Web画面でのアップロード
- ウェブによる管理画面から「Advanced Tools」→「F/W Upgrade」でファームウェアファイルをアップロードすることで更新できます。
- 非対応のファームをアップロードするとその旨を知らせるダイアログがポップアップし、ファーム更新はされません。
- 配布ソースからビルドしたイメージはこの方法でアップロードします。
リカバリーモードによるアップロード
本体の起動がうまくいかなくて管理画面を利用できない場合は以下の手順でファーム更新が可能(難易度が高いので気を付けてください)
- 電源コードを抜いて電源OFF。
- 本体の2つのボタン(shutdown,backup)を両方押しながら電源ON。
- ボタンを押しっぱなしでしばらくすると、本体LEDのうち左側4つが素早く点滅し始める。
- この状態でtftpによるファームのアップロードが可能。
- このときの本体IPアドレスは「192.168.123.254/24」なので、適切にIPアドレスを設定したマシンからファームウェアファイルをtftpでアップロードする必要があります。
- ファイルの転送速度が早すぎたりすると本体の処理が追い付かないらしく、ファームの更新に失敗します。転送速度を300Kbps程度にすれば成功するらしく、筆者はdebian sargeから以下のようにpacket-shaperを設定して、なんとか成功しました。
#!/bin/sh
TARGET=192.168.123.254
tc qdisc del dev eth0 root 1> /dev/null 2> /dev/null
tc class del dev eth0 root 1> /dev/null 2> /dev/null
tc filter del dev eth0 root 1> /dev/null 2> /dev/null
tc qdisc add dev eth0 root handle 10: cbq \
bandwidth 10Mbit avpkt 1000 cell 8
tc class add dev eth0 parent 10:0 classid 10:1 cbq \
bandwidth 300Kbit rate 300Kbit allot 1514 cell 8 \
weight 300Kbit prio 8 maxburst 5 avpkt 1000
tc qdisc add dev eth0 parent 10:1 tbf \
rate 300Kbit buffer 300Kb/8 limit 150Kb
tc filter add \
dev eth0 parent 10:0 protocol ip prio 100 u32 \
match ip dst $TARGET flowid 10:1
tcコマンドを使うのは初めてなので、なにかおかしな記述になってるかもしれません。
最終更新:2007年03月18日 03:58