黒酢アイス先進国まっつぁんつぁん
死人がまた、出た。
これもアイツのせいなんだろうか?
自分は追い続ける悪、キラが原因なんだろうか?
いや、キラ以外あり得ない気がする。
―――といっても、あの爆発は完全にあの子がやったもの。
ただの女子高生の彼女がこんな事する訳が無い。
絶対に裏でキラが関わってると見ていい筈。
あの女子高生は操作されているんだ、助けなくてはならない。
だが……どう、助ければいい?
位置は不明、それに自分も変な事をさせられている。
―――殺し合い、おそらくはキラが計画したもの。
参加者の中にキラの支配下がひそんでおり、
全滅を狙ってるに違い無い。
そして自分も命を狙われている、なんてことだろう。
周りには誰もいない、自分一人。
それが松田にとっての
スタート、そして不安要素であった。
考えてる事は間違えではあるのだが、松田はそう信じ込んでいる。
実際、これはキラが企んでる訳で無く女子高生さんも実は宇宙人で
自ら望んで引き起こしたものなのだ。
でも松田はキラのせいだと思って、内心怒り爆発モードだ。
「待ってろキラ!絶対に、その計画を打ち破ってみせる!」
一人でそう叫ぶ松田の姿はさぞ痛かったであろう………。
(……でもキラのこの計画、僕だけの為にする筈が無い。
女子高生を初めとして一般人が巻き込まれているのは確定している。
僕は警察……一般人の安全を優先しなくては………。
一般人は確保してどこかに置いておかないと犠牲が出てしまう……。
皆は僕が守り……そして、僕がこの事件を解決させないと!)
勝手に一人で盛り上がっている松田だが、
強ち間違えでは無い、大体あってるのだ。
犠牲は既に出ているが、これ以上は出したくない。
出来るだけ生存者を出す、そしてこれを解決させる。
一般人を優先するのならこのゲームからの脱出が大事。
周りを見渡せば―――。
「学校……ですか」
ただ、学校の校舎内では無く、外である。
運動場も見えない、こんな場所。
駐車場がある事、学校の裏側という感じな場所だ。
この学校を見て松田は思いつく。
(この学校に一般人を保護しておけば一先ずは安全……。
中に職員達がいるなら話しをつけて利用したい………)
建物の中なら安全だろうという発想である。
確かに外よりは安全そうではあるのだが………。
何せこの学校は特別でねぇ、色々いるんだよ。
これまた松田は知る由も無い。
(とりあえず、一般人はここだな)
方針が一つ決定した。
と、そこで足音が響いた。
場所は背後、誰だと思って銃の入っているポケットに手をいれるが―――。
「あれ、無―――」
銃が無くなっていた。
気付くと同時に、強い衝撃が松田に襲いかかって来る。
頭を殴られたのだ、後ろを振り返る事も出来ずに
誰がやったかもわからず、男女かもわからず―――。
何もわからないまま、松田は気絶した。
気絶した松田を見て不気味な笑いをする人影。
死亡したと思ったのか、そのまま人影は去って行った。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
殺ってやった。
当然、後悔もしていない。
自分は暴れる為にうまれたんだ。
こんな自分を信じてくれる『人』なんて誰もいない。
だから殺す、人間は全員殺す。
大丈夫、そう確信している原因は信じてる物がいるから。
今は手元にはいないけど、いつか出会える筈だ。
………それに、今――自分が手に持つこのバット。
これからも感じる、不思議とこれも信頼出来る。
大丈夫……これがある限り自分は破壊を続けれる。
「ハ――ハハハハハ―――大丈夫だよ。
僕には、このバットがあるんだ!
ア、アハハ、アハハハハハハハハハハハ」
狂いに狂った少年、鏡音レンの暴走は始まったばかりだ。
【F-4 - 学校内 校舎外】
【鏡音レン@VOCALOID(鏡音レンの暴走)】
【状態】狂気 暴走
【服装】レンの服
【装備】悟史のバット@ひぐらしのなく頃に
【道具】基本支給品 不明支給品1~3
【思考】基本思考:破壊を続ける。
1、アハハハハハハハハハハハハ。
※松田は殺したと思っています。
【悟史のバット@ひぐらしのなく頃に】
悟史の魂を受け継ぐぜ!!このバットにな!!
