こちらは、Y武さんのブレトランド世界観をお借りした、グランクレストキャンペーン「ブレトランドanother」#07 のページです。

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レギュレーション
  • 使用可能ルール:基本1・2、AF、戦記DB、上級、百花繚乱、R&R記事
  • 使用禁止スタイル:ウィザード(ただし、将来的にサブスタイルとしては認めます)
  • PCレベル:11
  • マスコン&国ルール:使用します。ただし、GMが独自の追加および制限を加えます。
  • 既存キャラクターの使用の場合、リビルドは認めます。ただし、クラス・スタイルを変更しては認めません。

※ GMが上級以降のルールブックを所持していないため、使用したい場合は自身でご用意ください。
※ 上級ルールブック買いました、これでポイゾナス以外ならだいじょーぶ!



今回予告

ヴァレフール万博も終えて、ヴィルマ村はいつもの開拓の日々に戻ってきた。

そんな折、レア伯爵から1つの知らせが届く。
かつての伝染病の原因・治療法究明のため、レア伯爵の知り合いの薬師がヴィルマ村に来てくれることになったそうだ。

一方、考古学者アルバートは別のアプローチから、伝染病について考えていた。
司祭シェリアは森に潜む者たちに考えを巡らせていた。
異界の神格ロキは、とある覚悟を固めた。
かの中に眠る少女アイディは何を思うのだろう。

数多の思惑と偶然が重なる今、再び過去への挑戦が始まる。

グランクレスト・キャンペーン ブレトランドanother#07「ブレトランド開拓記」第五話
「過去を識る頃に」

混沌(カオス)を収め、聖印(クレスト)に至れ!

 ※ 今回のハンドアウトには選択肢があります。
   事前に選択肢を選んでくれても構いませんし、セッション中に決めてくれても構いません。
   また、プレイヤー間で相談しても構いません。(当然、相談せずに決めても構いません。)

PC① グラン・マイア(ロード/アーチャー)

キミの執務室にやってきたのは、考古学者、アルバート・ラッセルだ。
彼は、この村に来てから調べていたことをキミに報告する。

「僕が考えるに、ヴィルマ村初代領主、アーシェルは以前この村に流行った伝染病について、何か関わっていた可能性が高い、と思います。」

「かつて、アーシェルはこの地の領主になってしばらくして病に罹り、世を去りました。」
「その病状が、件の伝染病と類似している、と思うのです。」
「もしかすると、彼のことを知ることで、謎の伝染病の正体に迫れるのではないかと。」
「ですが、アーシェルの時代の資料はこの村の中にも、もはやほとんど無く…それ以上は調べることができませんでした。」

なるほど、たしかにこの村に合ったような資料の多くは、焼き討ち事件を経て失われてしまっただろう。
伝染病の原因究明のため、…

→ 首都ドラグボロゥになら当時の資料が残っているかもしれない。

→ 隣村、ナゴン村になら当時の資料が残っているかもしれない。

→ 隣街、テイタニアになら当時の資料が残っているかもしれない。  

因縁:アーシェル・アールオン(ロード/ルーラー) 故人 男性) 推奨感情 メイン:任意/サブ:任意

400年前、ブレトランドを混沌から解放した英雄王エルムンドに仕えた侍従騎士。
エルムンドと共にボルドヴァルド周辺の魔境浄化に尽力したが、完全浄化は到底叶わず、魔境近くの村の領主となり、首都ドラグボロゥを守り続ける任を受けた、と言われている。

PC② サラ・ロート(メイジ/サモナー(浅葱))

キミは重大な決断を迫られていた。

ヴィルマ村領主グランの契約魔法師としては、アスリィが無事に就任した。
その上で、次の論点は、キミ自身の今後のこと。

ある日、エーラムから通信が入った。
「こんにちは、突然のお話で驚かれるかもしれませんが、教員としてエーラムに戻られる気はありませんか?」
「無機召喚魔法師として、貴女は既にかなりの実力を身につけていますし、それ以上に、貴女ほど広範に世界の産業に造詣の深い者はそうそういません。」
「後進のため、その知識を役立てていただけないでしょうか? お返事をお待ちしています。」

