CURE

CURE(キュア)

治癒力を高めるライズを バースト の形で外へ放出する事によって他者を治療する。
肉体の外傷だけでなく、PSIの使用により脳に掛かった負担も回復することが出来る。
しかしながら、この能力を使用できるのはライズとバーストの素質を持つ者の中でも一部に限られており、希少な能力とされる。
器官を再生したからといってすぐに失われてしまった生命力まですぐに戻るというわけではないようで、
影虎黒滝によって身体に開けられた風穴を治療した後でも即座に復調したわけではなかった。(小説版より出典)

回復系のPSIではあるが、望月朧禁人種の核に大量の生命エネルギーを流し込む事で、
核の生命を司る回路を一時的に飽和させたように、戦闘手段としても使えるものと思われる。
現実でも細胞の過度の活性化は害となることがあり(例えば、魚の目は角質の増殖異常によるものである)、
CUREは生命活動を強制的にオーバーフローさせることで致命的な害悪を与えているものと思われる。
まさに薬と毒は紙一重といったところか。

作中では、の他に天樹院ヴァンイアンが使用。
小説版では弥勒W.I.S.EにCURE使いが居ないことを嘆いている一幕もあることから、サイキッカーの中でも稀有な存在ということがうかがえる。
(ちなみに対比される幻視カブトミスラエルモアコペルの4名)

4thゲームにて生存していたヴァンのCURE性能は格段に向上しており、自ら「CURE領域」と称する広範囲自動治療型のCUREを編み出している。
フレデリカ曰く、「脳と心臓以外なら元通りに再生できるレベル」で、実際、アゲハの右足を軽々と再生させていた。

脳が再生不可能な理由は、器官としての脳を再生することは出来ても“記憶”までは元通りにはならないということと思われる。
心臓が再生不可能な理由としては、こちらも器官としての心臓は再生できるが死者までは蘇らせられるわけではない、ということだろう。
失われてしまった生命までは元通りできないというだけであり、脳や心臓の治療・再生自体は可能。


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2023年08月09日 13:13