第16回セッション


録画



まとめ


○リヴンレイク島/Rivenrake Island
  • AR4718年サーレンレイ月10日 15:00頃

  • 前回の続き。怪魚人の社の最奥部まで探索し、テュビドスに会いアドバイスを受けたPCたち一行は、ケルフードたちと捕虜の居る野営地にへと戻ってきた。一晩野営し、次の日ケルフードたちに挨拶して船でマグニマールへ戻る事となる。だが、捕虜の1人ハイラが居なくなっていた。どうやら次元移動魔法の判定に成功し、逃げたようだった(GM注:彼女が逃げたタイミングは、航海中です。ログをみると初日のようですね)

ケルフード(剣):「達者でな」
ケルフード(弓):「達者でな」
エルヘゼラン:「世話になった、2人とも」
ピーター:「お世話になりました」>ケルフードズ
ピーター:「あれ、逃げられてる」
リセリス:「どこいったんじゃ?」
エルヘゼラン:「ハイラが居ないぞ……!」
ネサラ:「まだ奥の手があったか」
ピーター:「魔法で逃げましたかね」
ヴィラレイン:「ちょっと目を離した隙に!」
リユーリ:「まあ、いずれまた遠からぬうちに会うことになるでしょう」
リセリス:「なんということじゃ…尋問の予定が」
ネサラ:「どうせ拠点は割れているんだ。官憲が追いかけるであろ」

  • そんな日の夜、パーティ一行はまた夢を観た。

GM:美しい緑の草原に立っている。
目の前には、広大な海が広がっている。 背後は、木々の聳える不気味な森であり、極めて危険な場所であると、本能が告げている。 突如、複雑な形をした笏が目の前に浮かび上がった。 笏は、遥か海の彼方、水平線の上に見える都市の方向を指しているように思われた。 触れようとして手を伸ばすと、笏は曲がり、捻じれ、無限大の印のように歪んでいく。 そして笏は突如へし折れ、光り輝く破片となって飛び散った。 笏の歪みを写し取ったかのように、草原が、森が、海が歪んで変容しはじめる...。
GM:という夢をみた
リユーリ:緑の草原(ラヴクラフト)
ピーター:「ううん…また変なはっきりとした夢を見ましたね」

  • 〈知識:神秘学〉判定を試みると、リセリスは何かを思い出しそうになったが、思い出せなかった。ピーターは頑健セーヴを行い、失敗したので次の日一日不調状態となった。

ピーター:「うっ…心臓が」
リセリス:「変な夢じゃった」
ピーター:「僕も見ましたよ」
ピーター:「これこれこんな感じで」
リセリス:「草原の彼方に白いくねくねしたものが見えた気がするじゃが気のせいかのう」
ピーター:「その所為か、船酔いか気分が良くないです…」
リユーリ:「超自然的な変容をする笏も見ましたよ」
エルヘゼラン:「緑の草原と都市が見えた」
ネサラ:「あの変なセプター、なんだったんだろう。パズルかな?」

  • その後、PCたちは捕虜たちと一緒に船に乗り込み、船は無事に航海して明日の朝にはマグニマールという夜。船長に晩餐会に招待された。

○洋上、船内にて/Offshore,Inboard
  • AR4718年サーレンレイ月14日 18:00頃

サーシャ船長:「成功のお祝いとして、晩餐会に招待したい」
リセリス:レポート書きかけでうんうん唸ってる
ピーター:「それはありがたいですね」
エルヘゼラン:「わざわざ悪いな」
リセリス:「あしたはシメキリなのに…」(´・ω・`)
ピーター:「リセリスさん、宴会ですって。行きましょう」
エルヘゼラン:「そういうな、気晴らしになるかもしれない」
GM:パン オリーヴのケッパー詰め キンムツのレモン煮込み フライドポテト ハーブ入りチーズ ブラックベリー・ワイン
リユーリ:あと1日あれば再訓練ができる!
エルヘゼラン:「これはうまい」バクバク
サーシャ船長:「キンムツのレモン煮込みは、シェフの得意料理でね。君たちにはまだ味わって貰っていなかったから、今夜どうしてもと彼女に頼んだんだ」
ネサラ:「心遣い感謝する」
ピーター:食欲なさげにフライドポテトをつついてます。
エルヘゼラン:「美味い、また食べたくなる味だ」モグモグ
リユーリ:アリガタヤ
GM:ピーターは妙な感覚を覚えた
ピーター:「ううん…しっくりこない」

  • ピーターは【判断力】判定をしたが、出目が思わしくなかった。

エルヘゼラン:「どうしたんだピーター、食欲がないのか?」
リセリス:「……ん?」
ピーター:「いや、何だかちょっと色んな意味で気持ちが悪くて(つまりイズイ)」
リセリス:「これ、食べたことないかの」
サーシャ船長:「あれ、そうだったっけ?勘違いしたかな?」
ピーター:「(あ、確かに)」
リセリス:「……?」
エルヘゼラン:「……ヴィラレインとの晩餐会でもこのメニューだったな」
ピーター:「(この懐かしさは、あのへんな夢の景色を見た感覚にも似ている…何だか気味が悪いな)」
リセリス:「キンムツ…そんなにあったじゃろか」

