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カクレオン

カクレオン

英名:Kecleon
標準体長:1.0m 標準重量:22.0kg

日本では主にホウエン地方やオーレ地方に多く生息する、二足歩行型変温ポケモン。素早く動く際には四足で移動する。
体長の1倍~1.5倍もある長い舌は強靭で、捕食時だけでなく身を守る際の武器にもなる。

自らの体の色と模様を変化させて、周囲の風景に溶け込むことができる。
擬態のために体色を変化させるというのは特に珍しい特性ではないが(ニョロモ・ニョロトノ等)、カクレオンの場合特筆すべきは、体を色だけでなく質感と性質まで変化させることができるという点である。
例えば岩山に生息するカクレオンは自らの体を岩肌そっくりに固くに変化させることができる。
実際にそのカクレオンから剥がれ落ちた岩を分析してみるとその岩肌と全く同じ成分であることが分かった。
またピカチュウサンダースなど電気ポケモンを多数入れた檻にカクレオンを1匹だけ入れる実験では、すぐにカクレオンは体を黄色に変色させ、体表に静電気を帯電するという電気タイプのポケモンに多くみられる特性を得た。
この特性は一般に「カクレオンの変色」と呼ばれる。カクレオンはこの「変色」を使い、すべての生物の中でもトップクラスの精度である擬態で小型の虫ポケモンに近付き前述した舌で獲物を捕食したり、天敵から逃げる。
但し、急所でもある腹部の赤いギザギザ模様だけは色・性質を変えることができず、そのせいで獲物や敵に見つかってしまうことも多い。

森林や長草の草原地帯(プレーリー)、砂漠を主な生息地とする。
基本的に群れは作らないが、稀に森林で体を樹木に「変色」させたカクレオンがフシギダネ種など別種類のポケモンのコロニーに紛れ込んでいることがある。

自身の性質を変えられるという珍しい特性を持つために、古くからポケモンバトル上での活躍が期待されてきたが、今のところ協会の公式大会などでの大きな活躍は見られない。
その理由は、カクレオンはショックを受けると「変色」が解け元の体に戻ってしまうということもあるが、やはりカクレオンの特性をポケモンバトルに十分に生かせるだけの実力を持つトレーナーが少ないからだろう。

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最終更新:2009年08月05日 17:45