15年戦争資料 @wiki内検索 / 「東京新聞:軍関与の記述復活 沖縄戦集団自決 『強制』は認めず」で検索した結果

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  • 東京新聞:軍関与の記述復活 沖縄戦集団自決 『強制』は認めず
    http //www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007122702075390.html 軍関与の記述復活 沖縄戦集団自決 『強制』は認めず 2007年12月27日 朝刊 沖縄戦の集団自決をめぐる教科書検定問題の報告のため文科省を訪れ、渡海文科相(右)にあいさつする教科書検定審議会の杉山武彦会長=26日午後、東京・丸の内で(梅津忠之撮影)  沖縄戦の集団自決の日本軍の強制性をめぐる高校日本史教科書検定問題で、渡海紀三朗文部科学相は二十六日、教科書会社六社八点の訂正申請を承認した。直接的な「強制」「強要」の記述は認められなかったが、日本軍によって「追い込まれた」などの表現で関与についての記述が復活した。捕虜となることを許さないなどとした日本軍の教育・訓練があったことなども書き込まれた。   当初の訂正申...
  • 沖縄戦ニュース
    ...玉虫色決着 東京新聞:軍関与の記述復活 沖縄戦集団自決 『強制』は認めず 東京新聞:『強制』の溝大きく 教科書訂正申請『検定意見撤回すべき』 朝日:「集団自決」に「軍の関与」復活 検定意見を実質修正 読売:突然の文科省方針転換、検定骨抜きに懸念の声偽報に近い歪曲 読売:迷走する教科書検定、「密室」制度に批判の声も読売は2つの論調 読売:教科書検定 沖縄戦集団自決「軍の関与」記述 西日本:「集団自決」検定決着 沖縄評価と批判 体験者 「軍の命令あいまい」 時事通信12・27一連記事 世界日報:検定意見、事実上の撤回-文科省 しんぶん赤旗:「集団自決」で文科省「軍強制」認めず検定意見撤回せず沖縄県民、強く抗議 しんぶん赤旗:検定意見は戦争美化勢力の政治介入 しんぶん赤旗:市田書記局長が談話 つくる会ニュースより 12/26採録 検定審訂正承認第一...
  • 産経:産経抄12・28
    http //sankei.jp.msn.com/life/education/071228/edc0712280301000-n1.htm 【産経抄】12月28日 2007.12.28 03 01  今さら改まっていうことでもないが、小紙は少数派に属しているらしい。きのうの各紙(東京版)と見比べて、つくづく思った。沖縄戦集団自決をめぐる高校日本史教科書の記述について、事実上の「再検定」が行われた問題を、1面で取り上げたことは共通している。  ▼問題は見出しだ。「『軍の関与』復活」(朝日)「『日本軍関与』が復活」(毎日)「集団自決『軍の関与』記述」(読売)「『軍の関与』認める」(日経)「軍関与の記述復活」(東京)。これに対して小紙は「“再検定”で軍強制復活」だった。  ▼昨年1月にも、平成17年10月の小泉首相の靖国神社参拝について、支持したのは小紙だけだ、と...
  • 毎日:教科書検定:集団自決問題 「日本軍関与」が復活 「強制」は認めず--検定審
    http //mainichi.jp/select/wadai/news/20071227ddm001040083000c.html 教科書検定:集団自決問題 「日本軍関与」が復活 「強制」は認めず--検定審 教科書検定:集団自決問題 「日本軍関与」が復活 「強制」は認めず--検定審◇首相、評価避ける ◇「沖縄戦の学習充実に努める」--渡海文科相 ■ことば  沖縄戦の集団自決をめぐる高校日本史の教科書検定問題で、文部科学相の諮問機関・教科用図書検定調査審議会(会長=杉山武彦・一橋大学長)は、多様な背景・要因を記述することを前提に旧日本軍による集団自決への関与を認め、教科書会社6社(計8冊)の訂正申請すべてを「承認が適当」と判断した。しかし、日本軍の命令を直接の原因にすることや断定的に「強制」の表現を使うことは認めず、沖縄県民などが求めていた今春の検定意見の撤回も応じなかった...
  • 読売:教科書検定 沖縄戦集団自決「軍の関与」記述
    http //www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20071227ur01.htm 教科書検定 沖縄戦集団自決「軍の関与」記述  来春から使われる高校日本史の教科書検定で、沖縄戦の集団自決に「日本軍の強制があった」とする記述が削除された問題で、文部科学相の諮問機関「教科用図書検定調査審議会」は26日、訂正申請をした教科書会社に対し、「軍の関与」などの表現で、日本軍が住民の集団自決にかかわっていたとする記述の復活を認めた。 文科省承認 教科書を再修正  検定で一度修正された記述が再修正されるのは極めて異例。同審議会は同時に、「集団自決に軍の直接的な命令はなかった」との見解も初めて示し、「軍の強制」の記述復活は認めなかった。 「強制」は認めず  対象になったのは、「軍の強制」などの記述を削除していた5社を含む6社8点の教科書...
  • 沖縄タイムス:「軍が強制」認めず/関与記述復活
    http //www.okinawatimes.co.jp/day/200712271300_01.html 2007年12月27日(木) 朝刊 1・2・3面 「軍が強制」認めず/関与記述復活 「軍が強制」認めず/関与記述復活検定審の結論承認/文科省「意見は有効」 重く受け止める/福田首相 密室審議で灰色決着/文科省、体面に固執 「強制」に照準 「自主的」強調 制度改善遠く 知事は関与記述評価 「主張認められた」 県民への配慮必要性を強調 「関与」回復と県教育長評価 渡海文科相 一問一答 専門家9人から意見聴取 審議会の日本史小委員会委員は次の通り。(一人は本人意向で非公表) 検定審の結論承認/文科省「意見は有効」  【東京】高校歴史教科書の沖縄戦「集団自決(強制集団死)」に関する検定問題で、教科書会社六社から提出された八冊の訂正申請を審議していた教科用図書検定調...
