こちらは、Y武さんのブレトランド世界観をお借りした、グランクレストキャンペーン「ブレトランドanother」#09 のページです。
◆日時、場所
- 日程: 2月2日
- 場所: 学生会館(変更になる場合があります)
◆レギュレーション
※ このセッションは「ブレトランド異聞録形式」(ブレトランド・サーガの世界観を用いて他システムを遊ぶ)で行われます。
※ つまりこのセッションは「グランクレスト」ではありません。
- 使用可能ルール:基本ルールブック、上級ルールブック、デーモンロード
- PCレベル:初期作成
- 制限条項:GMから特に指定のある場合を除き、魔王印は取得できません
◆今回予告
"橋城の街"ベルクト。
ブレトランド北部に位置する街。
川にまたがる巨大な橋と一体化するように作られた城を中心に広がる、水運の街である。
ブレトランドの動乱最前線からは遠く離れたこの地だが、だからこそ選ばれたのかもしれない。
異界の魔王が執り行う「戦争(ゲーム)」の舞台に!
ある者は、「魔王戦争」に勝利し、その手に抱く願いを叶えるため。
ある者は、異界の魔王の介入から、アトラタンの秩序を守るため。
ある者は、突如出会った運命に流されて。
思惑を胸に! 願いを心に! 魔王の印をその腕に!
さあ、始めよう!
グランクレスト ナイトウィザード3rd・単発セッション 「ブレトランド異聞奇譚」第一話
「橋城の魔王戦争」
紅い月が昇るとき、混沌の戦争は開かれる!
◆ハンドアウト
PC① 新規キャラクターA 推奨クラス:ロード
キミは"橋城の街"ベルクトの領主である。
ある日キミの前に1人の少女が現れた。彼女はベール=ゼファーと名乗り、「魔王戦争」の提案をした。
・1つ、魔王戦争とは「裏界(エミュレイター界)」の魔王たちが代理戦争として、「駒(ポーン)」を選び出し、戦うものである。
・2つ、魔王戦争に勝利した暁には、魔王は「駒(ポーン)」へ報酬を与える。
・3つ、あくまでもこの魔王戦争は、魔王たちが「裏界(エミュレイター界)」の覇権を賭けて争うものだ。魔王はアトラタンに必要以上の干渉はしない。
・4つ、魔王は「駒(ポーン)」を選んだ後は、「駒(ポーン)」を選びなおすことはできない。
キミはこの魔王の手を取り、「駒(ポーン)」として魔王戦争に参加してもいいし、参加を断り、他の「駒(ポーン)」から街の平和を守るために活動してもいい。
因縁:"蠅の女王"ベール=ゼファー(投影体? ??歳(外見14歳) 女性) 推奨感情 メイン:任意/サブ:任意
異界「裏界(エミュレイター界)」を統べる強大な魔王の1人。
可愛らしい容姿と裏腹に残酷であり、搦め手で相手を破滅させることを好む。
全ての事象をゲームとして捉えており、ゲームはお互いリスクを背負うからこそ面白いと考えている。
本人曰く「だって、その方が面白いじゃない」との事。
ただし、その性格が災いして、精緻な仕掛けをしてはその隙をつかれてウィザードたちに敗れ去る事も少なくない。
(Wikipediaより抜粋)
PC② 新規キャラクターB 推奨クラス:メイジ
キミは魔法都市エーラムのエージェントだ。
今回のミッションは、エーラムを落第した後で邪紋使いになり、ベルクト周辺で盗賊行為を働いているという男、ガレニア・サイフェルトの捕縛または討伐である。
だが、この任務、一筋縄ではいきそうにない。
どうやら、ガレニアは最近、異界の何者かの力を借り、更に力をつけているようだ。
同地の領主の協力を仰ぐ、などの手段も考えた方がいいかもしれない。
※ キミには、裏ハンドアウトが与えられる。
因縁:ガレニア・サイフェルト(アーティスト/スタイル不明 23歳 男性) 推奨感情 メイン:任意/サブ:任意
かつてエーラムで魔法を学ぶも、落第を重ねた結果、記憶を消去されて放校された男。
その後、邪紋の力を得たが、傭兵や武官になるでもなく、盗賊の頭として活動し始めたため、エーラムに指名手配される。
最近、何者かに力を与えられたといわれ、彼率いる盗賊団の活動が活発化している。
もしかすると、彼もまた「魔王戦争」の参加者なのかもしれない。
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pc②データ |
名前:シェディ・ロート
年齢:24 性別:女性
クラス 魔物使い/魔物使い
属性:地/火
種族:人間 ワークス:エージェント
◆ライフパス
出自:高貴な血筋 キーワード:
目的:残念系
邂逅:
印象:メッシュ
性格:自信家
◆能力値
筋力11 器用7 感覚4 理知7 意思8 幸運6
命中13 回避7 魔導7 物攻20 魔攻0 物防6 魔防2
耐久力33 魔法力20 行動値11
◆特技
月位1/月匣1/フェイバリットワン1/ストライクモード2/魔物進化1/ライドモード1/魂の緒1/二刀流1/得意分野1
