15年戦争資料 @wiki内検索 / 「毎日社説:集団自決記述 「強制」排除になお疑問が残る」で検索した結果

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  • 毎日社説:集団自決記述 「強制」排除になお疑問が残る
    http //mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20071227ddm005070025000c.html 社説:集団自決記述 「強制」排除になお疑問が残る  沖縄戦の集団自決と旧日本軍のかかわりをめぐる高校日本史教科書の検定問題で、文部科学省は「軍によって追い込まれた」などの表現で軍関与を認めた。しかし「強制した」などの直接的な記述は「軍の命令の有無は断定できない」という従前の理由で退けた。  当初の検定では「強制」表記の排除だけでなく、関与も軍を主語から外すなどしてあいまいにした。そこから見れば今回の修正は一歩踏み込んだともいえようが、軍と住民との間の根底にあった強制的関係、絶対的な上下関係をきちんととらえたものとはいい難い。  本土決戦準備の「時間稼ぎ」とされた沖縄戦で軍は持久戦法を取り、長期地上戦に住民を巻き...
  • 沖縄戦ニュース
    ...採録 各社社説 毎日社説:集団自決記述 「強制」排除になお疑問が残る 朝日社説:集団自決検定―学んだものは大きかった 北海道新聞:社説=教科書検定 「軍関与」は復活したが 読売社説:「沖縄」教科書 “政治的訂正”の愚を繰り返すな 中日:【社説】集団自決記述 「強制」なしで伝わるか 産経:【主張】沖縄戦集団自決 禍根を残した“二重検定” 産経 【詳説・戦後】沖縄の言論 12/27採録 日刊スポーツ:共産党が「軍の強制」復活要求 産経:自民党歴史教育議連、教科書“再検定”を批判 毎日:教科書検定:集団自決問題 「日本軍関与」が復活 「強制」は認めず--検定審 毎日:教科書検定:集団自決問題 検定審判断、評価と批判交錯--「一歩前進」「歪曲だ」 毎日:クローズアップ2007:沖縄戦・教科書検定審 関与は認め、強制は削除…玉虫色決着 東京新聞:軍関与...
  • 中日:【社説】集団自決記述 「強制」なしで伝わるか
    http //www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2007122702075331.html 【社説】集団自決記述 「強制」なしで伝わるか 2007年12月27日  「日本軍が強制した」との直接的な記述は認められなかった。検定前より入り組んだ表現になったため、理解しにくいものもある。高校生はこんな教科書から沖縄戦の集団自決をどう読み取るのか。  高校生が使う日本史教科書の検定で、沖縄戦で日本軍が住民に集団自決を強制したとの記述が削除されたことに教科書会社が訂正申請していた。一度取り下げて再申請した社もあり、申請承認まではすんなりとはいかなかった。  文部科学省の教科書検定審議会が認めたのは「日本軍による住民への教育・指導や訓練の影響などによって、『集団自決』に追い込まれた人もいた」「日本軍の関与のもと、配...
  • 毎日:教科書検定:集団自決問題 「日本軍関与」が復活 「強制」は認めず--検定審
    http //mainichi.jp/select/wadai/news/20071227ddm001040083000c.html 教科書検定:集団自決問題 「日本軍関与」が復活 「強制」は認めず--検定審 教科書検定:集団自決問題 「日本軍関与」が復活 「強制」は認めず--検定審◇首相、評価避ける ◇「沖縄戦の学習充実に努める」--渡海文科相 ■ことば  沖縄戦の集団自決をめぐる高校日本史の教科書検定問題で、文部科学相の諮問機関・教科用図書検定調査審議会(会長=杉山武彦・一橋大学長)は、多様な背景・要因を記述することを前提に旧日本軍による集団自決への関与を認め、教科書会社6社(計8冊)の訂正申請すべてを「承認が適当」と判断した。しかし、日本軍の命令を直接の原因にすることや断定的に「強制」の表現を使うことは認めず、沖縄県民などが求めていた今春の検定意見の撤回も応じなかった...
  • 毎日社説2008年3月29日
    毎日社説 http //s04.megalodon.jp/2008-0329-1219-54/mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20080329k0000m070144000c.html 社説:沖縄ノート判決 軍の関与認めた意味は大きい  太平洋戦争中の沖縄・座間味島、渡嘉敷島での住民集団自決に軍の命令があったかどうかが最大の争点となった「沖縄ノート」裁判で、大阪地裁は「日本軍が深くかかわったと認められる」との判断を示した。  大江健三郎さんの著作「沖縄ノート」などの記述で名誉を傷つけられたとして損害賠償や出版差し止めを求めた両島の守備隊長やその遺族の主張は全面的に退けられた。  軍の関与認定にまで踏み込んだことは、歴史認識や沖縄の心、極限状況における軍と国民の関係を考える議論に一石を投じるもので、その意味は大...
  • 琉球新報:「軍強制」認めず 教科書「集団自決」記述
    http //ryukyushimpo.jp/news/storyid-30053-storytopic-1.html 2007年12月27日 [木] 琉球新報/社会 「軍強制」認めず 教科書「集団自決」記述 (12月26日の号外と重複あり) 沖縄戦の「集団自決」をめぐる高校日本史教科書の検定問題で、渡海文科相(右)に報告書を手渡す教科書検定審議会の杉山武彦会長=26日午後、文科省  【東京】高校歴史教科書の「集団自決」(強制集団死)検定問題で、教科書出版社からの訂正申請を審議していた教科用図書検定調査審議会(検定審)の杉山武彦会長は26日午後、文部科学省に渡海紀三朗文科相を訪ね、訂正申請した6社8冊を承認したことを報告した。これを受け渡海文科相は訂正申請をすべて承認した。「集団自決」の背景・要因がこれまでより詳しく記述された一方で、検定意見は堅持し...