  • 時事:検定意見撤回の要請を確認=沖縄
    http //book.jiji.com/kyouin/cgi-bin/edu.cgi?20071228-6 2007年12月28日21時45分 ●検定意見撤回の要請を確認=沖縄  来年度から使用される高校教科書の沖縄戦集団自決の記述をめぐる教科書検定問題で、沖縄県で超党派の県議や市民団体でつくる県民大会実行委員会は28日、「日本軍の強制」の記述復活と検定意見の撤回を求めることを改めて確認した。年明けにも上京し、文部科学省などに要請する。  実行委は教科書会社と執筆者にも、2009年度以降の教科書で、「強制」の記述を復活するよう要請する。  文科省が教科書会社からの訂正申請で、軍の「強制」を認めず「関与」は承認した点について、実行委員長の仲里利信県議会議長は26日、「検定意見は自動的に消滅したと考えている」と一定の評価をしていた。  しかし、実行委全体で...
  • 国立歴史民俗博物館:軍関与の記述、削除のまま16日から一般公開
    http //mainichi.jp/area/okinawa/news/20100311rky00m040006000c.html 国立歴史民俗博物館:軍関与の記述、削除のまま16日から一般公開  国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)で沖縄戦における「集団自決」(強制集団死)の解説文の中から軍の関与を示す記述が削除された件で同館は10日、軍関与を示す記述を削除したまま16日から展示を一般公開することを明らかにした。展示内容に助言する展示プロジェクト委員会の委員からは解説文について「無難な表現を取った」と削除に同調する声がある一方、別の委員からは「軍の関与は沖縄戦の重要なポイントで触れないのは解せない」と疑問の声も出ている。  複数の委員によると、ことし1月末に示された「最終校正」には「集団自決」の項目が設けられ、背景について「住民への軍国主義教育や、軍人からの指示や命令など...
  • 毎日:クローズアップ2007:沖縄戦・教科書検定審 関与は認め、強制は削除…玉虫色決着
    http //mainichi.jp/select/wadai/news/20071227ddm003040102000c.html クローズアップ2007: 沖縄戦・教科書検定審 関与は認め、強制は削除…玉虫色決着 沖縄戦・教科書検定審 関与は認め、強制は削除…玉虫色決着◇県民感情に「限定譲歩」 ◇二転三転、制度に不信感も ◇「基本的とらえ方」の要旨 ◇県民感情に「限定譲歩」  沖縄戦の集団自決を巡る日本史教科書の記述で日本軍の断定的な「強制」の復活を認めず、「関与」とした26日の文部科学省の教科用図書検定調査審議会の決定。沖縄の県民感情に譲歩する姿勢を示しつつも、「軍命令の存在を含む強制は認めない」との当初の検定意見を両立させた形となった。歴史認識に論議のある問題をどう教科書に取り入れるか。「玉虫色」とも言える決着は、その難しさを改めて浮き彫りにした。【高山純二、山...
  • 琉球新報:「軍強制」認めず 教科書「集団自決」記述
    http //ryukyushimpo.jp/news/storyid-30053-storytopic-1.html 2007年12月27日 [木] 琉球新報/社会 「軍強制」認めず 教科書「集団自決」記述 (12月26日の号外と重複あり) 沖縄戦の「集団自決」をめぐる高校日本史教科書の検定問題で、渡海文科相(右)に報告書を手渡す教科書検定審議会の杉山武彦会長=26日午後、文科省  【東京】高校歴史教科書の「集団自決」(強制集団死)検定問題で、教科書出版社からの訂正申請を審議していた教科用図書検定調査審議会(検定審)の杉山武彦会長は26日午後、文部科学省に渡海紀三朗文科相を訪ね、訂正申請した6社8冊を承認したことを報告した。これを受け渡海文科相は訂正申請をすべて承認した。「集団自決」の背景・要因がこれまでより詳しく記述された一方で、検定意見は堅持し...
  • 中日:【社説】集団自決記述 「強制」なしで伝わるか
    http //www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2007122702075331.html 【社説】集団自決記述 「強制」なしで伝わるか 2007年12月27日  「日本軍が強制した」との直接的な記述は認められなかった。検定前より入り組んだ表現になったため、理解しにくいものもある。高校生はこんな教科書から沖縄戦の集団自決をどう読み取るのか。  高校生が使う日本史教科書の検定で、沖縄戦で日本軍が住民に集団自決を強制したとの記述が削除されたことに教科書会社が訂正申請していた。一度取り下げて再申請した社もあり、申請承認まではすんなりとはいかなかった。  文部科学省の教科書検定審議会が認めたのは「日本軍による住民への教育・指導や訓練の影響などによって、『集団自決』に追い込まれた人もいた」「日本軍の関与のもと、配...
  • 【時事】二審も「軍の深い関与」認める=大江さん著書の名誉棄損否定-沖縄戦集団自決訴訟
    http //www.jiji.com/jc/zc?k=200810/2008103100653 二審も「軍の深い関与」認める=大江さん著書の名誉棄損否定-沖縄戦集団自決訴訟  太平洋戦争末期の沖縄戦で住民に集団自決を命じたとする虚偽の記述で名誉を傷つけられたとして、元日本軍守備隊長らが「沖縄ノート」の著者大江健三郎さん(73)と岩波書店を相手に、出版差し止めや慰謝料などを求めた訴訟の控訴審判決が31日、大阪高裁であり、小田耕治裁判長は請求を退けた一審判決を支持、元隊長らの控訴を棄却した。原告側は上告する。  一審と同じく、日本軍や元隊長による自決命令の存否のほか、出版が継続したことの違法性の有無が主な争点となった。  小田裁判長は「軍が集団自決に深く関与したことは否定できず、総体としての軍の強制や命令と評価する見解もあり得る」と指摘。直接の自決命令の有無は「証拠上...