目指せ甲子園!精神力UP効果もあったりする。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「どこか行っちゃったなー、何かどこかの誰かに似ていた気がするなぁ……」
レンが去ったのを確認して出て来る。
男が襲われるのも見てしまった。
それなのにレンが去った事から話すとかどういうことなの………。
「それより、本当に殺し合いしてるんだなー………アイツ等は大丈夫かな?
無事だったらいいんだけど……というか、皆は殺し合いしてるのか?
でも人を襲うなんてまるで―――悪人じゃないかぁ!!」
謎な事を言いながら、皆の心配をする。
松田の事など完全に忘れている。
まるでカナダさん、松田桃太ェ……。
「俺は皆のトップ、そしてヒーローなのさ!
皆を助けるのはこのヒーローの役目!
覚悟しろ!悪の根源!」
無駄に一人で盛り上がる。
彼こそヒーローでトップなアメリカさぁ!
―――そして、
「ヒーローヒーロー!!」
と、はしゃぐ子供が横に!
幼稚園児である、アメリカ的に出会った時は
こんな子がここにいて少し驚いたぞー。
ここが殺し合いという変な戦場と知らず自分に近づいてこられて、
とりあえず放っておけないので共に連れて行く事にしている。
名前を聞くと、杏っていう子らしい。
とっても元気な子だ。
そんな幼稚園児、杏だが会いたくてたまらないあの人がいる。
年の差――禁断の恋―――。
(ああ……つっちー……)
変な妄想をするのだった……。
一人はヒーローを気取って悪を倒してやると意気込み―――
一人は恋人との別れ、その後の感動の出会いを妄想し―――
とにかく、カオスなコンビだった。
【E-3 - 学校内】
【アメリカ@ヘタリア Hetalia Axis Powers】
【状態】健康 ヒーロー
【服装】アメリカの服
【装備】なし
【道具】基本支給品 不明支給品1~3
【思考】基本思考:ヒーローとして皆を助け悪を倒す。
1、覚悟しろ!悪の親玉!
【E-3 - 学校内】
【杏@はなまる幼稚園】
【状態】健康 妄想
【服装】はなまる幼稚園の制服的な服
【装備】なし
【道具】基本支給品 不明支給品1~3
【思考】基本思考:つっちーを探す
1、ああ……つっちー……
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「うっ、どうしたら、うっ」
ただ、泣き続けていた。
こんな事してる場合じゃないのに泣いていた。
今直ぐにでも動き出してこの殺し合いを止めなくてはならないのに、
動けずに泣いてる事しか出来ない。
とにかく怖くて―――何をすればいいかわからない。
こんな時に誰かがいてくれればいいのに、
誰もいない、だから恐怖に負けている。
信頼出来る親友達はいない、近くにいない。
しかも知らない所に連れてこられて―――とにかくこわい。
「白井――さん――」
頼れるパートナーは来ない。
自分一人じゃ何も出来ない。
風紀委員(ジャッジメント)なのに、何も出来ない。
こんな危険な所から出る方法もわからない。
ただ、誘拐されてしまった事実が突き付けられて―――
風紀委員として行動よりも誘拐されてしまった小さい子の行動しか出来ない。
頼れる誰かが助けてくれる事を願っても助けは来ない。
このまま泣く事しか、親と離れて迷子になった小さい子にしかなれない。
―――でも、また助けてくれる気がしました。
白井さんが来てくれる気がしました。
いや、それだけじゃない。
佐天さんや御坂さんが来る気だってした。
皆、誘拐された自分の為に頑張ってくれて―――。
もし助かった時、また自分は泣いてしまうんだろうけど、
こんな自分を皆が優しくつつんでくれる。
皆の頑張りの末の結果、自分は一際何も出来てないままだ。
―――こんなんじゃ、私……全然ダメじゃないですか!―――
何度か白井さんとは口論をしました。
その一つ、春上さんを疑っていた白井さんに対して
自分はかなり行動をして―――結果は真実を知らされて
目の前で―――何もする事が出来ずにただ泣く事しかその時は
出来なかった。でも、春上さんに関わる事に対しては積極的でした。
今回――春上さんがもしここに連れて来られていたら?
