開催日時:2022年4月〜2023年春頃?(複数日程に渡って開催)
開催形式:未定(当面はオンライン中心?)
レギュレーション
- 使用可能ルール:基本1・2、AF、戦記DB、上級、百花繚乱、R&R記事
- 使用禁止スタイル:なし
- PCレベル:23
- マスコン&国ルール:使用せず
今回予告
ノエル、ヴィーガム、エイル、サロメ、イェーマ、ルキウス、ケリー、ラスクの八人は、各々の旅路の果てに、百人の「星の前世」を覚醒させることに成功した。そんな彼等の前に、四百年前の戦いでもエルムンド達に力を与えたという九天玄女が現れ、彼等に協力する旨を告げる。
一方、ボルフヴァルド大森林の南部に位置するクリサリス湖の奥底では、三度目の投影となる大毒龍が現れ、それに伴って先代大毒龍の「欠片」と呼ばれる危険な投影体達が次々と湖の外へと出現し始めた。ノエル達はその侵食を止めるため、星核を通じて100人の「星の前世」達に、湖の滸に築かれたオーハイネの砦への結集を呼びかける。世界の存亡を賭けた108人の勇者達の「最初で最後の共闘」が始まる。
グランクレスト大型キャンペーン「ブレトランド水滸伝」第44話
「九天之弐〜水の滸に集う星〜」
混沌を収め、聖印に至れ!
PC①〜⑧:水滸伝編から登場した8人の正規PC
現在、クリサリス湖の近辺には既に大毒龍の瘴気が漂っており、この環境下でまともに戦えるのは、星核を持つキミ達と100人の仲間達だけらしい。九天玄女が生み出した「48時間の結界」が消滅する前に大毒龍を倒すため、まずは湖から出現するその「欠片」を撃退する必要がある。
 ノエル (天魁星) |
 ヴィーガム (天罡星) |
 エイル (天機星) |
 サロメ (天閑星) |
 イェーマ (天勇星) |
 ルキウス (天雄星) |
 コンラート (天猛星) |
 ラスク (天威星) |
因縁:大毒龍 推奨感情 メイン:任意/サブ:隔意
この世界を滅ぼそうとする投影体。本体は地球において刊行されていた書物であり、「自身の中に掲載されていた物語」から逸脱してしまったこの世界を滅ぼそうとしているらしい。
PC⑨〜:水滸伝編以前から登場していた100人の正規PC
ある日の夜、キミの星核から声が聞こえてきた。それは、かつてキミの星核を呼び起こした者からの声であった。どうやら、まもなく大毒龍との戦いが始まるらしい。そして、キミの星核に願いを込めれば、キミの身体は決戦の地であるオーハイネの近辺へと転送されるという。戦いの準備を整えた上で、キミは現地へと旅立つことになるだろう。この世界を救うために。
因縁:キミの星核を呼び起こしたPC 推奨感情 メイン:連帯感/サブ:任意
数日前or数ヶ月前にキミの前に現れ、キミの中に眠る「星核」を目覚めさせた者。彼等から、星核を通じて伝えられたメッセージは、以下の通りである。
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フレドリク(ラスク) |
「大毒龍の件を話した人々よ。どうやら『その時』が来たようだ。人によって色々と事情はあるだろうが、可能な限り、この湖に来てほしい」
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エイル |
「どうやら大毒龍の討伐の時がきたようだ。都合が付くのであれば、今この場で星核の力に身を任せ、ここに来るように願ってほしい。今すぐが無理なら、準備が整ってからで構わない」
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イェーマ |
「大毒龍がもうそろそろ目覚めるそうです。皆の力を貸してほしいので、ボルフヴァルド大森林ということろに来て、一緒に戦って下さい。もしかしたら、敵対する立場の人もいるかもしれないですけど、でも、今回は、本当にこの世界の危機なので、難しいかもしれないけど、出来れば、来て下さい。念じれば来れるので、戦闘の準備はちゃんとしておいて下さい」
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サロメ |
「あー、あー、聞こえていますか? 今から、大毒龍の討伐か何かが始まるみたいなので、まぁ、呼ばずとも来てくれるでしょうけど、一応、来て下さいね。あ、えっと、準備はきちんとしてくるだけの時間はあるみたいなので、ゆっくりどうぞ。では、待っています。あぁ、あと、沢山の人が集まるみたいなので、喧嘩はしてはいけませんよ」
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ヴィーガム |