  • その夜、またPCたちは夢を観る。

GM:マグニマール。アイアスパンの上に立っている。
仲間たちと共にいる。 仲間たちの身体が歪み、おぞましい魔物へと変容する。 彼らは、アイアスパンの橋脚の側面を這い降り、その内部へと入っていった。 橋脚には、爬虫類のような図柄が描かれている。 仲間の後を追おうとすると、何かおぞましいものの気配を感じた。 同時に、凄まじい音が響き渡る。 鐘の音? 振り返った先には、怒りにぎらつく視線があった。 激しい苦痛...何も見えなくなる...。

GM:...という夢をみた
ピーター:「うわああああっ」

  • 意志セーヴに失敗したピーターは1ラウンドよろめき状態となった。

リユーリ:ボツ!
ネサラ:「縁起でもない夢を見た…」
リセリス:「白いレポート用紙が橋脚に入っていったのう」
ピーター:「また変な夢を見ましたよ!(ウンザリ)」
リユーリ:「私もですよ……」
エルヘゼラン:「リアルな夢だったな……」
ピーター:「夢のお陰でふらつくなんて初めてです…」
ネサラ:「ソルシェンと会ったとき程鮮明な夢じゃないから、彼女の仕業じゃなさそうだけど・・・」
リユーリ:「マグニマールに着いたら見に行く必要があるのかも」
ピーター:「あそこに行くんですか?」
リユーリ:「ただの夢ではないでしょうから…」

○マグニマール/Magnimar
  • AR4718年サーレンレイ月15日 7:00頃
  • PCたちが乗った船は無事港へ接舷した。

ピーター:「ありがとうございました!」>船長
ピーター:捕虜を連れてハイドマーチ屋敷へ
ダミル:「またお前か」
エルヘゼラン:「ああ、そうだな」ニヤニヤ
ピーター:「エルヘゼランさん、何だか嬉しそうですね」
ダミル:「モテない男のひがみだな」
エルヘゼラン:「お前はモテることにやけに固執するな」

  • ドックウェイからキャピタル・ディストリクトに向かう手前の広場からアイレスパンが見える。柱脚の高さはおよそ250フィート。キャピタル・ディストリクトに向かう坂道に一番近い橋脚はゲッコー(やもり)である。

ピーター:「そういや夢にはアレが出たんですよねぇ…」>橋脚
リユーリ:「あの爬虫類の彫刻…」

  • 〈知識:地域〉の結果、ピーターはアンダーブリッジにはシャドウ・クロックという3時で止まっている時計があり、昔、カルズーク殺しがそこで化け物を倒したという噂があったことを思い出す。

ピーター:「ははあ、アレが聞いたことがあるシャドウ・クロックですか」
ネサラ:「スキン・・・なんだっけ?」
ピーター:「スキンソウマン…ですかね」
ネサラ:「ああ、それそれ」
ピーター:「ラットとガルにはギャングが居るっぽいですね」
ピーター:「ゾっとしないなぁ」

  • PCたちはマグニマールのパスファイダー協会ロッジである、ハイドマーチ屋敷へとやってきた。

ウェルベン:「!帰って来たか!!!」
エルヘゼラン:「覚えてくれて嬉しいよ」
ピーター:「帰ってこないと思ってたんですか?」
シェイラ・ハイドマーチ:「よく帰って来てくれました」
ピーター:「何とか」
リセリス:「ふんす」
シェイラ・ハイドマーチ:「...あなた方が戻って来たのならば、評議会を招集すべきですね」
シェイラ・ハイドマーチ:「2時間ほどで集まれる人は集まるでしょう」
シェイラ・ハイドマーチ:「それまでは、そうですね、少し休んでいてください」
ピーター:「報告すべきことが沢山あります…主にリセリスさんが」
リセリス:「草稿状態じゃが…」
リセリス:報告書をわたす
シェイラ・ハイドマーチ:「今は急を要する時です」
リセリス:「考察はこれからしなければならんからのう…」
シェイラ・ハイドマーチ:「ユーリスニア(Eurythnia)・ハウスがあいていたわよね?」
ウェルベン:「ああ、そうですね」

  • 2時間ほどして、前回と同じ評議会メンバーが集まった。評議会メンバーたちに調査の報告を行い、アラズニストやソルシェンが復活したらしいこと、アビサル・ルーンストーンやヤマソス教団と、ヴィラレインの情報もあって孔雀霊のカルトの拠点がマグニマールにある事も合わせて報告した。皆驚いたが、取り合えず対処をしなければと相談を行った。