  • 12・27読売
    http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20071226it16.htm 沖縄戦の集団自決、教科書で「軍の関与」表現承認…文科省  来春から使われる高校日本史の教科書検定で、沖縄戦の集団自決に「日本軍の強制があった」とする記述が削除された問題で、文部科学相の諮問機関「教科用図書検定調査審議会」は26日、訂正申請をした教科書会社に対し、「軍の関与」などの表現で、日本軍が住民の集団自決にかかわっていたとする記述の復活を認めた。  検定で一度修正された記述が再修正されるのは極めて異例。同審議会は同時に、「集団自決に軍の直接的な命令はなかった」との見解も初めて示し、「軍の強制」の記述復活は認めなかった。  対象になったのは、「軍の強制」などの記述を削除していた5社を含む6社8点の教科書。これを受け文科省は同日、すべての訂正申請を承認し...
  • 「軍強制」復活は困難 5社が再訂正申請せず
    http //ryukyushimpo.jp/news/storyid-139723-storytopic-62.html 「集団自決」教科書検定 「軍強制」復活は困難 5社が再訂正申請せず 2009年1月9日  【東京】沖縄戦の「集団自決」(強制集団死)をめぐる高校歴史教科書の検定問題で、「軍の強制」という記述を削除された教科書会社5社が8日までに、2009年度から使う高校歴史教科書に向けた再訂正申請はしない方針を固めた。5社中、2社の執筆者らは1月中旬にも再度、会社側と協議し申請を求める方針だが日程は決まっていない。印刷の日程からも今春の復活は困難だ。集団自決については「軍の関与で自決に追い込まれた」との現在の記述が当面続くことになりそうだ。  執筆者らは教科書会社の対応を見ながら、最終的に応じる姿勢を見せなければ1月末にも文部科学省に対し抗議の声明を...
  • 軍関与復活求め抗議 歴博「集団自決」記述
    http //www.okinawatimes.co.jp/article/2010-03-12_4402/ 軍関与復活求め抗議 歴博「集団自決」記述 1フィートの会 きょう送付 実現させる会も協議 社会 2010年3月12日 09時38分 (51分前に更新)  国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市、平川南館長)が、沖縄戦の「集団自決(集団強制死)」の記述から軍の命令や指示の文言を削除して展示する問題で、NPO法人沖縄戦記録フィルム1フィート運動の会(福地曠昭代表)は11日、緊急の理事会を開き、同博物館あての抗議・要請文をまとめた。12日に送付する。  同文では沖縄戦について「日本軍の残虐行為で県民が犠牲にされた」と強調。軍の命令で手りゅう弾が配られ、住民が「集団自決」を迫られたことや、国立の博物館が地方に与える影響に懸念を示し、「軍関与」の記述...
  • 12・26琉球新報電子号外
    号外・琉球新報 2007年平成19年12月26日(水) 1面:http //ryukyushimpo.jp/pdf/20071226a.pdf 1198660937*「軍強制」認めず 「集団自決」教科書検定 3冊「関与」に後退 検定意見を堅持 審議会が報告 渡海紀三朗文部科学相(右)に教科用図書検定調査審議会の報告書を手渡す杉山武彦会長26日午後、文部科学省  【東京】高校歴史教科書の集団自決強制集団死検定問題で、教科書出版社からの訂正申請を審議していた教科用図書検定調査審議会検定審の杉山武彦会長は二十六日午後、文部科学省に渡海紀三朗文科相を訪ね、訂正申請した六社八冊を承認する検定審報告を提出した。集団自決の背景要因がこれまでより詳しく記述された一方で、検定意見は堅持し、焦点となっていた日本軍の強制の明確化は認められなかった。報告を受け、渡海文科相は同省で...
  • 時事通信12・27一連記事
    ●訂正申請、教科書会社の判断=渡海文科相 ●不合格では売れない=教科書会社苦しい選択 ●教科書訂正承認に安堵と不満=沖縄議長ら ●集団自決、文科省の結論に一定の評価=沖縄 ●「恣意的」―執筆者が批判=文科省は公正強調 ●表現譲歩で両立図る=教科書検定 ●集団自決で教科書6社の訂正申請承認=文科省 ●教科書検定審見解の要旨 http //book.jiji.com/kyouin/cgi-bin/edu.cgi?20071226-8 2007年12月26日20時39分 ●訂正申請、教科書会社の判断=渡海文科相  沖縄戦の集団自決をめぐる教科書検定問題で、教科書会社からの訂正申請の承認を決めた渡海紀三朗文部科学相は26日、記者会見し「申請はあくまで教科書会社が出されたということ」と述べ、実質的に文科省が申請を誘導したとの見方を否定した。  渡海文科相は「誘導したとの指...
  • 沖縄タイムス:史実をぼかす政治決着
    http //www.okinawatimes.co.jp/edi/20071227.html 社説(2007年12月27日朝刊) [教科書検定審報告(上)] 史実をぼかす政治決着 史実をぼかす政治決着「強制」認めず「関与」へ 沖縄戦の特徴とは何か 検定制度改革が必要だ 「強制」認めず「関与」へ  高校日本史教科書の検定問題で教科用図書検定調査審議会は、教科書会社六社から訂正申請のあった沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」に関する記述について、渡海紀三朗文科相に審議結果を報告した。  そこで県内のすべての高校生に質問したい。  以下の三つの文章は(1)が原文である。その後、文部科学省や審議会の意思が働いて(2)に書き改められ、多くの県民の強い抗議を受けて教科書会社が訂正申請をした結果、(3)の記述に変わった。さて、この三つの文章は、どこがどのように変わっ...
  • 12・26時事
    日本軍「強制」、復活せず=沖縄戦集団自決で教科書6社の訂正申請承認-文科省 ●教科書検定審見解の要旨 ●「恣意的」―執筆者が批判=文科省は公正強調 http //www.jiji.com/jc/c?g=soc k=2007122600466 2007/12/26-17 33 日本軍「強制」、復活せず=沖縄戦集団自決で教科書6社の訂正申請承認-文科省  太平洋戦争末期の沖縄戦をめぐる高校日本史の教科書検定問題で、文部科学省は26日、住民が日本軍によって集団自決に「追い込まれた」などとする表現で、教科書会社6社8点の訂正申請をすべて承認した。3月に公表した検定意見を踏まえ、軍による「強制」や「強要」などの表現は認めなかったが、軍の関与が自決の主な要因とした。  教科用図書検定調査審議会(杉山武彦会長)の意見を基に決定し、各社に通知した。沖縄県側が求めていた検定意見の...
