第13回セッション


録画



まとめ


○怪魚人の社地下1F
  • AR4718年サーレンレイ月6日 11:00頃
  • 怪魚人の社の地下1Fで、先行していたパーティの男に遭遇したPCたちは会話を試みるが…

剣士:「美しいレディが3人か...傷つけるのは忍びない」
剣士:「おとなしく出直してくれれば
剣士:話が早いんだがな?」
エルヘゼラン:「こっちにも3人いるぞ」
剣士:「いかがです、お嬢さん」リセリス
ピーター:「無理に気づつけなくとも、話し合いでもいいんですよ?」
ネサラ:「そちらが降伏してくれても話が早いよ?」
エルヘゼラン:こいつ、俺が見えていないのかという顔
リセリス:「バラケットにも興味がないのかのう」
ピーター:「男は目に入らないタイプなんですよ、きっと」
エルヘゼラン:「不便な奴だな」見えてないと思ってる
リセリス:「紳士なやつじゃな」
リセリス:「しかし我々もこの遺跡に大変な用事があるのでな!」
剣士:「ま、どうしてもここを通るのであれば、仕方ないんだが」
エルヘゼラン:「やらないのか?」3人の女性陣
リユーリ:「貴方はさておき貴方が仕えてる人が気に入らないんですよ」
ダミル:「なら、仕方ない」
ダミル:「覚悟を決めるか」タメイキ
ピーター:「やられる覚悟を決めてくれましたかね」

  • ダミルという剣士に〈知識:地域〉を行うと、戦闘技術が高そうで多分ファイターではないが、レイピアを逆手で軽々と扱う技術は他にはそうなさそうという見当がついた。イニシアチブ判定を行い、戦闘に入る。ピーターが移動アクションで能動知覚を行うと、奥の部屋からかすかに1人分の声が聴こえるのが分かった。

ピーター:「奥から声が聴こえますね。今の処1人分ですが」
エルヘゼラン:「無視するのは構わないが、俺はエルヘゼランだ。これから自分が倒される相手の名前くらい知っておいた方がいいだろ?」ワンパンしつつ
ダミル:「野郎をぶちのめすことに興味はないんだよ」

  • リセリスがフリジット・タッチの呪文で攻撃を行う。

リセリス:「ひんやりするぞ」
ダミル:「お嬢さん、あんた冷たいねえ」
エルヘゼラン:「ブフッ」ウけた
リユーリ:イル・オーメン
ピーター:「エルヘゼランさんを笑わすとは、やりますねぇ!」
ダミル:「よくわからないクリーチャー、冷気の接触呪文の使い手、ハルバード使い、もう1人呪文使い!」
ピーター:「手短に、効率よく教えている!…出来るな、こいつ」
ダミル:「術者は全部で3人だ!」

  • 全員の攻撃を受け、ダミルも余裕がなくなってきた。

ダミル:「済まんがレディたち、こちらは限界だ。そろそろ化粧を終えてくれ!」

  • ダミルは5フィートステップし、エルヘゼランを殴った後、隣の扉を開けた。そこは東側が半円型の長方形の部屋で、一番奥にヴィラレインがおり、南の壁際に孔雀のような服を着てルツェルンハンマーを持った女性が立っていた。孔雀姿の女性は透明化していたが、シー・インビジビリティの呪文を事前掛けしていたリセリスは彼女に気が付いた。

エルヘゼラン:「また会ったなヴィラレイン」
ピーター:「奥に居ましたか」
リセリス:「もうひとりおるな…孔雀女???」
ヴィラレイン:「何という数奇な運命なのでしょう、こんな場所で再会するなんて!
あなた方の厚意を利用し、その上で行った仕打ちについて、わたくしがどれほど悔いているか、 あのような別れ方をしなければならなかったことに、どれほど悲しみを覚えているか... ...理解してくれと言っても難しいでしょうね。 けれど、他に縋れるものもなく、ああするしかなかったのです!  この呪いある限り、わたくしは死んだも同然なのですから!」
ピーター:「ふむ、ピーコック・スピリットの崇拝者ですか」
ヴィラレイン:「わたくしたちは、ここに調べものに来ただけ。
...もう、剣をお持ちではないのでしょう? でしたら、わたくしたちがあなたたちを害する理由はありません。 必要な情報さえ手に入れば、わたくしたちは帰ります。 ...いったん出直してくださらない?」
「おたくの三文芝居には飽き飽きしてるんですよ!」
「はあ、なるほど」
リセリス:「その調べ物が問題なんじゃよなぁ…内容を教えてもらっても?
ヴィラレイン:「いったん武器をおさめてくれればあるいは...」
エルヘゼラン:「今後、俺たちの邪魔をしないという保証がない」剣を構えたまま
ピーター:「この人のお芝居は好きなんですけどねぇ…いまは取り込み中ですし」

  • 孔雀ドレスの女は空中に浮いており、パーティにアンホーリィ・ブライトをかけてきた。恐らくクレリックかと思われた。

ヴィラレイン:「話し合いもできないなんて...」
ピーター:「今までの積み上げですよ!」

  • ヴィラレインはエルヘゼランに熱い視線を送るとまたホールド・パーソンを唱え、エルヘゼランを麻痺状態にする。今回は他に仲間が居たので、〈呪文学〉判定でホールド・パーソンだと気が付いた。

