第7回セッション
録画
まとめ
○食事と宿クリークサイド/Creekside Tavern and Inn
- AR4718年デズナ月21日 8:00頃
- 起きて集合して朝ごはん。前回、クリークサイドでホーンドファングズのリーダー、ジャナと話したパーティは、クリークサイドの地下にホーンドファングズのアジトがあることを聞き、そこを乗っ取ったモザマーという恐ろしいクリーチャーとその眷属をジャナの依頼で倒す為、ジャナに教えられ地下の貯蔵庫へと潜ったのであった(ジャナ「私の私室には入らないで欲しい。ロデリック・スコーヴにとって有用な情報を教えてあげられるかもよ?」、リセリス:「私室に入らないことは約束しよう」、ピーター:「まあ私室に入られるのは嫌ですよね」)。
- 彼女曰く、アジトの東側にある、ロデリック・コーヴの井戸に続いている水たまりには化け物がいるが、見たことはないらしい。水場の上の方にある円形の場所は温泉(同心円)とサウナ(アルコーヴ)があるらしい。常に綺麗なお湯と温かい熱が供給されており、仕組みは不明とのこと。
○サークル/The Circle
- そのまま地下へと潜入するのかと思いきや、月一の「サークル・マーケット」が開かれる日だったので、PCたちは目の色を変えて市場へと向かった(エルヘゼラン:「シャツ、シャツは……」、リセリス:「探すか」)。
- ロールの結果、エルヘゼランとネサラがポーションまたは巻物からいずれか1つを通常価格の10%で購入。リセリスとピーターが錬金術アイテムからいずれか1つを通常価格の10%で購入。リユーリは冒険用装備、衣服、飲食、交易品からいずれか1つを通常価格の10%で購入となった(リセリス:「昨日買ったのにー!」(魂刺激剤))。1時間ほど市場でワイワイと買い物を行った。
○食事と宿クリークサイド 地下/Creekside Tavern and Inn Underland
- AR4718年デズナ月21日 9:00頃
- ようやく地下へと潜る。ちなみにマップはジャナからの情報により、ほとんどが公開されていた。ジャナが行けなかった部屋は未公開のまま。
- 地下の貯蔵庫はひんやりとして、壁は氷に覆われていた。夏でも解けないらしい。リセリスが〈知覚〉で高い目を出し隠し扉を発見(リセリス:「ここじゃ、確かに」、「話の通りのようじゃ…いくか」)。開けた先は音が響かない不思議な部屋でキッチンのようだった。遺跡が現役の頃からキッチンとして使われていたらしい。外からの声も響いてこないので、周囲に気を付けながら右の宴会場への扉を開ける。キッチンの南の広い宴会場だったらしきところは訓練場にも使われているようだ。扉を開けると音が元に戻った。戦闘訓練のような音が聞こえる。
- 広い宴会場ではこん棒とセスタスを持った2人の人物(:ホーンドファングズ、以下HFと略す)と2匹の「憤怒」のフレッシュドレッグが居り、どうやら訓練の真っ最中のようだった(F(憤怒):怒り咆哮!、HF:「なんだ?敵か?」)。そのまま戦闘になだれ込む。フレッシュドレッグはアクロ語でHFたちと連携が取れるようだ。ジャナにHFの仲間はなるべく殺さないように頼まれているのもあり、HFの1人を非致傷で倒し、フレッシュドッグの1体を倒した後、扉が少し開いていた東の部屋(恐らく会議室)をリユーリが覗くと、そこには4体のフレッシュドレッグが居た。慌てて扉を閉め押さえ込むリユーリ(リユーリ:「は、早くして下さい」、ピーター:「何か居ました?」、リユーリ:「フレッシュドレッグが大量に来ますよ!」、リセリス:「ん?」、「それは…」、ピーター:「それは拙い!」)。