  • 【世界日報】沖縄戦集団自決訴訟「軍人に名誉はないのか」「表現の自由」偏重に不満相次ぐ
    http //www.worldtimes.co.jp/today/kokunai/081101-5.html 平成20年11月1日 【世界日報】沖縄戦集団自決訴訟「軍人に名誉はないのか」「表現の自由」偏重に不満相次ぐ  原告の請求を棄却する――。大阪高裁は座間味島の元隊長、梅澤裕さん(91)と、渡嘉敷島隊長だった元大尉(故人)の弟、赤松秀一さん(75)の訴えを再び退けた。「信じられない、こんなことがあるんですか。まるで夢を見ているようだ」と悔しさをにじませる赤松さん。憮然とした表情を見せた梅澤さんだったが、支援者の集会では「一致団結して、最高裁で闘いましょう」と呼び掛けた。 支援者を前にあいさつする原告の一人、梅澤裕さん=31日午後、大阪市内  判決では、歴史的な著作について「新しい資料の出現によりある記述の真実性が揺らいだからといって、直ちにそれだけで、当該...
  • 沖縄タイムス 「新証言 聞いてくれた」/大江さん冷静に評価
    http //www.okinawatimes.co.jp/day/200803281700_02.html 2008年3月28日(金) 夕刊 7面 「新証言 聞いてくれた」/大江さん冷静に評価  六十三年前の沖縄戦。慶良間諸島で起きた住民の「集団自決(強制集団死)」への軍関与の史実について二十八日、司法が踏み込んだ判断を示した。被告の大江健三郎さんは、著書を「しっかり読んで下さった」と評価。被告側支援者らは、涙を浮かべて喜び、元戦隊長ら原告は、顔をこわばらせた。被告側を支援してきた県内の関係者らは「判決は当然。ほっとした」「次は教科書の記述復活だ」と、一様に歓迎した。悲劇の舞台の一つ渡嘉敷島は、くしくも六十三回目の「あの日」。遺族らが犠牲者の名を刻んだ白玉之塔に手を合わせた。  「裁判所が私の『沖縄ノート』を正確に読んで下さった」「新しい証人の声をよく聞いてくれた...
  • しんぶん赤旗:「集団自決」で文科省「軍強制」認めず検定意見撤回せず沖縄県民、強く抗議
    http //www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-12-27/2007122701_01_0.html 2007年12月27日(木)「しんぶん赤旗」 「集団自決」で文科省「軍強制」認めず検定意見撤回せず沖縄県民、強く抗議  高校日本史教科書での沖縄戦「集団自決」(強制集団死)の記述に関する教科書検定問題で、文部科学省は二十六日、教科書会社六社から出ていた訂正申請を承認しました。「軍の強制」を削除した検定意見は撤回せず、訂正申請でも日本軍による「強制」「強要」などの表現は認めませんでした。日本共産党の市田忠義書記局長は「『沖縄県民の思い』を踏みにじった福田内閣につよく抗議」し、あらためて検定意見の撤回を求める談話を発表しました。  各社は「日本軍の強制によって集団自決に追い込まれた」「日本軍に自決を強要された」などの表現で訂正申請をしてい...
  • 軍関与の記述削除 「集団自決」国立歴史博物館 検討委に慎重論
    http //www.okinawatimes.co.jp/article/2010-03-09_4268/ 軍関与の記述削除 「集団自決」国立歴史博物館 検討委に慎重論 社会 2010年3月9日 09時49分 (4時間7分前に更新)  【東京】16日にオープンする国立歴史民俗博物館(千葉県)の新常設展示室「現代」で、沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」の記述について、内部の検討委員会での慎重論や同問題をめぐる裁判が係争中であることなどを理由に、日本軍の命令や関与などを削除して展示することが8日分かった。  沖縄戦は広島、長崎の原爆投下とともに「大量殺戮(さつりく)の時代」をテーマにした展示で、パネル3枚で説明される。同博物館によると、沖縄戦の「集団自決」の説明で、軍関与を明記せずに「集団自決」が強いられた―などと表記している。  当初の説明で...
  • 歴博、沖縄戦「集団自決」展示 きょうから一般公開
    http //ryukyushimpo.jp/news/storyid-159278-storytopic-1.html 歴博、沖縄戦「集団自決」展示 きょうから一般公開 2010年3月16日 16日の公開を前に内覧された沖縄戦の展示パネル=15日、千葉県佐倉市の国立歴史民俗博物館  【千葉】沖縄戦の「集団自決」(強制集団死)に関する展示パネルから軍関与の記述を削除したことが問題となっている国立歴史民俗博物館(佐倉市、平川南館長)は15日、同展示を含む「現代」展の内覧会を関係者80人を招き開いた。16日から一般公開される。  沖縄戦の「集団自決」に関する記述は「大量殺戮(さつりく)の時代―沖縄戦と原爆投下―」の中の一こま。渡嘉敷島の「集団自決」跡地の碑の写真上部に「犠牲者のなかには戦闘ばかりでなく、『集団自決』に追い込まれた人びともいた...
  • 産経:【主張】沖縄戦集団自決 禍根を残した“二重検定”
    http //sankei.jp.msn.com/life/education/071227/edc0712270306001-n1.htm 【主張】沖縄戦集団自決 禍根を残した“二重検定” 2007.12.27 03 06  沖縄戦集団自決をめぐり、教科書会社から出されていた訂正申請が、検定審議会で承認された。検定前の記述が一部復活し、検定制度が損なわれかねない結果を招いた。  当初の検定意見は、集団自決が日本軍の命令によって強制的に行われたとする誤った記述に対して付されたものだ。しかし、その後の訂正申請では、「強制集団死」「強制的な状況」といった記述が認められた。これでは、検定は何だったのかとの疑問を指摘されてもやむを得まい。  文部科学省は訂正申請を認めた理由を「住民の側から見て心理的に強制的な状況のもとで、集団自決に追い込まれたと読み取れる」などと説明し...