エルヘゼラン:「ウッ……また!」
ネサラ:「ホールドパーソン!」
リセリス:「同じ呪文か」
ピーター:「ああっまたエルヘゼランさんにそんなことを!」

  • ネサラは孔雀ドレスの女にイアー・ピアシング・スクリームを唱え、幻惑状態にする。ピーターはエルヘゼランにリムーヴ・パラリシスをかけて麻痺状態を解除した。

エルヘゼラン:「ピーター、助かった」
ピーター:「いえいえ」

  • リユーリがリセリスをキュア呪文で回復。リセリスはヴィラレインの足元にクリエイト・ピットをかけるも、ヴィラレインは反応セーヴに成功し落下は避けた。ヴィラレインはエルヘゼランにコマンド呪文を投射。セーヴを落としたエルヘゼランはその場から逃走した。
  • その後リユーリが孔雀ドレスの女にイル・オーメン呪文を唱え、リセリスのバースト・オブ・レイディアンス呪文とネサラのエンパワー・イアー・ピアシング・スクリーム呪文のダメージを受けた彼女はそのまま気絶した。
  • 孔雀ドレスの女が気絶すると、流石にヴィラレインは降伏した。

守護霊ベン:「まだやるか?」>ヴィラレイン
ヴィラレイン:「...これまでのようね」
守護霊ベン:「降伏するなら捕縛させてもらおう」
ヴィラレイン:「好きにしなさい...」
リセリス:「悪にはおちてないようじゃったしな(秘術識別法:バースト・オブ・レイディアンス)」
ピーター:ダミルにステイビライズ
エルヘゼラン:「なんだ、終わってたのか」戻ってきた
ネサラ:「そこのクレリック、やっぱり孔雀霊の信徒?」
ヴィラレイン:「それはそうでしょう」
ピーター:「もしかして、あのニンジャにメモを渡していたのはこの女性かもしれませんね」
リセリス:「ふむ…」

  • 降伏したヴィラレインに色々と質問を行う。

  • 彼らの目的は何か?:図書室の本を手にして調べものをしていたらしい。
  • どうやってここを知ったのか?:ハイラ(孔雀ドレスの女)が知っていた。
  • 文献で何を調べていたのか?:バラケットを探すために何かを招請するとハイラは言っていた。
  • 何故バラケットを手に入れたいのか?:呪いを解くため。バラケット自体に解呪能力がある訳では無く、手に入れた対価として解呪してもらう約束をしていた。
  • 『打ち捨てられし埋葬所』、『憤怒の試練場』、『奈落の秘文石』というキーワードに聞き覚えは?:最初はハイラは探し物を見つけられなかったようだが、それとは別に、興味深いモノを見出したようだ。ハイラが見つけた本には赤丸と共に「勇猛なる魂の持ち主は、憤怒の試練(the Gauntlet of Fury)に挑み、憤怒のルーンロードらの恩寵を得ることができよう。その生死に関わらず」という注釈が付けられていた。ハイラは、このフロアの下に興味を持っていたようで、調べものが終われば下に降りる計画もあったようだ。
  • ついでにマグニマールにある孔雀霊カルトの拠点が判明し、ウォーターフロントにある具体的な場所が分かった。孔雀霊のカルトは非常に秘密が多く、ハイラが猊下と呼ぶ相手が居たようだ。名前も分からず、黒髪を肩の上あたりで揃えた女性のようだったという。拠点に戻るための儀式もあり、それを施されていたのでヴィラレインは船で戦闘した時に、次元移動で逃走することに成功したようだった。同じ儀式はハイラにも施したので、彼女にはその効果が残っているようだ。
  • ハイラとダミルの人物評は?:

ヴィラレイン:「ダミルはいっぱしの指導者になる気らしいけど」
ヴィラレイン:「とんでもないわね。お山の大将がいいところよ」
ヴィラレイン:「魔術の知識もなしに
ヴィラレイン:カルトの指導者になんかなれるわけないでしょ」
エルヘゼラン:(手厳しいな……)
ヴィラレイン:「気障で紳士のふりをしているけれど
ヴィラレイン:しょせんはごろつきよね」
ピーター:「ははあ、手厳しい」
ヴィラレイン:「ハイラは...正直得体のしれない女だと思うわ」
ヴィラレイン:「孔雀霊のカルトは秘密主義みたいで、私にはあまり多くを語らなかったわ」

  • ヴィラレインの質問を終えたパーティは、シェードロン評議会でも呪いについても情報が得られるかもしれないと、彼女の協力を仰いだ。評議会へ情報提供を行うという事で、ヴィラレインは協力を約束した。PCたちはヴィラレインを伴い、気絶したダミル、ハイラをケルフードのキャンプへと運んだ。しばらく彼らを預かってもらい、パーティは怪魚人の社の探索を続けることとなった。
  • ここでPCたちは7レベルへとレベルアップした。

○怪魚人の社地下1F~2F
  • AR4718年サーレンレイ月7日 8:00頃
  • 前の晩に変な夢を見ることは無かった。長時間バフを行い、怪魚人の社へと向かう。社の地下1Fの奥でポルターガイストと霊障があった部屋へと向かうが、上司(霊障)が居なくなったことでポルターガイストは居なくなっていた。西側の壁の隠し扉の奥の階段を下っていくと、突き当りには螺旋階段があり、さらに下の階へと降りていく。
  • 螺旋階段の先には壁にアーチのようなものがあり、ランサーと『己の意思にて進むか、その命運が尽きたるかを問わず、この先へ至る者、試練(the Gauntlet)に耐え抜かば、憤怒の祝福を勝ち得るべし』/“Those who pass beyond, aspirant or doomed, may endure the Gauntlet to earn Wrath’s blessing.”と書かれていた。

