ストーリー
Episode.1 森林騒乱
ダーレスブルグ公国の商業区に、<黒の和民亭>はある。
何の偶然か、ここに集まった5人の新米冒険者に与えられた初仕事は・・・
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ネタバレ注意 |
『おとなしかった森の狼たちが最近では狂暴化し、薬草を採取しに行けなくなった。狼をおとなしくさせ、再び森を安全な状態にしてほしい。』
この依頼について店主は狂暴化の原因が食糧不足や外敵などではないかと指摘し、注意するようにと言って冒険者たちを送り出す。
森に着くと、そこには蛮族の痕跡があり、狂暴化の原因は蛮族なのではないかと考えた冒険者一行は、茂みから奇襲を仕掛けてきたレッドキャップをいとも簡単に返り討ちにする。
森の最深部まで到達した冒険者一行が薬草を採取していると、ウルヴァリンが蛮族と戦闘しながらやってくる。実はこのウルヴァリンこそが、森の食べ物を食い尽くし、狼たちを飢餓に追い込み狂暴化させた元凶なのであった。
冒険者一行は見事ウルヴァリンと蛮族を討伐し、狼たちの怒りを鎮めることに成功する。
さらに、蛮族の中で奴隷扱いを受けていたコボルドを店まで連れて帰り、タミと名付けて働かせることにした。
こうして、5人の冒険者と1匹のコボルドは<黒の和民亭>のメンバーとなるのであった・・・
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Episode.2 主なき研究所
他の所属冒険者を見かけることは時々あるが、自分たちに見合った仕事がなかなか入ってこない・・・
ショウたち5人が退屈そうにしていると、店に来客が・・・
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ネタバレ注意 |
「ノエル、来てたのか。・・・お前が来るということは、また遺跡を見つけたな?」
ノエルと呼ばれた女性探し屋が持ってきたのは、魔動機文明の遺跡だった。
仕事不足で暇な冒険者一行が食いつかないはずもなく、情報を買って遺跡の門に居座っていたニードルアーチャーを蹴散らすと、門の内部に潜入。
魔動機師であるアルセが玄関部分の警報を解除し、動力の供給源のひとつと思しきマナチャージクリスタルを回収。
遺跡は魔動機械の研究所だったらしく、売れそうな魔動部品をかき集めることに成功する。
保管庫の床が抜けて地下層のネルシュ水槽にボッシュートするトラップに引っかかるアンジュをショウが助けるも、床に転がっていたガラクタがボッシュートされてしまい警報が鳴ってしまう。
主なき研究所を警備するレンガードの群れや地上層に上がってきたネルシュを仕留め、地下層に潜るとそこには砲塔を搭載した大型ネルシュの試作機、"ネルシュ・ツヴァイ"がいた。
それを退け研究室を探索すると、未完成だがとても価値のありそうな研究報告書を見つける。
各々戦利品を持って帰ろうとすると、2人のグレンダール神官のトロールと遭遇する。警備魔動機を排除した冒険者一行に対し、彼らなりの礼儀と敬意をもって接したものの、挑発と解釈したショウとアルセの怒りを買った。
2人のトロール、ヴァルデマールとゲプハルトは「お前たちと戦える時を楽しみにしているぞ。」と言い残し、地下へと潜っていった・・・
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Episode.3 闇色スフィア 前編
ここ最近、噂になっているスポットがある。あまり好ましくない現象が起こっているというのだ。
当然、<黒の和民亭>の冒険者たちにも白羽の矢が立つが・・・
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ネタバレ注意 |
『“漆黒の砂漠”に行った冒険者が、誰一人として帰ってこない。』
<黒の和民亭>の冒険者のひとり、“噂好きの”ジョニーから漆黒の砂漠の調査を依頼される冒険者一行。
話のタネとして情報が欲しいのもあるが、和民亭のとあるパーティが遺跡目当てで漆黒の砂漠に向かったきり、帰ってこないのを心配しているのだ。