シェイラ・ハイドマーチ:「しかし、対処はしなければなりません」
ピーター:「ありすぎましたね」
シェイラ・ハイドマーチ:「これは提案ですが、皆さんにカルトの片方を...ヤマソスの教団を担当していただけますか?」
コーリア:「こうなりゃ人でも足りないし、孔雀霊の方はパスファインダーも使っちゃおう」
エルヘゼラン:「同行していたハイラ、孔雀霊の主要人物もいたんだが、船での移動中に逃げられた」
グロバラス市長:「市警も協力できるぞ」
グロバラス市長:「捕虜を逃がしただと!!」
エルヘゼラン:「ああ、気が付いた時にはいなかった」
コーリア:「まあまあ、落ち着きなさい。仕方ないじゃない」
ネサラ:「逃がしてない。逃げられたんだ」(憮然
ピーター:「魔法ですからね」
リセリス:「ヴィリディアントランセンデンスなどという儀式があるらしい」
グロバラス市長:「せめてここまで連れてこられれば、そういう枷もあったのだ」
エルヘゼラン:「じゃあ、その枷を用意しておいてくれ、また使う機会もあるだろう」
ピーター:「致し方ないです」
グロバラス市長:「...う、うむ、わかった」
ネサラ:「そんな枷、普通は持ってない」
リユーリ:恐らくPCが買って使うことは想定していない類の魔法のアイテム
リセリス:「教団にはかなりの上位術者がいるようじゃ…」
リセリス:「できれば…ピーコックのほうに参加したいんじゃが…」
ヴィラレイン:「ハイラが猊下と呼んでたあの女はかなりの術者ね」
リユーリ:「彼女(ヴィラレイン)に埋め込んだ力も相当なものでしたよ」
ヴィラレイン:「まあでも、今頃証拠は隠滅されてると思うけどね。もともと大したものは残ってなかっただろうけど」
ピーター:「リセリスさんの気持ちは分かります。サーシロン系の情報が手に入る可能性がありますし」
リセリス:「ベテランに任せるしかないんじゃな…」
シェイラ・ハイドマーチ:「そして、状況をみながら、コルヴォ―サに行って貰うことになるでしょう」
ピーター:「なるほど」
グロバラス市長:「しかし、アラズニストに、ソルシェン...ああ、なんということだ」
コーリア:「もしかしたらザンダーグルもね」
グロバラス市長:「ザンダーグルが一番強いって誰か言ってなかったかね?!」
ピーター:「(他にも復活してるんじゃないかなぁ…ザンダーグルとか…あ、被った)」
グロバラス市長:「そんなものどうするんだ?」
リセリス:「ルーンロードにはルーンロードをぶつけるんじゃ」
ピーター:「…どうしましょう?」
シェイラ・ハイドマーチ:「ひとつひとつ、解決していくしかありません」
エルヘゼラン:「そうだな、お互いいがみ合っていたようだし?」
リセリス:「遺跡にはザンダーグルが憤怒のルーンロードを殺す絵もあった」
ネサラ:やつらは能力値の高いアズラント人なので傲慢で現代のウィザードなど眼中にない
ピーター:「寝ているうちに倒すという事はテュビドス氏も言ってましたしね」
リセリス:「今のところ…眠っている可能性が高いのはZuthaとBelimariusかの」
ピーター:「もしかして、他のルーンロードを倒しに行った可能性もある訳ですかね…」
シェイラ・ハイドマーチ:「いずれにしても、ヤマソスの教団を放置するわけにも行きませんから。まずはそれに対処して欲しいのです」
シェイラ・ハイドマーチ:「少しマグニマールの話をしましょう」
シェイラ・ハイドマーチ:「平和なようです」
シェイラ・ハイドマーチ:「ただ、気になる噂はありますね」
ネサラ:「それ、情報が途絶してるだけ、って言わない?」
シェイラ・ハイドマーチ:「アンダーブリッジの人さらいの噂とか」
ピーター:「人さらい」
リセリス:「物騒じゃのう」
シェイラ・ハイドマーチ:「人が突然姿を変えて他人に襲い掛かるとか」
リユーリ:人さらい (黒)(黒)(黒)
ピーター:「ほうほう」
シェイラ・ハイドマーチ:「それと、あなた方に会いたいという人が」
ピーター:「誰でしょうねぇ」
ネサラ:「ああ、そうだ。ヴィラレインの呪いを解いてやって」
リユーリ:「解けるものなんですかね」
ネサラ:「術者の手に空きがあればだけど」
シェイラ・ハイドマーチ:「直ぐ解けるかはわかりませんが」
ピーター:「それは良かった」
エルヘゼラン:「そうだ、あの(壁の英雄の肖像画を指す)彼らから連絡は?」
シェイラ・ハイドマーチ:首を横に振る
リユーリ:オウシット
エルヘゼラン:「そうか」
ネサラ:(´・ω・`)ショボーン
ピーター:「きっと生きてると思いますよ」>ネサラさん
ネサラ:「ありがとう」>ぴーたー

  • 宿泊費と食費はまた評議会持ちで滞在できることとなった。シェイラからオードラーニがアシャーヴァの信仰を取り戻したという情報を聞いてエルヘゼランは大いに喜んだ。その後、PCたちに会いたいという人物に紹介された。それはアヤヴァ―というデーモンスポーンのティーフリングの女性だった。