ネサラ:「ソルシェンが言っていた憤怒の試練場がここであろか」
エルヘゼラン:「そうだろうな」

  • 螺旋階段からの西へ続く下り階段を下りていくと、奥は東西に長い長方形の部屋になっており、南北に3つずつアルコーブがあり、それぞれローブを着てエキゾチック・ウェポンを持った合計6つの像が、パーティを軽蔑しているように見下ろしていた。
  • リセリスが〈知覚〉を行うと真ん中の2つの像から見られている気がした。近づくと魔法の罠が発動しそうな気がしたので、そこで〈装置無力化〉判定で罠解除を行い、無事に解除した。部屋の西側には格子扉があり、奥には南北に長い長方形の部屋があり、広いプールがあった。プールの真ん中には丸い床があり、南北に細い橋のような半水没式の壁が繋がっていた。丸い床の上には何かのクリーチャーの像があり、その像は赤い宝石を掴んでいるようだった。リセリスが扉に近づくと扉はスッと床へと沈んだ。
ピーター:「扉が勝手に?」
ネサラ:「自動扉とは古代文明すごいな」

  • リセリスが扉から1歩踏み出すと、リセリスに何やら呪文が飛んできたようで、意志セーヴを行った。セーヴには成功したが、〈知識:神秘学〉の結果、どうやらサジェスチョンの効果で何か暗示をかけられそうになったと感じた。ピーターも踏み込んだが、セーヴには成功した。
  • 円形床にあるクリーチャーに〈知識:次元界〉判定を行うが、2人とも分からなかった。

リセリス:「なんじゃあこの像」
ピーター:「おや?北側に金属の壁が」
ピーター:「ああ、これがリセリスさんが言っていた(魔法のセーヴ)」
リセリス:「ピーターも感じたか?」
ピーター:「ええ」


  • 長方形の部屋の南の西の壁には同じような扉があり、誰かが無理やり開けたようにひしゃげていた。北東の壁には石壁に金属の板があるように見え、取っ手やドアノブも無かった。エルヘゼランも前に出て、サジェスチョンにかかりそうになったが何とか耐えた。ピーターはベンがかかることを恐れ、自分の中へと納めた。リユーリも前に出たが意志セーヴを落としてしまう。そこでエルヘゼランがリユーリを組みつきで抱き留め止めることに。

エルヘゼラン:組みつき!
リユーリ:(宝石……あの宝石を外す?)
エルヘゼラン:1d20+10 組みつき、リユーリ
<BCDice:エルヘゼラン>:Pathfinder : (1D20+10) → 20[20]+10 → 30
エルヘゼラン:ガシッ!!
ネサラ:南。ゲートがひしゃげて開いている。誰かが無理やり開けたようだ
リユーリ:「何するんですか、邪魔しないで下さい」
エルヘゼラン:「どこに行くつもりだ、離すわけにはいかん」ギュ
リユーリ:ぼかぁ君を一生離さないぞ
エルヘゼラン:2人の世界~
ネサラ:「事情はわかるが熱烈に抱き合ってるように見えるのう」
エルヘゼラン:「これは……戦術だ」何故か言い訳っぽい

  • その間にリセリスが北の壁を調べる。金属板が石壁にハマっているように見え、表面にはヤマソスのレリーフが彫ってあった。口の中、ヤマソスの目があるはずのところにくぼみがある。そうこうしているうちに、エルヘゼランもサジェスチョンのセーヴを落とした。

エルヘゼラン:「リユーリ、みなまで言うな。俺がやる」
リユーリ:「だからそう言ってるじゃないですか」
ピーター:「何がですか!?」
エルヘゼラン:「あの宝石を取りに行く」
ネサラ:「あ、これはだめっぽい」

  • エルヘゼランはリセリスの足払いも物とせず、中央の像の宝石(恐らくガーネット)を取ると、北の扉へ向かって移動し始めた。

リユーリ:マダカナー
リセリス:「どうするどうする」
ピーター:「どうしましょう…武器落としでもしますか」
エルヘゼラン:掲げてリユーリに見せる
リユーリ:「そうです、それをあの扉へ」
ネサラ:宝石に魔法反応あり
ピーター:「なんで二人がいい感じになってるんです!?」
エルヘゼラン:「うむ」

  • 扉の前に居たリセリスが宝石へ〈知覚〉を行うと、この宝石じたいが魔法的な罠の構成要素であろうと思われた。サジェスチョンは明らかに相手の害となる行動だと、自動的に無効化する事を知っていたリセリスは説得を試みる。