「あぁ? これでいいのか? えーっとぉ、俺もよくわかんねーけど、話しただろ? あの、だいどくりゅーっていう、デケェ龍の話。アイツがとうとう、目覚めるんだとよ。まぁ、応援に来てくれるってんなら、念じれば来れるみてぇだから、呼んでやらねぇこともねぇけど、お前らの力はそんなに必要ねぇぜ。お菓子でも持って、俺の観戦でもしに来な」
「龍だろうが、南瓜だろうが、デッケぇドラゴンだって倒してきたんだ。『俺達』に勝てねぇもんはねぇだろ? なぁ?」
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コンラート(ケリー) |
「アキレス、オディール、オーロラ、カナハ、そしてボルフヴァルドで出会った全ての星を持つ人たちへ。ハルーシアの一君主、そして世界を守ろうとしている一人のコンラート・オーガストがお願い申し上げます。以前お話した大毒龍の覚醒が今まさに起きようとしています。どうか私と共に、愛すべき世界と大切な人を守り抜くために、皆さんの力を貸してください。準備を整えて今から48時間の間にあなたの星に念じてください。ボルフヴァルド大森林のオーハイネへの道が開きます。皆さんの力を、ここで、待っています」
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クワトロ(ルキウス) |
「聞いているか? 私が連絡したということは、大毒龍が姿を現す時が来ているということだ」
「ジーク、キミの村を守るべき時は今だ」
「エステル、これはいい動画の題材だと思わないか?」
「リッカ、相手は類稀なる強者だ。戦ってみたいだろう?」
「サカロス、キミの酒が、戦いの後には必要だ」
「ベアトリス、あなたの征旗を見せてほしい」
「ハルナ、巨悪を倒すのは、キミのようなヒーローだろう?」
「ロディアス、キミの力が必要となるのは今なんだ」
「イサミ、一緒に旅した仲だ。裏切るなんてことはないだろう?」
「ゲオルグ、いつか天下を取るなら、こんなところで世界が滅びてはならないだろう?」
「ルルシェ、ヒュース、ゲオルグの力となるのは今だ」
「エレミー、お姉さんのために来てくれ」
「クローディア、メガエラの地を守るために来てくれ」
「シルヴァ、その素晴らしい馬牧場をまた見せてくれ」
「ボニファーツ、キミのヘラクレスの力、また見てみたい」
「フレイヤ、きみが蟹味噌の良さが分かるようになる時まで、この世界を無くさせない」
「リーフ、キミの決断を信じる。凄まじい魔法をまた見せてくれ」
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ノエル |
「聞こえますか。かつて俺が縁を結んだ、頼もしき戦人、賢き文人の皆様。108の星が空に灯り、時は満ちました。色濃い混沌の中で、大毒龍は目覚めを迎えつつあります」
「俺は信じています。幾万人が幾万人の思いを抱えども、ここにひとつの正義があることを。たとえ毒に侵されようとも、皆様の星核が穢れなきものであることを。この、俺にとって最大の冒険が、最高の戦果を生むことを」
「オーハイネに砦あり。すべての準備が整ったとき、どうか助力を願います」
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本セッションの概要
今回のセッションは、三年以上に渡って開催されてきた
「ブレトランド水滸伝」
の最終決戦の前哨戦であり、主要八人以外の(水滸伝編以前から登場していた)百人のPC達にとっては実質的に今回が最後の出番となります。内容的には、上記のハンドアウトを踏まえた上での「最終参戦に向けての演出」→「怪物との戦闘」というシンプルな回となる予定です。
形式的には108人全員が参戦する形にはなりますが、さすがに一日でまとめて処理は出来ないので、数人程度のいくつものグループに分けた上で、各グループごとに個別の日程で、それぞれに怪物達と戦ってもらいます。ですので、プレイヤーの皆さんの事情に合わせる形で、参加出来そうなタイミングで個別に開催日を設定する予定です。開催期間は一年程度を想定しているので、下記の参加登録フォームから、都合の良い時期を指定してもらえば結構です。
また、原則として一人のPCが参加出来る戦場は一つだけとする予定ですが、その前後における「別のグループのPCとの交流」などに関しては、Discordのテキストチャンネルなどを通じて、自由におこなって頂いて構いません。
なお、開催形式はご時世に応じて調整する予定ですが、「家庭環境的にオンラインでの参加が難しい人」にはオフライン、「住んでいる場所の都合上、オフラインでの参加が難しい人」にはオンライン、という形で、なるべく多様な人々に対応出来るようにしたいと思います。オンラインの場合はDiscordとココフォリアを併用する予定ですが、使ったことがない人にも使い方は説明しますので、ぜひお気軽に参加してみて下さい。
