開催日時:2020年3月7日(土) 10時〜18時
開催場所:ジャパレン星ヶ丘店

レギュレーション
  • 使用可能ルール:基本1・2、AF、戦記DB、上級、百花繚乱、R&R記事
  • 使用禁止スタイル:なし
  • PCレベル:18
  • マスコン&国ルール:使用せず

前回(天威之参)までのあらすじ
 ノルドの海洋王エーリクの義兄フレドリク・リンドマンと、その「乗騎」の役割を担う「龍の邪紋使い」であるラスク(PC①)は、領内の魔境探索時の混沌の作用によって、身体と魂が入れ替わってしまった。元の身体に戻る手がかりを探すため、アントリア北岸の港町パルテノを訪問した彼等は、かつて彼等と同じような境遇にあった人物の記した書物『紅蓮の姫と紺碧の翼』を発見し、そこに描かれていた「融合の魔法陣」を、魔法具「夢巻物(ドリームスクロール)」の力を用いて再現することで、ひとまず「一つの身体」へと融合を果たした。
 今の彼等は「二つの形状を持つ一つの身体」の中に「二つの魂」が宿った状態である。「彼等」は現状、二人で一つの身体を共有しつつも、その身体の形状は「フレドリク」にも「ラスク」にもなれる。その上で、「フレドリク」の状態の時は聖印を、そして「ラスク」の状態の時は邪紋の力を発動出来るのだが、ラスクの邪紋の力を発動させた場合、フレドリクの魂に多大な負担がかかってしまうため、当面は外見は「フレドリクの姿」を維持しつつも、彼の魂は休眠させた上で、「ラスクの魂」が「フレドリク」として振る舞いながら、二人の身体と魂を「本来の形」に戻るために必要な「分離の魔法陣」を探す旅を続けている。
 そして、今の「彼等」はもう一つ、重大な使命を背負っていた。それは、まもなく「三度目の投影」を果たそうとしている「大毒龍」を倒すために必要な「百八の星核(スターコア)を生み出せる人物」を探し出すことである。そのことを告げたのは「ラスクの来世」を名乗る「天威星」と呼ばれる存在であった。
 一方、フレドリクの長女カタリーナの契約魔法師であるカイナ(PC⑥)は「分離の魔法陣」の手掛かりを求めてマージャ村の近辺の捜索に当たっていた。彼女の目測が正しければ、この地は『紅蓮の姫と紺碧の翼』の最終盤において、主人公のアガーテとハインツが「分離の魔法陣」を求めて旅立った先の地である可能性が高いらしい。


今回予告
 アントリア領北西部に位置するマージャ村は、今でこそ「音楽の聖地」として知られているが、数年前に大規模な混沌災害で崩壊へと追い込まれた過去がある。その混沌災害の原因については未だ不明だが、一説によれば、千年以上前に大魔法師ミケイロの直弟子であるオーストルーザーがこの地を訪れたという伝説もあり、その時代から何らかの特殊な力がこの地に宿っていたのではないかと考える者もいる。そんなこの地に、またしても新たな災厄が降りかかろうとしていた。

グランクレスト大型キャンペーン「ブレトランド水滸伝」第31話
「天威之肆〜双極の眠り姫〜」

混沌を収め、聖印に至れ!

PC① ラスク
 アントリア東部を一通り捜索し終えたキミは、幾人かの「星の前世」には遭遇出来たものの、「分離の魔法陣」の手掛かりを見つけられないまま、一旦カイナ(PC⑥)と合流すべくマージャへと向かった。なお、しばらく休眠させたおかげで、フレドリクの魂は徐々に回復傾向にある。
因縁:スコット(邪紋使い?/男性/20代?) 推奨感情 メイン:不安/サブ:任意
 数年前にリンドマン家の領内で私塾を開いていた人物。住民達からは好評だったが、パンドラ新世界派の精鋭部隊「回天八部衆」の一人であるという噂が流れ、その正体を確かめようとした矢先に失踪した。なお、本人は邪紋使いと称していたが、魔法を使っていたという証言もある。
+ スコット(外見)