リセリス:「その宝石自体、罠の構成要素じゃ!」
ピーター:「ええっ」
エルヘゼラン:「リセリス、どいてくれ」
エルへゼランは一旦止まれる
リセリス:「まてまてエルヘゼラン話をきくんじゃ」
ピーター:「ちょっと話しましょう」
リユーリ:「?」
リセリス:「その宝石は罠じゃぞ」
エルヘゼラン:「罠だと?」
リセリス:「明らかに我々に害のある行為じゃ」
エルヘゼラン:宝石を見る
ピーター:「落ち着きましょう、エルヘゼランさん」
エルヘゼラン:「リセリスが嘘を言っているとは思えないが、ピーター、お前はどう思う?」
ピーター:「先ずはそれを下に置きましょう」
GM:リユーリも一瞬???となる
ピーター:「リセリスさんのいう事は正しいと思います」
リユーリ:ほんまかいな
エルヘゼラン:「そうか、2人が言うなら。リユーリそれでいいよな?」
リユーリ:「まあそこまで言うなら…」
エルヘゼラン:宝石を床に置く
GM:ならば、サジェスチョンは切れる!
リユーリ:あぶなかった
エルヘゼラン:「ハッ、俺は何を……」
ピーター:「ふう、良かった」

  • リセリスはエルヘゼランから宝石を渡してもらい、〈装置無力化〉で宝石を罠を解除した。これで宝石が人の心を操る事は無くなった。その後に宝石を持っていたクリーチャーの像を〈知識:次元界〉で判定してみたが、何だか分からないままだった。
  • 像自体は罠用の宝石を加えてるだけの舞台装置のようだった。南のブロンズ製の扉は殴り開けたのか蝶番などが歪んでいる。壊れた時期もよく分からない。開いてみると、東西に長い部屋でアルコーヴが4つあり像が立っていた。奥の東側にもゲートがあり、これも開いていた。
  • 中央10フィートのラインに目もくらむような複雑な幾何学模様があり、天上は25フィートで像は台座15フィート+全長10フィート弱の像で頭部が欠けており、頭だったらしきパーツのかけらが4体とも散乱していた。

ピーター:「誰かに壊されましたかね」
ネサラ:「奥のゲートもひしゃげている。入口同様殴って開けたのであろ」
ネサラ:「多分、同じ侵入者の仕業で、像が宗教的に気に入らなかったか、罠だったかで壊していったのではないか?」
ピーター:「そうでしょうねぇ」

  • 像の頭部はひしゃげているが、足が生えているように見えた。頭部を〈知覚〉してみるが危険は無い。物理的に殴って壊されたようだで、像の本体の方は綺麗で無理に外された感じはしない事から、頭部が人造クリーチャーではないかという推測ができた。リセリスの〈知識:神秘学〉判定で、これはアイアン・センチネルというクリーチャーのサーシロン帝国版ではないかという事が判明した(GM注:サーシロニアン・センティネルのうち、アイアン・センティネルと呼ばれる代物で、もともとサーシロンで生み出されたクリーチャーのようです)。貴族が邸宅に飾る像の首を人造で監視する、というのが当時流行っていたのかもしれない。頭部から生えた足の先には血痕が付いていたので、これらと戦った連中が先に居るのではないかと考えたパーティは先へ進む。〈生存〉判定で最近行き来があったように見える。ゲートにも魔力があったようだ。
  • 東側のゲートの先には下り階段があり、その先には円形のバルコニー(半径10フィートほど)があり、その10フィート下にも更に大きな円形の部屋(半径20フィートほど)が広がっている。バルコニーには小さな水晶の台座のようなものがあった。
  • 円形広場の北側には四角いアルコーヴがあり、光る円形サークルが描かれていた。台座を〈知覚〉すると握りこぶしより小さい(さっきの宝石と同じくらい)のものが置けることが分かった。リセリスが台座に触れると、アズラント人の老人の姿が現れ語り出した。

ロー・カース:「ルーンロード・アラズニスト陛下に奉仕せんとする者たちを歓迎する。私はロー・カース。我らがルーンロードのいくさ長だ。 諸君は陛下の目に留まるべく、その力を示す栄誉に浴することとなった。 私のみすぼらしい似姿どもを打ち負かせるかね? その報酬として与えられるのは、かの「憤怒の試練(the Gauntlet of Fury)」にその命をかける機会だ」

  • するとバルコニーと下の円形広場を隔てていた格子が床に沈み込んでいった。PCたちが円形広場に降りると、魔法円が輝きだし2体のクリーチャーが現れ、パーティに襲い掛かってくる。〈知識:神秘学〉判定をするとスキンスティッチという出来損ないのフレッシュゴーレムだという事が分かった。[火炎]が弱点で体の中にスウォームを飼う事が出来る人造のようだった。
  • ネサラが2体ともファイアーボールに巻き込むと、スキンスティッチはあっさり倒れたが、中からコックローチ・スウォームが現れた!