魔法師団次席、ディレンド・グレイルは言った。
「私は、実のところ引退を考えている。」
「元より、私はワトホート様に仕えると決めた魔法師だ。引継ぎまでは課せられた義務と思ったが、それももうひと段落ついた。」
「そして、次の魔法師団次席には、望むならキミを推挙しようと思っている。」

筆頭魔法師、ヴェルナ・クアドラントは言った。
「サラさんの今後については、本人の意向を最大限に尊重しようと思っています。」
「ヴィルマ村に残って、せっかく勉強なされた知識を存分に活かしていただいても良いですし、魔法師団に戻られた場合は、相応の席を用意します。」
「貴女が、決める事です。」

キミの決断は…

→ ヴィルマ村に残ることだ。

→ ドラグボロゥに帰ることだ。

→ エーラムに行くことだ。

因縁:ヨハン・デュラン(PC⑤)(メイジ/アルケミスト 男性) 推奨感情 メイン:任意/サブ:任意

※ あんまりハンドアウトと関係ないけど、ハンドアウトにしっくりくる因縁が特に無かったので便宜上。

PC③ アレックス・カーヴィス(アーティスト/エーテル(炎))

アイディのかかっている伝染病のため、レア姫が治療のスペシャリストに声をかけてくれたらしい。
彼は、ヴィルマ村に向かっている、とのことだ。

そんなある日、キミは復興本部で、彼らの会話を偶然聞いてしまった。
はた目にはロキが独り言を語っているように見える。
だが、その内容は…もしかして、アイディと話をしている?

  •  ・ ・ ・

「ああ、知っているさ。」

「***、****」

「うん、キミを取り戻したら、僕は消滅するだろうね。」
「もともと、僕たちは2柱に分割されて、ひどく不安定なあり方だったんだ。」
「そんな状況下で、自身の半身を滅してしまったし、力を支える膨大な混沌も失った。」
「キミという依代を失って、そこに存在はできないだろうね。」

「******、************」

「そうだ、キミだって気付いているだろう。」
「病の進行を抑えるためとはいえ、僕の憑依は着実にキミに負担をかけている。もう長くは体の方が持たない。」

「***、************」

「キミを直せる方法を見つけたら、僕が退去して、キミがアイディに戻るんだ。」
「僕が単独で存在できるだけの混沌を集めるまで、なんて悠長なことは言っていられない。」

  •  ・ ・ ・

キミは、どうするべきだろう…

→ この会話を聞かなかったことにして、アイディを取り戻すことだ。
  それはきっと、ロキの望みでもある。

→ ロキも救う方法を考えることだ。
  きっと、そんな方法も、どこかにある。

→ その他(自由記述)
  [               ]

因縁:選択したキャラクター (??/??? ?歳 ?性) 推奨感情 メイン:任意/サブ:任意

※ ロキ、アイディの中から選択。

PC④ アスリィ・エテーネ(メイジ/ヒーラー(常盤))

ヴィルマ村の契約魔法師として、キミは考えていた。

かつて、村に滞在する聖印教会の司祭、シェリア・ルオーネは言った。
「私たちは、ボルドヴァルド大森林のどこかに、パンドラの隠れ里があるのではないかと考えています。」
「森の中に入ったパンドラと思しき人物が行方をくらます。あるいは、逆に突然に現れる。」
「仮に、そういう隠れ里があるとすると、辻褄が合うのです。」

これまで、ヴィルマ村の近くを何回か探索した。
もし、そういったものがあるとしたら、未探索の場所に心当たりがなくもない。

カレイドストーンを探しに行った坑道には、動かぬゴーレムによって塞がれた出口があった。
当時より、キミ含め、ヴィルマ村の皆は強くなった、今ならゴーレムを討ち倒し、その奥に進めるかもしれない。
その奥にはもしかすると…

ロキの邪神としての側面と戦った地は、混沌の沼だった。
その奥に何があるのかは未だに謎のままだ。
何らかの準備を整えて行けば、あの混沌の沼を渡れるだろうか?

