2020年度前期に開催されたPBW企画、 「見習い魔法師の学園日誌」 の世界観をお借りした外伝卓です。


概要

グランクレストRPGとは?

グランクレストRPGは、小説「グランクレスト戦記」と同一の世界観で遊ぶTRPGです。

  • 基本は中世ファンタジー世界
  • 舞台となるアトラタン大陸には、物理法則を乱し様々な現象を引き起こす「混沌」という不可思議なものが存在している。放置しておくと時に収束して、虚無からモンスターが現れて人を襲うなどの「混沌災害」が発生する。
  • PCは混沌に対抗する策を持っている。「君主(ロード)」「魔法師(メイジ)」「邪紋使い(アーティスト)」「投影体(プロジェクション)」に分かれる。
  • 「君主」は聖印(クレスト)を持ち、混沌を浄化することができる。自らの領地を持ち村や国を治めていえる場合も多い。
  • 「魔法師」は混沌を操作して魔法を使うことができる。君主に仕えて契約魔法師となっている場合も多い。
  • 「邪紋使い」は混沌を体に取り込み生き延びた人間で、高い戦闘力を誇る。武官として君主に仕えている場合も多い。
  • 「投影体」は混沌が収束してこの世界に投影(≒別世界から複製)された存在。多くは敵対的だが、一部は友好的で人類と共存している。
  • 聖印は、(敵対的な)投影体を倒したり、ほかの君主から奪い取ることによって成長し、聖印の大きさによって爵位が決まるため、戦争が相次いでいる

基本情報

システム:グランクレストRPG
日程:グループ分け後、9月の土日優先で調整
使用可能ルールブック:基本1、2(裏流派はGMと応相談)
ルルブについて:未所持でも参加可能
セッション形式:オンラインセッション
追記:ディスコードとココフォリアの両方を使う予定です


研究編

9月12日、9月13日、9月26日開催

今回予告
赤の学園を無事卒業して、各々が目指すべき道へと少しずつ歩み始めるようになってまだすぐのこと、専門学部へ進んだ皆さんが一斉にあつめられて、オリエンテーションを行うようです。


全日程共通ハンドアウト
PC1~PC4(みながく参加者枠)
皆さんは、この度赤の学部を無事に卒業して自身の望む専門課程に進むことができた優秀なメイジです。今回は、専門課程が始まる前のオリエンテーションを行うようで、数人のグループに分けられているようです。もしかすると見知った人がいるかもしれませんし、初めての人ばかりかもしれません。また、異文化交流も兼ねているのかそれぞれの班に見慣れない格好の人がいます。どうやら駆け出しのロードもみなさんの班の中にいるようです。
どうやらそれぞれ班ごとに封筒が置かれているようで、皆さんの封筒には研究体験と書かれていました。どうやら、班によって内容が異なるようです。そういえば事前にそんなアンケートがあったな、と皆さんは思い出すことでしょう。(希望した方に来れているかどうかはプレイヤーの皆さんにお任せします。)
因縁 自分以外のPC全員 
自分と同じ一人前のメイジになろうとしている仲間たちと、異文化交流をするために来ているロードたちが班員の中にはいる。どうやら今回はランダムで班分けがされているようで、知っている人も知らない人も混ぜこぜになっている。
これまでにない交友関係を作れるかもしれないと不安やワクワクなどの様々な感情を抱いていることだろう。


PC5 推奨クラス ロード
あなたの両親のどちらかは、〇〇の国の村を統治しているロードです。今回は、いずれロードとして両親の村を統治するあなたに、メイジについての理解を深めてもらうための交流会に参加してもらうために、エーラムまできました。
普段の村にいる契約メイジとはまた違う出会いがあるかもしれません。

因縁 自分以外のPC全員
いずれロードとなって国を治めるあなたはエーラムで勉強をしている見習い魔法師である彼らと交流することになった。
自分にはない考え方に困惑することもあるかもしれないが、エーラムにあなたは向かうのであった。
どうやら数人に分けられた魔法師たちと同じ班を組んで何かをするようである。


就職編

ハンドアウト

PC1~PC3
クラス:メイジ
あなたたちは赤の教養学部を卒業し、専門課程に進んだばかりのメイジである。今回は、専門課程で本格的な授業が始まる前にオリエンテーリングが開催されることになった。様々な専門の人が入交り、班分けされて様々な活動を行うようだ。
君たちの班は契約魔法師職の職業体験の班である(志望したのか、偶然この班になったのかは自由に設定してよい)。

PC4
クラス:ロード
推奨年齢:10代後半
あなたはランフォード地方の一国を治める領主の息子/娘である。現在の領主である父の命令で、メイジたちの職業体験に同行することになった。これはあなたにとって、初めての対外関係の仕事である。

※皆さんには割とどうでもいい裏ハンドアウトが渡されます。

カッコ内に2キャラクター書いてある場合は、前者が9/5、後者が9/19のものである。

裏ハンドアウト(公開)

PC1
因縁:PC4
感情:任意

あなたは、実際に働いているロードに興味がある。どうやら、この班には若いロードが同行するようである。彼ないし彼女の行動を観察することは後学のためになるだろう。


PC2
因縁:師匠
感情:任意

あなたは師匠から、いいお土産を買ってくるように厳命されている。


PC3
因縁:契約魔法師(ローザ・クラリオ/リンジー・クラリオ)
感情:任意

あなたは、現地の契約魔法師と知り合いである。以前、一時的に彼女がエーラムに帰って来ていたときに、魔法師としての実力を見せてもらったことがある。当時のあなたからみて圧倒的な実力をみて、どう思ったのかは任意に設定していい。


PC4
因縁:父王(ウィレム・メイ/ヘンドリック・メイ)
感情:任意

あなたは事前に父王から「青田刈りに似たようなものだが、実力や信条などで気になる魔法師がいたのなら、この時点で声をかけておくのも悪くはない。もっとも、最終的な決定権は魔法師とその家長にあるから希望通りになるかは分からんが、損はないだろう」と言われている。


共通舞台設定

エーラム北部に位置するランフォード地方(基本ルルブ2、P240)が舞台となる。具体的には、ランフォード南部、ミスタリア湖に接する二つの村が舞台となる。ミスタリア湖周辺は、俗にクレア領ミスタリアと称されている。というのも、この地方の正統後継者はクレア姫ことクレア・ウィンスローであるのだが、各領邦が権謀術数と闘争を繰り広げているため、クレアの領地はミスタリア湖周辺に限られているのである。クレア・ウィンスローに忠誠を誓う二つの村で、見習い魔法師たちは数奇な冒険に出るのである。

9/5の卓

舞台は、"寡黙王"ウィレム・メイ(ルーラー)が領主として治めるベアリング村である。ウィレムはその名の通り、寡黙で頑固な王として知られている。また、契約魔法師として、ローザ・クラリオ(サモナー)が派遣されている。

9/19の卓

舞台は、"饒舌王"ヘンドリック・メイ(メサイア)が領主として治めるノートン村である。ヘンドリックはその名の通り、おしゃべりを好む外向的な王として知られている。また、契約魔法師として、リンジー・クラリオ(サイキック)が派遣されている。


質問等あればこちらにお願いします。
名前:
コメント:

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2020年09月07日 17:49