ピーター:「あ、早いですね」
リセリス:「あっ」
ネサラ:「え”っ」
リセリス:「スウォームの巣になってるといったじゃろう!」
ピーター:「わあああああ」

  • エルヘゼランが錬金術師の火を投げつけ、リセリスが硝石をまぜたバーニング・ハンズを唱えると、コックローチ・スウォームの1体は散り散りになった。残りの1体にピーターも錬金術の火を投げつけたが、もう1体を倒すには至らなかった。コックローチ・スウォームはエルヘゼランとベンを取り込むが、2人とも頑健セーヴに成功し吐き気がする状態にはならなかった。ネサラがバーニング・ハンズを投射すると、残ったコックローチ・スウォームも燃え尽きた。

リセリス:「ふー…さすがネサラの火力じゃのう…」
ネサラ:「害虫は消毒消毒」

  • 戦闘が終了すると、台座の上にはいつの間にかアクアマリンが置いてあった。プールの部屋の像が持っていた赤い宝石とサイズが同じようなので、これが正しい北の扉の鍵ではないかとPCたちは推測する。
  • 円形広場の台座がある反対の東側の壁には梯子があり、壁で止まっていた。リセリスが改めて部屋を調べてみると、北側のアルコーヴは召喚円的な物ということが分かった。アクアマリンを回収し、東側の梯子を上って壁にある鉄板をリセリスが〈知覚〉してみた。開け方のわからない鉄板が壁にはめ込まれてるようだった。ディテクト・マジックをしてみると魔法の反応はあるようだった。リセリスが鑑定のために壁に触ってみると、鉄板が床に沈み込んで開いた。奥は25フィート×10フィートほどの長方形の部屋で、東側の奥に大きなアラズニストの憤怒の表情の像があった。この部屋には何もなかった。もしかすると、昔はここが控室らしいようだった。

リセリス:「何もない…じゃと」
ピーター:「何も無いんですか」
ネサラ:「もしかして、昔は勝者がエンターイメージのアラズニストに謁見できたのか?」

  • パーティ一行はプールのある部屋へ戻り、部屋の北東の金属板の壁へと戻った。そして壁のヤマソスのレリーフへアクアマリンをはめると、アクアマリンに瞳孔のようなものが浮かび、瞬きすると鉄板は床へと沈みこんだ。
  • 扉が開いた先は、アルコーヴが交互に6つある東に延びる長い廊下で、大理石なような欠片が散乱していた。

ネサラ:「アルコーヴが交互に1,2,・・・6個。ひび割れた長い通路だね」
リセリス:「誰かあばれた?」
ネサラ:「大理石が散乱しているから足元に気をつけて」

  • 一番奥のアルコーヴの処で、人間が1人倒れていた。それは背中に触手がある男の部下である、チンピラの1人の死体だった。〈知覚〉をしてみると、それは戦闘で像が砕かれた感じではないかという事が判明した。〈知識:神秘学〉で像の正体はもしかしてカリアティード・カラムではないかという推測ができた。

リセリス:「カリアティードカラム…?」
エルヘゼラン:ギョッとした顔をする
ネサラ:「あー、聞いたことがある。戦わなくて済んで良かった」
ピーター:「それは嫌ですねぇ。武器を壊されたくない」

  • その先は部屋の東側にプールがあり、東側が上のU字型の部屋になっており、壁にアーチ状に文字が書いてあった。東側の壁の南北にはまた鉄板の扉があり、それぞれ銀色の象嵌が装飾してあった。北側の扉には秘術使いがエネルギーを放っている象嵌が施され、『汝が憤怒を魔術と成し我に放て』と書いてあり、南側の扉にはランサーを持って戦いに臨む兵士が象嵌され、『汝が憤怒を武器に込め我を打て』と書いてあった。

ピーター:「北側が魔法、南側が武器ですか」
ネサラ:「もしかして、エネルギーダメージを与えたり、武器で殴ったりすれば対応した扉が開くのかな」
リセリス:「ほーむ、試してみるか?」
エルヘゼラン:「南側は俺がやろう」ぶん殴ればよさそう

  • リセリスが扉に〈知覚〉を行ってみるが、罠とかは無さそうだった。ちなみにプールは常温だった。

ピーター:「ネサラさん、最近頭に来たことはありますか?」
ネサラ:「なんかあったかなー」
ネサラ:1d20+3+3 遠隔接触攻撃 電気光線

  • ネサラが北側の扉に電気光線を当てると、鉄板の扉は床に沈んで開いた。

ピーター:「正解ですね」
ネサラ:「開いた」
ネサラ:「どうせどっちからでもいけるでしょ」

  • 開いた先は幅5フィートの細い廊下が東側に続き、奥には半径20フィート弱の円形の部屋があった。部屋の床には幾何学模様が描かれており、内側から光っている感じがした。部屋の南側には丸いアルコーヴがあり、鉄格子で塞がれていた。部屋の南東と南西にもおさげのように長方形のアルコーブがあった。円形の部屋の北側と南のアルコーヴの南端にガラス球があり、僅かに輝きを放っていた。そして南側のアルコーヴの中には、ピーターがサイコメトリーで見たことがある、背中から触手が生えた男が居た。南東と南西のアルコーヴには、大型サイズの何かが溶けたようなクリーチャーが1体ずつ入っていた。

触手の男:「おい!出してくれ!!」
エルヘゼラン:「なんでそこに入ってるんだ?」
触手の男:「気をつけろ。奴らがいるぞ!」
リユーリ:「……てっきり私達を待ち受けていたのかと」
リセリス:「…確かに両脇に…何かいるが」
エルヘゼラン:「やつら……?」

  • 〈知識:宗教〉判定で、溶けたようなクリーチャーはアンダイジェステッド・スウォームのヴァリアントという事が分かった。こいつに包まれると、溶けかかった酸のしたたる腐肉がこびりつき、たくさん生えている手で良くない事をしそうだった。
  • 以外にスピードが速く、ネサラやベン、エルヘゼランが吐き気がする状態になったり、酸のダメージを受けて手による組みつきを受けたりと苦戦を強いられたが、呪文で吐きけを抑えたり、前衛の攻撃や範囲攻撃魔法等で何とか倒すことが出来た。キュアの呪文で回復を行っていると、全員の頭の中に『使用禁止』という声が聴こえ、部屋の中に霧雨のようなものが吹き荒れ、[強酸]のダメージを受けた。