- 扉をリユーリが押さえているので、会議室のフレッシュドレッグたちは北側の隠し扉を通り、東の廊下から宴会場へ回り込もうとする。リセリスが残ったフレッシュドレッグを倒し、守護霊ベンが廊下側のドアの前に立ち塞がる。リユーリと別なHFを気絶させたエルヘゼランが位置を交代し、会議室側の扉の前を塞いだ。そんな感じで連携しフレッシュドレッグの数を減らしていったところで、宴会場の西側の部屋からも何かが来る気配を感じた。開いた扉の先をピーターが覗いてみると、そこにはランサーを持ったシン・スポーン(憤怒)と2人のHFが居た。恐らくモザマーの仲間のゲズレヴァンだと思われる。HFたちが宴会場に入ってきたところでピーターがクローズの呪文でシン・スポーンが居た部屋の扉を閉じた(ゲズレヴァン:ピーターを睨む、「お前殺す」アクロ語、ピーター:「あれ?僕を殺すって言ってます、あのシン・スポーン」)。その間に部屋に入ってきたHFの1人にエルヘゼランがクリティカル攻撃!勢いあまって切り伏せてしまった(エルヘゼラン:「あっ……!」、「そんなつもりじゃ……」、ピーター:「エルヘゼランさん!?」、ネサラ:「あの血の出方、大きめの動脈がきれてないか?」)。その後リユーリのグリッターダストや気を取り直したエルヘゼランとベンの攻撃でゲズレヴァンを撃破した。
- そこに北西の部屋の扉から透明な何かが現れ、ベンへ攻撃!急所攻撃も相まってかなりのダメージだったが、ピーターがダメージの大半を引き受けた(ピーター:「お祖父ちゃん結構食らったね!」)。ジャナに聞いていた訓練された手練れ(HFの暴漢)がランサーで攻撃してきたのだった。その後北西のドアを開けたもう一人の暴漢も現れ、東の廊下の奥からもHFたちが4人ほどやってきた。だがリセリスがカラー・スプレーでHFの3人を気絶させ、HFの暴漢や残りのHFたちはネサラのマジック・ミサイルやエルヘゼランとベンの連携攻撃で気絶させることに成功した。ここで戦闘はいったん終了。
- パーティメンバーをワンドで回復し、一行は部屋を探索することにした。宴会場の南東の部屋はカーテンで仕切られていたが、開けるとカウンターやクローゼットがあった。元はゲスト用の受付らしい。そこの東に両開き扉があったが、開けると水辺だったのでそっ閉じ。戻って西のゲズレヴァンが居た部屋へ行くと、料理を提供するカウンターテーブルがあった。どうやら偉い人の接待や兵たちに娯楽を提供する部屋だったらしい。部屋全体にタンズがかかっており、種族等が違っても会話に不自由することが無いようだ(リセリス:「なんちゅーこった…これがサーシロンテクノロジー!!」)。
- 思い思いに好きな言語で話し始めるパーティメンバー。
エルヘゼラン:「つまり、俺が何言っているかわかるってことだな」エルフ語
ネサラ:「面白い仕掛けだ」(ゴブリン語
ピーター:「そんなこと言わないでくださいよ(アズラント語)」
エルヘゼラン:「面白い仕掛けだな!」サーシロン語
リセリス:「ゴブリン語はわしは普通にわかるゴブ」(ゴブリン語)、「アズラント語もわかるぞ?」(アズラント語)
ピーター:「流石です(アクロ語)」
- 宴会場の北西の部屋は使われてないので埃が積もってるが、何千年も前に作られたものとは思えないほど状態が良い洗練された椅子とテーブルがあった。暴漢たちが飲んでらしき安酒のデキャンタとグラスがあり、最近仕入れたらしい常温保存可能な食料がおいてあった。
- その後、宴会場の北東にあるジャナに教えてもらったトイレへと向かった。サーシロン帝国の技術で作られた水道と水洗トイレにテンションが上がる一行。更に東にある円形のサウナ式のお風呂でもひとしきり盛り上がった。水辺を避け、宴会場からカーテンの先の受付を抜けて廊下を西へ。南西の方へ向かうとバリケードがあり、通れないようになっていた。エルヘゼランが筋力判定で出目20を出し一撃でバリケードを取り払った(エルヘゼラン:「フン!」、リセリス:「ええ?!」、エルヘゼラン:「これでバリケードか?」、ピーター:「エルヘゼランさんが強すぎるんですよ」)。
