A.戦闘について詳細な処理順序を記述すると下記のようになります。
1.攻撃の宣言
ターンプレイヤー(以下「攻撃側」)はメインフェイズ中の
干渉が行われていないタイミングで
攻撃を行わせたいキャラクターをアクティブからスリープにし、攻撃を宣言する。
優先権が非ターンプレイヤー(以下「防御側」)に移動する。
「攻撃の宣言が」発生条件の自動効果があればただちに解決する。
3.防御側の選択と宣言
防御側は、以下のA,B,C,Dのいずれかを選択する。
いずれの場合も優先権は攻撃側プレイヤーに移動する。
- A.「防御」
- 防御を行わせたいキャラクターをアクティブからスリープにし、防御を宣言する。
- B.「奇襲+速攻キャラクターを防御を兼ねてプレイ」
- 手札から「奇襲」と「速攻」の両方を持つキャラクターをプレイして防御を行わせる。
- C.その他の干渉
- D.何もしない
※「防御の宣言」が行えるのは基本的にここだけ!
4.防御が条件である自動効果の発生と解決
3でAを選択した場合、
「防御」が発生条件の自動効果があれば即座に解決する。
ただし、Bを選んだ場合、たとえ「防御を行うこと」が条件であっても、まだキャラクターが場に出ていないためそのキャラクターが持つ
自動効果は適用されない。(キャラクターが場に出た後に適用される)
5.干渉合戦
優先権を持つプレイヤーは、「
干渉する」か「何もしない」かを宣言する。
干渉する場合、コマンドカードのプレイや場のカードの
起動効果の使用などを行う。どちらの場合も優先権は相手プレイヤーに移動する。
これを、どちらのプレイヤーもこれ以上
干渉しないことを選ぶまで、繰り返す。
- ※この「干渉合戦」の最中、発生源が同一である1つの効果は(たとえノード・コストが足りていても)1度しか使用できません。
- ※ここでプレイされたカードはまだ「場に出た」わけではないため、コマンド装備・呪符や奇襲を持つキャラクターなどの「場に出るカード」を戦闘中の干渉でプレイした場合、その起動効果を起動する機会はありません。また、「(自動β):~がプレイされて場に出た時~」という自動効果はこの段階では適用されません。
6.干渉による効果の解決
すべてのプレイヤーがこれ以上
干渉しないことを宣言した場合、
干渉をそこで打ち切り、「最後に使用されたカード・効果から順番に」効果を解決していきます。
※
奇襲速攻キャラクターをプレイして防御することを宣言していた場合、キャラクターが解決されて場に出るのは最後になる。このため、「
(自動β):このキャラクターがプレイされて場に出た時~」という
自動効果は最後に解決される(ex.
十六夜 咲夜/1弾)。
また
反転攻勢をプレイし解決した場合、キャラクターが場に出るのもやはり最後になる。
反転攻勢の効果で
メディスン・メランコリー/1弾が防御する場合、
(自動γ)によるダメージは
干渉の最後に解決することになる。
※これ以降干渉不可!
7.戦闘開始
戦闘が開始されます。戦闘の解決順序は次のようになっています。
- .「戦闘開始時」が条件の効果の解決(ex.隠密)
- .先制を持つキャラクターの与える、戦闘ダメージ及び貫通,即死の解決(先制のタイミング)
- .「戦闘の結果」が条件の効果の解決
ex.サニーミルク/1弾、小野塚 小町/1弾)
- .先制を持たないキャラクターの与える、戦闘ダメージ及び貫通,即死の解決(通常のタイミング)
- .「戦闘の結果」が条件の効果の解決
ex.サニーミルク/1弾、小野塚 小町/1弾)
- .それ以外の、戦闘に関係する効果の解決
- .グレイズの解決
(この順番上、例えば禁忌「レーヴァテイン」による山札破壊の解決後、グレイズを行なうかどうか決定することになる)
- .キャラクターが受けた戦闘ダメージのリセット
- .戦闘終了時が条件の効果の解決
※効果ダメージと違い戦闘ダメージは蓄積しない!
最終更新:2016年02月27日 00:28