キャンディ・マン

遊坂葵PSI能力。おそらくバーストである。

自身の体内に毒や化学物質を取り込み、PSIと融合させて放出し操る能力。
毒ガス散布能力として使用する他、対象者に接触することで体内に毒を直接送り込むことも可能。

生み出した毒は意のままに動き、研究施設全体に毒を行き渡らせ制御するほどの操作範囲がある。
様々な形に変えることが可能であり遊坂は主に虫の形に変えて使用。
また、自分自身の姿に変え喋らせることも可能であり、それを偽物であると外部から認識するのは困難である。

連続使用するためには何度も毒を体内に取り込まねばならず、過度の使用は身体への大きな負担になるという欠点もある。

使用した毒、化学物質について

  • サルファ・マスタード(マスタードガス)
第一次世界大戦でドイツ軍が使用した、カラシ臭のする有名な毒ガス。
遅効性で浸透性が高く、ゴムでも遮断することができない。
症状は皮膚のただれから始まり、消化器官や造血器を破壊し発癌性も認められている。
遊坂は毒蛾に変化させ目標に着弾させた他、自身の姿に変化させ陽動に使用した。

  • ホスゲン
こちらも第一次世界大戦で使用された、青草臭または木材の腐敗臭のする毒ガス。
毒ガスに被曝すると、目や鼻や口の粘膜を刺激するため催涙ガスを吸った時のような症状が起こる。
一定の潜伏期間を過ぎると肺水腫ができ、心不全などを引き起こす。
なお、解毒剤は存在しない。
遊坂は2m近い巨大な蠅に変化させ、その蠅に散布させた。

  • ニトログリセリン
ノーベルが作ったダイナマイトの原料で、世界で一番有名な爆薬である。
少量の振動や熱で大爆発を起こす不安定な物質のため、水などとの混合物にしたりニトロゲル化して保存されている。
爆薬としての側面が多く語られているが、飲むと血管が拡張されるため狭心症の薬として使用されている。
祭がいうように甘い香りがし、実際になめてみると甘い。
遊坂はトンボに変化させた。他の毒は注射器で体に打ち込んで使用したが、これは口から飲み込んで使用した。

  • ゴルゴン
遊坂が開発した新型毒性ウイルス。遊坂曰く「常人なら3分で息絶える猛毒」。
発病すると大きな斑点が体に浮き上がり、体を引き裂くような痛みを引き起こし行動不能となり、最後には死に至る。
遊坂に2秒以上接触されると感染する。発病するまで自覚症状は一切無い。
遊坂と感染者との距離が離れていても任意で発動が可能。
解除の条件は遊坂の任意か、遊坂が大きなダメージ受けたり死亡するか、であると思われる。
どこまでがウイルス自体の性質で、どこからがPSI能力の性質なのかは不明。
イアンCUREですら治療する事が出来ず、4thゲームの歴史においては八雲祭が一ヶ月間の昏睡状態に陥った原因となった。
なお、一ヶ月で目覚めたのは天戯弥勒に遊坂が制裁され死亡したためのようだ。

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最終更新:2019年07月30日 14:23