森林探索の責任者はキミだ。
どのルートを取るか決めるのも当然、キミの仕事だが…

→ ゴーレムを突破して、先に進もう

→ 混沌の沼を越えて、先に進もう

因縁:シェリア・ルオーネ(ロード/アーチャー 18歳 女性) 推奨感情 メイン:任意/サブ:任意

ヴィルマ村に滞在している聖印教会、月光修道会の司祭。
表向きにはヴィルマ村に布教に来ているのだが、どうやらその実、ボルドヴァルド大森林に潜むパンドラの調査という密命を帯びてやってきた、らしい。

PC⑤(ゲスト枠)ヨハン・デュラン(メイジ/アルケミスト)

ローズモンド宰相、ヘルマン・アルフォート子爵の契約魔法師であるキミは、再びブレトランド小大陸を訪れていた。
先日のヴァレフール万博には、ローズモンドからも幾つかのブースが出店していたのだ。

ヴァレフール万博も閉幕したところで、キミのもとに来客が現れた。
彼女の名は、レア・インサルンド。このヴァレフールを治める伯爵だ。

曰く、かつて発生した伝染病の正体を究明したい、またその病の患者が未だに1人いるとのこと。
それで、薬品のスペシャリストであるキミに相談に来た、ということらしい。
話を聞く限り、自身の知る症例に類似のものはない。
全く新種の伝染病か、あるいは…

ともあれ、この件を解決することは、自身の錬金術師としての見聞を広げることにもつながるだろう。
キミは、依頼を引き受け、患者がいるという村に向かうことにした。

だが、なにぶん未知の病状だ。
もしかしたら、自分1人では手に余るかもしれない。
いざという時、頼りになりそうなのは…

→ 錬成魔法科時代の学友、ルナ・エステリアだ。
  アーティファクトの錬成の腕は確かだ。
  今、どこにいるのかは知らないが、タクト通信で知恵を借りることはできるだろう。

→ エーラム時代に基礎魔法の教えを受けた教員にして、生命魔法の権威、ノギロ・クアドラントだ。
  多忙と思われる彼だが、間違いなくこの手の問題に対する知識量は随一だ。
  また、生命魔法の観点からなら、錬成魔法では見えないことも見つけられるかもしれない。

→ その村の近くには、かつて出会った流れの薬屋、ジェームズがいたはずだ。
  彼にコンタクトを取れれば、力になってくれるだろうか?


因縁:選択したキャラクター (??/??? ?歳 ?性) 推奨感情 メイン:任意/サブ:任意

※ ルナ・エステリア、ノギロ・クアドラント、ジェームズの中から選択。



今回の舞台:旧ヴィルマ村

ヴァレフール南部、ボルドヴァルド大森林近くの小村。
数年前、(混沌に起因する)伝染病が蔓延。首都ドラグボロゥへの波及を危惧した前ヴァレフール伯爵ワトホート(当時はまだ伯爵ではないが)によって、焼き討ちにされる。その際に、村人の大半は死亡。村の建造物も大半が焼失した。
時は流れ、ヴァレフール伯爵レア・インサルンドは旧ヴィルマ村の復興計画を始めることを決定。(村を焼き討ちにしたワトホート本人が主導するよりは反発が少ないだろう、という思惑もあってレアの継承を待ったともいわれている。)

レア伯爵の従属騎士、グラン・マイアによって開拓が始められ、今日に至る。

+ ヴィルマ村周辺 imageプラグインエラー : ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (bsa03_03.jpg)



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最終更新:2018年07月22日 14:21