吹き飛ばしが嫌われる理由

エネミーの座標を動かす攻撃は色々ある。

その中で打撃マグの攻撃アクション、ガンナーのエルダーリベリオン、
ワイヤーの各種ホールドPAなどは、PTプレイでは嫌がられ、使い方に気をつけることがマナーだと言われている。
逆に、同じ座標を動かす攻撃でも、ゾンディールは、エフェクトがまぶしくて嫌われることはあっても、
エネミーの座標を動かしてしまうことで嫌われることは、ほとんど無い。


どちらもエネミーの座標を動かしているのに、片方が嫌われ、片方が許されているのはなぜか?


ここで、エネミーの座標が動かされた結果、何が起こっているかを見てみる。

エネミーを高く打ち上げたりした場合、そのエネミーに当てようとしていた攻撃が空振りになる。
よって、「空振りになったせいで、与えれたはずのダメージが与えられなくなり、エネミーを倒すのが遅くなる」
というのが、打ち上げや吹き飛ばしが嫌われる最大の理由だ。
「攻撃が空振りになって、自分が敵を攻撃する爽快感が失われて面白くないから」というのもある。

極端な例だが、ハンター3ガンナー1なんてパーティーを考えてみよう。
ガンナーがエルダーリベリオンで打ち上げるぐらいなら、何もせずにハンターが3人が攻撃した方が、はやく倒せる。
フォードランをガンナーが延々とお手玉してて「打ち上げない方がはやく倒せるだろ」と感じたことは一度はあるだろう。

このように、敵を倒すスピードを遅くしているため、打ち上げ・吹き飛ばし・ホールドは嫌われているのだ。
なので、ホールディングカレントなど、圧倒的ダメージで中型エネミーなどを瞬殺できるならば、
エネミーの座標を動かし、味方の攻撃は空振りになっても許されることが多い。
ガンナーだって、エルダーリベリオンでエネミーを瞬殺できるのならば、文句は言われないだろう。


次に、逆にゾンディールでエネミーを集めた場合を見てみる。

ゾンディールでエネミーを集めると、打ち上げなどと同じで、当てようとしていた攻撃は空振りになるかもしれない。
しかし、ゾンディールで集めた所に攻撃すれば、集めた数のエネミー全てに対してダメージを与えることができる。

つまり、普段1匹にしか当たらないような攻撃を、ゾンディールで10匹集めた所にすれば、
通常時の10倍ものダメージを出せるのだ。ウイークバレットどころではない高倍率だ。

このように、ゾンディールは、結果的に敵を倒すスピードが上がるため嫌われていない。
もちろん、エネミーが1匹しか居ないのにゾンディールで引っ張り、
味方の攻撃が空振りになってしまっているなら、それは嫌がられ、文句を言われても仕方ないだろう。



まとめ

  • エネミーの位置を大きく動かす攻撃がPTプレイで嫌われる理由は「エネミーを倒すのが遅くなるから」である。
  • そういったものを使用する場合、それでエネミーを倒す速さが速くなっているか注意して使用しなければならない。








最終更新:2013年04月30日 19:00