シェイラ・ハイドマーチ:「こちらの方はアヤヴァー。マグニマールでも特に才能にあふれた芸術家の1人で、「評議会の英雄たち」に重大な知らせがあるということなのですが...」
ピーター:「む」
コーリア:「「シェードロンの英雄」のことだと思って、どうしたものかと考えていたんだけど...」
アヤヴァー:「私が用があるのは、あなたたち。あなたたちに知らせなければならないことがあるの」
ネサラ:(なんか覚えがある匂いがする・・・)
アヤヴァー:「私は色々なものを「視る」のだけれど、最近「視た」ものが、あなたたちにとって重要なことだから、知らせに来たのよ」
リセリス:「評議会の英雄?」
ピーター:「(何だろう…ドキドキする)」
エルヘゼラン:「見たというのは?」
アヤヴァー:「あなたたちが、巨大な渦巻く「門」の前に立っていたの。あなた(リユーリ)にそっくりな女性がいて。ああ、あなたとは別にね」
アヤヴァー:「彼女は、そう、ルーンロード。ルーンロード・ソルシェン」
ピーター:「(いきなり語り始めたっ)」
アヤヴァー:「目に映るものはひどく曖昧で...でも、未来の出来事なのは間違いないわ」
アヤヴァー:「この「門」がどこにあるのかはわからないけれど、あなたたちとソルシェンが、その前に立つことがなければ、ヴァリシアにとても恐ろしい運命が降りかかるはず...
ピーター:「僕の過去視とは違いますね」
アヤヴァー:「門」の向こうにかすかに見えたものがあるの。巨大な象のような何かが、この世界に向かってやって来ようとしてる。現実を超えようと、その存在を轟かせながら...ああ、あの光景をなんと表現していいものかしら...」
ピーター:「何だろう…凄く真に迫っていて怖い」
リユーリ:丘より来たる恐怖みたいな
エルヘゼラン:「象……?」
アヤヴァー:「ということなの。心に留めておいて」
リセリス:「???」
リセリス:「(象……?何かひかっかるのう…」
エルヘゼラン:「その時にならないと分からないかもしれないが……」」困惑
リユーリ:「最近になって感受性の高い人間が夢を見てるんですかね?」
ネサラ:「・・・ソルシェンと協力してその象を止めろ、ということ・・・?」
シェイラ・ハイドマーチ:「彼女の協力を得て、情報の真偽を確認しようとしました。失礼とは思いましたが、状況が状況なので...」
エルヘゼラン:「そういえば、俺たちも最近よく夢を見るよな」
シェイラ・ハイドマーチ:「彼女の言葉に嘘はないようです。彼女のヴィジョンの出所については、はっきりしたことは言えませんが」
エルヘゼラン:「そのとき、リユーリはどうなったと思う?」
リセリス:「ソルシェンのう…」
ピーター:「まあ、自分たちも変な夢を観ましたしねぇ」
シェイラ・ハイドマーチ:「あなた方も夢を?」

  • パーティメンバーが見た夢の話をすると、彼女もアイレスパンの橋脚で奇妙なものを見た話をし始めた。

アヤヴァー:「アイレスパンの橋脚?」
アヤヴァー:「多分そうだと思う」
ピーター:「もしかしてゲッコーの橋脚かもしれませんが」
ネサラ:アヤヴァーはハーピィの橋脚に住んでる
リセリス:「爬虫類っぽい絵柄はGeckoしかないかの」
アヤヴァー:「ハーピィは、眺めのいいところがあってね」
アヤヴァー:「そこから当たりを見てみたら」
アヤヴァー:「ゲッコーに妙なものをみたの」
アヤヴァー:・「ヤモリ」に妙なクリーチャーが出入りしている
アヤヴァー:・地上から200フィートほどの壁から、「何か」が出て来るのを見た
アヤヴァー:・それは、下半身が蛇の女の亡霊である
アヤヴァー:・おそらく「ヤモリ」に取り憑いているのだろう
アヤヴァー:・その後何度か目撃しているが、恐ろしくて深入りすべきではないと考えている
アヤヴァー:・「あれ」を見つけたのは、偶然ではなく、必然かもしれない。ヴィジョンをもたらした何かが、それを知るべきものに知らせるために私に「知らせた」のかもしれない
ピーター:「な、なるほど」

  • 知識判定の結果、下半身が蛇というとナーガではなくマリリスでもなく、ラミア・メイトリアークではないかと思い立ち、そう言えば時計塔にいた化け物、下半身蛇じゃなかったっけ?とピーターは思い出した※。

※これは『Rise of The Runelord』のシナリオエピソードです。

ピーター:「確か時計にいた化け物って…ラミア・メイトリアークでは…?」
シェイラ・ハイドマーチ:「そのクリーチャーなら、ハルディアに聞いたことがあるわ」
エルヘゼラン:「(ハルディア……)」
シェイラ・ハイドマーチ:「ザニーシャ(Xanesha)と名乗ったらしいわね」
コーリア:「時計塔に化け物がついてるっていうのは有名だけど...」
リセリス:「またオバケかぁ…」
ピーター:「非実体だったら嫌ですねぇ」

  • 日中に目撃されたことから、恐らくゴーストの類ではないかとリセリスは推測する。壁から出てきて見回しては、また戻るという行動をしていたらしい。そして橋脚には八角形の入り口が高さ220ftくらいのところにあったはずだが、今は埋まっているという情報を教えてもらった。

リセリス:「しかしゴーストなら…なぜその場所に?」
リセリス:「倒されたのは時計塔じゃろ?」
GM:時計塔に取り憑くのが普通
リセリス:「ジバクレイっていうじゃろ」
ネサラ:「自縛?・・・いや地縛か」
GM:場合によっては人為的に取り憑く場所を変更した可能性
ピーター:「はて」
リセリス:「何か理由があるんじゃろうな」
リセリス:「わざとそこにとりつかせる…秘法など」
シェイラ・ハイドマーチ:「偶然とは思えませんね...」
ピーター:「嫌ですねぇ(うんざりした顔)」
ネサラ:「ゴーストを哨兵に使っている・・・?」

  • 八角形の入り口が埋められたらしき場所は、周囲と材質が違うようだった。中に入るには空を飛ぶか、登るか、橋の上から降りるか、瞬間移動を使うしかなさそうだった。どちらにせよ調査をすることは決まったため、シェイラから評議会の支援を約束されたパーティ一行は買い物等を行い、明日の準備を行うことにした。シェイラと分かれたPCたちにアヤヴァ―が話しかけてきた。彼女は変わった聖印を付けており、〈知識:宗教〉判定でそれがデーモンロード、ノクティキュラの聖印であることが分かった。

リセリス:「珍しい信仰じゃのう」
ピーター:「これは…まさかノクティキュラ?」
リユーリ:(ノクティキュラ…!?)

