里の一室、なっぴーは眠る
あまりの悪夢、目を瞑りたい惨状。
右代宮家の者が碑文の通りの惨劇を味わう最中。
うみねこのなく頃には帰れると思う。
虚しく、この魔女のゲームは終わりを見せない。
まったく頭が痛くなりそうな事じゃないか。
この殺し合いのゲームも、魔女のゲームの様に残酷だ。
何人の犠牲がなど、晩の設定もない人との殺し合い。
犯人の推理も、魔女が原因だのもない武器の殺り合い。
どちらにせよ惨劇であるのに変わりはないが………。
やっぱり、こんな事に巻き込まれれば頭痛ものだ。
そして、殺し合いのフィールドに招かれた駒がどう動くかも自由。
反逆も有り、忠実に従うも有り。
そんなルールの世界の中で、頭痛の多い右代宮夏妃は目覚めた。
夏妃は夫である蔵臼の惨殺死体を見た後、他にも留弗夫夫妻、
楼座、郷田、紗音といった人物の死の次に第二の晩、
絵羽と秀吉の死亡、その後には金蔵、嘉音の死。
金蔵の部屋へと入り疑う者達を追い出して電話が来る。
―――そして、黄金の蝶を目にして自分はあの時に―――
まさに、悪夢の人生だったそれから目覚めたここは何処か?
天国とかそんな場所にも見えない普通の一家。
右代宮家と比べ物にならない程ちっぽけな一軒家。
不思議で仕方無い、思えば金蔵に言われた言葉が夢だった。
今までのが全部、夢だったような気もした。
これが現実というのなら、右代宮家は一体何処へいったのか?
ゲストハウスにも劣るこの家は何の意味がある場所か?
六軒島の奥深くにあるような場所でもなさそうな感じだ。
眠ってる間に、絵羽とかにでも追い出されたのか?
だとすればこれは酷く屈辱的だ。
右代宮家当主を引き継ぐ蔵臼の妻である自分への屈辱的行為だ。
誰がやったなんて確実な事など言えやしない。
だが、現に今、自分はこの変な一軒家にいる。
そしてそれだけじゃない。
夢だったのか知らない場所で、謎の言葉を告げられた。
見た事もない人だったが、記憶に残る蔵臼達の死の有様に似た様なものだった。
顔が耕されてる訳ではないが、代わりに身体の首が離れていく有様。
ほぼ同じの様だ。こんな姿は当人にとっても屈辱的な姿。
あれは単なる道具の様な扱いだった。そして、心が狂った人と言えない何かの存在の彼女は、
殺し合いをしろと宣告してきた。
こちらを向いて話してる訳じゃなかった事から、そして殺し合いという事から。
自分以外の他の人物も同じ目に遭わされてる可能性がある。
………でも、それは単なる夢の出来事だ。
現実とは違う。いくら財産目当てでも殺人を犯すまでいく筈がない。
そう思いたい所ではあるが、夏妃は夢だったか知らないがあの場面を思い出す。
右代宮家の者が使用人含めて次々と死んでいくあの惨劇の一日を。
あれが本当に魔女の仕業とは思えない。いや、魔女が存在すると思えない。
犯人がいたと考えるならば………でもそんな筈が無い。
どっちも否定してしまう、結局はそれは夢だから考える必要がないとなる。
そうなれば、今の現実がどんな現状なのかだった。
外は夜、こんな時間に起きてしまうなんて健康に害する。
恐ろしい程に静寂の間であるこの場所で殺し合いが行われてるのか?
本当に行われていて、もし朱志香がいるとすれば直ぐ動いただろう。
でもその確信が無くて、殺し合いなんて実際に起きる筈が無い。
現実的に考えるのならそうだった。殺し合いは非現実的だから架空の出来事だと思い込める。
そう思い込むことで、動く意味すらない。
(……取り敢えず、再び眠りにつくとしますか。周りの違和感も
起きてみれば解消される筈です。頭痛が酷くなる前に、眠れる
といいのですが………)
夏妃はそう思って、再びベッドに身体を預ける。
目覚めた時は自室で、親族達の集まる朝食が待ってると思って――。
そう考えると、やっぱり頭痛がするものだ。
絵羽がまた何か屈辱的な事を言ってくるのかと思えば、そうなる。
少し気を重くして、夏妃、愛称なっぴーは眠りにつく。
【E-9 - 里 一軒家】
【右代宮夏妃@うみねこのなく頃に】
【状態】健康 頭痛 睡眠
【服装】私服のドレス
【装備】なし
【道具】基本支給品 不明支給品1~3
【思考】基本思考:???
0、……………。
1、目が覚めれば違和感もなくなる筈。
※参戦時期はEP1で、殺された直後です。殺されたとは知りません。
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一方、別の一軒家にも右代宮家の者がいた。
そちらの方は夏妃と違い、殺し合いというのを信じていた。
彼女は強い子だった。右代宮の中でも内なる実力者なのかもしれない。
ネットの者はそんな彼女を認めて、無双の人物とでも思っている。
彼女こそ、右代宮楼座。楼座無双というのをご存じの筈だ。
おそらくは彼女が右代宮家最強かもしれない。
山羊の者達を銃のみならず、打撃でも撃破出来るのだ。
そんな彼女を魔女すらも認めて黄金卿へと招く。
………だが、今回のEP2、微妙なズレが生じた。
そんな彼女を魔女は認めて、殺し合いへと招いたのだ。
願い事が叶うとかいう甘い誘惑なんて受け付ける筈が無い。
自分が願うのは母親としての真里亞の無事のみだ。
その真里亞が何処にいるか、まったく分らない。
自分の
居場所すらも分からない。
まったく六軒島と関係の無さそうな場所だった。
外は真っ暗、本家もゲストハウスも見当たらない場所だ。
周りは恐ろしい程の静寂、不安をかき寄せる静かさだ。
あの時のピンチ、山羊達との戦闘。
命を懸けてまでも楼座は真里亞を守る為に奮闘した。
今、自分には何も残されていないがやるべき事は残っている。
周りに見えない真里亞の無事の為に様々な箇所を調べる必要性がある。
様々な人に、蔵臼でも留弗夫でも絵羽でも、誰でもいいから聞かないとならない。
―――と、いっても本家の人達はもうほぼ全滅してしまったのだ。
悪夢の様な出来事によって、彼等は死亡した。
その光景を見て来た楼座の精神はすり減ってたであろう。
……が、まだこの人、いけるらしいぞ!さすが楼座さんだ。
(真里亞……!真里亞!!)
正直、頭には真里亞しかないように見える。
心の内にはこっそりと、殺し合いをどうにかしたい気持ちがあった。
遺産どころじゃない、巻き込まれた事件はどうにかしないと。
結構、忙しいんだね。仕方ないね。
これからの楼座の無双には期待値がMAXである。
真里亞は確かに殺し合いに存在してるがその辺り、どうなのだろうか?
【E-8 - 里 一軒家】
【右代宮楼座@うみねこのなく頃に】
【状態】健康
【服装】私服のドレス
【装備】なし
【道具】基本支給品 不明支給品1~3
【思考】基本思考:真里亞を探す。殺し合いも解決したい。
1、真里亞はどこ!?
※参戦時期はEP2で黄金卿に招かれる前、山羊達との戦闘中です。
最終更新:2011年10月06日 00:11