「当面は忙しくて参加出来そうにない」「高レベル戦闘はキツイからやりたくない」といった人々のPCについては、戦場のどこかで戦っていた、という形式にさせて頂きますので、何か演出したいこと(台詞など)だけでも教えてもらえば、私が代役としてセッション中に披露したいと思います。その上で、「今は忙しいけど、いずれまたこのPCを使ってみたい」という人がいれば、本編終了後に外伝卓などを立てることも可能ですので、遠慮なく御一報下さい。
物語の深層に関する話
一人の「プレイヤー」として本セッションに参加して頂くだけなら、上記の情報さえ頭に入れておいてもらえば十分楽しめると思いますが、一人の「観客」としてこの物語の全体像をより詳細に知りたい方は、下記を御参照下さい。
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星界における「大毒龍」の誕生 |
大毒龍の正体は、20世紀〜21世紀にかけて地球で刊行されていたライトノベル雑誌『ドラゴンマガジン』の集合体である。そこには『グランクレスト戦記』を初めとする様々な英雄達の物語が記されていた。故に、「英雄達が星となって転生した世界」である「星界」にも『龍の黙示録』という名の「記録者」として招かれていた。
だが、龍の黙示録は、数多の創造主(作家)達から預かった作品達の価値を守るという意識が強まりすぎた結果、それらから独り歩きする形で産まれた「歪んだ物語(二次創作)」の存在が許せなかった。故に、星界に現れた「歪んだ物語の英雄達(一般の読者が遊んだTRPGのPC達も含む)」を消し去るために強烈な瘴気(猛毒)を放ち、星界を大混乱へと導くことになる。その結果、星界の星々の間では『大毒龍』と呼ばれるようになった。
そんな大毒龍を倒し、星界を崩壊の危機から救ったのは、「大陸歴2000年代のグランクレスト世界」から死後転生した百八の星々であった。彼等は大毒龍が憎む「読者が勝手に妄想した二次創作(TRPGセッション)」の産物であったが、後に天界(道教界?)へと再転生して最終的に『水滸伝』(=後に『南総里見八犬伝』へと翻案されることで、日本のライトノベル文化の土台を築いた作品)の百八の魔星となった者達でもあった。大毒龍にとって、その存在を否定することは「自分の源流」を否定することにも繋がるため、その「二次創作を消し去る瘴気」が彼等には通用しなかったようである。
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アトラタン世界への「大毒龍」および「百八星」の出現 |
アトラタン世界(グランクレスト世界)に最初に大毒龍が投影されたのは、星の前世達の誕生よりも2000年近く前の極大混沌期の極東地方であった。当時のアトラタン大陸には様々な世界の神や英雄や魔物が投影されていたが、その中には様々な(TRPGセッションの産物を含めた)二次創作の世界からの投影体も多く、大毒龍はそれらとの戦いを繰り広げていた。
そんな大毒龍が触媒となったのか、星界において大毒龍を倒した百八の星々もまた、この時代のアトラタン世界に投影された。彼等は、自分達の「来来世」の姿である『水滸伝』の108人の好漢達をこの世界に呼び寄せ、大毒龍を倒すことに成功した。ただ、この一連の戦いを通じて、百八星の大半(序列上位の八星以外の百星)はその力の大半を失った。
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二度目の「大毒龍」の出現と「百星」の消滅 |
次に大毒龍が投影されたのは、大陸歴1600年代のブレトランド小大陸南部のクリサリス湖付近の城塞都市オーハイネであった。当時のこの地では、英雄王エルムンドと呼ばれる君主が名声を高めていた。このまま放置しておけば、いずれ彼がグランクレストへと至ってしまう(その場合、『グランクレスト戦記』の物語が消滅してしまう)と考えた大毒龍は、彼に戦いを挑んだ。
しかし、事前にその出現を察していた八つの星によって特殊な力を与えられていたエルムンドとその配下の七騎士、そして彼等の危機に際して投影された九天玄女(水滸伝に登場する女神)を憑依させていた「名を伝えられていない魔法師」により、大毒龍はまたしても倒された。ただ、この戦いにおいて、八星以外の百の星々は、魔法師の手で隕石(メテオストライク)として大毒龍に向けて放たれたことでこの世界から消滅し、残りの八つの星もまた、殆どの者達にとって認識出来ない程度の光しか放てない存在へと弱体化することになった。
