力はソウルメタル製の武装の比では無く、担い手次第では如何なるモノ(それこそ概念さえ)も断ち斬り、如何なる防御すらもその『想い』を反映して突破する力を持つ。(無論、それに見合うだけの実力、そして『強い想い』を持たねばそれらの力は発揮し切れないが)
また、剣ではあるが武装としての剣の側面と共に、本来剣としては蔑ろにされがちな祭器としての側面を強く持ち、所持者が何らかの術や能力を行使する際に於いて、それらを最適化する特性がある。尚、それは剣が持つべき『想いを担う』為の側面を極限まで特化させたが故の副産物。しかし、そこらの礼装を遥かに凌駕する代物であり、保有者が魔術の心得を持つのならば、恐らくは最強格の礼装になり得る。

尚、この剣はフィーネの性能を補完し、またフィーネ・アインハルトの全性能を引き出す形で作られており、それ以外の特殊能力を持たない。しかし、フィーネが扱った場合は伝説級の剣や神々が持つ神器相手であろうが決して引けを取る事は無い。
創造段階で完全にフィーネ用に調整されている為、フィーネ以外がレインズハートを扱ったとしても剣と装備者の性能を引き出すことはほぼ不可能である。

ちなみに、この剣の刀身には、更に内部に水晶の如き刀身が仕込まれている。(※下記参照)
厳密に言えばこの形態の刀身は、本来の姿を封じる為の鞘そのものであるらしく、刀身をパージして別の形態に移行させる事が可能。その際、パージされた刀身が無数のパーツとなって弾け跳ぶ為、その弾け跳んだパーツによる一回切りの範囲攻撃が可能。その威力は生半可な防御では防ぎ切れず、鋼板程度なら余裕で貫通してしまう。

+ 割とどうでもいい話
ちなみに刀身開放時のイメージはキャストオフ(ヲイ

レインズハート・クリスタルフェザー

ランク:A+++
種別:剣(両手剣)
刃渡り:100cm
重量:30kg
属性:???

レインズハート速式戦闘形態。レインズハートの刀身、その内部に秘められた刃。
その外装を排除された刀身は、僅かに青みがかった境界氷晶で出来ており、透けて見える刀身の内部は絶えず電子回路の文様を描くように光の線が走っている。

外装が排除された分、重量が大分落ちる為、総合的な攻撃力及びリーチで言えば多少低下している。
しかし、重量が落ちている分、使用者に負荷が掛からない。また、この刀身が元々超高速戦闘用としての構成で編まれている為に、結果としてノーマル状態のレインズハートに比べ、使用者の行動及び攻撃速度が増大する。

実質、近接戦闘により適化させた形態。

レインズハート・ブレイジングフェザー

ランク:A+
種別:剣(両手剣)
刃渡り:100cm
重量:30kg
属性:???

レインズハート火力戦闘形態。クリスタルフェザーの内部式を転換し、術式行使寄りの形態に変化させた状態。
クリスタルフェザー形態とほぼ同じ刀身だが、その刀身の内部は燃え盛る蒼い炎を封入されているかのように、青く輝き、揺らめいている。

武器自体の攻撃力はクリスタルフェザー形態とそう変わらないが、祭器としての側面をより強く押し出した形態で、通常形態に比べて魔術や特殊能力等の行使時にそれらの力を引き出す特性が強くなる。
ただし、祭器としての側面を押し出し過ぎて武器としての特性が弱くなっており、また、剣にエネルギーを通した際に膨大な余剰エネルギーが剣の内部で荒れ狂う為、結果として攻撃時に剣閃がブレやすくなる。その為、武器としては扱い辛い。

実質、剣の形をした杖といった扱いで間違いは無い。

レインズハート・エターナルフェザー

ランク:EX
種別:剣(両手剣・フラグメントアームズ
刃渡り:120cm
重量:30kg
属性:???

フィーネ・アインハルトが自身の存在そのものに合わせて最適化させた、レインズハートの真の姿。
クリスタルフェザー形態、またはブレイジングフェザー形態にて、更なる封印を解く事で現れる最終形態。
その刀身はまるで光で出来た刀身型の魔法陣と、電子回路の文様の輝きで構成されたかのような特異な姿となる。
およそありとあらゆる次元に存在する『剣』に於いて最高純度に位置する代物。通常形態のレインズハートは、この形態を封印する為に作られた代物。

フィーネが本気を出した時のみ使用され、普段は良くも悪くも『強過ぎる』為、扱う事がまず無い。
この剣はフィーネの全てを受け止め、担い、フィーネの全てを託す剣であり、フィーネ以外がこの剣の真価を発揮する事は不可能。
フィーネのみがこの剣の真価を発揮させ、この剣のみがフィーネの真価を発揮し得る。言うなればフィーネの半身であり、フィーネそのもの。

その正体はフィーネの渇望、心象世界に直結した彼女だけの聖霊器
フィーネ自身は真銘詠唱を行使し得ないのだが、彼女が持つ異能・繰空の法韻によって無意識に同様の力を行使している為、ある意味ではまたフィーネ自身も聖霊器使いであると言えるのかもしれない。

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最終更新:2011年12月21日 21:29