  • どうやら彼女は『The Cult of the Redeemer Queen』のメンバーであることを明かしてきた。このカルトはノクティキュラ信仰の異端派で、カルトによるとノクティキュラは、暗殺者、闇、色欲のデーモンロードから、芸術家、真夜中、追放者を司る女神へと昇神しつつあるという。アヤヴァ―曰く、彼女のヴィジョンの源は『The Cult ofthe Redeemer Queen』であり、PCたちとソルシェンの同盟を、彼女が望んでいるからこそ、自分にヴィジョンをもたらしたのだろうとのこと。

ピーター:「ほうほう」
リユーリ:「…事態が複雑になってきましたね」
アヤヴァー:「ソルシェンとあなた方の同盟を、女王は望んでいるの」
リセリス:「ノクティキュラに変化があったという話は宗教家からきいたことが…あるが…」
リセリス:「本当じゃったのか…?」
リユーリ:(善き方向にとればそうなのでしょうが…)
エルヘゼラン:期待されてもなぁ……という顔

  • アヤヴァ―はまた、ソルシェンもまた『The Cult ofthe Redeemer Queen』のように、過去をすて、新たな自己を作り上げようとしているのではないかと考えているようだった。

リセリス:「ソルシェン…」
ピーター:「そうなんですか?」
リセリス:「そういう繋がりじゃったのか」
アヤヴァー:「もちろんそうよ!」
リセリス:「ふむ」
リセリス:「ソルシェンについては謎が多いからのう。これは研究が進む」
ピーター:「さて、どうなんでしょうかね…」
エルヘゼラン:女子トークからちょっと距離を置く
ネサラ:「神様談義は難しいの」
ピーター:「ううん…」
エルヘゼラン:「まったくだ」>ネサラ

  • リセリスはシェイラ・ハイドマーチから、報告書が素晴らしかったので望めばパスファインダー協会のエージェントに推薦したいとの申し出があった。リセリスは喜んで承諾した。パーティ一行は午後から買い物を行って、ゲッコーの橋脚を下見に行くことにした。ネサラはリユーリに再訓練の教官として捕まったので、皆に買い物を頼んだ。買い物を済ませてゲッコーへと向かう。リセリスがスパイグラスで眺めてみると、橋脚の東西にヤモリっぽいガーゴイルがあり、南西のガーゴイルは他より汚れが少ないようだった。そして高さ200フィート辺りで顔を出すラミア・メイトリアークのゴーストを見つけた。どうやら高さ200フィート付近をぐるぐるしているようだった。220フィート辺りの壁に八角形の何かがあり、そこは周りの石壁と明らかに質感が異なっていた。恐らく後から何かの手段で埋めた可能性がある。アイアスパンの上から降りるなら、30フィートくらいで入り口あたりに降りられるようだった。
  • ゲッコーの橋脚を確認したあと、一行はロッジへ戻ってきた。するとロッジの西の端から煙が上がって、何かの形をとって襲いかかってきた。〈知識:次元界〉判定の結果、ハウンド・オブ・ティンダロスという事が分かった。
  • 斬撃ダメージを与える凝視攻撃や、角から出現する特殊能力を持ち、噛みつきダメージも強力な難敵だったが、リセリスのバースト・オブ・レイディアンスやエルヘゼランの新しいロングソード攻撃、ベンの拳によるクリティカルで何とか倒すことができた。再訓練をしていたネサラとリユーリも建物の中から出てきて合流する。