リセリス:「え!?」
ピーター:「『使用禁止?』」
ピーター:「痛い!何ですかコレ」
リユーリ:「貴方は知らないんですか?」>触手のおっさん
触手の男:「おい!気をつけろ!」
リセリス:「知ってるなら先にいわんか!」
エルヘゼラン:「……フフッ」
リセリス:「いま使用禁止ってきこえた!外じゃ外じゃ!」

  • リセリスは〈知識:神秘学〉を行い、アラズニストの禁止系統が『防御術』と『召喚術』という事に思い当たった。

リセリス:「そういえば…禁止系統じゃな…」
リセリス:「防御術と召喚術」
ピーター:「ああ、そういう事ですか」
触手の男:「おい、待てよ。出してくれよ」
エルヘゼラン:「こちらで回復を」廊下でわちゃわちゃしている
リセリス:「やれやれ」
触手の男:「おい。試練を受けに来たんだろう」
ピーター:「試練を受けた結果がそれなんですか?」
触手の男:「まあな」
触手の男:「まあ受けてみるがいい」
ピーター:「ちなみにどんな試練だったんですかね?」
触手の男:「ズルはよくないだろ?」
ピーター:「あ、教えてくれない」
リセリス:「あー」
触手の男:「だが、始めるのは簡単だ」
触手の男:「あれに触ればいい」

  • 触手の男は北側の壁のガラス球を指さした。〈真意看破〉判定を行ってみたが、嘘はついていないようだった。更に男が閉じ込められている格子を壊せないか調べてみたが、どうやらアダマンティン製らしく壊すのは無理そうだった。

リセリス:「わしらが試練に成功すれば自分も出られると…」
触手の男:「そうだ。試練を受けるといい」
触手の男:「あっちはあっちで試練だと思うがな」
エルヘゼラン:「言ってないのになぜわかるんだ」
触手の男:「扉に絵が描いてあっただろう」
触手の男:「アラズニストの試しは、徒弟の試練と、兵士の試練があったとも言われてるぜ」
ピーター:「詳しいですね」
リセリス:「詳しい」
触手の男:「俺あたまいいからな!」
エルヘゼラン:「そこから出してやったら、色々話を聞かせてもらおうか」
ピーター:「その発言が頭良く無さそうですが…」
触手の男:「そうだ。試練を受けろ!」
ネサラ:「頭はいいんだろうけど、頭悪そうなセリフであるな」
リセリス:「少しききたいことがある」
リセリス:「おぬしらの手下に襲われたんじゃが、どういう指導をしておったんじゃ」
触手の男:「ああ、あいつらは馬鹿だからな」
ピーター:「指導が悪いのでは」
触手の男:「まあいいだろ」
リユーリ:「どうかしてましたよ」
触手の男:「ボーンヤードにいけば馬鹿は治るかもしれんしな」
触手の男:「丁度いいだろ」
エルヘゼラン:「そうなのか?」誰ともなく聞いてみおる
ピーター:「死ななきゃ治らないって奴ですか」
触手の男:「あのガラスに触れれば、試練ははじまる」
触手の男:「まあ、あの戦いっぷりなら、いけるだろう」
リセリス:「ふーむ」
リセリス:「やってみるかのう…
ピーター:「挑戦しますか」

  • 北側のガラス球にエルヘゼランが触れると、壁に憤怒のルーンが浮かび出した。そしてエルヘゼランは触手の男と同じように、格子の先のアルコーヴへ閉じ込められてしまった。ネサラがガラス球に電気光線を撃つが、何も起きない。

ネサラ:「疑似呪文ではだめか」
エルヘゼラン:「力術を使え」暗に魔法使えるようになったことをアピール

  • ネサラが今度はマジック・ミサイルをルーンに撃つと憤怒のルーンの両側に暴食(死霊術)と傲慢(幻術)のルーンが浮かんだ。次にディスラプト・アンデッドを暴食のルーンに撃つと、憤怒のルーンが輝き続けるのに加え、憤怒のルーンの両側のルーンが強欲(変成術)、色欲(心術)に入れ替わった。
  • それを受けて、リユーリがマーダラス・コマンドを色欲のルーンへ放つと、他のルーンが消えて憤怒のルーンのみが輝いている。すると石板が部屋の中央へ現れた。部屋の中に声が響き渡る。

GM:「見事だ。徒弟よ、報酬を受け取るがいい!」

  • それと同時に触手の男がいつの間にか檻から脱出しており、石板を奪おうと試みた。

リセリス:「あ、こやつ!!!」
触手の男:「やったな。さて、こいつは俺が貰っておこう」
ピーター:「やりましたねぇ!」
触手の男:「落奈の碑文石は俺が貰ったぜ!」
ネサラ:「あ、それそんな名前なんだ」
リユーリ:異形臭い触手野郎よりはネサラの方が相性いいんとちゃうか
ネサラ:「残念ながら試練をこなしたのは私だからな」
触手の男:「かたいこと言うなよ」
エルヘゼラン:「ふざけたことを言っているとぶちのめすぞ」
リセリス:「やる気か?」
ピーター:「あなたはこの試練をクリアできませんでしたからね」
触手の男:「その石をくれたらやめてやる」

