氷碧眼

氷碧眼(ディープ・フリーズ)

ウラヌス第三星将(グリゴリ実験体03号)のPSI能力。おそらくバースト。
物体を凍結させたり氷を具現化させる能力で、スケートや銃、槍などを作り出すことが出来る。
氷で作った銃からは冷凍弾を発射することができ、命中した物体を瞬間的に凍結させることが出来る。
氷で作った槍も命中すると対象を凍結させ、更にウラヌスのライズと相まって、
カイルが設置したマテリアル・ハイ3枚まとめてぶち抜く高破壊力を誇る。

また、巨大な氷塊を任意にの場所に作り出すことができ、手元の小さい氷塊でコントロールしているようだ。
氷でありながらフレデリカの熱光線をたやすく受け止めるなど、高い防御性能を持っている。
地面に落とすことで周りの地面を広範囲に凍結させ、更には地面からアイスリンクを作り出し、氷で作ったスケート靴で縦横無尽に駆け回る。
これにより足場のコンディションは最悪の状態にされるため、空を飛べないサイキッカーは相当の苦戦を強いられそうだ。
最終的には大気を凍てつかせて、運動機能や体力を奪ってくる。
その冷気たるやサラマンドラに守られたフレデリカにさえ凄まじい冷気を感じさせており、
カイルクラスのライズ使いであっても長時間経過すれば凍死してしまうほど。
しかも、この段階に移行するとウラヌス自身の凍結能力は飛躍的に向上し、冷凍弾等の威力や速度が跳ね上がる。

余談ではあるが空気を液体にするためには1気圧下でセ氏零下約190度にまで下げる必要があるので、
大気を凍らせて固体化させるためにはここからさらに温度を下げてやる必要がある。

グラシアル・ウォール

胸周辺や背中に氷のアーマーのようなものを作り出し、相手に抱きついて巨大な氷塊に閉じ込める技。
一度決まってしまうと、外部からの力が加わらない限り脱出が出来なくなる模様。
大気を凍結させてから使用可能な技のようだ。

総合的に見ると、近接格闘では上記の技に加えライズに凍結の追加効果を付加し、中距離では冷凍弾、遠距離では槍と非常にバランスが良い。
また、巨大な氷塊による盾や高速移動を可能にするスケーティングなどから、防御や回避にも優れている。
その防御性能に加え、地面や大気を凍てつかせて、敵だけでなく場を征圧し、
相手を弱体化させて自分を強化していることを鑑みると、好戦的なウラヌスの性格とは裏腹に戦術的で防御的な能力といえよう。

凍結能力自体は現代世界でも健在で、冷気を含んだ風を吹きつけ古都霊山林を瞬時にして氷原へと変えている。
流石に未来世界ほどの規模ではないものの、広範囲を一気に支配するのは現代世界からでも可能なようだ。

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最終更新:2011年10月06日 18:23