  • つくる会ニュースより
    文科省は教科書訂正申請を直ちに却下せよ!沖縄戦「集団自決」検定問題で4度目の緊急集会 決  議 「政治介入に反対する会」代表団 文部科学省・布村審議官に申し入れ! つくる会東京・三多摩両支部が「文科省を叱咤激励する集会」第2弾を開催 この日のことらしい 文科省、「軍の強制」を事実上容認!「沖縄戦集団自決」日本史教科書検定問題で「つくる会」が抗議声明 「沖縄集団自決」の教科書検定結果に関する抗議声明 文科省は教科書訂正申請を直ちに却下せよ! 沖縄戦「集団自決」検定問題で4度目の緊急集会 文科省、来週半ばにも最終結論を発表か http //www.tsukurukai.com/01_top_news/file_news/news_071221.htm 第220号 平成19年 12月21日(金)  「教科書検定への政治介入に反対する会」は、12月20日午後1時より...
  • 集団自決記述:「沖縄戦 本質伝わらず」 評価半面「軍省き」指摘
    http //mainichi.jp/area/okinawa/news/20100331rky00m040005000c.html 集団自決記述:「沖縄戦 本質伝わらず」 評価半面「軍省き」指摘  来春から使われる小6の社会科教科書で沖縄戦関連の記述が増えることに、研究者や沖縄戦体験者からは評価の声が上がる一方、「集団自決」をめぐる記述に軍関与が触れられていないことについて「沖縄戦の本質が伝わらない」との指摘が相次いだ。小学生という発達段階を踏まえ、限られた授業時間で沖縄戦の実相を次世代に伝えるには今後も、現場の教員たちの工夫が必要だ。  高嶋伸欣琉球大学名誉教授は「住民を集団自決に追い込んだ主語として、日本軍の記述がないのが気になるが、取り扱う教科書が増えたことは、軍関与の記述回復を訴えてきた市民運動の成果だ」と強調した。その上で「『住民を追い込んだのは誰か』を全国の...
  • 12・26毎日
    教科書検定:沖縄集団自決「日本軍関与」復活…審議会判断 教科書検定:「沖縄戦の学習充実に努める」渡海文科相 教科書検定:福田首相、評価さける http //mainichi.jp/photo/news/20071227k0000m010113000c.html 教科書検定:沖縄集団自決「日本軍関与」復活…審議会判断 歴史教科書検定の訂正申請に対する審議会の報告を渡海文科相(右)に手渡す杉山審議会会長=文科省で2007年12月26日午後1時32分、岩下幸一郎撮影  沖縄戦の集団自決をめぐる高校日本史の教科書検定問題で、文部科学相の諮問機関・教科用図書検定調査審議会(会長=杉山武彦・一橋大学長)は、多様な背景・要因を記述することを前提に旧日本軍による集団自決への関与を認め、教科書会社6社(計8冊)の訂正申請すべてを「承認が適当」と判断した。しかし、日本軍の命令を直接の原...
  • 歴博展示室で内覧会 きょう一般公開 館側「誠実に対応」
    http //www.okinawatimes.co.jp/article/2010-03-16_4546/ 歴博展示室で内覧会 きょう一般公開 館側「誠実に対応」 社会 2010年3月16日 09時42分 (2時間8分前に更新)  【千葉】国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)が沖縄戦「集団自決(強制集団死)」の記述から軍人の指示や命令の文言を削除した問題で、同博物館は15日午後、パネルを展示する新設展示室「現代」の内覧会を開いた。展示室は16日から一般公開される。館の責任者は内外からの意見を踏まえ、早急にリニューアル委員会を開き、今後の対応を考える姿勢を強調した。  「集団自決(強制集団死)」は「戦場の民間人」の項目で取り上げられ、軍関与の記述を削除した上で「犠犠牲者の中には、戦闘ばかりではなく、『集団自決』に追い込まれた人びともいた」とされた...
  • 毎日社説:集団自決記述 「強制」排除になお疑問が残る
    http //mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20071227ddm005070025000c.html 社説:集団自決記述 「強制」排除になお疑問が残る  沖縄戦の集団自決と旧日本軍のかかわりをめぐる高校日本史教科書の検定問題で、文部科学省は「軍によって追い込まれた」などの表現で軍関与を認めた。しかし「強制した」などの直接的な記述は「軍の命令の有無は断定できない」という従前の理由で退けた。  当初の検定では「強制」表記の排除だけでなく、関与も軍を主語から外すなどしてあいまいにした。そこから見れば今回の修正は一歩踏み込んだともいえようが、軍と住民との間の根底にあった強制的関係、絶対的な上下関係をきちんととらえたものとはいい難い。  本土決戦準備の「時間稼ぎ」とされた沖縄戦で軍は持久戦法を取り、長期地上戦に住民を巻き...
  • 宮崎日日社説:沖縄戦教科書記述
    http //www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=4389 blogid=5 catid=15 沖縄戦教科書記述 2007年12月28日 メンツ執着の検定審に不信感  太平洋戦争末期、住民を巻き込んだ唯一の地上戦となった沖縄戦での集団自決で、日本軍の強制があったとの記述を削除させた教科書検定問題は事実上の記述復活で一応の決着を見た。  教科書検定審議会が「日本軍により集団自決に追い込まれた」などとする教科書会社各社の訂正申請を承認、実質的に軍の強制記述を了承した形だ。  しかし、あくまで検定意見は撤回せず、実質的な記述復活でことを収めようとする検定審は教科書各社との“密室交渉”を行い、検定経過の明確な説明はしていない。  教科書検定制度に対する不信感と課題は残されたままだ。 ■「強制」を事実上容認■...