  • 神戸新聞社説2008年3月29日
    神戸新聞社説2008年3月29日 http //www.kobe-np.co.jp/shasetsu/0000895231.shtml 集団自決判決/「関与」認定の意味は重い  太平洋戦争末期の沖縄戦では多くの住民が犠牲になった。米軍に殺された人だけではない。旧日本軍に死を強いられた人もいた。慶良間諸島の座間味島や渡嘉敷島の集団自決は、特に悲惨な例で知られる。  作家の大江健三郎さんは「沖縄ノート」(岩波新書)で惨劇に触れている。その記述で名誉を傷つけられたとして、旧日本軍守備隊長らが出版差し止めなどを求めた裁判で、大阪地裁は請求を退けた。  「集団自決には軍が深くかかわり、元隊長らの関与も十分推認できる」「自決命令があったと信じる理由があり、名誉棄損は成立しない」などと述べている。  沖縄戦については、悲惨な体験をくぐり抜けてきた人が、今も多く生存す...
  • 東京新聞:軍関与の記述復活 沖縄戦集団自決 『強制』は認めず
    http //www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007122702075390.html 軍関与の記述復活 沖縄戦集団自決 『強制』は認めず 2007年12月27日 朝刊 沖縄戦の集団自決をめぐる教科書検定問題の報告のため文科省を訪れ、渡海文科相(右)にあいさつする教科書検定審議会の杉山武彦会長=26日午後、東京・丸の内で(梅津忠之撮影)  沖縄戦の集団自決の日本軍の強制性をめぐる高校日本史教科書検定問題で、渡海紀三朗文部科学相は二十六日、教科書会社六社八点の訂正申請を承認した。直接的な「強制」「強要」の記述は認められなかったが、日本軍によって「追い込まれた」などの表現で関与についての記述が復活した。捕虜となることを許さないなどとした日本軍の教育・訓練があったことなども書き込まれた。   当初の訂正申...
  • 琉球新報社説:12月分から
    琉球新報社説:12月分から 琉球新報社説:12月分から12/8 検定審が指針 あいまいにしたい理由は何か 12/23 「強制」外し 密室の結論は容認できず 12/27 「軍強制」は明らか 検定意見は撤回すべきだ 12/8 検定審が指針 あいまいにしたい理由は何か http //ryukyushimpo.jp/news/storyid-29575-storytopic-11.html  教科用図書検定調査審議会は、高校歴史教科書の「集団自決」(強制集団死)検定問題で、訂正申請した教科書出版社に、直接的命令についての断定的記述は「生徒が誤解する」との指針を伝えた。軍強制を削除させた検定意見も撤回しない。必要性を認めたのは「集団自決」の背景詳述である。  教科書を出版する各社は、検定意見によって記述を修正した結果、日本軍の強制や関与があいまいになったため、それを明...
  • しんぶん赤旗:「集団自決」で文科省「軍強制」認めず検定意見撤回せず沖縄県民、強く抗議
    http //www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-12-27/2007122701_01_0.html 2007年12月27日(木)「しんぶん赤旗」 「集団自決」で文科省「軍強制」認めず検定意見撤回せず沖縄県民、強く抗議  高校日本史教科書での沖縄戦「集団自決」(強制集団死)の記述に関する教科書検定問題で、文部科学省は二十六日、教科書会社六社から出ていた訂正申請を承認しました。「軍の強制」を削除した検定意見は撤回せず、訂正申請でも日本軍による「強制」「強要」などの表現は認めませんでした。日本共産党の市田忠義書記局長は「『沖縄県民の思い』を踏みにじった福田内閣につよく抗議」し、あらためて検定意見の撤回を求める談話を発表しました。  各社は「日本軍の強制によって集団自決に追い込まれた」「日本軍に自決を強要された」などの表現で訂正申請をしてい...
  • 12・26沖縄タイムス電子号外
    http //www.okinawatimes.co.jp/ 12 月26 日水曜日 一面:http //www.okinawatimes.co.jp/pdf/2007122601G.pdf 「軍が強制」認めず 検定意見「今後も有効」 「集団自決」表記 検定審が結論   【東京】高校歴史教科書の沖縄戦「集団自決(強制集団死)」に関する検定問題で、教科書会社六社からの訂正申請を審議していた教科用図書検定調査審議会(検定審)の杉山武彦会長は二十六日午後、都内の文部科学省で渡海紀三朗文部科学相と会談し、審議結果を報告した。渡海文科相は全社の記述を承認する手続きに入った。同日中に教科書会社全社に伝達される見通し。検定審の結論は、「集団自決」について「日本軍によって追い込まれた」など軍の「関与」を示す記述は認められたが、「日本軍が強制した」など主語の「日本軍」と述語の「強制」を直接つ...
  • 沖縄タイムス:「軍が強制」認めず/関与記述復活
    http //www.okinawatimes.co.jp/day/200712271300_01.html 2007年12月27日(木) 朝刊 1・2・3面 「軍が強制」認めず/関与記述復活 「軍が強制」認めず/関与記述復活検定審の結論承認/文科省「意見は有効」 重く受け止める/福田首相 密室審議で灰色決着/文科省、体面に固執 「強制」に照準 「自主的」強調 制度改善遠く 知事は関与記述評価 「主張認められた」 県民への配慮必要性を強調 「関与」回復と県教育長評価 渡海文科相 一問一答 専門家9人から意見聴取 審議会の日本史小委員会委員は次の通り。(一人は本人意向で非公表) 検定審の結論承認/文科省「意見は有効」  【東京】高校歴史教科書の沖縄戦「集団自決(強制集団死)」に関する検定問題で、教科書会社六社から提出された八冊の訂正申請を審議していた教科用図書検定調...