リユーリ:「屋敷の中で敵襲ですって!?」
ネサラ:「・・・敵はどこ?」
エルヘゼラン:「ベンが倒した」
ネサラ:「ならいいか」
リセリス:「やれやれじゃ」
守護霊ベン:「エルヘゼランの新しい武器も強かったのでな」
リセリス:「なんであんなものが…」
オードラーニ:「何かあった?」
リユーリ:「でも遺体がありませんが…」
オードラーニ:1d8+5
<BCDice:オードラーニ>:Pathfinder : (1D8+5) → 5[5]+5 → 10
エルヘゼラン:「オードラーニ……いや、敵は煙になって……」
リユーリ:「それにしてもひどい臭い」
ピーター:「ありがとうございます!」
ピーター:「他人に癒されるの久々ですので、癒されます…」
オードラーニ:「帰って来たのは聞いていたけれど」
オードラーニ:「早速何かに巻き込まれているのね」
リセリス:「ティンダロスの猟犬…夢…未来視…うっ、頭gあ」
エルヘゼラン:「力が戻ったとは聞いた……よかったな」
ピーター:「良かったですねぇ」
オードラーニ:「ありがとう。あなたたちのおかげで、正しい道に戻ることができたの」
リセリス:「おお…
ネサラ:「それは重畳」
エルヘゼラン:「俺達はきっかけを与えただけだ」
ピーター:「努力の賜物ですね」
エルヘゼラン:「……」考えている
オードラーニ:「私の努力なんて大したものではないから...」
リセリス:「エルヘゼラン?」
エルヘゼラン:「あー、その……そうだ、武器が壊れて……」
ピーター:「(エルヘゼランさん、意外に不器用だなぁ)」
エルヘゼラン:ハルバードを取り出す
エルヘゼラン:「シャラストハウスに会いに行こうと思っていたんだ」
オードラーニ:「えーと、直すのは、明日になるけど...」
オードラーニ:「シャラストハウスに...ああ、どうぞ...」
エルヘゼラン:「そうか、わかった。後で行くよ」ニコ
リセリス:1d20-2 魅力判定
<BCDice:リセリス>:Pathfinder : (1D20-2) → 17[17]-2 → 15
ネサラ:(不器用な青春というやつね)
ピーター:「後は誰も怪我してませんね」
リセリス:(ノンデリ発言をすることはなかった)
ピーター:「というか、何故あんな奴が」
リユーリ:「聞くだにおぞましい存在だそうですが」
リユーリ:「緑の草原の夢ですかね」
ピーター:「しかもここに?」
守護霊ベン:「いずれわかるだろう...」ピーターに
リセリス:「緑の草原とは?」
リユーリ:本当にクトゥルフ的な意味での緑の草原になってくるぞ
ピーター:「またお祖父ちゃんが意味深な事を!」
リユーリ:ラヴクラフト全集7巻収録
ネサラ:ピーターがお祖父ちゃんだと思ってるからお祖父ちゃんの姿をしているだけで、実は外宇宙からのシ者である可能性が・・・?w
リセリス:「部屋の角…埋めたほうがいいかのう…?」
ピーター:「いや、そこまでしなくても…」

  • 夜、エルヘゼランは昼間に買い物をしたコミュナル・スパイダー・クライムの巻物をパーティに預けて、ロッジのシャラストハウスに居るオードラーニに会いに行った。だが…

エルヘゼラン:オードラニの部屋をノックする
オードラーニ:「...どうぞ」
エルヘゼラン:「邪魔するよ」
オードラーニ:「...帰って来たのね。よかった」
リセリス:副音声で解説しよう
エルヘゼラン:「ハインドマーチから力が戻ったと聞いてすぐに会いに行こうと思ったが……近くにいてよかった」
オードラーニ:「あなたたちの協力のおかげ...」
GM:テーブルの上に花瓶があって、そこにはバラの花が
GM:オールドローズ
エルヘゼラン:花瓶と薔薇をじっと見る
オードラーニ:「ああ、これ?」
エルヘゼラン:「どうしたんだ?もらったのか?」
オードラーニ:「普通にお花屋さんで買ったけど?」
オードラーニ:「出航前にあなたがくれたのと同じ花ね」
エルヘゼラン:「……?」
オードラーニ:「...?]
エルヘゼラン:「花……渡したか……?」
オードラーニ:「貰ったけど...?」
オードラーニ:「これでいいか、は余計だったけど」クスクス
エルヘゼラン:「………………そう、だったか」
オードラーニ:「ええ」ニコニコ
エルヘゼラン:「そうだ、時間がなくて用意できなかったが」
エルヘゼラン:ムーンストーンを出す
エルヘゼラン:「これでなにか作ろうと思ってる、何がいい?」
オードラーニ:「...きれいね」
エルヘゼラン:「ああ、身につけられるものを……ネックレスはどうだ?」
オードラーニ:「...それでいいわ、ありがとう」
エルヘゼラン:「わかった、出来上がったら渡すよ」
エルヘゼラン:「それと、これを……」ハルバードを出す
エルヘゼラン:「これの修理を頼みたい」
オードラーニ:「ああ、明日の朝なら直せるから、朝に渡すわ」
エルヘゼラン:「ありがとう、助かる」
エルヘゼラン:「今日はここで休みたいんだが、いいかな?」
オードラーニ:「...いいわよ」
ピーター:「エルヘゼランさん、帰ってこないですね」
ネサラ:「野暮なことは言わないの」
リセリス:「呼びにいくかの?」
ピーター:1d20+1 魅力判定
<BCDice:ピーター>:Pathfinder : (1D20+1) → 8[8]+1 → 9
ピーター:「そうします?」
守護霊ベン:「やめておけ」
リセリス:ノンデリーズ行動失敗
守護霊ベン:「考えればそれがどんな結果を招くかわかるはずだ...」
ピーター:「ううーん…」
リセリス:「また意味深なこといってる」
ネサラ:「さっきの二人を見ていなかったの?」
リユーリ:「好きにさせとけばいいんですよ」