なお、この「二度目の大毒龍」には「大毒龍ヴァレフス」という異名もあるが、その名の由来について知る者は殆どいない。そして、この戦いで大毒龍の猛毒で身体を蝕まれたエルムンドは(表向きは死亡を装った上で)「魔法師」の手で紅の山に封印され、七人の騎士達は巨大怪獣の姿となって各地に散っていった(これらの真相については ブレトランドの英霊7の3.4&3.5を参照)。そして、この時の決戦の地となった湖の底では、その混沌の残滓が「ヴァレフスの欠片」として蠢き続けることになる。
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「星の前世」の誕生と三度目の「大毒龍」の出現 |
そして大陸歴1900年代の末期頃から、ブレトランドの内外にて、「百八星の前世」に相当する者達がこの世に生を受け(もしくは投影され)始める。それと時を同じくして、ヴァレフスの欠片達もまた徐々に力を強めていく中、夜空に残っていた八つの星は、それぞれに自分の「前世」に相当する者達に対して警戒を呼びかけるが、その声はなかなか彼等の耳には届かなかった。
この状況に気付いた上述の「魔法師」は、四百年前にエルムンドに力を与えた(百八星の首席に相当する)「天魁星」の前世を探した結果、それが「聖印を持たない冒険者」のノエルであることに気付く。彼女は自身の使い魔を通じてノエルを「紅の山」へと導き、エルムンドから聖印を受け取らせた結果、ようやく彼の心に(自身の死後転生後の世界からの投影体である)天魁星の声が届くことになる。
その上で、ノエルは「自分にとっての理想の未来」を思い描くことで「星核」を生み出すことに成功した。星核とは「理想の物語を生み出す妄想力の根源」であり、それは「本来の物語から派生した新たな物語を無限に生み出す原動力」でもある。その魂の強さこそが、「歪んだ物語」の消滅をもたらす大毒龍にとっての天敵でもあった(逆に言えば、未来への絶望感が強い者達に対しては大毒龍の瘴気の影響力が強まるため、その復活の情報を広める訳にはいかなかった)。
このノエルの覚醒を皮切りに、他の七星の前世となる者達もまた、ブレトランドの各地にて、自分の近くに他の「星の前世」の面々が集まったことを契機として「自身の来世の姿」である星の声が聞こえるようになり、彼等もまた自身の「星核」を覚醒させていく。更に、彼等はその後も旅先で多くの「星の前世」の人々と邂逅し、彼等に自身の星核の力を伝播させていくことで、彼等の中に眠っていた星核をも呼び起こし、四百年前の時点で一度は消えた筈の百星が、次々と夜空に復活していくことになる(ただし、その星の姿を見ることが出来るのは、星の前世の者達のみであった)。
だが、それと同時にクリサリス湖の奥底ではヴァレフスの彼等達が次々と力を強め、大毒龍の再投影の機運が高まりつつあった。上述の魔法師は、怪獣の姿へと変貌したかつての七騎士達と共に湖底での戦いに身を投じることで、百八星の覚醒までの時間稼ぎを試みる。それに加えて、水滸伝の編者・施耐庵(またの名を施子安)の魂を宿すシアン・ウーレンや、その水滸伝の普及に努めた曲亭馬琴や葛飾北斎の投影体、更にはドラゴンマガジンの内側の(『大毒龍』から分離した存在としての)「二次創作を許容する心」の具現化体(角の生えた少年)、といった面々もまた、百八星の物語を守るために、彼等に力を貸すことになる。
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角の生えた少年(二次創作を認めるドラゴンマガジンの擬人化体) |
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そして、ボルフヴァルド大森林の南部にて遂に百八番目の星の覚醒が果たされた瞬間、九天玄女が(四百年前に憑依していた魔法師の姿で)ノエル達の前に現れ、彼等に対して力を貸すと宣言する。そして、彼女は湖の底で大毒龍が既に復活しつつあることを察した上で、その瘴気が広がるのを防ぐために、湖の近辺に「48時間持続する結界」を築く。この結界の力の源は108の星核であり、その一つでも欠ければ結界は崩壊してしまう。そのため、ノエル達は48時間以内に、一人の犠牲者も出すことなく大毒龍を倒すという使命を課せられることになるのであった。
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もっと面倒臭い話がしたい人達向けのQ&A |
Q「108人のPC達が英雄として死後転生することが確定しているのなら、この物語の結末も既に決まっているということ?」