  • 沖縄タイムス:『軍強制認めず・教科書検定緊急インタビュー』宮城恒彦・「集団自決」体験者
    軍強制認めず・教科書検定緊急インタビュー(5) 宮城恒彦・「集団自決」体験者 (12月31日朝刊社会19面) 旧軍の非道 わびるべき 若い世代へ引き継ぎ必要  ―訂正申請の結果は納得できるか。  落胆した。文部科学省は、沖縄の意志を通さない厚い壁をつくった。  沖縄戦の実相とは、体験していない人には「知る」ことはできても「理解する」ことは難しいものだ。理解に近づくには、体験者を自分や近親者と重ね合わせて話を聞くなど、共感しようとする努力が必要だ。  沖縄戦の教科書記述にかかわった文科省職員や審議委員、執筆者らに、どれだけその努力をしてみたのかを問いたい。  政府が沖縄を日本の一県として思いやるなら、戦時中の日本軍の非道をわびるのが素直な気持ちだ。それができないのは、沖縄への差別意識があると思わざるを得ない。  ―「日本軍の」という主語は...
  • 世界日報:検定意見、事実上の撤回-文科省
    検定意見、事実上の撤回-文科省日本軍「強制」、復活せず 関与は認め、集団自決の主因 教科書6社の訂正申請承認 藤岡信勝 「反軍イデオロギー」全面容認の愚、「パンドラの箱」開けた文科省 http //www.worldtimes.co.jp/special2/oki_kentei/071227.html 検定意見、事実上の撤回-文科省 日本軍「強制」、復活せず 関与は認め、集団自決の主因  太平洋戦争末期の沖縄戦をめぐる高校日本史の教科書検定問題で、文部科学省は二十六日、住民が日本軍によって集団自決に「追い込まれた」などとする表現で、教科書会社六社八点の訂正申請をすべて承認した。三月に公表した検定意見を踏まえ、軍による「強制」や「強要」などの表現は認めなかったが、軍の関与が自決の主な要因と認めたことで、検定意見を事実上、修正するものとなった。 教科書6社の訂正申請承...
  • 【毎日】社説:沖縄ノート高裁判決 言論の萎縮に警鐘を鳴らした
    http //mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20081103k0000m070094000c.html 【毎日】社説:沖縄ノート高裁判決 言論の萎縮に警鐘を鳴らした  沖縄戦で住民に集団自決を命じたとの記述で名誉を傷つけられたとして、旧日本軍の戦隊長らが「沖縄ノート」の著者の大江健三郎さんと岩波書店に出版差し止めと慰謝料を求めた裁判で、大阪高裁は原告の主張を退けた1審判決を支持し、控訴を棄却した。  控訴審では、元隊長が住民に自決をしないよう命じたという新たな証言が提出された。だが、判決は「虚言だ」と言い切った。  集団自決については「軍官民共生共死の一体化」の方針の下で、旧日本軍が深くかかわっていることは否定できないと、1審と同じ見方を示した。  原告側は上告する方針だが、集団自決への軍の関与を認める司...
  • [教科書県民集会]検定経緯の再検証求む
    http //www.okinawatimes.co.jp/news/2009-09-30-M_1-005-1_001.html 2009年09月30日 社説 [教科書県民集会]検定経緯の再検証求む  教科書検定意見の撤回を訴える「9・29県民大会決議を実現させる県民集会」が那覇市県民広場で開催された。政権交代により政府が方針を変える下地ができた、という期待感がある。新政権は次世代に真実を伝えたい、との声を真摯(しんし)に受け止めるべきだ。  これほど県民運動を背景に国政と対峙(たいじ)してきた地域がほかにあるだろうか。米軍統治下の自治権拡大闘争、いまなお続く基地問題に加え、教科書検定問題が出現した。沖縄は全国へメッセージを発信せざるを得ない。  今回の大会は2007年の「教科書検定意見撤回を求める県民大会」から2年の節目に開催された。  夕暮れの中...
  • 毎日:クローズアップ2007:沖縄戦・教科書検定審 関与は認め、強制は削除…玉虫色決着
    http //mainichi.jp/select/wadai/news/20071227ddm003040102000c.html クローズアップ2007: 沖縄戦・教科書検定審 関与は認め、強制は削除…玉虫色決着 沖縄戦・教科書検定審 関与は認め、強制は削除…玉虫色決着◇県民感情に「限定譲歩」 ◇二転三転、制度に不信感も ◇「基本的とらえ方」の要旨 ◇県民感情に「限定譲歩」  沖縄戦の集団自決を巡る日本史教科書の記述で日本軍の断定的な「強制」の復活を認めず、「関与」とした26日の文部科学省の教科用図書検定調査審議会の決定。沖縄の県民感情に譲歩する姿勢を示しつつも、「軍命令の存在を含む強制は認めない」との当初の検定意見を両立させた形となった。歴史認識に論議のある問題をどう教科書に取り入れるか。「玉虫色」とも言える決着は、その難しさを改めて浮き彫りにした。【高山純二、山...
  • 愛媛新聞:沖縄教科書問題 課題残した「灰色」の幕引きだ
    http //www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017200712283242.html コラム社説2007年12月28日(金)付 愛媛新聞 沖縄教科書問題 課題残した「灰色」の幕引きだ  沖縄戦の集団自決の記述をめぐる高校日本史教科書の検定問題は、軍の「強制」は許さないが「関与」や「心理的強制」は容認するというあいまいな形で一応の決着をみた。  「集団自決は日本軍の強制」とする記述に修正を求めた今年三月公表の検定意見に端を発した問題は、沖縄県民らの抗議行動を受けた政府が教科書会社の自主的な訂正申請を促す異例の展開となった。その結果、教科書検定審議会は「日本軍により集団自決に追い込まれた」などの訂正申請を「承認することが適当」とする意見を決定した。  このため、軍の関与や強制性が教科書に事実上復活することになった。軍の指導...
