第5回セッション
録画
まとめ
○ロデリック・コーヴ
- AR4718年デズナ月19日 8:00頃
- 前回、ゴブリンの棲み処の洞窟探索後、ロデリック・コーヴへ戻り、一晩休んだ後再び買い物等を行った。今回は全員目当ての物(ワンドやページ・オブ・スペル・ナリッジ)を手に入れることが出来た。
- オードラーニと一緒にクリークサイドで朝食をとっている時に、〈知覚〉と〈交渉〉判定により、ロデリック・コーヴによる新しい噂を聞けた。
◎ロデリック・コーヴの新たな噂:
- 「ミスター・レッチ」は最近クリークサイドの辺りを避けているようだ。「英雄たち」にビビっているのかな。いやらしくも狡賢い奴だ!
- 「サークルの虐殺」の犯人はまだ捕まっていないらしい。「英雄たち」なら捕まえるかもしれない。賭けるか?
- ロデリック卿が戻って以来、様々な怪奇現象が起きている。恐ろしい災厄の前触れかもしれない。
- ホーンド・ファングズの連中を最近あまり見かけない気がする。リーダーっていうあの何とかいうよそ者はクリークサイドで見かけるが。
- 「英雄たち」はチャールウッドからかなりの財宝を持ち帰ったらしい。今のうちに恩を売っておくのも悪くはないぜ。投資ってやつさ!
- 英雄たち(PCたち)の噂が多かったようだ(リセリス:「半分くらい自分たちのウワサだったんじゃが…」、ピーター:「…まあそりゃそうでそうねぇ」>ホーンド・ファングズ、エルヘゼラン:「いまいち実感がないな」モグモグ)。
- 孔雀屋敷へ向かう予定だが、改めてどうアプローチするか話し合う事に。〈知識:地域〉で改めて光輝会について調べてみると:
- 光輝会:結構な地元住民も入会している。正規の会員は全員孔雀屋敷に住んでいる。ヴァリシア史、哲学、芸術に゙興味がある人が客として訪れ、議論をし、酒肴が提供されることもあり、そうして会員になった人もいるらしい。
- コルステラはヴァリシア人は歴史を学び、遺産を手に入れ、世界をより良くすることがでできると主張している。会員になると、下働きを経て上級会員になることができるようだ(リユーリ:「ヴァリシア人の正しい歴史ねえ(シェリアックス人意識)、(ダンサー(ヴァリシア人の蔑称)にそんな認識があるんですかね)」)
- 客人として正面から訪問し、ヴァリシア史やサーシロン帝国に興味がある事を示して会員になり、状況によっては物理的に切り開くことで一致した。ピーターはサイコメトリーで見た女性(サイコメトリーのビジョンでは自分自身だったが)が、ヴァリシア風の緑の衣装を着ていたことを思い出す。敢えてガントレットを見せる方向も考えたが、一先ず隠しておくことになった。
- 客の中にジャナが居るのを見かけたパーティは、彼女に声をかけてみた。ホーンドファングズは最近は活動が活発ではないが、どうやらからまれないように大人しくしているらしい。ロードキーパーズとの揉め事はしばらく気にしなくて良いと伝えると、色々やってるらしいけど英雄たちの活躍に期待すると言い、彼女は宿を出て行った。ピーターが〈真意看破〉をしてみると、彼女の言葉に何かそれまでにない何かを感じ、前半部に何か迷いのようなものがあるように感じられた。
- パーティ一行は孔雀屋敷へと向かう。
○孔雀屋敷 1F/Peacock Manor 1F
- 敷地は噂通り鉄柵で囲われており、庭には10羽ほどの孔雀がいた。玄関のヴァリシア風だが古風なノッカーを叩くと、中からモンク風(〈知識:地域〉)の哲学者(と、会員のある程度の地位の者は呼ばれているらしい)が現れた。リセリスがサーシロン帝国と歴史に興味があり、チャールウッド森の遺跡でルーンを発見したことを伝えて〈交渉〉すると、レディ・ロストラータに話を通してくれた。
- 応接室のような部屋に通されて、しばらく待つとレディ・ロストラータことコルステラ・ロストラータがやってきた。判断力判定をしたピーターは、サイコメトリーで見たバラケットの気配を感じて一瞬めまいを起こした。お互い自己紹介し、リセリスが見つけた暗号やチャールウッド森の遺跡の話をすると、コルステラはかなり興味を示してきた。リセリスが金庫の中には何も無かったと嘯くと(〈はったり〉判定は12だった)、コルステラの表情が動く。彼女はどうやら信じておらず、それどころか確信がありそうだった。コルステラはもう少し詳しく伺いたいと、隣のサロンでの会話を進めてきた。応接室を出るとき哲学者に耳打ちをしたが、〈知覚〉が高いリセリスとピーターには客人を丁重にもてなすことと、アルデンという人物を呼んで彼女の部屋へ来させるようにと居ているのが聴こえた。
- 広そうなサロンには哲学者が一人居た。隣の部屋のドアが開いており、リセリスがふと覗くと階段がある劇場のような部屋があり、奇妙な翼を持ち、孔雀の羽根のようなローブを羽織った人型生物の像があるのが見えた。〈知識:宗教〉判定により、これは非常に古い神格であり、サーシロン崩壊後ほぼ信仰されていないとも言われ、真の姿もはっきりわからないPeacock Spiritの像ではないかと思い当たった。