これを聞いてショウたち5人が断るはずもなく、店主からの前金で準備を整え、タミお手製の弁当を手に馬車に乗り込み“漆黒の砂漠”へと向かう。
“漆黒の砂漠”は毒性のある黒い砂で覆われた地で、外部の者が長居するべき場所ではない。
そんなことはお構いなしに探索し、砂漠を進んでいく一行にヒュージアントライオンやリザードフライ、サンドウォームといった空腹の動物たちが襲い掛かるも、彼らはものともせず退ける。
斥候と思しきボガードソーズマンにも致命傷を与え、砂漠の毒の力を借りて仕留めることに成功する。
ある程度まで進むと、そこには以前遺跡で出会った2人のトロール、ヴァルデマールとゲプハルトが一行を待っていた。
約束通り、勝負を始めようとしたところで何者かの魔法がゲプハルトとアルセを貫く。
そこには、かつて蛮族に殺されたはずのイレアの母親がおり、しかし当のイレアは相手が偽物であることを確信する。
その正体はオーガのトルステンであった。戦いを邪魔され、卑劣な手段をとるオーガに怒りを爆発させたゲプハルトがトルステンに殴りかかろうとするも、突如現れたデュラハン、および魔神ダスキーグレイスに邪魔され、殺されてしまう。
さらに、トルステンは別の真実を明かす。かつてアルセの両親を魔神に生贄としてささげたのも、アルセを助けたのも狂神ラーリスを信仰する彼自身だったのだ。
アルセは、イレアは、親の仇を討ち、自らの因縁に終止符を打つと誓うが、トルステンは魔神アザービーストを召喚して逃げ去ってしまう。
デュラハン、ダスキーグレイス、アザービーストという驚異的なモンスターを相手に、一行はヴァルデマールと共闘する。
2体の魔神とデュラハンの馬2頭を退けることに成功するが、突如地面が崩落、地上にはデュラハンと瀕死のヴァルデマールが取り残され、一行は魔動機文明の地下坑道跡地へと落ちていった・・・・
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Episode.4 闇色スフィア 後編
強力なモンスターとの死闘を繰り広げ、満身創痍の冒険者一行は地下へと転落してしまう。
“事件”の手がかりを掴むため、そして地上に帰るために彼らが立ち向かうのは・・・
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ネタバレ注意 |
黒い砂の影響が薄い地下坑道跡地へと転落したショウたちは、まず休息をとった。どんな危険があるかわからないところで、迂闊に消耗したまま進むわけにはいかないのだ。
ある程度回復したところで先へと進むと、温泉に浸かっている蛮族を発見する。
蛮族たちもこちらを発見するものの、相手に気付かれているなどとは考えずに、
「報告してこい」「俺が行く」「俺らで足止めする」「足止めするのは構わないが」「別にアレを」「倒してしまっても構わんのだろう?」
などと緊張感のない会話をしながら一行に近づく。
(※この会話は、蛮族共通語で話していたのをわかりやすく翻訳したものです)
それに対してショウたちは気付いていないフリをしつつ、近づいたところであっさりこの弱小蛮族を殲滅してしまう。
その後、アルセがヴァンニクを怖がらせて嫌われるということがあったものの、一行は警戒しながらも温泉に浸かることができた。
進むと、施設跡地があり、中に入るとキャットウォーク上から(何故かテンションの高い)シザースコーピオンが魔動機文明語で話しかけてくる。
彼(?)によれば人族がよく入ってきて魔動機兵やトラップのデータは取れるが、腑抜けた奴らばかりで面白くないのだという。
何を考えてかカタコトの交易共通語に翻訳するアルセはさておき、一行は奥へ向かったシザースコーピオンを追うべく、そして地下から脱出すべく先へ向かう。
時々シザースコーピオンが現れて一行を煽っていくが、それを気にせず電撃トラップをどうにか解除したり、物資保管庫と思しき場所から大量の弾丸と魔晶石を補給し、通路に隠された巨大スイッチを見破るなど初めは順調だった。しかし、その巨大スイッチを飛び越えようとしたところでマーシャが転び、天井からブロブが射出される。
装備を溶かさぬように慎重に立ち回り、主にゴーレムと馬の活躍でこれを退ける。