  • 【読売】社説:「集団自決判決 検定の立場は維持すべきだ
    http //www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20081031-OYT1T00856.htm 「集団自決判決 検定の立場は維持すべきだ (11月1日付・読売社説)  結論は1審判決と変わりはない。しかし、受け止め方によっては、沖縄戦の集団自決をめぐる歴史教科書の記述に、新たな混乱をもたらしかねない判決である。  集団自決を命じたと虚偽の記述をされ名誉を傷つけられたとし、旧日本軍の守備隊長だった元少佐らが、作家の大江健三郎氏と岩波書店に出版差し止めと損害賠償を求めた控訴審で、大阪高裁は1審判決を支持し、原告の控訴を棄却する判決を言い渡した。  裁判では、隊長命令説が長い間定説となっていた渡嘉敷島と座間味島の集団自決について、軍命令の有無が争われた。  控訴審判決は、集団自決に日本軍が深く関(かか)わっていることは否定でき...
  • 沖縄タイムス:史実をぼかす政治決着
    http //www.okinawatimes.co.jp/edi/20071227.html 社説(2007年12月27日朝刊) [教科書検定審報告(上)] 史実をぼかす政治決着 史実をぼかす政治決着「強制」認めず「関与」へ 沖縄戦の特徴とは何か 検定制度改革が必要だ 「強制」認めず「関与」へ  高校日本史教科書の検定問題で教科用図書検定調査審議会は、教科書会社六社から訂正申請のあった沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」に関する記述について、渡海紀三朗文科相に審議結果を報告した。  そこで県内のすべての高校生に質問したい。  以下の三つの文章は(1)が原文である。その後、文部科学省や審議会の意思が働いて(2)に書き改められ、多くの県民の強い抗議を受けて教科書会社が訂正申請をした結果、(3)の記述に変わった。さて、この三つの文章は、どこがどのように変わっ...
  • 読売社説2008年3月29日
    読売社説2008年3月29日 「新聞社説アーカイブ」より 集団自決判決 「軍命令」は認定されなかった 沖縄戦の集団自決は、旧日本軍の「命令」で行われたのか否か――。  高校日本史教科書の沖縄戦の記述をめぐる教科書検定問題との関連でも注目された判決だった。  集団自決を命じたとの虚偽の記述により名誉を傷つけられたとして、旧日本軍の元将校らが作家の大江健三郎氏と岩波書店に損害賠償などを求める裁判を大阪地裁に起こしていた。  判決は、旧日本軍が集団自決に「深く関与」していたと認定した上で原告の訴えを棄却した。  しかし、「自決命令それ自体まで認定することには rb 躊躇 /rb rp ( /rp ちゅうちょ rp ) /rp を禁じ得ない」とし、「命令」についての判断は避けた。  昨年の高校日本史教科書の検定では、例えば「日本軍に集団自決を...
  • 中国新聞社説2008年3月29日
    中国新聞社説2008年3月29日 http //www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh200803290256.html 「集団自決」判決 軍のかかわり重い判断 08/3/29  軍の深い関与のもとで住民の集団自決は行われた―。岩波新書「沖縄ノート」などの沖縄戦の記述をめぐる名誉棄損訴訟で、大阪地裁はきのう、軍のかかわりを明確に認めた上で、原告の請求をすべて棄却する判決を言い渡した。  沖縄は、太平洋戦争で唯一の地上戦を体験し多くの尊い命を失った。住民の証言などで集団自決に軍がかかわってきたことは共通の歴史認識となっていたが、あらためて判決はそれを確認した形だ。  ただ、争点である軍の命令について、判決は「あったと断定することまではできなかった」としている。一方で、軍の有形無形の力が住民に圧力となって、強制的に働いていたこと...
  • 読売:教科書検定 沖縄戦集団自決「軍の関与」記述
    http //www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20071227ur01.htm 教科書検定 沖縄戦集団自決「軍の関与」記述  来春から使われる高校日本史の教科書検定で、沖縄戦の集団自決に「日本軍の強制があった」とする記述が削除された問題で、文部科学相の諮問機関「教科用図書検定調査審議会」は26日、訂正申請をした教科書会社に対し、「軍の関与」などの表現で、日本軍が住民の集団自決にかかわっていたとする記述の復活を認めた。 文科省承認 教科書を再修正  検定で一度修正された記述が再修正されるのは極めて異例。同審議会は同時に、「集団自決に軍の直接的な命令はなかった」との見解も初めて示し、「軍の強制」の記述復活は認めなかった。 「強制」は認めず  対象になったのは、「軍の強制」などの記述を削除していた5社を含む6社8点の教科書...
  • 沖縄タイムス:社説[教科書検定審報告(下)]
    http //www.okinawatimes.co.jp/edi/20071228.html 沖縄タイムス 社説[教科書検定審報告(下)] 幾つもの問いが残った 県民大会が示したもの  教科書検定をめぐる九月二十九日の県民大会で、心に残る印象深い場面があった。読谷高校の津嘉山拡大君と照屋奈津美さんが高校生を代表して演壇に立ち、検定意見に疑問を投げ掛けた時のことである。  「沖縄戦を体験したおじぃおばぁたちが嘘をついていると言いたいのでしょうか」  「私たちは真実を学びたい。そして、次の世代の子どもたちに真実を伝えたいのです」  タオルを握り締め何度もうなずきながら話を聞いているおばぁ。小さい体を丸めて目頭を押さえるおばぁ。そういう姿を壇上から見て、胸が熱くなった、と津嘉山君は語っている。  会場には親子連れや家族連れが目立った。小さな子ど...
  • 北海道新聞:卓上四季・教科書
    http //www.hokkaido-np.co.jp/news/fourseasons/68203.html 卓上四季 ・教科書(12月28日) 沖縄戦での集団自決は「広い意味では、住民が追い込まれた背景全体が強制と呼べるが、審議会は強制を軍命令という狭義でとらえた」。日本史教科書の検定に携わる小委員会メンバーが言っていた▼「広義・狭義」は、従軍慰安婦問題での安倍前首相の発言にも似る。今回の修正は「強制的な状況」「軍の関与」といった記述は容認したが、「強制」は認めなかった。沖縄県民の怒りは消えていない▼運動会では、「ヨーイ」で構え、号砲が鳴ったら走る。口で「走れ」と命令しなくても、そう教えられている。米兵が迫り、手りゅう弾が配られれば、住民は自決しなければならなかった▼だから「強制」の用語を排除する結果には違和感がある。国家とは軍の不名誉を認めたがらないもの、ということか。それ...