- エルヘゼランが中に一人いた哲学者にトイレへの案内を頼み、その間に残ったパーティメンバーは今のうちと呪文のバフを行った。扉の外にいた哲学者が音を聞き不審に思って聞いてきたが、議論が白熱して~とか何とか誤魔化した。時間を稼いでくれたエルヘゼランが戻り、別な会員がお茶と軽食を持ってきた。会員や哲学者たちと会話をしていると、会の師範と名乗るアルデンというハーフエルフが現れた。コルステラが来る前にしばらく付き合ってくれとの事だった。そこでアルデンと遺跡での話、そこにあったであろうバラケットの話、更にサークルでの虐殺事件の話を行い、バラケットについてアルデンを問い詰めるとコルステラと話をしてくれといい、哲学者に一言告げると部屋を出て行った。パーティはアルデンを追おうとしピーターはベンを出現させたが、部屋に居た3人と扉の外に居た1人、合計4人の哲学者と戦闘となった(ピーター:「スター!…もとい、お祖父ちゃん!」、哲学者:「何だあいつは?」、ピーター:「あ、僕の死んだお祖父ちゃんです。すみません」、哲学者:「おじいちゃんが急に虚空から現れるか!」、「この者らは侵入者だ。しかるべく処置せよとのことだ」)。
- モンク4人との戦闘は狙われたネサラとピーターが早々に気絶し、エルヘゼランが《朦朧化打撃》で一時的に動けなくなったりして苦戦を強いられたが、2人を倒し1人が上の階に報告に行っている間に残った1人を倒して、一旦屋敷の外へ出て回復を行った。
- 回復を終えた一行は裏側に回り込んで犬走から階段を上り、先ほどエルヘゼランが案内されたトイレの方から侵入を開始することにした。そこにも哲学者が居たがこれに対処し守護霊が回って探索していると、1階からアルデンと哲学者が回り込んできた。ネサラのグリースとエルヘゼラン、壁沿いに回り込んだベンの攻撃等でこれを倒した。
- その後、裏手の二重扉から一度入ってが1Fを覗いたが気配が無かったので、次は西側の裏の階段から2Fへと侵入した。そこには哲学者が2人居り、パーティを咎める(哲学者:「侵入者か。随分とやってくれたようだな...」、ネサラ:「レディ・コルステラを大人しく差し出せば、幹部以外は罪に問わないぞ?」、哲学者:「何を言うか。レディが何をしたというのだ!」、リセリス:「コルステラはどこじゃ!証拠はあがっとる!」、哲学者:「レディは罪を犯してはいない。正当防衛だ!」、リユーリ:「語るに落ちましたね」)。
- ここで今回はタイムアップ。孔雀屋敷の残りの探索および戦闘を行う。
キーワード整理
■ホーンドファングズ/Horned Fangs
- クリークサイド(Creekside)によく宿泊している港湾労働者等が集まったギャング (GM注)←そういう労働者もいるかもですが、特にクリークサイドに泊っているのがハッキリしているのが、ジャナです
- 憤怒のルーンをあしらったものを身に着けている(ジャナ曰く「どこかの石に彫ってあった」のを見つけたらしい)
- 1週間前に起きた事件の被害者側
- ロードキーパーズや光輝会といざこざになる原因は思い当たらないようだ
ジャナ
- ホーンドファングズのリーダーの女性
- 一度事件についてインタビューしたが話さずに留めておいた内容がある模様
■ロードキーパーズ/Roadkeepers (討伐済み)
- チャールウッド森を拠点とする山賊
- 旅人等から通行税を巻き上げている
- 石の家を住処にしていたがPCたちによって討伐された
ララバイ・ヴァンカスカーキン
- ロードキーパーズのネームドごろつき
- ヴァンカスカーキン家(Vankaskerkin)はリドルポートの賭場「ゴールドゴブリン」の経営者
- ハーレンの渡しで戦いになったが逃走した
マザー・ナイトスラッシュ/Mother Nightthrush
- ロードキーパーズのボス。噂に曰く、100年以上生きた魔女(オラクル)
- 石の家入り口での戦いでPCらに殺害された
ドランド
- ロードキーパーズの錬金術師ドワーフ
- 石の家最下層で宝物庫を開けようとしていた(未達成)
- 宝物庫に関しては孔雀屋敷の「C」からの依頼?(最近受けたようだった)
- 命と引き換えに身ぐるみを剥がされ放逐された
シャーリス
- ドランドの弟子
- 石の家で罠にかかって死に、ギアゴーストとなっていた
- 聖水がなかったのでシャーリスの遺体はきちんと処理していない
■光輝会/Order of Resplendance
- コルステラ・ロストラータ(Corstela Rostrata)が主催する歴史研究会
- 1週間前に起きた事件の加害者側と思われる
- 歴史と哲学による啓発こそがあらゆるものを向上させるカギと考えている
- 低ランクの会員は「イニシエイト」、高ランクの会員は「フィロソファー」(モンク4)
孔雀屋敷/Peacock Manor
- コルステラ・ロストラータが3つの屋敷をくっつけて作った大屋敷
- 鉄柵で囲まれた庭で孔雀10羽ほど放し飼いにしているからそう呼ばれているとか
1週間前の事件
- 深夜「サークル」にてホーンドファングズの6名が殺された
- 光輝会の面々と言い争った末の出来事だったらしい(光輝会は彼らがルーンを帯びていることが不快?)