A「未来の可能性は無限に存在します。故に、PC達が勝利して英雄となる未来もあれば、ここで敗れて世界が滅びる未来も存在します。この物語に登場した大毒龍は、前者の未来の先の星界から投影された存在ですが、これから先のセッションの展開次第では、後者へと進む可能性がこのセッションを通じて描かれることになる可能性もあるでしょう。無論、それは前者へと分岐した世界線の消滅を意味する訳ではないので、別にタイムパラドクスが起きる訳でもありません」
Q「だとしたら、大毒龍がやってることって、意味がないのでは?」
A「あらゆる世界線を俯瞰した視点から見れば、その通りです。しかし、大毒龍の主観的視点から見れば『今の自分が存在する世界線』こそが全てなので、その世界を滅ぼすことこそが、『自分に作品を預けてくれた創造主(作者)』への義理立て、だと考えているのです」
Q「グランクレスト戦記の創造主(水野先生および関係者の人々)は、そんなこと望んでいないのでは?」
A「おそらくそうでしょうが、大毒龍はそのように思い込んでいます。その意味では、大毒龍こそが『本来のドラゴンマガジンの意志(コンセプト?)』から乖離した存在とも言えます」
Q「星核に願いを込めたら湖の近くへと転移される、というのは、どういう原理?」
A「400年前の戦いの際に、九天玄女の力によって百星がメテオストライクされて消滅した場所に残滓が残っているので、星核に願いを込めることで、その時の場所まで戻ることが出来るということです。とはいえ、各自が最後に落下した詳細な場所までは記録に残っていないので、各自が転移した先の状況がどうなっているのかは分かりません」
Q「今の時点での九天玄女はマリア(名を伝えられていない魔法師)に憑依している訳でもないのに、なぜ彼女の姿をしている?」
A「以前に投影された時の身体の形状を彼女の魂が覚えていた、ということでしょう。たとえば、『ウルトラマン』の最終回でウルトラマンとハヤタ隊員は分離しますが、その後の映画作品などでウルトラマンが光の国で擬人化状態になる時は、なぜかハヤタ隊員の姿で登場しています。それと同じようなことだと思って下さい」
Q「『ブレトランドの英霊7』を読む限り、四百年前に九天玄女が憑依していた時のマリアは既に『幼女』の姿になっていたのでは? なぜ成人状態で現れる?」
A「確かにヴァレフスの出現の際の一連の流れの中で彼女の身体は幼女化しましたが、そこに九天玄女の力を宿したことによって、一時的に身体をベストの状態にまで戻すことが出来たのです。その状態から放ったのが、上述の百星メテオストライクということです」
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各幕の出演者一覧
第1幕(2022年6月26日):ノエル、グラン、ヴェルナ、ボリス、フリック
第2幕(2022年9月3日):エイル、フェリーニ、メャニア、ゲルハルト、エリック、エレミー、シルヴァ
第3幕(2022年9月4日):サロメ、サカロス、リッカ、デイモン、ハルナ
第4幕(2022年9月17日):フレドリク(ラスク)、マーシャル、ユーナ、シーナ、
レイン、カイナ
第5幕(2022年10月8日):ノエル、ルキウス、ジーク、リーフ、イサミ、オブシド
第6幕(2022年10月15日):ルーク、フィアールカ、プロキオン、ティリィ、マライア
第7幕(2022年10月23日):ネロ、リーベック、ブリジット
第8幕(2022年11月6日):ケリー、カーラ、ドルチェ、ウチシュマ、エイト、モルガナ
第9幕(2022年11月13日):ゲオルグ、ルルシェ、ヒュース、コーネリアス、ガイア
第10幕(2022年11月20日):トオヤ、レヴィアン、ユーフィー、インディゴ、アーノルド
第11幕(2022年12月4日):ヴィーガム、ベーナ、ニーア、アシュレイ、アバン
第12幕(2022年12月11日):ロディアス、キヨ、シドウ、ユニス、ルナ
第13幕(2023年1月28日):レヴィア、フレイヤ、ボニファーツ、ジェローム
第14幕(2023年3月5日):フレドリク(ラスク)、エルバ、レピア、ヨウ
第15幕(2023年3月18日):イェーマ、ウィルバート、メーベル、ラナ、ローラ
第16幕(2023年3月19日):ハインリヒ、カナン、メア
第17幕(2023年3月26日):エイル、ブランジェ、ティファニア、ターリャ
第18幕(2023年4月30日):ケリー、オルガ、クローディア
第19幕(2023年7月1日):ルキウス、フレドリク(ラスク)、ヴェルディ、ランス
第20幕(2023年9月3日):ノエル、ウルスラ、ヒューゴ
最終更新:2024年01月21日 18:37