  • 12・26沖縄タイムス電子号外
    http //www.okinawatimes.co.jp/ 12 月26 日水曜日 一面:http //www.okinawatimes.co.jp/pdf/2007122601G.pdf 「軍が強制」認めず 検定意見「今後も有効」 「集団自決」表記 検定審が結論   【東京】高校歴史教科書の沖縄戦「集団自決(強制集団死)」に関する検定問題で、教科書会社六社からの訂正申請を審議していた教科用図書検定調査審議会(検定審)の杉山武彦会長は二十六日午後、都内の文部科学省で渡海紀三朗文部科学相と会談し、審議結果を報告した。渡海文科相は全社の記述を承認する手続きに入った。同日中に教科書会社全社に伝達される見通し。検定審の結論は、「集団自決」について「日本軍によって追い込まれた」など軍の「関与」を示す記述は認められたが、「日本軍が強制した」など主語の「日本軍」と述語の「強制」を直接つ...
  • 12・26産経
    「集団自決」首かしげる記述が次々パスに 異例の“再検定”で軍強制復活 集団自決訂正申請 沖縄知事「まずますの結果」 集団自決訂正申請 http //www.iza.ne.jp/news/newsarticle/112072/ 「集団自決」首かしげる記述が次々パスに 16 15更新 トラックバックURL:http //www.iza.ne.jp/news/newsarticle/112072/TrackBack/  「強制集団死」「沖縄県民大会開催」「意見書可決」「検定制度批判」…。26日に公表された沖縄戦集団自決をめぐる高校日本史教科書の訂正申請記述では、検定の申請段階にはなかった記述が大幅に書き込まれた。断定的な記述や信憑(しんぴよう)性が疑われる記述、事実ではあっても教科書記述として首をかしげたくなる記述が次々とパスした。  18年度検定では「日本軍に...
  • 世界日報:検定意見、事実上の撤回-文科省
    検定意見、事実上の撤回-文科省日本軍「強制」、復活せず 関与は認め、集団自決の主因 教科書6社の訂正申請承認 藤岡信勝 「反軍イデオロギー」全面容認の愚、「パンドラの箱」開けた文科省 http //www.worldtimes.co.jp/special2/oki_kentei/071227.html 検定意見、事実上の撤回-文科省 日本軍「強制」、復活せず 関与は認め、集団自決の主因  太平洋戦争末期の沖縄戦をめぐる高校日本史の教科書検定問題で、文部科学省は二十六日、住民が日本軍によって集団自決に「追い込まれた」などとする表現で、教科書会社六社八点の訂正申請をすべて承認した。三月に公表した検定意見を踏まえ、軍による「強制」や「強要」などの表現は認めなかったが、軍の関与が自決の主な要因と認めたことで、検定意見を事実上、修正するものとなった。 教科書6社の訂正申請承...
  • 沖縄タイムス:「強制」削除市民怒り/運動の継続誓う
    http //www.okinawatimes.co.jp/day/200712281300_02.html 2007年12月28日(金) 朝刊 25面 「強制」削除市民怒り/運動の継続誓う  沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」への日本軍の強制を示す記述を削除させた教科書検定問題で、「6・9沖縄戦の歴史歪曲を許さない!県民大会」実行委員会は二十七日、教科書会社からの訂正申請に、「軍強制」を示す記述を認めなかった文部科学省に抗議する緊急集会を那覇市の県民広場で開いた。約七百人(主催者発表)が参加し、「軍強制」の記述復活と検定意見の撤回などを求めた。  同実行委の大浜敏夫共同代表は「教科用図書検定審議会は『(日本軍)に強制、誘導された集団自決』は駄目で『追い込まれた』という記述なら良いという基準を設けた。絶対に許すことはできない」と語気を強めた。  「沖縄戦の歴史歪...
  • 毎日:教科書検定:集団自決問題 軍が「関与」 沖縄、評価と批判が交錯
    http //mainichi.jp/kansai/archive/news/2007/12/27/20071227ddn041040007000c.html 教科書検定:集団自決問題 軍が「関与」 沖縄、評価と批判が交錯 教科書検定:集団自決問題 軍が「関与」 沖縄、評価と批判が交錯◇「一歩前進」「歪曲だ」 ◇「重大な汚点」つくる会抗議 ◇関西でも非難 ◇「教育の中立」遠い--新藤宗幸・千葉大教授(政治学)の話 ◇「一歩前進」「歪曲だ」  「軍の強制」との表現はダメだが「関与」ならOK--。沖縄戦の集団自決を巡る高校日本史の教科書検定問題に、文部科学省が結論を出した26日、地元の沖縄県民からは「一歩前進」との評価と「歴史の歪曲(わいきょく)は変わっていない」との批判が交錯した。「検定意見を撤回させない限り、同じことが繰り返される」との警戒感も地元からは消えていない。 ...
  • 軍の強制記述求める 「集団自決」/東京で5団体 教科書会社に
    http //www.okinawatimes.co.jp/news/2009-07-31-M_1-024-1_003.html?PSID=c1936bccd5555de9e87616c63899eb87 2009年07月31日 社会 軍の強制記述求める 「集団自決」/東京で5団体 教科書会社に  【東京】沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」をめぐる教科書記述について、市民団体などが30日、都内で会見し、日本軍の強制性を含む記述の改善・充実を求める要請書を教科書出版社10社に送付したと発表した。出版労連は24日、2006年度検定意見の撤回などを文部科学省に要求。同省は依然、検定意見の誤りを認めなかったという。  新学習指導要領に基づく教科書は、中学が来年4月から検定を開始。高校は11~13年にかけて検定される。中学は年内に記述が固まるとみられ、市民団体側は会社側からの返...
  • 沖縄タイムス:実行委の存続決定/「軍強制」回復目指す
    2007年12月29日(土) 朝刊 1・27面 実行委の存続決定/「軍強制」回復目指す 解散はせず、要請行動の継続を決めた県民大会実行委員会=28日午後、県議会  「教科書検定意見撤回を求める県民大会」実行委員会が二十八日、県議会で開かれ、沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」をめぐる高校日本史教科書の記述で、教科書会社からの訂正申請に対する文部科学省の決定についての見解や、今後の対応を話し合った。実行委は解散せず、来年一月に文科省に対して「日本軍による住民への強制」を示す記述の回復や、検定意見撤回などを求める要請行動をすることが決まった。  同実行委の仲里利信委員長は、「ほかの実行委の理解が得られた場合、実行委は解散する」との見通しを示していた。だが、この日の議題に「組織の存続、解散」は上がらず、一月の要請行動を決めたことで当面の解散はなくなった。 ...
