ラ研エロリストとは、本来ご禁制であるエロい作品を投下する益荒男たちに与えられる称号である。
有史以前
2006年ごろ、
競作企画が出現したときからエロ気味の作品を投下していたらしいが詳細は既に歴史の闇に消え、詳しいことはわからない。
記録に出てくる初のエロ作品は
ガタックの「したたかな指、したたかな唇」とされる。主人公がAV男優というセンセーショナルな作品だが多くの読者の支持を受け、高得点作品入りを果たした。なお、現在本作はガタックの事情により高得点作品掲載所から削除されている。
反逆者・天才作家
2007~08年にかけて、天才作家が自作の東方二次作品(セクロスシーンあり)を投稿室に投下。これに規約違反を指摘した感想人に対し天才作家が逆切れ、荒らしを繰り返し
うっぴーから作品削除・IP制限(事実上の追放処分)を食らう事態になった。天才作家は数度にかけ、同じ作品をリライトして投下しているが全て削除処分を受けている。なお、作品自体はエロシーンを除けば普通に読める小説であり、作品の質よりTPOをわきまえなかったことに対する批判の方が強い。
2008年~エロリストたちの胎動~
ギリギリ☆エロス企画(仮)――青春、いいじゃないか―― -雪野新月
雪野新月と申します。
夏休み前の景気づけとして一発、ちょっとした企画を考えております。
その名も、ギリギリ☆エロス企画。
名前の通り、ギリギリのエロスを描いた小説を書いて、みんなで楽しもうという企画です。
最近は風紀の乱れについて厳しいといいますか、エロの領域の規制が烈しく、特に(中略)
――それゆえ、あえてそこに飛び込んでこそ表現者ではなかろうか、と自分は考えました。
なにより、青浜つばさ(仮名)氏の発言が心を動かしました。
「えっちなのはいけないと思います」
青浜つばさ(仮)氏のこの発言の裏には、ただ聞いただけでは決して読み取れない、複雑な思いがあるように感じました。
表向きはえっちなことを批判している内容だけれど、青浜つばさ(仮)氏が言いたいのは、実は、まったく逆のことだったのではないでしょうか。
つまり。
いまこそ、えっちな小説を書くべきだ、ということ。
そうでなければ『かのこん』はどうして生まれたのだ。どうして『AKUMAで少女』が存在するのだ。
『ROOM NO.1301』はどうなんだ。『魔女ルミカの赤い糸』は。『僕がなめたいのは、君っ!』は。(偏りがあることをお詫びいたします)
エロスというものをだいだい的に扱うのは、良識に反することなのかもしれません。
しかし、自分はエロスの近くに必ず愛というものもあると思います。
陳腐な考え方ですが、生化学的トリックの裏側にあるそれ以上のものを描き出すためにも、エロスをないがしろにすべきではないと、自分は考えます。
以上が御託です。
要は、えっちな小説書いてみんなで楽しくやりませんか、ということです。
愛はエロスだ! エロスが愛だ!(むちゃくちゃ)
もちろん、十八禁小説も可能ということにしてしまうと、参加者が限られてしまいますので、そんなことはできません。
そこで、ギリギリ☆エロスです。
ギリギリ☆エロスですべてを制するのです。
開催にあたって、もっとも重視されるべきは自由だと思われます。
なので、あたう限り、制限を排除していこうと考えています。
以下、企画内容となります。
【企画名】
ギリギリ☆エロス企画(仮)
【コンセプト】
えっちな小説をみんなで書き、読みあう。
【参加資格】
理解と愛。
【ジャンル制限】
自由。
(※但し、ライトノベル作法研究所で行なわれるということだけは忘れないでいただきたいと個人的には思います)
【枚数制限】
15枚~99枚。(仮)
【内容制限】
閲覧に際して社会的制限を生まない作品であること。
【評価方法】
自由裁量。(仮)
【開催日時】
(未定)
(※なるべく多くの方が参加できる日程をということで、七月下旬あたりを予定しております)
【開催期間】
投稿・感想期間を五日間。感想期間に五日間。合計十日間。(予定)
【開催場所】
ライトノベル作法研究所・特設会場。
(※企画開催が決定次第、交渉に移ります)
【その他の予定】
点数で見る各種部門賞(詳細未定)の設置。
読者投票による各種部門賞(詳細未定)の設置。
主催者権限による「えろいひと」認定。
読者投票による「えろいひと」認定。
(※部門賞には、萌賞、百合賞、薔薇賞、雪華綺賞などを予定)
(※えろすぎると判断される場合、主催者権限により、その作品を企画対象外作品とし、
「えろすぎで賞」を差し上げる予定ですが、自由民権運動が発生した場合は、実施を見送ります。
対象は常識的に考えて十八禁相当となる作品です)
この企画は、あらゆる解釈を参加者の皆様に許します。
皆様の良心にすべてを委ねるものです。
エロ中心。いいじゃないか。
エロなど添え物。いいじゃないか。
青春。いいじゃないか。
そして、最後にひとこと。
や ら な い か。
2008年6月、雪野新月は以上の文を交流板に投下、ギリギリ☆エロス企画をスタートさせた。おりしもSF企画は混乱の真っ最中であり、多くの支持を集めうっぴーの承認もあり企画は本格的にスタートする。
一時は夏祭りとして開催されるという案もあったが、さすがにそれはまずいということもあり、結局執筆期間は夏祭り後から9月いっぱいまで、10月開催となった。
企画における投稿作品は30作品を超え、まずまずの成功を収めた。企画作品の傾向としては
の2派に大まかに分かれた。
中には全く違うアプローチをとった人間もいる。
Sのひとのギリエロ投稿作『
舐る』は、「規約の穴をつく」という前代未聞のアプローチで書かれたポルノ小説といっていい代物であった。この作品は多くの人間に驚愕を与え、「人は、ここまで突き抜けねばならんのですか」という感想が多くみられた。
現在
現在
チャットにおいてエロい話題が述べられることはあっても、作品では投稿室の一時閉鎖もあり目立った動きはない。ただ一人、Sのひとが
バレンタイン企画で『舐る』の続編『浸す』を投下し、活発な活動を行っている。
エロリスト一覧
最終更新:2011年12月09日 12:02