武芸を捨てようと学園都市ツェルニでは一般教養科に入学したが、戦争での勝利を目指す生徒会長
カリアン・ロスの策略にはまり、武芸科に転科させられてしまい、
ニーナ・アントーク率いる第17小隊のアタッカーとなる。
当初は単なる「一年で小隊入りのルーキー」くらいにしか見られていなかったものの、次第にその実力を見せつけていき、彼に教えを乞う武芸科生徒が集まるようになったり、あまり素行のよろしくない生徒にとっては恐怖の象徴として見られるほどに名を馳せた。
所持する
錬金鋼は青石錬金鋼、複合錬金鋼、簡易型複合錬金鋼、鋼鉄錬金鋼。いずれの復元状態も剣(刀)と鋼糸の二形態だが、簡易型複合錬金鋼だけは剣しか復元できない。
いわゆるギャルゲー主人公体質で、作中多数の女性(リーリン、フェリ、メイシェン、ニーナ、クラリーベルなど)から好意を寄せられるものの、本人はその気持ちに一切気づいていない。日常では基本的に心優しい好青年として見られがちだが、モテることに関してしばしば妬まれることや、彼を巡った女性同士の泥沼が展開されることも。特に、フェリはレイフォンの女性関係に嫉妬しやすい。
しかし、リーリンは他の女性とは一線を画しているようで、何度かキスシーンも描かれている。
日常的な学園生活では優柔不断で勉強が苦手、しかし心優しい、どこにでもいる普通の学生。しかしいざ武芸のこととなると傲慢で冷徹な物言いが目立ち、特に、
汚染獣や天剣授受者クラスの敵と相対したときは顔から感情の色が消え、人間相手でも命を奪うようなことも平然としてみせる。
グレンダンからは追い出されたため基本的にお金がなく、奨学金と都市の機関清掃のバイトをして生活している。ちなみに、一般科から武芸科に転科したのは奨学金のランクがDから授業料免除のAになるからだったことも大きかったりする。苦学生である現状とシビアだった孤児院時代からか、メイシェンの弁当で昼食代を節約したり、エドに頼みを聞く代わりに弁当をもらったりと、意外とお金には慎重…というか汚い。
サイハーデンの刀技を修めていながら、天剣授受者となって以降は剣を持つようになる。
デルク曰く「罪の意識」の現れらしい。しかし、リーリンから鋼鉄錬金鋼を受け取った後は手持ちの錬金鋼全てを調整し直し、再び刀を取る。
天剣授受者中でも屈指の剄力を持ち、天剣以外の通常の錬金鋼ではあまりに密度と出力の高い剄に耐えられず、砕け散ってしまうことが何度かレイフォン自身を窮地に陥れている。更に他人の剄技の剄の流れを見抜き、自分のものにしてしまう特技を持つ。確認できる中では作中で最多の剄技を持ち、専門ではない化錬剄はおろか、「吼剄殺」などの他の天剣授受者の秘奥クラスの剄技を多数習得している。
刀剣に加え、
天剣授受者リンテンス・サーヴォレイド・ハーデン直伝の
鋼糸を使いこなすが、リンテンスによるとどれほど訓練しても彼の1000分の1程の腕にしかならないらしい。必殺技は溜め切り。
最終更新:2009年07月20日 22:04