そうだとしたら、私は同じ様に積極的な行動をする筈―。
こんな所で泣いてる場合じゃない!
―――早く、風紀委員の初春に戻ってくれませんの。
そんなこと、白井さんが言ってた気がする。
言う通りでした。ここで私がするべき事は学園都市に戻る事。
そして、風紀委員として一般人の保護。
この事件の情報を調べ、解決をする事。
自分の仕事はたくさんある、こんなところで休んでる場合じゃない。
「っ……絶対に、なんとかします!」
そうやって、初春が立ち上がる。
立ち上がって前を見る、大きな学校がある。
見た事の無い学校、そして周りを見る限りやはりここは学園都市じゃない。
一体、どこに連れられたのか?本当に疑問に思うところだった。
―――そして、目の前の学校の近くで倒れてる人影。
「はっ!だ、大丈夫ですか!?」
とにかく人影の元へと走る。
体力の無い初春の走りは大した事は無いのだが、
それでも必死になってその場へと駆けつける。
声をかけても返事が無い、本当に大丈夫か不安になる。
―――これから貴方達のやる事。これを今から前で試してみせるからね?―――
初春の脳にフラッシュバックする。
ここで何かやれと言われた何か。
考えれば、誘拐したのなら縄とかで縛って身動きを取れなくする筈。
………なのに、今この自分は自由に走って行動が出来る。
つまり、何か目的があって野放しにしている。
その目的を確か説明していた。
一人の女生徒が――爆発によって―――。
これ以上は思い出したくなかった。
ただ、この場所で何をすべきと伝えられてるか理解してしまった。
人の死――目的は理解し難いが、これは殺し合いの中なんだと理解してしまった。
(そんな事……出来る訳が―――)
絶対に無理、人を殺すなんて風紀委員として出来ない。
いや、風紀委員じゃなくても出来ない。
自分にはそんな勇気というか、人を殺したいと思う心が無い。
逆に風紀委員なんだから、人々を助けなくてはならない。
あの場所で倒れてる人も救えるのなら救いたい。
―――でも、見るべきじゃなかった事を後に思った。
「っ!だ……大……う、う……そ……です、よね?」
目の前の倒れてる人影は、頭から血を流して地に横たわっている。
閉じた瞳、そして血―――簡単な結論だとまるで死んでるかのよう。
こんなの見ていられない。
―――近くで既に人が死んでるということは―――。
―――近くに人殺しがいる―――
風紀委員として、このゲームを止めさせたい。
………でも、出来る気がしない。
自分は生きるのに精一杯、死にたくない。
人を殺すのもしたくないけど―――。
とにかく死ぬ何て嫌で、人がこんな風に死んでるのを見てしまうと、
―――いつか、自分もこうなるんじゃないか?―――
そんな気がして、それがとても恐ろしくて………。
どうする事も出来ずに、ただその場から離れる事に夢中だった、
―――実際、その男はまだ生きてるのだが―――
【F-3 - 学校内 校舎外】
【松田桃太@DEATH NOTE】
【状態】頭から血 気絶
【服装】スーツ
【装備】なし
【道具】基本支給品 不明支給品1~3
【思考】基本思考:一般人の保護と、計画の打破。
0、……………。
1、このゲームはキラが絡んでるに違いない。
2、この学校は一般人の収容に使おう。
【F-3 - 学校内 校舎外】
【初春飾利@とある科学の超電磁砲】
【状態】恐怖
【服装】柵川中学の制服
【装備】なし
【道具】基本支給品 不明支給品1~3
【思考】基本思考:死にたくない。出来るなら風紀委員としての行動をとる。
0、死にたくない。
1、近くに人殺しがいるだろうから、ここから逃げる。
最終更新:2011年08月24日 12:10