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ダ・ヴインチ・コード

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ダ・ヴインチ・コード

The Da Vinci Code


著者:ダン ブラウン Dan Brown
翻訳:越前敏弥
発行:角川書店

ものすごく売れているそうですね。関連図書も本屋に所狭しと並んでいます。テレビでもダ・ヴィンチの残した「暗号」に関する番組が組まれています。
そんな噂の「ダ・ヴインチ・コード」読みました。

読み終わっての感想はミステリーとしては出来は今一だった、という事です。ストーリーは比較的直線的で、危機の連続を毎度紙一重でかわしていく、所謂ジェットコースター的ストーリーで映画には向いているかと思いますが、僕にはやや単調に感じられました。
しかしながら、聖杯伝説本として、また暗号の解読やその背景の描写はかなり興味深く読む事が出来ました。特にキリスト教の成り立ちに関する解釈は(本当か否かは別として)もの凄く面白かった。
ある程度歴史的知識や美術の知識があれば結構ハマります。
ミステリーとしての出来はともかく、通常の(推理小説的)謎解きではなく、聖杯伝説の謎解きとして一読の価値はあると思います。

ところでこの小説、キリスト教社会ではどう受け止められているのでしょう。海外でも馬鹿売れしているそうなので気になります。

不満点は・・・巻頭の写真はネタバレなのが含まれているので注意が必要です。親切が仇になるって感じ。原著からあるのかな?適切なページに挟んで欲しかった。

2006/05/30

【追記】
これを読んだ知人から「そんなにつまらなかったの?」と聞かれてしまいました。
いえいえ、とんでもない。面白かったです。
ただ、あまりに話題になっていて期待し過ぎたので、かくの如き感想になってしまったのでしょう。他意はございませんのでご容赦を。
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