- この先はジャナに何があるか分からないが危険があるらしいと教えてもらっていた場所だった。危険に遭遇した者は青い顔をしていたらしいとの事。奥へ進むと部屋の中に瓦礫が積み重なっており、さらに奥は自然窟のようだった。ふと危険を感じ、全員で〈知覚〉を振る。リセリスが〈知識:神秘学〉判定でここに魔術的な痕跡を感じることが分かった。霊障のようなものだが、正のエネルギーが効かず、エネルギーダメージのみが有効、しかもそのラウンドで放ったエネルギーで対抗するのは難しいという厄介なものだった。先手を取ったリセリスがバーニング・ハンズを放つが、治まらない。すると謎の女性の幻影が現れた(謎の女性:「お前たちの灰を、我が新サーシロンの礎としてくれよう!」)。そして炎の嵐が吹き荒れる!ピーターは〈知識:歴史〉判定で、この女性は憤怒のルーンロード、アラズニストかもしれない?と思った。このラウンドは[火炎]ダメージが効かなそうなので、ネサラがショッキング・グラスプを唱え離脱。リセリスがライトニング・ボルトの巻物を使ってダメージを与えると、ようやく辺りは静かになった(リユーリ:「危険なわけですね……なんだったんですあれは?」、ピーター:「…リセリスさん、これってもしかしてカルツォーグのように…?」、リセリス:「カルツォーグがよみがえり倒されたという伝説…本当かのう?」、エルヘゼラン:「そんな事があったか?」)。
- 奥の南側は自然の洞窟のようにもみえる、広い空間になっていた。どん詰まりへ行くと、天井が天然の岩ではなくレンガになっている。どうやら何処かの建物の地下部分のようで、恐らく位置的にコーヴホール辺りのようだった。
- 受付に戻って今度は南の恐らくボスのモザマーの部屋へと向かう廊下へ向かった。すると廊下の途中の扉から2体、反対側の宴会場の方からも2体、フレッシュドレッグがパーティを挟み撃ちをするような感じで現れた。リセリスが廊下へ飛び込み、フレッシュドレッグの1体を倒したが、透明化していたHFの暴漢がリセリスを指して大ダメージ。同時に宴会場からも現れ、リユーリにダメージを与えた。強敵の出現にかなり苦戦はしたものの、エルヘゼランのロングアームからの攻撃やリセリスの急所攻撃、ネサラのグリースによる武器落とし、ピーターとリユーリの回復等、ここはメンバー全員が頑張り何とか全員を倒す(HFメンバーは気絶)事に成功した。
- ホッとしたのもつかの間、全員で〈知覚〉判定を行い、高かったピーターが水場から水音がしたことに気づく。やがて水音が引き摺る音に変わり、扉が開くとそこには剣とトライデントを持った魚のような化け物が立っていた。〈知識:次元界〉の結果、クリフォトのハイドラグオンであることが分かった。パーティのリソースはあまりなかったが、悪の来訪者である以上放っておくと町の住人たちに危険が及ぶと思ったパーティは倒すことにした。リセリスがネサラから借りたレッサー・マクシマイズ・メタマジック・ロッドによる威力最大化バースト・オヴ・レイディアンスでダメージを与え盲目化することに成功。ハイドラグオンは逃走をしようとしたが、ネサラのマジック・ミサイルのワンドのダメージと、止めにまたもやリセリスの威力最大化バースト・オヴ・レイディアンスを喰らい、倒れたのだった。
- ボスが気づいてるかもしれなかったが、リソースがギリギリになったので一行は引き上げることにした。HFの連中も地上へ運び、今日の午後から尋問をしようという事になった。
- ここで今回はタイムアップ。次回はホーンドファングズたちを尋問し、アジトのボス部屋へ向かう予定。そして次で第1章終了予定。
最終更新:2023年11月30日 23:45