2007/01/30
『単語博士 いちばん知りたい暮らしの英語』
著:山岸勝榮
2003 小学館 231P
試みは面白いしレイアウトも見やすく、役立つ人は本当役に立つのでしょうが、
例文があまりに少なすぎます。
各単語に最低一つは例文を載せておいて欲しいところ。
それと日本語の見出しに対応する英語が書いていないものが多いのですが、
ミスプリなのか対応するものが無いということなのか、判りにくいです。
読んでいると流石に飽きてきます。
読み物じゃないからかもしれませんが。
推奨度
★★★
見出し
注意したいことば 会社の英語 家庭生活の英語 体・健康の英語 社会の英語
2007/01/09
『レオノール・フィニ 境界を侵犯する新しい種』
著:尾形希和子
2006 東信堂 258P
日本語で読めるフィニの超稀少な概観書。
ただし語りが淡々としていて、素材は面白いのですがどこか退屈。
もう少し面白く書けたのではないかと思ってしまいますが、学術書としてはこんなものでしょうか。
推奨度
★★★★
見出し
レオノール・フィニの生涯 レオノール・フィニの作品世界
2007/01/06
『科学哲学者柏木達彦の番外編
翔と詩織、あるいは、自然主義と基礎づけ主義をめぐって、の巻』
著:冨田恭彦
2002 ナカニシヤ出版 242P
冨田氏曰くの小説、今のところこれが最新刊。
講談社現代新書の方でもナカニシヤの方でもいいので、とにかく続きが望まれます。
内容は見出しの通りで。
基本路線は四季節ものと変わっていなく、その補足的面が強いです。
以下見出しは、小説っぽいもの省略。
推奨度
★★★★★
見出し
デカルトの懐疑 ロック 自然主義 クワイン 自然主義擁護 デカルト的不安 ローティ再考 バークリ 観念論再考 希望
2007/01/03
『デリダ なぜ「脱-構築」は正義なのか』
著:斎藤慶典
2006 NHK出版 126P
シリーズ・哲学のエッセンス。
読めば分かりますが、デリダ論の中でもすぐれた一冊だと思います。
ここでいう二人称はデリダのこと。
「他者を、それが他者であるかぎりで尊重し、全面的に肯定することは「正しい」ことなのだ
(ただしこの場合の「正しい」とは、「正当だ」という意味ではなく、
「正義に適った」、「正義に呼応する」という意味でのそれである)。
あなたが使わない言い回しをここであえて使うなら、他者の肯定はそれだけで「よい」ことなのだ。
もしこの世界に無条件で「よい」と言いうるものがあるとすれば、それは他者を他者であるがゆえに尊重すること、
そのようにして他者を全面的に肯定すること、これ以外にないのである。」
推奨度
★★★★
見出し
脱-構築とは何か 差延 反復 脱-構築 なぜ脱-構築は正義なのか 秘密、あるいは証言