さらに奥に進むと二手に分かれており、右の道を進むと建物外部に出た。落ちたら助からないであろう奈落の上に、50mもの頑丈な橋が渡されており、その橋の上には大きい魔動機(ショウたちは気づかなかったが正体はドゥーム)が鎮座していた。
ここから引き返し、反対側の道を進むと、今度は大部屋に出る。魔動機と戦って相打ちになったのか、その残骸とともに冒険者が倒れていた。
マーシャが生死確認をしようと倒れている冒険者に近づくと、彼は話しかけてきた。
アルセたちが話を聞いたところ、彼のパーティは先ほどの橋に仕掛けられていた落とし穴に落ちたりして、彼以外全滅したのだという。
しかし、アルセたちは気が立っているので気を付けたほうがいい、ということをマーシャが忠告すると、潜んでいた魔物が正体を現す。
実は彼は既に死亡しており、それに寄生していた幻獣ラングスイルが読み取った記憶を頼りに会話していたのだ。
様子を見ていたらしいシザースコーピオンが現れ、何かを操作すると極限まで空腹になったジャイアントスパイダーが部屋に放たれた。
一行はこれらをとりあえず一掃する。
さらに進むと再び建物から洞窟内部に出て、トロッコのレールが敷かれていた。採掘した鉱石を運ぶための物だろう。
そこで人族の足跡を見つけ、先に進んだところ、洞窟の壁に不自然なことに扉が設置されていた。
どうやらこの部屋には迷い込んだ冒険者たちが集まっているようで、和民亭のパーティもいた。
消耗しきって戦意を喪失した彼らからわずかながら物資を受け取り、ショウたちは部屋を出て洞窟の奥へと進む。
すると今度は本物の生きた冒険者が倒れており、話を聞いたところ、彼は出口の見張りを倒し、パーティの仲間を洞窟の外に脱出させることに成功したらしい。
しかし、彼自身は他の冒険者たちに出口の存在を伝えようとして引き返し、蛮族の襲撃に遭って倒れたのだという。
彼を先ほどの部屋まで送ったのち、ショウたちは最深部へと進む。
最深部、魔晶石の採掘場と思しき所で、シザースコーピオンが待ち構えていた。
「正直、お前らと戦ったらどうなるかよくわからねぇぜ・・・ま、それでこそ狩り甲斐があるってもんじゃねーか!!」
しかし、ショウたち一行はシザースコーピオン自身や、その配下のアンドロスコーピオンの放つ銃撃に苦戦し、次々と倒れていってしまう。
周りの仲間たちが次々と死にゆく中、マーシャが最期に聞いた声。
「お前ら、よく頑張ったじゃねぇか・・・けど残念だったな、俺たちに勝てなくて。あ ば よ」
魔動機文明語を理解できないマーシャに、その言葉が届くことはなかった。
こうして、<黒の和民亭>の冒険者たちの物語は、ひっそりと幕を閉じてしまうのであった・・・
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Episode.5 足下の叡智
ダーレスブルグ公国の商業区に、<ロンリードラゴン>という冒険者の店がある。
何の偶然か、ザルツ地方周辺の各地から冒険者が集まり、新たな物語が今、始まろうとしていた・・・
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ネタバレ注意 |
ある者は金のために、ある者は見聞を広めるために、またある者は神の教えを説くためにと、それぞれの思惑をもって冒険者となり、<ロンリードラゴン>を訪れた者たち。さっそく仕事を求める彼らの前に現れたのは、探し屋、"傷だらけの"ノエルであった。
彼女は、ダーレスブルグの冒険者の間では有名な噂、"開かずのマンホール"のことについて切り出す。
下町のマンホールのひとつに魔法による鍵がかけられており、その通称が"開かずのマンホール"である。実際には魔法で開錠され、冒険者によってたびたび探索されている。
数あるマンホールの中で"開かずのマンホール"だけは下水道に繋がっておらず、内部が多数の遺跡へと繋がっている。しかも未探索の部分が多いため、遺跡を求めて冒険者や探し屋が出入りすることは珍しくない。
ノエルも同じように中へ入っていき、遺跡を見つけて帰ってきたのだ。そして、新しい冒険者たちに探索しないかと持ち掛けているのである。
そこで、まだ互いの名も知らない5人の冒険者はすぐにパーティを結成すると、ノエルから情報を買って遺跡を探索することにした。
遺跡まで案内したノエルは、3時間後に入り口で再集合すると告げて去っていく。