  • そこで触手の男と戦闘となった。男は予想通りアルケミストであり、爆弾を投げて応戦したが皆で囲んで攻撃すると流石に降伏した。

リセリス:「まだやる気かのう…?」
エルヘゼラン:「あきらめも肝心だぞ」
リユーリ:「このままいくと手も足も出ないどころか触手も出なくなりますよ」
ピーター:「もうここまでだと思いますよ!」
触手の男:「...クソ」
ピーター:「では武装解除をさせて頂きましょう」
触手の男:「俺の負けだ」
ピーター:「ああ、まだ爆弾の材料をこんなに」
触手の男:「もう少し何かあれば、逃げられたんだがなあ」ゲラゲラ
エルヘゼラン:「逃げられると思うなよ」移動40ft
ピーター:「仲間を大切にしなさすぎですよ」
触手の男:「仲間ねえ。仲間の定義の問題だな」
ピーター:「後は尋問と下の状況ですかね」

※この辺りでピーターの中の人が、用事があり退出したので以下発言が無いです。

リセリス:「で、出してやったが話をきかせてくれるんじゃろ?」
リセリス:「ここへ何をしにきたのか」
触手の男:「そりゃお前」
触手の男:「アレを手に入れるために決まってんだろが」
触手の男:「お前らだってそうだろ?」
リセリス:「これを何に使うつもりだったんじゃ?」
ネサラ:「あげないわよ?」ひらひら
触手の男:「まあ詳しい使い方は知らんがな」
触手の男:「だが、「新たなる肉体の王国(the Kingdom of New Flesh)」がこの世界に顕現するために必要だと聞いている」

  • 〈知識:次元界〉判定を行うと、『新たなる肉体の王国』とはヤマソスの領域がそう呼ばれる事が分かる。ちなみに、男の名前はマーガ・ズールといい、ケル・マーガの出身らしい(あと調べ)。

リセリス:「ヤマソスのレルムじゃな、確か」
マーガ・ズール:「おう、良く知ってるな」
エルヘゼラン:「それは誰から聞いたんだ?」
マーガ・ズール:「レプトニアだ」
エルヘゼラン:「お前とそいつとの関係性は?」

  • 男はメモが書かれた皮を持っており、そこには『変異の悪疫(the Polymorph Plague)」を完全なものとするには、「秘文石(the Runestone)」が不可欠だ。必ず「ヤモリ(the Gecko)」に持ち帰れ。「試練場(the Gauntlet)」へ辿り着く方法は既に知っているはずだ。 人の子の世界は、大いなる祝福により、変貌する。 「新たなる肉体の王国(the Kingdom of New Flesh)」の顕現は近い。 我らが主を失望させることなきよう。 レプトニア』と書かれていた。

リセリス:「教団のえらいひと?」
ネサラ:「ヤマソスカルトなんてのも蔓延っておるのか・・・」
マーガ・ズール:「知ってるか。その紙、デーモンの皮らしいぞ」
リユーリ:うわぁ
リセリス:「えっ」
エルヘゼラン:皮をまじまじとみる
エルヘゼラン:「それで、孔雀霊の他にも邪魔する奴らがいるということか?」
マーガ・ズール:「まあ、そんなに知りたきゃ本人に聞けよ」
リセリス:「憤怒の炉からポータルを通ってここに辿り着いたのか?」
マーガ・ズール:「ほう。良く知ってるな」
リセリス:「正規のルートで入った痕跡がなかったし、ポータルに映像がうつってたからのう…」
リセリス:「ポータルは壊したが、そのあたりもレプトニアがしっていたのか?」
マーガ・ズール:「ポータルの動かし方はまあ聞いていた」
マーガ・ズール:「まあ壊れたんなら壊れたでいいさ」
エルヘゼラン:「ヤモリはどこにある?」
マーガ・ズール:「マグニマールだよ」
ネサラ:「こいつもケルフードさんに預ける?」
リユーリ:「……またマグニマールですか」
エルヘゼラン:「そうだな、組織の拠点が多すぎる」
リセリス:「ああー…邪悪な話じゃのう…」
マーガ・ズール:「悪の定義にもよるな」
エルヘゼラン:こいつ本当は頭がいいのではという顔をする
マーガ・ズール:「世界の変容を目にすることができるんだぞ」
マーガ・ズール:「興味ないか?」
エルヘゼラン:「興味がない」
ネサラ:「別に」
マーガ・ズール:「つまらん男だ」
エルヘゼラン:「今日はやけに冷遇されるな」女性陣に聞く
リセリス:「そういう話はたくさんしっとるぞ」
リユーリ:「新しい世界は他人に見せてもらうものじゃありませんから」
ネサラ:「嫉妬であろ。無視しておけ」>エルヘゼラン
リセリス:「たいていロクな話ではないんじゃ…文献にはロクなことがかいてない」
エルヘゼラン:「そういうものか、わかった」ネサラ
マーガ・ズール:「俺もこんな姿よりももっと素晴らしいものになれるんだがな」
ネサラ:「それはサーシロンとアズラントがろくでもないだけでは?」
エルヘゼラン:「その姿に満足していないのか?」戦闘向きなのに
マーガ・ズール:「俺が求めるのはこんなものではない」
エルヘゼラン:「さて、ネサラの言う通り、こいつはケルフードに預けよう」後でね