  • 沖縄タイムス:「軍強制」復活を要請/執筆者らが文科省に
    http //www.okinawatimes.co.jp/day/200712271700_02.html 2007年12月27日(木) 夕刊 1・4面 「軍強制」復活を要請/執筆者らが文科省に  【東京】沖縄戦「集団自決(強制集団死)」に関する教科書検定で、渡海紀三朗文部科学相が「日本軍の強制」記述を認めない形で訂正申請を承認したことを受け、教科書執筆者や教育関係者、労組らでつくる四団体と県関係の野党国会議員が二十七日午前、文科省に松木秀彰教科書課長補佐を訪ね、検定意見の撤回と「軍強制」を含む記述の回復を要請した。  出席者によると、松木補佐は「軍強制」に関する記述について「文章全体を見て判断しており、『強制』という文言を排除したわけではない」と説明したという。  琉球大学の高嶋伸欣教授は「渡海文科相の談話に謝罪はおろか、反省の言葉も含まれていない」と指摘。...
  • しんぶん赤旗:市田書記局長が談話
    http //www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-12-27/2007122702_02_0.html 2007年12月27日(木)「しんぶん赤旗」 「政治介入の検定」撤回を 沖縄戦記述・教科書再訂正問題 市田書記局長が談話  高校日本史教科書の沖縄戦記述・教科書再訂正問題について、日本共産党の市田忠義書記局長は二十六日、つぎの談話を発表しました。  一、本日、文部科学大臣は、来年度使用の高校日本史教科書における沖縄戦「集団自決(強制集団死)」の記述について、「軍による強制」の明記を認めない決定をくだした。多くの証言でも明らかなように、「軍の強制」なしに愛する家族を手にかけることなどありえなかったことは、否定し得ない歴史の事実である。しかも、教科書検定審議会自身が「軍の関与は『集団自決の要因』の主要なもの」と述べざるをえなくなっており、今...
  • 朝日:集団自決「検定意見撤回を」 沖縄側、反発受け修正
    http //www.asahi.com/national/update/1228/SEB200712280010.html 集団自決「検定意見撤回を」 沖縄側、反発受け修正 2007年12月28日23時49分  沖縄戦の「集団自決」をめぐる教科書検定問題で、9月に検定意見の撤回を求める沖縄県民大会を開いた実行委員会のメンバーは28日、教科書に「日本軍による強制」との記述を入れるとともに検定意見を撤回するよう求める要請書を、首相と文部科学相に提出すると全会一致で決めた。  文科省が教科書会社からの訂正申請を承認した26日の会見で、実行委員長の仲里利信・県議会議長(自民)は「検定前の記述以上に踏み込んだ訂正で、検定意見は自動的に消滅したと理解している」と評価した。だが、県内の幅広い層で「日本軍による強制という記述は認められておらず、集団自決の実態とかけ離れている」「文...
  • 控訴人準備書面(1)2/3
    http //blog.zaq.ne.jp/osjes/article/66/ 控訴人準備書面(1)2/3 控訴人準備書面(1)1/3 控訴人準備書面(1)2/3第2 事後的な出版差止め要件に関する再反論1 被控訴人の主張 2 原判決が示した基準の誤り(控訴理由書の補充)⑴ 原判決が本件各書籍の出版差止に関して定立した基準、 ⑵ 「石に泳ぐ魚」事件最高裁判決 ⑶ 下級審判決ア 東京地裁平成19年1月23日判決(判時1982-115)(甲C19) イ 東京地裁平成19年4月11日判決(判時1993‐24)(甲C20) 3 「真実相当性」は差止の要件とはなりえない 第3 平成18年度検定は「改め」られたのか1 はじめに 2 東京書籍「日本史A 現代からの歴史」 3 実教出版「高校日本史B 新訂版」 4 新聞各紙は最終の検定結果をどう報じたか⑴ はじめに ⑵ 読売新聞(甲B117) ⑶ ...
  • 06年版中学教科書:「集団自決」の記述後退
    http //mainichi.jp/area/okinawa/news/20090731rky00m040004000c.html 06年版中学教科書:「集団自決」の記述後退  【東京】中学校の歴史教科書の沖縄戦の記述に関し、1997年版では多くの教科書が掲載していた「集団自決(強制集団死)」に関する記述について、現行の2006年版の大半の教科書では出版社側によって検定前の申請時点で削除するなど、沖縄戦の記述や表現が後退していたことが30日分かった。中学校教科書の06年版の検定実施は04年度。06年度に高校教科書検定で「集団自決」の軍強制の記述が削除される前から、出版社が自主規制で軍の強制によって「集団自決」が行われた事実をあいまいにする動きがあったことが明らかになった。  「子どもと教科書全国ネット21」(俵義文事務局長)など5団体が30日、東京都の文京区民センターで行...
  • 【産経】主張:沖縄集団自決訴訟 判決と歴史の真実は別だ
    http //sankei.jp.msn.com/affairs/trial/081101/trl0811010338001-n1.htm 【産経】主張:沖縄集団自決訴訟 判決と歴史の真実は別だ 2008.11.1 03 37  沖縄戦で旧日本軍の隊長が集団自決を命じたとする大江健三郎氏の著書「沖縄ノート」などの記述をめぐり、大阪高裁も同地裁同様、大江氏側の主張をほぼ全面的に認める判決を言い渡した。  訴訟は、大江氏らが沖縄県渡嘉敷・座間味両島での集団自決は隊長の命令によるものと断定的に書いて隊長を断罪した記述の信憑(しんぴょう)性が問われた。  大阪高裁は「狭い意味での直接的な隊長命令」に限れば、大江氏らの記述に「真実性の証明があるとはいえない」としながら、出版当時(昭和40年代)は隊長命令説が学会の通説であり、不法行為にはあたらないとした。つまり、広い意味...