  • 沖縄タイムス:僕らの教科書から「軍強制」消えた/高校生ら危機感と憤り
    http //www.okinawatimes.co.jp/day/200712271700_01.html 2007年12月27日(木) 夕刊 1面 僕らの教科書から「軍強制」消えた/高校生ら危機感と憤り  「なぜ、正しい記述が認められないの」。沖縄戦「集団自決(強制集団死)」に関する検定問題で、「日本軍」と「強制」を直接つなげる表現を認めなかった教科用図書検定調査審議会の結論に、実際に教科書を使う立場にある県内高校生から戸惑いと不満の声が上がった。9・29県民大会で決議された「検定意見撤回」は実現せず、「僕たちや後輩たちに悪影響が出る」と危機感を募らせた。  県民大会参加後、報告会を開いた北部農林高校生徒会長で三年の島袋奈津子さん(18)は「軍は関与はしたけど、強制はしていないというあいまいな表現になっている。体験者が強制されたという事実が否定された感じがする」と...
  • 北海道新聞:社説=教科書検定 「軍関与」は復活したが
    http //www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/67994.html 社説 教科書検定 「軍関与」は復活したが(12月27日)  太平洋戦争末期の沖縄戦で起きた「集団自決」を、教科書にどのように記述するべきなのか。  高校日本史教科書の記述訂正申請を受けて、文部科学省が集団自決の背景に「軍の関与」があったことを認めた。  住民に手りゅう弾を配ったことや、米軍の捕虜になることを許さなかった日本軍の指導、住民への教育などの記述も認めた。  「軍の関与」が復活したことは、これを全面削除した今春の検定に比べ、文科省が譲歩したように見える。  しかし、文科省が認めたのは「軍の関与」までだ。「軍の強制や命令」の記述については一切認めなかった。  沖縄には、数多くの生存者の証言が残っている。そこから伝わ...
  • 12・26共同
    http //www.47news.jp/CN/200712/CN2007122601000284.html 「軍が関与」の記述で決着  沖縄戦の集団自決をめぐる教科書検定問題の報告のため文科省を訪れ、渡海文科相(左)にあいさつする教科書検定審議会の杉山武彦会長=26日午後、東京・丸の内 「軍が関与」の記述で決着 事実上「強制」認める  沖縄戦の集団自決をめぐる高校日本史教科書の検定問題で、教科書検定審議会は「日本軍により集団自決に追い込まれた」など、軍の関与があったことを示す記述で各教科書会社から出された訂正申請を「承認することが適当」と決定し26日午後、会長の杉山武彦一橋大学長が渡海紀三朗文部科学相に報告した。  検定審は「軍に強制された」といった記述に「誤解のおそれがある」とした検定意見は撤回しなかったが、「住民の側から見れば、自決に追い込まれたと...
  • 琉球新報:「軍強制」は明らか 検定意見は撤回すべきだ
    http //ryukyushimpo.jp/news/storyid-30065-storytopic-11.html 2007年12月27日 社説 教科書問題 「軍強制」は明らか/検定意見は撤回すべきだ  沖縄戦の「集団自決」(強制集団死)に関し、「日本軍による強制」の記述を修正・削除した高校歴史教科書検定意見問題で、教科用図書検定調査審議会(検定審)は、県民が求めた検定意見の撤回を認めなかった。  「集団自決」の現場にいながら命拾いをした多くの体験者らがこれまで「軍の強制」を証言してきた。その事実を検定審が一つ一つ丹念に検証した形跡はない。  そのことを抜きに「軍の直接的な命令」を示す根拠はないと断定することに、果たして正当性があるだろうか。  歴史的事実を追究する努力を尽くさず、体験者の証言を顧みることもなく「集団自決」の本質とも言...
  • 教科書検定:集団自決問題 高校日本史、再訂正申請を断念
    http //mainichi.jp/select/wadai/news/20090130ddm012040052000c.html 教科書検定:集団自決問題 高校日本史、再訂正申請を断念  沖縄戦の集団自決を巡る高校日本史の教科書検定問題で、教科書執筆者らでつくる「社会科教科書懇談会」は29日、今年4月から使用する教科書の記述について、「(旧日本軍による)強制」などの表現を入れるよう、文部科学省に再訂正申請するのを断念したことを明らかにした。出版社側が拒否しているためという。 毎日新聞 2009年1月30日 東京朝刊 沖縄戦ニュース
  • 12・26産経
    「集団自決」首かしげる記述が次々パスに 異例の“再検定”で軍強制復活 集団自決訂正申請 沖縄知事「まずますの結果」 集団自決訂正申請 http //www.iza.ne.jp/news/newsarticle/112072/ 「集団自決」首かしげる記述が次々パスに 16 15更新 トラックバックURL:http //www.iza.ne.jp/news/newsarticle/112072/TrackBack/  「強制集団死」「沖縄県民大会開催」「意見書可決」「検定制度批判」…。26日に公表された沖縄戦集団自決をめぐる高校日本史教科書の訂正申請記述では、検定の申請段階にはなかった記述が大幅に書き込まれた。断定的な記述や信憑(しんぴよう)性が疑われる記述、事実ではあっても教科書記述として首をかしげたくなる記述が次々とパスした。  18年度検定では「日本軍に...