  • エルヘゼラン自身は出向前に花を渡した覚えがない。船の中の食事といい、奇妙な状況が続く。

GM:翌朝!
エルヘゼラン:ごきげんな顔で戻って来る
エルヘゼラン:「おはよう、みんな」
リユーリ:「どーも」
ピーター:「あ、おかえりなさい」
ネサラ:「おかえり」(優しい目
守護霊ベン:「…(黙っている)」
エルヘゼラン:「直してもらえた」
リセリス:「よかったのう」
ピーター:「ああ、良かったですね。力が戻ったことも、ハルバードも」
リユーリ:他人の色恋がどーだこーだとか面白くないしな
エルヘゼラン:「オードラーニがおかしなことを言っていた、出港前に俺が薔薇の花を渡した、と」
リセリス:「ん…?」
ピーター:「?」
リユーリ:「そんなことしてたんですか?」
ピーター:「エルヘゼランさんが渡したんじゃないんですか?」
リユーリ:「ロマンチストですね」興味なさそー
エルヘゼラン:「いや、渡してない」
リセリス:「そこまではしらんのう」
リユーリ:「え?」
リセリス:「ほお」
エルヘゼラン:「用意する時間はなかった」
ピーター:「見てないですねぇ」
エルヘゼラン:「船での料理といい、おかしなことが起きていないか?」
ピーター:「ううん…まあ船のメニューの事もありますしね」
ピーター:「ティンダロスの猟犬でしたっけ?も出ましたしね」
エルヘゼラン:「俺が忘れてるだけだと言いたいのか?」ムッ
リセリス:「ただの記憶違いじゃないかの」
リセリス:「オードラーニのじゃな」
リユーリ:「タイミングが気になるところではありますね…」
エルヘゼラン:「そうだな、聞いてみても良さそうだ」
リセリス:エルフ健忘症…?
ピーター:「長命種の方がちょっと影響を受けていたり…?」
ネサラ:「まぁ、心に留めておいて、また違和感を覚えることがあれば検証してみればよいであろ」

○マグニマール、アイレスパン上部/Magnimar,Irespan Top
  • AR4718年サーレンレイ月16日 9:00頃
  • PCたちは橋脚ゲッコーへ入るために橋の遺跡アイレスパンの上部へと向かった。丁度真下がゲッコーという端へ行って降りる作戦に決めて、大体その辺りという処で、呪文のバフを行い降りようとした時、リセリスは声も立てずにすーっと何かが現れるのを見た!
  • それは怒りにぎらつく瞳を輝かせたザネーシャの亡霊だった。ザネーシャの不意打ちラウンドで戦闘が始まった

リセリス:「くる…!」
GM:リセリスはふと後ろを振り返ると
GM:床から何かが音もなく現れるのを見る
リセリス:「ボスじゃないのじゃ!?」
エルヘゼラン:「どうした?」
リセリス:「くっ…!」
リユーリ:「!?」
ネサラ:「空気が変わった…?いや、気の所為か」
りょう。:「あれ?リセリスさーん?」
エルヘゼラン:「ん? リセリス?」
リセリス:レイピアを早抜きして殴りかかる
リセリス:「ここじゃ!」
ザニーシャの亡霊:「?」
リセリス:「当たった…!」
ネサラ:「えっ」
ピーター:「何か居るんですか?」
リユーリ:「目の前に!
ピーター:「うわあ!」
リセリス:「ザニーシャのオバケじゃ!」
ザニーシャの亡霊:「おのれ、冒険者どもめ!またこの私を!」
ピーター:「話にしか聞いてないけど。こんなに怖いんですね…」
リユーリ:「逆恨みも化けるほどなら侮れませんね」
ザニーシャの亡霊:「許さん!許さんぞ!」

  • ただでさえ強いラミア・メイトリアークのしかもゴースト相手にパーティは苦戦する。しかも30フィート以内にザニーシャが倒された時の時計塔の鐘の音が鳴り響き、意志セーヴに失敗するとよろめき状態にさせるという特殊能力を持っていた。かなりの強敵だったが、リユーリがインセンス・オヴ・コーポリアリティに火をつけてザニーシャを実体化させることに成功した。アシャーヴァの神殿跡で得た祝福を使ったりもしたが、エルヘゼランとリセリスの攻撃とネサラのエンパワー・ファイアーボールでなんとか倒すことができた。ちなみに意志セーヴが弱いベンはずっとピーターの中に居た。
  • 回復を行い、スパイダー・クライムの持続時間があるうちに、先ずは気になった南西のガーゴイルを調べることにした。リセリスが調べると、そこには隠し扉がある事が判明した。パーティ一行はそこから橋脚の中に侵入することにした。入った先は橋脚の西側の端で30フィート×30フィートくらいの正方形の部屋で、北と東に10フィート幅で少し伸びた先に扉があった。部屋には人を寝かせて拘束するための台が3つあり、そこには内臓が絡まった骸骨のようなクリーチャーが1体いた。
  • 〈知識:宗教〉判定の結果、モーグであることが判明した。舌で触れられ、頑健セーブを落とすと麻痺状態になる特殊能力を持っていたが、エルヘゼランとリセリスのコンビネーションの前にあっさり倒れた。部屋を調べたが特に気になるものは何も無いようだった。東のドアを調べるときぃきぃという擦過音と、何者かが呻く声が聴こえたので、そちらへ向かう事に。
  • 東側の扉を開けると、東西80フィート、南北100フィートほどの広い部屋で、南側は半円のアルコーヴ、北側にはひし形の穴が開いており、八角形の床とそこに繋がるプラットフォームが4つあった。穴の上には天井から鎖で繋がれた鉄板があった。床がある処の天井の高さは30フィートほどで、穴の深さはネサラの暗視120フィートでも底が見えないほど深い。天井には滑車が見えるので、鉄板は上げ下ろしができそうだった。そして、穴の上に人間が4人ほど天井から鎖で吊るされていた。