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PC③ 新規キャラクターC 推奨クラス:アーティスト
キミは港町パルテノの駐在武官だ。
ある日、キミの元に、同地の副契約魔法師であるクレハ・A・カーバイトが訪ねてきた。
曰く、2つ隣の町、ベルクトで何やら大きな事件が起こるとの情報を掴んだようだ。
ベルクトに向かうクレハの護衛として、キミもまたベルクトに旅立った。
※ キミには、裏ハンドアウトが与えられる。
因縁:クレハ・A・カーバイト(メイジ/サイキック(山吹) 19歳 女性) 推奨感情 メイン:任意/サブ:任意
異界「第八世界ファー・ジ・アース」の少女。その世界では、「世界の守護者代行」を務めていた一線級の「宵闇の魔法使い(ウィザード)」である。
ブレトランドにおける彼女の存在は少々特殊で、脱走パンドラエージェント、ゴルディオ・ジェファーソンによって「ナイトウィザード」のルールブックを元に召喚された「象徴体」である。
そのため、元の世界での彼女ほどの力はない。現在は、山吹流派の静動魔法を学び、ベルクトの2つ隣の港町パルテノで、マリベル・キャプリコーンの副契約魔法師を務めている。
(参考:
ブレトランドと魔法都市 第4話「覇権国家の契約事情(後編)」)
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pc③データ |
名前:エルシュカ
年齢:17 性別:女性
クラス:魔銃使い/強化人間
属性:火/風
種族:人間 ワークス:パルテノの武官
◆ライフパス
出自:天涯孤独 キーワード:
目的:スリルジャンキー
邂逅:
印象:ツートン
性格:衝動的かつ言葉が悪い
◆能力値
筋力8 器用10 感覚9 理知5 意思5 幸運5
命中15 回避10 魔導5 物攻20 魔攻0 物防3 魔防2
耐久力30 魔法力16 行動値12
◆特技
月位1/月匣1/魔銃所持1/鋼化神経1/ヘヴィバレル2/ファニング1/完全奇襲1/イクイップリミット1/キープオフ1
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PC④ ティップ・ウィンチェスター(落とし子/夢使い)
キミは"橋城の街"ベルクトの大商家の息子or娘だ。
だが、最近、長らく当主の地位にあった祖父が没し、家は新体制へ移行するため中々にせわしない。
ある時、キミは祖父の管理していた倉の整理をしていた。
そこで見つけたのは1冊の本。タイトルは見知らぬ文字で書かれ、全く読めない。
興味に駆られ、その本を開いた時、キミの前に1人の少女が現れた。
「"勇者魔王"ムツミ・アマミ、推参だぜっ!」
「お前があたしの駒(ポーン)か? 一緒に頑張ろうぜっ!」
因縁:"勇者魔王"ムツミ・アマミ(投影体? ??歳(外見14歳) 女性) 推奨感情 メイン:任意/サブ:任意
「裏界(エミュレイター界)」の新人魔王。
"勇者魔王"の二つ名の通り、愛と勇気と正義に任せてその力を振るう猪突猛進バカ。
正直言ってあまり魔王らしくはない。
PC④を「駒(ポーン)」に、「魔王戦争」に参加するつもりのようだが…
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pc④データ |
名前:ティップ=ウィンチェスター
年齢:17 性別:男
クラス:落とし子/夢使い
属性:冥/虚
種族:人間 ワークス:商家の息子
ライフパス
出自:凶相の血脈 キーワード:呪い
目的:忌むべき力
邂逅:
印象:ゆるゆる
性格:人が良さそう
能力値
筋力5 器用6 感覚8 理知10 意思9 幸運4
命中6 回避8 魔導16 物攻1 魔攻10 物防1 魔防4
耐久力24 魔法力29 行動値14
特技
月衣1/月匣1/ダークソウル1/スタッフオブドリーム1/ブラッドボンド2/朧月1/英雄幻想1/裏事情1/伝家の術式1
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◆今回の舞台:"橋城の街"ベルクト
ブレトランド北部、アントリア領内に位置する街。
アントリア北部の山岳地帯を迂回するようにパルテノ-クラトーマ間をつなぐ街道の途中にある。
同地方の限られた陸路を支える街であると同時に、川を使った水運の拠点でもある。
街の中心には川にかかる石造りの橋があり、その橋を中心に発展してきた街である。
もともとあった橋を中心にその橋のたもとを増築するように街の主要施設を造ってきた末に、橋を中心に1つの大きな城のように見え、異名の由来となっている。
◆前提知識
※ この項目には、ナイトウィザードの世界とグランクレストの世界をクロスオーバーさせるにあたって、GM独自の解釈を含んでいます。