  • 12・26毎日
    教科書検定:沖縄集団自決「日本軍関与」復活…審議会判断 教科書検定:「沖縄戦の学習充実に努める」渡海文科相 教科書検定:福田首相、評価さける http //mainichi.jp/photo/news/20071227k0000m010113000c.html 教科書検定:沖縄集団自決「日本軍関与」復活…審議会判断 歴史教科書検定の訂正申請に対する審議会の報告を渡海文科相(右)に手渡す杉山審議会会長=文科省で2007年12月26日午後1時32分、岩下幸一郎撮影  沖縄戦の集団自決をめぐる高校日本史の教科書検定問題で、文部科学相の諮問機関・教科用図書検定調査審議会(会長=杉山武彦・一橋大学長)は、多様な背景・要因を記述することを前提に旧日本軍による集団自決への関与を認め、教科書会社6社(計8冊)の訂正申請すべてを「承認が適当」と判断した。しかし、日本軍の命令を直接の原...
  • 12・26時事
    日本軍「強制」、復活せず=沖縄戦集団自決で教科書6社の訂正申請承認-文科省 ●教科書検定審見解の要旨 ●「恣意的」―執筆者が批判=文科省は公正強調 http //www.jiji.com/jc/c?g=soc k=2007122600466 2007/12/26-17 33 日本軍「強制」、復活せず=沖縄戦集団自決で教科書6社の訂正申請承認-文科省  太平洋戦争末期の沖縄戦をめぐる高校日本史の教科書検定問題で、文部科学省は26日、住民が日本軍によって集団自決に「追い込まれた」などとする表現で、教科書会社6社8点の訂正申請をすべて承認した。3月に公表した検定意見を踏まえ、軍による「強制」や「強要」などの表現は認めなかったが、軍の関与が自決の主な要因とした。  教科用図書検定調査審議会(杉山武彦会長)の意見を基に決定し、各社に通知した。沖縄県側が求めていた検定意見の...
  • 読売社説:「沖縄」教科書 “政治的訂正”の愚を繰り返すな
    http //www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20071226ig91.htm 「沖縄」教科書 “政治的訂正”の愚を繰り返すな(12月27日付・読売社説)  検定意見を正面から否定するような記述訂正は認められなかった。とは言え、きわめて疑問の多い“政治的訂正”であることに変わりはない。  来年度から使用される高校日本史教科書の沖縄戦・集団自決の記述について、教科用図書検定調査審議会は、教科書会社6社から提出されていた訂正申請を承認する見解をまとめ、渡海文部科学相に報告した。これを受け、文科省は訂正申請を承認した。  例えば、今春の検定で「集団自決に追い込まれた人々もいた」とされていた記述は、「日本軍の関与のもと、配布された手榴弾(しゅりゅうだん)などを用いた集団自決に追い込まれた人々もいた」と訂正された。捕虜になるよりは自決せよと...
  • 歴博対応に疑問と反発 「集団自決」の軍関与削除
    http //www.okinawatimes.co.jp/article/2010-03-10_4297/ 歴博対応に疑問と反発 「集団自決」の軍関与削除 委員ら議論不足を指摘 社会 2010年3月10日 09時37分  国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)が、沖縄戦の「集団自決(集団強制死)」の記述から軍の命令などの文言を削除し展示する問題で、軍命の有無をめぐって係争中の裁判を主な理由に挙げる同博物館の説明に、地元の反発が強まっている。展示内容に助言する立場の大学関係者らから「解説文を練り上げる作業が絶対的に足りない」などと、議論不足を指摘する声が漏れる。  沖縄戦や原爆投下をパネル3枚で説明する「大量殺戮(りく)の時代」の展示案は昨年9月、東京大大学院や防衛大学校などの歴史学者ら館内外の20人でつくる展示プロジェクト委員会に提示され、同博物館は委員の助言を...
  • 毎日:教科書検定:集団自決問題 検定審判断、評価と批判交錯--「一歩前進」「歪曲だ」
    http //mainichi.jp/select/wadai/news/20071227ddm041040034000c.html 教科書検定:集団自決問題 検定審判断、評価と批判交錯--「一歩前進」「歪曲だ」 教科書検定:集団自決問題 検定審判断、評価と批判交錯--「一歩前進」「歪曲だ」◇「教育の中立」遠い--新藤宗幸・千葉大教授(政治学)の話 ◇「重大な汚点」--つくる会抗議  「軍の強制」との表現はダメだが「関与」ならOK。沖縄戦の集団自決を巡る高校日本史の教科書検定問題に、文部科学省が結論を出した。地元の沖縄県民からは「一歩前進」との評価と「歴史の歪曲(わいきょく)は変わっていない」との意見が交錯した。一方で今春の検定を支持し、「事実上の検定撤回」と批判する声も。揺れ動いた検定内容に不信感が残った。【三森輝久、永井大介】  「天皇陛下、ばんざーい」。45年...
  • 宮崎日日社説:沖縄戦教科書記述
    http //www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=4389 blogid=5 catid=15 沖縄戦教科書記述 2007年12月28日 メンツ執着の検定審に不信感  太平洋戦争末期、住民を巻き込んだ唯一の地上戦となった沖縄戦での集団自決で、日本軍の強制があったとの記述を削除させた教科書検定問題は事実上の記述復活で一応の決着を見た。  教科書検定審議会が「日本軍により集団自決に追い込まれた」などとする教科書会社各社の訂正申請を承認、実質的に軍の強制記述を了承した形だ。  しかし、あくまで検定意見は撤回せず、実質的な記述復活でことを収めようとする検定審は教科書各社との“密室交渉”を行い、検定経過の明確な説明はしていない。  教科書検定制度に対する不信感と課題は残されたままだ。 ■「強制」を事実上容認■...
  • 時事:検定意見撤回の要請を確認=沖縄
    http //book.jiji.com/kyouin/cgi-bin/edu.cgi?20071228-6 2007年12月28日21時45分 ●検定意見撤回の要請を確認=沖縄  来年度から使用される高校教科書の沖縄戦集団自決の記述をめぐる教科書検定問題で、沖縄県で超党派の県議や市民団体でつくる県民大会実行委員会は28日、「日本軍の強制」の記述復活と検定意見の撤回を求めることを改めて確認した。年明けにも上京し、文部科学省などに要請する。  実行委は教科書会社と執筆者にも、2009年度以降の教科書で、「強制」の記述を復活するよう要請する。  文科省が教科書会社からの訂正申請で、軍の「強制」を認めず「関与」は承認した点について、実行委員長の仲里利信県議会議長は26日、「検定意見は自動的に消滅したと考えている」と一定の評価をしていた。  しかし、実行委全体で...