PC② レイン・J・ウィンストン
 キミはマージャの領主だ。本来の所属はノルドの白狼騎士団の軍楽隊長だが、なりゆきでこの地に赴任してから、既に二年近く経過している。そんな中、ノルド第四艦隊の指揮官カタリーナの契約魔法師カイナ(PC⑥)が村を訪れた。彼女はこの地で何か探したいものがあるらしい。
+ レイン
因縁:フレドリク・リンドマン(君主/男性/40代前半) 推奨感情 メイン:任意/サブ:同志
 ノルドの海洋王エーリクの義兄(カタリーナの父)。ノルドにいた頃に何度か謁見したことがある。武勇一辺倒の傾向が強いノルドにおいては珍しく比較的理知的な人物であり、キミのように(戦意高揚というよりは)人々の心を癒やすタイプの軍楽隊の必要性も認めてくれていた。

PC③ ランス・リアン
 キミはマージャの領主レイン(PC②)の契約魔法師だ。先日、キミがトロールのローちゃんと一緒に村の郊外を散策していると、キミの脳内に奇妙な声が響き渡った。それが誰に向けた声であったのかは不明だが、キミが確認した限り、その声を聞いた者はキミ以外にはいないらしい。
+ ランス
因縁:謎の声 推奨感情 メイン:好奇心/サブ:任意
 村の郊外でキミの心の中に聞こえてきた声は、以下の通りである。なお、キミはこの声自体には全く聞き覚えがないが、語られた内容に心当たりがあるのかどうかは、自由に判断して良い。
「天より舞い降りし者よ。今こそ、その身体の奥に封印されたもう一つの魂を開放すべき時だ」

PC④ メア(マリア・カークランド)
 キミはマージャの武官だ。旧アントリア子爵家の末裔の一人でもあるが、そのことを知る者は少ない。先日、コートウェルズに遠征中の姉ミリアから手紙が届いた。そこには遠回しな語り口で、まもなくブレトランドに巨大な危機が訪れるかもしれない、ということが記されていた。
+ メア
因縁:サイロット(邪紋使い/男性/30代前半) 推奨感情 メイン:任意/サブ:誠意
 旧アントリア子爵家の復興を願う武装集団の指揮官。昨今は過激な反政府活動は控え、実質的には住民達からの要望に応じて活動する傭兵団のような形で、マージャおよびヒュトランの近辺の混沌討伐に尽力している。キミの姉のミリアを主君と仰ぎ、キミの正体のことも知っている。
+ サイロット(外見)

PC⑤ ティリィ・アステッド
 キミはノルドの白狼騎士団軍楽隊(レイン隊)の一員であり、現在はマージャ村にて孤児院の院長を務めている。キミは混沌を察知出来る特殊な能力の持ち主だが、ここ最近、村全体の混沌の流れに違和感を感じている。何かまた強大な混沌の力が蠢いているように思えてならない。
+ ティリィ
因縁:シャルル・コンドルセ(君主/男性/18歳) 推奨感情 メイン:任意/サブ:可能性
 数日前からマージャに滞在している青年。聖印から生み出す光弾を用いて「光の芸術」を生み出すことを目指して旅を続けており、今はこの地で主に孤児院の子供達を相手に、聖印を用いたイリュージョン/アトラクションを披露している。大陸の貴族家出身らしいが、その詳細は不明。

PC⑥ カイナ・メレテス
 キミはノルド貴族フレドリクの長女カタリーナの契約魔法師であり、地軸星の前世でもある。キミの目算が正しければ、「分離の魔法陣」を作ったのはおそらく伝説の魔法師オーストルーザーであり、アガーテとハインツは彼に関する情報を求めてマージャを目指したと推測される。
+ カイナ
因縁:ヘルブラム(一般人?/男性/20代?) 推奨感情 メイン:任意/サブ:猜疑心
 約半月前にマージャ村の近辺で目撃した謎の人物。「考古学者」と自称し、マージャの魔境の跡地に存在した(かもしれない)と言われる「伝説の魔法師オーストルーザーの遺跡」の調査に来たと言っていたが、姿を見かけたのはその一回だけで、どこの何者だったのか定かではない。
+ ヘルブラム(外見)

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最終更新:2020年03月03日 15:58