魔動機が哨戒しているということを聞いていた冒険者一行は警戒しながら探索を進め、遺跡内を徘徊していた大型魔動機ダグウィと電力供給用のバリンガーを排除。魔動機術によるトラップも解除し、動力源となっていたマナチャージクリスタルを回収。
遺跡は内部に大部屋が1つあり、それを取り囲むように通路が作られているという構造であった。入口と反対側にくると、その大部屋に入ることができた。
部屋の内部は動物実験施設のようなものだったらしく、天井からはドラゴンの幼体がレブナント化したモンスター、インファントドラゴンゾンビが入った檻がぶら下がっていた。
部屋に入ってきた一行に反応したインファントドラゴンゾンビが暴れ、檻が落下して壊れる。それと同時に、おそらく研究員の成れの果てなのであろう、スケルトンガンナーとマッドストーカーが現れ、襲い掛かってくる。
5人の冒険者はこれらを排除し、探索を続ける。部屋には明らかに場違いなルーンフォークジェネレーターが2基あり、うち1基は壊れていたがもう1基は無事、しかもルーンフォークが眠っていた。
部屋を調べるとこのルーンフォークを開放するためのパスコードが見つかったため、一行はルーンフォークを開放して連れ帰ることにした。
帰り道にも腐敗した薬品に混じって何故か無事なルーンフォークジェネレーター用の培養液を見つけたり、下水道でもないのに巣食っていたフィルシーラットやジャイアントコックローチを退治したりした。
連れて帰ったルーンフォークは<ロンリードラゴン>で面倒を見てもらうことになり、培養液は情報とともにマギテック協会に買い取ってもらうことになった。
こうして、新たな物語が幕を開けたのである。しかし、この5人のうちの1人だけが知っている事実がある。
遺跡の大部屋で、下層への隠し通路が危険そうな雰囲気を放っていたのに気付いたのはミケだけであった。彼女は、誰にもそれを報告することなく、ただ遺跡への道順を思い返しながらメモするのであった・・・
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Episode.6 濁った雫
<ロンリードラゴン>の所属冒険者の1人、キノは「同じ地に3日以上滞在しない」という奇妙なルールを自らに課している。
普段は行き当たりばったりで各地を旅してきたようだが、次の行き先が決まるのは、そんな彼女がダーレスブルグに来てちょうど3日目のことだった・・・
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ネタバレ注意 |
ミーアたちが暇そうにしていると、店主のシャドルニックが依頼の情報を教えてくれる。掲示板に貼り出されたその依頼とは、"エレディアの雫"を調達してほしい、というものであった。
"エレディアの雫"とはフェンディル王国の近くのエレディア大三角州でのみ採取できる希少な泥で、加工すると装飾品や魔動部品になるのだという。
店主は「この依頼は無期限だから、観光だと思って行っておいで」と送り出してくれる。
道中は何事もなく、フェンディル王国の王都ディルクールに到着する。
さっそく冒険者の店を探そうとするが、体力不足による疲労からか注意力散漫になっていたアズラクの財布を盗もうとしていた不届き者に気付いたミケはそれを捕まえ、憲兵に差し出した。
そして再び店を探すと、ダーレスブルグでもよく知られている冒険者の店<花の導き亭>に辿り着く。
そこの店主にエレディアの雫について尋ねると、「蛮族の影響で調達が遅れているから、依頼を受けて時間を潰すのはどうか」と提案される。
掲示板のほうを見ると2件の依頼の前で他の冒険者パーティがどちらを受けようか悩んでおり、近づくと「どっちにしようか迷ってるから、あんたたちが受けなかった方にしよう」と言って選択権をくれる。
1件はエレディア大三角州の蛮族退治、もう1件はジャーベル・ウォーキーの森の調査。そこに、ちょうどミストタワーズの探索を持ち掛けてくる探し屋も現れたが、一刻も早くエレディアの雫が欲しい一行は迷わず蛮族退治の依頼を受ける。
エレディア大三角州に向かうと、近くに住んでいるらしいエルフが「あぁ、冒険者の方が来てくれた。依頼を受けてくださったかもしれませんが、リザードマン種の蛮族に困っています、どうか懲らしめてやってください」と頼んでくる。