  • 集団自決と検定“トリック報道”で世論誘導
    http //www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/93499/ 【正論】集団自決と検定 拓殖大学教授・藤岡信勝 “トリック報道”で世論誘導 10/24 05 28 トラックバックURL: http //www.iza.ne.jp/news/newsarticle/93499/TrackBack/ ■「軍の関与」も認めてはならない  ≪一点の瑕疵もない検定≫  高校日本史の教科書検定で「沖縄集団自決」に日本軍の「命令」「強制」があったとの記述を修正させた問題で、政府・文科省は修正前の記述の趣旨の復活を認める方針に大転換した。検定意見の撤回はしないが、もとの記述を何らかの表現で回復しようとする教科書会社の訂正申請があればこれを「真摯(しんし)に検討」するというのである。今ごろは10月末の申請をめど...
  • 東京新聞社説:2008年3月29日
    東京新聞社説:2008年3月29日 http //s03.megalodon.jp/2008-0329-1221-44/www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2008032902099269.html 沖縄ノート訴訟 過去と向き合いたい 2008年3月29日  ノーベル賞作家大江健三郎さんの「沖縄ノート」などの記述をめぐる訴訟で大阪地裁は「軍が集団自決に関与した」と判示した。今年で戦後六十三年。あらためて沖縄で起きた悲劇と向き合いたい。  訴訟は、沖縄・座間味島の元守備隊長と同・渡嘉敷島の元守備隊長の弟が二〇〇五年八月、大江さんの著作「沖縄ノート」などで「誤った記述により、非道な人物と認識される。名誉を傷つけられた」と提起した。  大江さんは「沖縄住民に集団自決を強制したと記憶される男」「『命令された』...
  • 12・27読売
    http //www.yomiuri.co.jp/national/news/20071226it16.htm 沖縄戦の集団自決、教科書で「軍の関与」表現承認…文科省  来春から使われる高校日本史の教科書検定で、沖縄戦の集団自決に「日本軍の強制があった」とする記述が削除された問題で、文部科学相の諮問機関「教科用図書検定調査審議会」は26日、訂正申請をした教科書会社に対し、「軍の関与」などの表現で、日本軍が住民の集団自決にかかわっていたとする記述の復活を認めた。  検定で一度修正された記述が再修正されるのは極めて異例。同審議会は同時に、「集団自決に軍の直接的な命令はなかった」との見解も初めて示し、「軍の強制」の記述復活は認めなかった。  対象になったのは、「軍の強制」などの記述を削除していた5社を含む6社8点の教科書。これを受け文科省は同日、すべての訂正申請を承認し...
  • つくる会ニュースより
    文科省は教科書訂正申請を直ちに却下せよ!沖縄戦「集団自決」検定問題で4度目の緊急集会 決  議 「政治介入に反対する会」代表団 文部科学省・布村審議官に申し入れ! つくる会東京・三多摩両支部が「文科省を叱咤激励する集会」第2弾を開催 この日のことらしい 文科省、「軍の強制」を事実上容認!「沖縄戦集団自決」日本史教科書検定問題で「つくる会」が抗議声明 「沖縄集団自決」の教科書検定結果に関する抗議声明 文科省は教科書訂正申請を直ちに却下せよ! 沖縄戦「集団自決」検定問題で4度目の緊急集会 文科省、来週半ばにも最終結論を発表か http //www.tsukurukai.com/01_top_news/file_news/news_071221.htm 第220号 平成19年 12月21日(金)  「教科書検定への政治介入に反対する会」は、12月20日午後1時より...
  • 毎日:教科書検定:集団自決問題 軍が「関与」 沖縄、評価と批判が交錯
    http //mainichi.jp/kansai/archive/news/2007/12/27/20071227ddn041040007000c.html 教科書検定:集団自決問題 軍が「関与」 沖縄、評価と批判が交錯 教科書検定:集団自決問題 軍が「関与」 沖縄、評価と批判が交錯◇「一歩前進」「歪曲だ」 ◇「重大な汚点」つくる会抗議 ◇関西でも非難 ◇「教育の中立」遠い--新藤宗幸・千葉大教授(政治学)の話 ◇「一歩前進」「歪曲だ」  「軍の強制」との表現はダメだが「関与」ならOK--。沖縄戦の集団自決を巡る高校日本史の教科書検定問題に、文部科学省が結論を出した26日、地元の沖縄県民からは「一歩前進」との評価と「歴史の歪曲(わいきょく)は変わっていない」との批判が交錯した。「検定意見を撤回させない限り、同じことが繰り返される」との警戒感も地元からは消えていない。 ...
  • 中日・共同:「強制」認めよと抗議集会 検定審に評価割れる沖縄
    http //www.chunichi.co.jp/s/article/2007122701000709.html 「強制」認めよと抗議集会 検定審に評価割れる沖縄 2007年12月27日 22時07分  沖縄戦の「集団自決」をめぐる教科書記述に抗議し、集会で発言する参加者=27日夜、那覇市の沖縄県庁前広場  沖縄戦の「集団自決」をめぐる教科書検定審議会の結論に、沖縄県内で評価が割れている。平和団体や教職員組合は27日、「軍の強制」という直接的な文言を避けた決着に抗議する集会を那覇市で開いた。  県民ら約300人が参加した集会で琉球大の山口剛史准教授は「結局、文部科学省は何も認識を変えていないことが分かった」と批判。「いくら背景記述を増やしても、軍は住民を守らず死に追いやったという一番書かれるべきことが書かれていない。『軍の強制』を文科省が認めるまで運動を続...
