VHSカセットテープ(AI12-PE)
ドメイン: The Foundation
分類: パワーオブジェクト
発行機関:
連邦操作局 オールデスト・ハウス
取得位置: 基盤
結合者履歴:
備考:
ID: VHSカセットテープ(AI12-PE)
捕獲日時: 1978年11月17日
収容位置: [編集済み]
VHSカセットテープ(AI12-PE)
収容手順:
アイテムが人間の近くにある場合の完全収容は不可能であることが証明済みである。このアイテムへのこれ以上の接触を阻止するため、このアイテムはオールデスト・ハウスの[]にある[]へ移送することとする。
説明/変貌効果:
VHS(ビデオホームシステム)テープカセット。このアイテムは、その変貌が明らかになった際に使用されていたプレイヤーから取り出すことはできない。
このVHSには、[](生命体A-001)が床を掃除しながら踊っている様子が記録されている。
この映像は、テレビ画面が視界に入っている個々人の動作、発声、あるいは思考を停止させる。
この効果は、ほぼ永久的に持続すると考えられるが、被験者の最高持続記録は21時間である。
映像に魅せられている間の記憶としては、奇妙な音楽しか覚えていないとのことだ。
テレビが電源に繋がっていない場合でも、映像は延々と再生される。
テレビとその映像が、窓のない密閉された独房の中に収容されていても、その範囲内にいるエージェントが、アイテムの魅惑的な力によって独房の扉を開けるように操られた。
背景:
このアイテムの制作物は、多くの研究と議論の源になっている。
これは、オペレーション・シャロータイド中に、捜査局が初めて[](生命体A-100)を撮影しようとした時に制作されたものである。
あるエージェントが、アーティが頻繁に出没するというエリアに隠れることに成功し、そこで撮影を開始した。
このエージェントの報告によると、撮影中にビデオカメラがおかしくなる兆候は全くなかったと言っている。
その後、この映像を確認していた研究職員がアイテムの変貌効果によって魅了されたことを受け、必要な処置がとられるとともに変貌操作が開始された。
捜査局の歴史上、変貌アイテムの発生にここまで密接に職員が関わった例はない。この実験はすぐに再現されたのだが、同様の結果は得られなかった。この映像も、後続の思考の役には立たなかった。
この出来事は、変貌アイテムが超常現象的生命体によって、意図的に、あるいは偶然に制作されているのかどうかという大きな議論を呼ぶものになった。
変貌素材の作成に関しては、操作局が関与すべきものではないと見なされたため(詳細はアッシュ法令を参照のこと)、類似の実験はその後すぐに禁止された。
最終更新:2025年02月11日 20:43