  • 朝日:「集団自決」に「軍の関与」復活 検定意見を実質修正
    http //www.asahi.com/politics/update/1226/TKY200712260329.html 「集団自決」に「軍の関与」復活 検定意見を実質修正 2007年12月27日06時47分  沖縄戦の「集団自決」をめぐり、来春から使われる高校日本史の教科書検定で「日本軍の強制」が削除された問題で、渡海文部科学相は26日、教科書会社6社から出されていた訂正申請を承認した。「日本軍が強制した」という直接的な記述は避けつつ、「軍の関与」や「戦中の軍の教育」などによって住民が自決に追い込まれたと記しており、「集団自決が起きたのは、日本軍の行為が主たる原因」と読める内容になった。 教科書の記述は訂正申請で、どう変わった 9月29日の沖縄県民大会は真夏のような暑さだった。あれから3カ月。この時の思いは届いたのか 「集団自決」を...
  • 東京新聞:『強制』の溝大きく 教科書訂正申請『検定意見撤回すべき』
    http //www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007122702075376.html 【関連】『強制』の溝大きく 教科書訂正申請 『検定意見撤回すべき』 2007年12月27日 朝刊 記者会見する「教科書検定意見撤回を求める県民大会」実行委員。左から2人目は仲里利信委員長=26日午後、東京・永田町の衆院第1議員会館で  沖縄戦の集団自決についての教科書記述で二十六日、日本軍による「関与」の記述が復活したことに、沖縄県関係者からは「踏み込んだ内容になった」と前向きに受け止める声が上がった。一方で教科書執筆者などからは「軍の強制性を削除した検定意見が撤回されなかった」として、文部科学省の姿勢を批判する声も上がった。   検定意見の撤回を求めてきた沖縄県民大会の実行委員長の仲里利信県議会議長はこの日、都...
  • 読売社説2008年3月29日
    読売社説2008年3月29日 「新聞社説アーカイブ」より 集団自決判決 「軍命令」は認定されなかった 沖縄戦の集団自決は、旧日本軍の「命令」で行われたのか否か――。  高校日本史教科書の沖縄戦の記述をめぐる教科書検定問題との関連でも注目された判決だった。  集団自決を命じたとの虚偽の記述により名誉を傷つけられたとして、旧日本軍の元将校らが作家の大江健三郎氏と岩波書店に損害賠償などを求める裁判を大阪地裁に起こしていた。  判決は、旧日本軍が集団自決に「深く関与」していたと認定した上で原告の訴えを棄却した。  しかし、「自決命令それ自体まで認定することには rb 躊躇 /rb rp ( /rp ちゅうちょ rp ) /rp を禁じ得ない」とし、「命令」についての判断は避けた。  昨年の高校日本史教科書の検定では、例えば「日本軍に集団自決を...
  • 沖縄で検定意見の撤回求め集会 県民大会から2年
    http //www.47news.jp/CN/200909/CN2009092901000965.html 沖縄で検定意見の撤回求め集会 県民大会から2年  沖縄戦の「集団自決」をめぐる教科書検定に抗議するため開かれた沖縄県民大会から2年を迎えた29日、同県内の市民団体などが検定意見の撤回を引き続き求めていこうと、那覇市で集会を開いた。  沖縄住民の集団自決を旧日本軍が強制したとの記述を退けた2006年度の検定意見には、沖縄県内外から批判が噴出。現行教科書は「軍の関与」を認める表現となっている。  07年9月29日の超党派による県民大会で実行委員を務めた玉寄哲永さん(75)は集会で「2年前に11万人(主催者発表)が集まった県民大会と、ここに集まっている千人は同じ土俵に立っている」と発言。06年度の検定意見で歴史教科書から削除された「軍の強制」の記述復活を訴えると、...
  • 沖縄タイムス:ぼけた核心 落胆/歪曲懸念 消えず
    http //www.okinawatimes.co.jp/day/200712271300_02.html 2007年12月27日(木) 朝刊 26・27面 ぼけた核心 落胆/歪曲懸念 消えず ぼけた核心 落胆/歪曲懸念 消えず文科相 謝罪・反省踏み込まず 実行委 不満残すも「80点」 執筆者 文科省姿勢を批判 学校現場も懸念 撤回触れず 後退危険も/解説 渡嘉敷・座間味村に号外 「県民大会」新たに追加 きょう緊急県民集会 退職教員らが軍命削除抗議 つくる会が抗議  高校歴史教科書検定問題で教科用図書検定調査審議会(検定審)は二十六日、沖縄戦「集団自決(強制集団死)」への「日本軍の強制」「軍命」などの記述を認めなかった。「軍関与」の表現にとどめ、九月二十九日の県民大会で決議された検定意見の撤回にも触れなかった。「日本軍の黒い行為をぼかす」「自分たちがうそをついていると...
  • 高知新聞社説2008年3月29日
    高知新聞社説2008年3月29日 http //203.139.202.230/? nwSrl=225026 nwIW=1 nwVt=knd 【集団自決判決】歴史の深さ検定にも 2008年03月29日08時47分  太平洋戦争末期の沖縄戦に関する岩波新書「沖縄ノート」などの記述をめぐる訴訟の判決で、大阪地裁は「慶良間諸島での住民集団自決に軍が深く関与したのは認められる」として、作家、大江健三郎さんらの記述は誤りとする当時の守備隊長らの訴えを退けた。  表現の自由にも配慮した妥当な判決と言えるが、判決は教科書検定の在り方にも一石を投じる。昨年三月の高校日本史教科書検定では、この訴訟を理由の一つに「日本軍による強制」という記述の削除・修正を求める意見が付いたからだ。  今回の判決とて史実論争では一つの結論にすぎない。その奥深さを思うと、確定判決も出ていな...
  • @wiki全体から「東京新聞:軍関与の記述復活 沖縄戦集団自決 『強制』は認めず」で調べる

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