  • 沖縄タイムス:「強制」削除市民怒り/運動の継続誓う
    http //www.okinawatimes.co.jp/day/200712281300_02.html 2007年12月28日(金) 朝刊 25面 「強制」削除市民怒り/運動の継続誓う  沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」への日本軍の強制を示す記述を削除させた教科書検定問題で、「6・9沖縄戦の歴史歪曲を許さない!県民大会」実行委員会は二十七日、教科書会社からの訂正申請に、「軍強制」を示す記述を認めなかった文部科学省に抗議する緊急集会を那覇市の県民広場で開いた。約七百人(主催者発表)が参加し、「軍強制」の記述復活と検定意見の撤回などを求めた。  同実行委の大浜敏夫共同代表は「教科用図書検定審議会は『(日本軍)に強制、誘導された集団自決』は駄目で『追い込まれた』という記述なら良いという基準を設けた。絶対に許すことはできない」と語気を強めた。  「沖縄戦の歴史歪...
  • 沖縄タイムス:ぼけた核心 落胆/歪曲懸念 消えず
    http //www.okinawatimes.co.jp/day/200712271300_02.html 2007年12月27日(木) 朝刊 26・27面 ぼけた核心 落胆/歪曲懸念 消えず ぼけた核心 落胆/歪曲懸念 消えず文科相 謝罪・反省踏み込まず 実行委 不満残すも「80点」 執筆者 文科省姿勢を批判 学校現場も懸念 撤回触れず 後退危険も/解説 渡嘉敷・座間味村に号外 「県民大会」新たに追加 きょう緊急県民集会 退職教員らが軍命削除抗議 つくる会が抗議  高校歴史教科書検定問題で教科用図書検定調査審議会(検定審)は二十六日、沖縄戦「集団自決(強制集団死)」への「日本軍の強制」「軍命」などの記述を認めなかった。「軍関与」の表現にとどめ、九月二十九日の県民大会で決議された検定意見の撤回にも触れなかった。「日本軍の黒い行為をぼかす」「自分たちがうそをついていると...
  • 秦郁彦現代史家
    『平成18年度検定決定高等学校日本史教科書の訂正申請に関する意見に係る調査審議について(報告)』 平成19年12月25日 教科用図書検定調査審議会第2部会日本史小委員会 http //www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoukasho/08011106/001.pdf http //www16.atwiki.jp/pipopipo555jp/pages/1018.html 資料1 専門家からの意見聴取結果・・・資料(1)大城将保沖縄県史編集委員 我部政男山梨学院大学教授 我部政男山梨学院大学教授(つづき) 高良倉吉琉球大学教授 秦郁彦現代史家「集団自決」問題についての所見(渡嘉敷島を中心に)1. 命令系統(付図参照) 2. 集団自決の事例と規模 3. 自決手段としての手榴弾 4. 防衛隊 5. 集団自決の状況(渡嘉敷) 6. 援護法について...
  • 執筆者ら訂正申請断念 「集団自決」修正 教科書会社が拒否
    http //www.okinawatimes.co.jp/news/2009-01-30-M_1-001-1_002.html 2009年01月30日【朝刊】 社会 執筆者ら訂正申請断念 「集団自決」修正/教科書会社が拒否 記述回復 交渉は継続  【東京】沖縄戦の「集団自決(強制集団死)」をめぐる教科書検定問題で、執筆者らでつくる社会科教科書懇談会は二十九日、文部科学省で会見し、高校日本史教科書で「日本軍の強制」の記述を復活させるため、教科書会社と協議してきた本年度の再訂正申請を断念したことを明らかにした。申請提出に否定的だった会社側の意向が変わらなかった。記述回復は、少なくとも来年度に使われる教科書で実現せず、今後も難しい状況になった。  執筆者らは、声明を発表し「出版社がかたくなに申請提出を拒否し続け、本の作成のタイムリミットがあるため、ついに本年度の申請...
  • 06年版中学教科書:「集団自決」の記述後退
    http //mainichi.jp/area/okinawa/news/20090731rky00m040004000c.html 06年版中学教科書:「集団自決」の記述後退  【東京】中学校の歴史教科書の沖縄戦の記述に関し、1997年版では多くの教科書が掲載していた「集団自決(強制集団死)」に関する記述について、現行の2006年版の大半の教科書では出版社側によって検定前の申請時点で削除するなど、沖縄戦の記述や表現が後退していたことが30日分かった。中学校教科書の06年版の検定実施は04年度。06年度に高校教科書検定で「集団自決」の軍強制の記述が削除される前から、出版社が自主規制で軍の強制によって「集団自決」が行われた事実をあいまいにする動きがあったことが明らかになった。  「子どもと教科書全国ネット21」(俵義文事務局長)など5団体が30日、東京都の文京区民センターで行...
  • 時事通信12・27一連記事
    ●訂正申請、教科書会社の判断=渡海文科相 ●不合格では売れない=教科書会社苦しい選択 ●教科書訂正承認に安堵と不満=沖縄議長ら ●集団自決、文科省の結論に一定の評価=沖縄 ●「恣意的」―執筆者が批判=文科省は公正強調 ●表現譲歩で両立図る=教科書検定 ●集団自決で教科書6社の訂正申請承認=文科省 ●教科書検定審見解の要旨 http //book.jiji.com/kyouin/cgi-bin/edu.cgi?20071226-8 2007年12月26日20時39分 ●訂正申請、教科書会社の判断=渡海文科相  沖縄戦の集団自決をめぐる教科書検定問題で、教科書会社からの訂正申請の承認を決めた渡海紀三朗文部科学相は26日、記者会見し「申請はあくまで教科書会社が出されたということ」と述べ、実質的に文科省が申請を誘導したとの見方を否定した。  渡海文科相は「誘導したとの指...
  • @wiki全体から「毎日社説:集団自決記述 「強制」排除になお疑問が残る」で調べる

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