  • マーガ・ズールを殴って気絶させる。その後アビサル・ルーン・ストーン(落奈の碑文石)をディテクト・マジックで調べてみると、下手するとアーティファクト級という事が判明した。一行がプールのある部屋へと戻ると、東壁のルーンのアーチの内側が白い霧のようになっていた。〈知識:神秘学〉判定を行うと、フォージ・オヴ・ラスのポータルシステムのような感じになっていることが分かり、既に通過可能だが行先は不明だった。
  • パーティがもう一つの扉を開け通り抜けると、L型に続く5フィート幅の廊下があり、その先には南北に広い丸い角の付いた長方形の部屋があり、広間の床は大理石とか骨とか金属の砕けた破片が散乱していた。北側には長い通路があり、奥に魔法陣のようなものがあった。南側は光り輝くランサーが描かれている鉄板で塞がれていた。中に入ると扉がせり上がってきて退路を塞がれた。

リユーリ:「! 背後が……」
リセリス:「おお兵士の試練っぽいのう」
エルヘゼラン:「もう始まってるらしいな」

  • 北側の通路からカチリカチリと足音を立てながら、複数の何かが接近してくる。

  • ここで今回はタイムアップ。次回は北側からやってきた複数の相手との恐らく戦闘予定。

  • 次回は6/9から。


キーワード整理

ホロウマウンテン/Hollow Mountan
  • ヴァリシア湾沖にあるリヴンレイク島にある山
  • リヴンレイク島にはサーシロン時代にバクラカンの首都(シン=バクラカン)があった

ケルフード
  • かつてホロウマウンテンを探索したパスファインダーのレンジャー
  • 遺跡の罠で2人に分裂してしまい帰るに帰れなくなってリヴンレイク島に住んでいる

憤怒の炉/Forges of Wrath
  • バクラカン時代のポータル施設があった(PCたちが破壊済)
  • ブラッドストーンバンカーの地下にある

打ち捨てられし中二階/Forsaken Mezzanine
  • イブドゥレンジアン(Ibdurengian)の社の地下の遺跡
  • ピーコックカルトのハイラ一味が文献調査に来ていた

憤怒の試練場/Gauntlet of Fury
  • 打ち捨てられし中二階からさらに地下へいった先に存在
  • 呪文系統に関する試練を乗り越えると奈落の秘文石を手に入れることができた

打ち捨てられし埋葬所/Forlorn Sepulchers
  • ソルシェンが言及した場所、ハイラの注釈にも言及あり
  • ここでアラズニストの先代にあたる「老デュビドス」の助言を得られるかも

奈落の秘文石/Abyssal runestone
  • これがあれば老デュビドスの魂に支援を強いることができる
  • 憤怒の試練場で手に入れた「アビサル・ルーンストーン」
  • アーティファクト級のしろもの

ルーンロード情報
  • ソルシェンはPCたちにドリームカウンシルのような効果で接触してきた、コルヴォーサで逢いましょう
  • アラズニストは蘇ってホロウマウンテンを去ったらしい(ソルシェン談)
  • ザンダーグルも力を取り戻している可能性がある(バラケットの状況から推測)

ヴィラレイン・バルヴィサイ Viralane Barvisai
  • 人間の女性で、アヴィスタン亜大陸の西部や南部沿岸で有名な女優でオペラ歌手
  • シェリアックス貴族のレゲムスと不倫し、その妻に呪われ、舞台はいつも失敗するようになった
  • 解呪してもらう条件としてピーコックカルトに協力していた
  • PCたちに負けた後、呪いへの助言を得られることを期待してシェードロン評議会に協力することに

ダミル・ラッソー
  • ピーコックカルトのレイピア二刀流
  • ヴィラレイン曰く気障な紳士のふりをしたごろつき

ハイラ
  • ピーコックカルトの魔術師
  • ヴィラレイン曰く得体のしれない女

猊下
  • ピーコックカルトのえらい人
  • 黒髪を肩の上まで切りそろえた長さの女性、猊下とはハイラからの呼称
  • Viridian Transcendenceというワードオヴリコールっぽい儀式をハイラら3人にほどこした (GM注:ダミルにはかかっていないので2人かな?)

ロー・カース
  • アラズニストのいくさ長
  • 闘技場で幻影で現れPCたちを試してきた
  • 憤怒の試練場でも彼の声が聞こえた

マーガ・ズール/Maga Szuul
  • ケルマーガ出身のアルケミストで背中に触手を生やしている
  • ヤマソスカルトの野望で奈落の秘文石をもとめて遺跡にやってきた
  • 試練を突破したPCたちから石板を奪おうとした→昏倒させた

ピーコックカルト情報
  • アラズニストに対抗するためにホロウマウンテンに調査にきたようだ
  • アジトの1つがマグニマールにある

ヤマソスカルト情報
  • ヤマソスの領域である新たなる肉体の王国(Kingdom of New Flesh)を現世に顕現させたい
  • 目的のために奈落の秘文石が必要とのことでホロウマウンテンにやってきた
  • ヤモリ(Gecko)とよばれるアジトがマグニマールにある

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2024年06月09日 09:31