アトラタン世界の外に幾つも存在する異界。
その中に「第八世界ファー・ジ・アース」と呼ばれる異界が存在する。
そして、「第八世界ファー・ジ・アース」には対になる世界として、「裏界(エミュレイター界)」が存在する。
ちょうど、「オリンポス界」と「タルタロス界」のような関係だと思えばいい。
それぞれついになりつつ存在し、時折それぞれの世界からアトラタンに投影され、現れる者もいる。
さて、この2つの世界だが、「裏界(エミュレイター界)」を統べる「魔王」と呼ばれる者たち、その配下である「侵魔」たちは、「第八世界ファー・ジ・アース」に、存在の力「プラーナ」を求め、侵略を仕掛け続けている。
一方、「第八世界ファー・ジ・アース」にも、「魔王」の侵略を水際で食い止めるべく、戦うものたちがおり、彼らは「宵闇の魔法使い(ウィザード)」と呼ばれている。
この「魔王」「侵魔」と「宵闇の魔法使い」の戦いを描くのが、「ナイトウィザード」の世界なのである。
ところで、「魔王」たちというのは、あまり互いに仲はよろしくない。
であるので、ちょくちょく争い事は起こるものだが、直接戦い合っては互いに傷付くだけ、「宵闇の魔法使い」に漁夫の利を取られるのがオチだろう。
そこで、「魔王」たちは1つの手段を考案した。「魔王戦争」と呼ばれるゲームである。
「魔王」1人に付き「駒(ポーン)」1人を選び出し、代理戦争をさせるのだ。
この「魔王戦争」はこれまでもしばしば、行われてきた。そしてまた…
だが、今回の舞台は「第八世界ファー・ジ・アース」ではない。
「ブレトランド小大陸」を舞台にした「魔王戦争」が幕を開ける。
◆キャラクター作成について
キャラクター作成は当日行います。
ただし、事前にハンドアウトの割り当てを決め、大まかにやってみたいクラスを考えておくとスムーズでしょう。
参考までに、以下に、ナイトウィザード3rdのクラス一覧を掲載します。
このうち1つないし2つを選んでキャラクターを作成します。
多くはアトラタンにおけるクラス/スタイル分けに問題なく馴染みますが(例えば、吸血鬼ならアンデッドの邪紋使い相当として、魔物使いはサモナー相当として)、グランクレストでは再現できないクラスを使うのも面白いでしょう。
例えば、PC①が「電脳使い」のクラスで、「異界から投影されたコンピューターを武器に戦う特殊なロード」をやっても良い訳です。
・アイドル |
・大いなる者 |
・落とし子 |
・陰陽師 |
・吸血鬼 |
・強化人間 |
・人狼 |
・聖職者 |
・属性使い |
・電脳使い |
・忍者 |
・魔鎧使い |
・魔剣使い |
・魔銃使い |
・魔術師 |
・勇者 |
・夢使い |
・龍使い |
・異能者 |
・侍 |
・使徒 |
・人造人間 |
・侵魔召喚師 |
・仙人 |
・転生者 |
・同調者 |
・箒騎士 |
・箒人 |
・魔物使い |
・記録者 |
・錬金術師 |
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ただし、今回のレギュレーション上、注意が必要なクラスがいくつかあります。
大いなる者
裏界の魔王、あるいはその他の神々であることを現すクラスです。
原則的にこのクラスは取得不可とします。
(PC③あたりが「投影体/神格」と言い張れば可能かもしれません。)
落とし子
裏界の魔王と契約して、その魔王から力を与えられた者を現すクラスです。
PC①やPC④がハンドアウト記載の魔王の落とし子として取得することは可能です。
それ以外のPCはこのクラスは取得不可とします。
侵魔召喚師
裏界の魔王の力を断片的に召喚する魔術師を現すクラスです。
原則的にこのクラスは取得不可とします。
(PC②あたりが「裏界を特別に研究しているサモナー」と言い張れば可能かもしれません。)
箒人
ウィザードの操る武器(これを全般に「箒」と呼びます)のうち、武器自体に意志が宿ったものです。
グランクレスト的にはオルガノンに近いでしょう。
原則的にこのクラスは取得不可とします。
(PC③あたりが「投影体/オルガノン」と言い張れば可能かもしれません。)
Q&A
Q: このハンドアウト、PvPにならない?
A: このセッションは、PCたちの選択によっては、PvPが発生する可能性があります。ただし、PvPが発生しないルートも用意されていることは保証します。
Q: ハンドアウトの推奨クラスって意味あるの?
A: あんまりないです。フレーバーです。ナイトウィザードのクラス的には何を選んでくれてもいいです。(ただ、アトラタンの一般人であるはずのPCが突然箒人になるとかはちょっとね…)
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最終更新:2019年03月13日 14:53