そして、「ここに棲むトカゲと戦うことがあったらこれを使うといいでしょう」と"フロストジェル"というアイテムを3つくれる。
武器に使用し、その後最初に命中した攻撃に"アイシクル・ウェポン"の効果を適用するというもので、日持ちはしないらしい。
道中ではリザードマンだけでなくクロコダイル、そしてエレディア大三角州固有のトカゲ、エレディアンマッドリザードに襲われるが、"フロストジェル"をうまく用いて戦い、これらを退けながらエレディアの雫を手に入れることに成功する。
ある程度まで進むと、小規模ながらリザードマンテイマー2体、リザードマンマリーナ1体の部隊と出くわす。これらをあっさり撃退・・・と思いきや、リザードマンマリーナが最期に逃走指示でも出したのか、リザードマンテイマー1体を取り逃がしてしまう。しかし、依頼は達成された。
帰りにもエレディアの雫をいくつか手に入れ、遠征でいい結果を残した一行はダーレスブルグの<ロンリードラゴン>に帰り、そして報告するのであった・・・
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Episode.7 氷の咆哮
ミーアたちは<ロンリードラゴン>への来客を発見する。そこへ店主がやってきて、新しく入った依頼を掲示板に貼り出すが・・・
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ネタバレ注意 |
店主が貼り出したのは、カプティ山岳に現れた氷の亜竜、フロストワイバーンを討伐せよとの依頼であった。
それに来客であるリルドラケンの女性、リュドミラ・シャイロウが反応する。彼女は自称生物学者で、フィールドワークのために護衛の冒険者を雇うことがたびたびあるらしい。
そんな彼女は、「フロストワイバーンを見たい」と、依頼を受けようとするミーアたちに連れて行ってくれと頼む。それを承諾し、ミーアたちはカプティ山岳へ向かう。
カプティ山岳の麓の森林地帯で、アズラクは2体のディアバロットを見かけるが、気付かれていないようだったので避けて進んだ(そして、正体に気付くことはなかった)。
そして、ハルピュイアがディーラを襲っている現場に遭遇する。ハルピュイアはディーラやリルドラケンを見れば必ず襲ってくる性質があり、リュドミラを見るなりそちらに狙いを定める。
ハルピュイアや、それを仕切っていたハルピュイアシスターを難なく倒し、ディーラから「亜竜は標高の高いところを好む」という情報と魔法文明の本を貰うと、標高の高いところを目指して進む。
特に事故に遭うこともなくフロストワイバーンのねぐらを見つけ、その主を洞窟の外へおびき出して戦ったミーアたちは、特に苦戦することもなかった。
フロストワイバーンは致命傷を負いつつも執念で2度立ち上がり、しかし結局は倒れてしまう。
このフロストワイバーンは、巣の5個の卵を守っていたのだ・・・子を護るという、母親の執念。それがこの幻獣を立ち上がらせた。
この卵のうち、1個はリュドミラが引き取った。残りの4個はミーアたちが引き取ってライダーギルドに売却することになった。
討伐、護衛の2つの依頼を難なく成功させたミーアたちはダーレスブルグに帰還したが、実は戦果がもう一つだけある。
フロストワイバーンのねぐらの下方、崖下には遺跡の一部が出土していた。魔法文明語が書かれた形跡のある石版を見つけ、それを持ち帰ったのだった・・・
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Episode.8 ハーベスターズ・フェスタ
「もうこんな時期か。そろそろ・・・アレが始まる頃だな」
そういって<ロンリードラゴン>の冒険者、エルフのアルフが教えてくれたのは・・・
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Coming soon... |
Coming soon...
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最終更新:2014年12月19日 18:12