リセリス:「なんじゃ」
ネサラ:「うわ、天井から生きたまま吊られてるニンゲンがいるっぽい」
エルヘゼラン:「人が吊るされてるのか」
人:「...たすけて...」
ネサラ:「多分穴の縁ぎりぎりの高さに調節されてる」
リユーリ:「人がいるんですか?」
ネサラ:「カルトの生贄なのか、侵入者に対する挑発トラップなのか」
ピーター:「これは酷いですね」

  • 他のクリーチャーの気配が無かったので、吊るされた人を助けようとPCたちが穴に近づくと、穴の壁を這うようにアンダーダークダークランズに住む種族デロが4体ほど登ってきた。穴の側面に張り付いていたようだ。様子がおかしいので〈知識:宗教〉判定を行うと、どうやらヴァンパイア・スポーンである事が判明した。

ピーター:「あれ?目が赤くて牙生えてませんか?」
リセリス:「確かにデロにしては?」
ピーター:「リセリスさん…ヴァンパイア・スポーンですよ…コイツァ」
リセリス:「なんじゃと?!ということは?!」

  • ヴァンパイアの魅了能力、叩きつけに生命力吸収があり、DR/銀を持つ強敵だ。場所が広いので、ピーターはヘイストをパーティにかけて全員の移動力を上げる。エルヘゼランが全力攻撃でデロ・ヴァンパイア・スポーンの1体を倒すと、霧に変化し北西の方へと飛んで行った。どうやらそちらの部屋に棺桶があるようだ。デロはパーティ一行を攻撃したり、吊るされた人間の鎖をほどいて穴へ落とそうとしたりしたが、ベンとピーターが落ちそうな人間を支えに行き、ネサラとリユーリの魔法、エルヘゼランとリセリスの攻撃で何とか残りのデロを倒すことができた。

守護霊ベン:「オラッ」>落ちそうだった人を引き上げる
人:「ああああ」(泣)
リセリス:「ポスターでみたことある絵面じゃ!」
エルヘゼラン:「人間の間にはやっているポスターか?」
ピーター:「あ、ヤバい。スパイダー・クライムが切れてきました」
リセリス:おちてたアキリスを使ってひきよせる
エルヘゼラン:「しっかりしろ」
リユーリ:「人さらいの噂ってもしかしてこいつらの仕業ですかね」
ピーター:「怪我なら治しますか」
リセリス:「なるほど…それか」

  • リセリスが質問をすると、捕まっていた人たちは感謝をして知っていることは話してくれた。
  • どうやら夜の通りで「翼のある恐ろしい化け物」に連れ去られたそうだ。それは白い石像のような化け物だったらしい。
  • その後ここで鎖でぐるぐる巻きにされて吊るされ、時々小さい化け物に血を吸われていたとの事。

ピーター:「その為に攫われたんですか…酷いなあ」
エルヘゼラン:「小さい化け物以外には血を吸われなかったのか?
ピーター:「他に攫われた人に関しては知りませんかね、やはり」
人:「....いる、かもしれない」

  • 翼のある化け物に逃げるとこうなるぞ、と脅されたようだ。
  • こうなる、と示したのは、半分人間、半分化け物の奇妙な姿で...『血を吸われるのと、polymorph plague/変異病に感染し化け物と化すのとどっちがいいか、考えるんだな』と言われたようだ。
  • polymorph plague/変異病というのはヤマソスの別名でもあった。

リセリス:「やっとヤマソスめいた単語がでてきたのう」
ピーター:「ううん、それは嫌ですねぇ」

  • 捕まった人たちから得られた情報はこのくらいだった。鎖と穴の部屋の南側のアルコーヴの先には幅10フィート、長さ40フィートほどの南に続く下り階段もある通路があった。南の行き止まりには八角形の塞がれた扉があり、恐らくストーン・シェイプ等で塞がれたようで、エルヘゼランの武器と膂力なら壊せそうだった。通路には4つの半円のアルコーヴがあり、元は泉かなにかのようで、細い引っ掻いたような跡があった。捕まっていた人たちにはここで待ってもらうことにして、保存食とクリエイト・ウォーターで水も用意しておいた。
  • 鎖と穴の部屋の南西にも扉があり、次はこの先を調べることにした。リセリスが〈知覚〉を行うと、罠は無いが何か気配がすることが分かった。開くと55フィート×55フィートくらいの広さの逆コの字かL型の部屋があり、奥へ行くと触手が生え、まるで人間とアティアグを合成したようなクリーチャーが居た。

リセリス:「まさか…これがpolymorph plagueの…」
ピーター:「えええええええ」
リユーリ:「うわっ!?」
???:「たすけて! たべものくれ! ごめんよ! はらへった! たすけて! なんとかして! ころして! ああ、はらへった!」
???:“Save me! Feed me! I’m sorry! So hungry! Save me! Help me! Kill me! I’m so hungry!”
エルヘゼラン:「ウッ………………」
ピーター:「こいつは…ヤバそうです!」
ネサラ:「悪趣味・・・」


  • ここで今回はタイムアップ。次回はpolymorph plagueによって変異した人間?との遭遇予定。

  • 次回は9/29から。

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最終更新:2024年08月27日 21:20