- 警備長曰く双方とも暴力的な組織ではないということだが…
- 光輝会の女性は「刃の無いレイピア」でファングズの1人を刺した
- ファングズの他の面々はウィアード呪文のような効果で絶命した可能性が高い
- 刃の無いレイピアは「バラケット」だと思われる
バラケット/Baraket
- Sword of Sinと呼ばれるアーティファクトの1振り
- Sword of Sinとはルーンロードに仕えるチャンピオンに渡される武器
- 不可視の刃を持つバラケットを鍛えたのはXanderghulであり「傲慢の剣」とも
- ロデリック屋敷2Fの床下に隠されていたが、緑色の服を着た女性が持ち去った
ドランドへの手紙
- コルステラがドランドへ送ったと思われる手紙。以下内容からわかることまとめ。
- 宝物庫の中身を持ち帰るようドランドに依頼していることがうかがえる
- 持ち帰った後の「ロードキーパーズからの報復」からの安全を保障している
- 「マグニマールの知人たち」が魔術的な解決手段を提供してくれるかもしれない
- 「リドルポートの知人」が約束を守るならアダマンティック製のピックという手段が増える
コルステラ・ロストラータ/Corstela Rostrata
- 光輝会の主催、ヴァリシア風の緑の衣装をきた30代くらいの女性
- バラケットを持ち去ったのは彼女ではないかと推測される
- ヴァリシアの人々は自分たちの地域の歴史や遺産を受け継ぐべきであると主張している
アルデン・ティラレスク/Alden Tilaresk
- 光輝会のHeadmasterの男性。ソーサラー/ローグだと思われる。
ピーコックスピリット/Peacock Spirit
- 古代サーシロン時代に信仰されていた古い神格(現在は信仰されていない)
- 孔雀屋敷のとある部屋に祀る像のようなものがある
■ブランブルマウス族/Bramblemouth
- チャールウッドに棲んでいるゴブリン部族
- ねじくれたピアスを口にたくさんつけている
- 根城の洞穴の地下を掘って石の家の地下空間にたどり着いて拠点としていた
- 誘拐事件の犯人でありPCたちに討伐された
ネームド・ブランブルマウス族
- 族長チークトゥース。ザロンゲルのクレリック(FBLが使えるレベル)。戦死。
- ゴブリンスネークSSESSELECK。戦死。
- 蛙使いグランブル。ウィッチ(LBが使えるレベル)。戦死。
- ナイトアイ。たぶん得意な敵が人間のレンジャー。戦死。
- マンクル。転移ルーンの先に押し込まれた可哀そうなマンクル。生き延びて野に放たれた。
■ロデリック卿
- ロデリックス・コーヴの創設者であり海賊たちと対峙していた
- AR4648に海賊の襲撃を受けて家族とともに亡くなったらしい
- 彼ら家族の遺体はロデリック屋敷(Roderic Wreck)に流れ着いたという
- サークルでいざこざがおきそうになったとき彼と思われる霊体(?)が現れた
- 10年前、港湾町の汚職事件に端を発する暴動があったときも現れた
- 地図作りの達人
ロデリック卿(霊体)の言葉
- コーヴ。石造りの家。森の中。篭手。彼らを救え。私の地図。鍵。
- 私の地図。彼らが持って行った。そこに鍵が。宝物庫の。バラケットは彼らを操るだろう。君たちもだ!篭手を手に入れるべきだった。だが逃げた。なんという臆病者か。君たちは勇敢であれ。私は耐えられなかった。だが君たちは耐えねばならない。宝物庫だ。篭手はまだ宝物庫にある。君たちにコーヴを救って欲しい。コーヴを。必ず。救え。
チャールウッドの地図
- ロデリック屋敷から回収されていた地図(コーヴ・ホールにある)
- 石の家の場所と宝物庫の鍵であるシェードロンルーンの暗号鍵が書かれていた
宝物庫
- 石の家の地下にあったシェードロンルーンの暗号鍵で守られた空間
- バラケットとルーンウォーデッドゴーントレットが納められていたようだ
- かつてロデリック卿がここからバラケットを持ち出した
フレッシュドレッグ/Fleshdreg
- 不完全なシンスポーン、犬っぽい?(町の人がコーヴハウンドと見間違えた)
- 調査1日目の夜にPTはサークル付近で「憤怒」のフレッシュドレッグに襲われた
- なんでこんなものが出てきてるのかが問題
最終更新:2023年10月03日 23:30