天樹院フレデリカ(てんじゅいん ふれでりか)
エルモア・ウッドで暮らす子供の一人。
1999年(平成11年)3月24日生まれ。神戸・三宮育ちのフランス人。常に熊の耳のついたフードを被っている。
PSI能力はパイロキネシス(発火能力)「
パイロ・クイーン」。生後間も無くPSIに目覚めていた。
怒ると関西弁になり、PSIを制御できずに暴走させてしまう。「
バースト・ストリーム」を考案した一人。
プライドが高く勝気な性格で、
マリーからは「フーちゃん」と呼ばれているが、
他人と馴れ合うことを嫌うがために、自分の側に寄って来るマリーを虐めている。
無論、根っからマリーを嫌悪している訳ではなく、内心では誰よりも彼女の事を心配しているあたり、単に素直になれないだけである模様。
元は貿易商の家で育ったお嬢様だったが、ある夜、偶然聞いた両親のとある一言で癇癪を起こし自宅を半焼させてしまった。
その異質な能力を恐れた親に捨てられ、
天樹院エルモアに引き取られたという過去を持つ。
そのためか、当初は
夜科アゲハ達外界の人間には不信感を抱いていた。
サイレン世界のフレデリカ
宣戦の儀の映像では、他のチルドレンと共に戦い、命を落としたが、エルモアの死を回避した
サイレン世界では生存しており、4thゲームにて、成長した姿で登場。
19歳(つまり、元世界では9歳だった?)になっており、マリーとは対照的にスレンダーな体格。
幼少時同様、耳付きフードを愛用しており(耳の部分は熊から猫になっている)、野菜嫌いの描写がある。
マリーに対するツンツンした態度はなりを潜めており、むしろ彼女の身を積極的に案じている。
ツンデレ+女王様気質は相変わらずで、能力の向上した「
パイロクイーン・サラマンドラ」を駆使して戦う。尚、通常のパイロ・クイーンも使用可能。
アゲハ達と共に
夢喰島に向かい、
ネオ天草と交戦する。
5thゲームにて
W.I.S.Eが
天樹の根に侵攻した際には
ネッカや大量の
禁人種を退けた。
根の住民奪還戦では陽動班として、緒戦で
ウラヌスと激突。
カイルと連携し、太陽光の助けも借りてウラヌスを倒す。
しかし空を塞いだ
グラナの
日輪”天墜”を食らい、直撃ではなかったが呼吸停止に陥ってしまう。
その後、カイルの迅速なフォローと
ヴァンの懸命な治療により意識を取り戻した。
なお、詳細は不明だが、夢喰島の地下で怒り心頭となったマリーにいち早く(マリーの姿が見えていない段階で)感付いたり
侵攻してくるスカージたちを察知して戦闘準備に入る(こちらも同上)といった例をみるに、何らかの感知能力を有しているようだ。
成長してからは足を組む癖がついたのか、作中でも割と足を交差させるセクシーなポーズが多く、彼女の女王様気質をさりげなく演出しているように思える。
戦い方を見た限りではバースト偏重型の印象が強いが、
低知能型の人型禁人種よりも素早く動き、
一発の回し蹴りで蹴り倒せるだけのライズを使用できるので、格闘戦がてんでダメという訳ではない様だ。
最終更新:2024年03月08日 18:39