第18回セッション


録画



まとめ


○マグニマール港/Magnimar Port
  • AR4718年サーレンレイ月17日 13:00頃

  • 前回の続き。パーティ一行はレプトニアとヤマソス信徒たちを追い、リドルポートへ行くことに。ティアリーの気まぐれ号を無事確保できたので、何とか向かうことができそうだった。シェイラ・ハイドマーチとオードラーニが見送りに来てくれた。しばしの別れを惜しむエルヘゼランとオードラーニであった。

エルヘゼラン:1d20+13 〈知覚〉良い花がないかな
<BCDice:エルヘゼラン>:Pathfinder : (1D20+13) → 3[3]+13 → 16
リセリス:1d20+13+0+0 〈知識:自然〉
<BCDice:リセリス>:Pathfinder : (1D20+13+0+0) → 2[2]+13+0+0 → 15
エルヘゼラン:今回は花を用意したぞ
オードラーニ:「最近花が好きなのね?」
リセリス:「それはポピーじゃな」
エルヘゼラン:渡すのはこれが初めてだぞ……
エルヘゼラン:という顔をする
エルヘゼラン:青いポピー
オードラーニ:1d20+10 〈知識:歴史〉
<BCDice:オードラーニ>:Pathfinder : (1D20+10) → 14[14]+10 → 24
リセリス:青のポピーの花言葉は眠り、感謝
ピーター:すげえ意味深www
エルヘゼラン:「これを」花を渡す
オードラーニ:「ありがとう。とてもきれいね」
エルヘゼラン:ニコニコしておく
シェイラ・ハイドマーチ:「任務はわかっていますね?」
ネサラ:「トゥルーリザレクションをヤマソスカルトに渡さないこと、であろ?」
リセリス:「クルーンを復活なんて本当に可能なんかのう」
エルヘゼラン:「リドルポートだな」
リユーリ:「あまり治安が良くないと聞きますが…」
シェイラ・ハイドマーチ:「彼らに巻物を渡してはなりません」
リセリス:「うーんマグニマールとそんなかわらんぞ」
リセリス:「街中で遭遇がある程度じゃ」
シェイラ・ハイドマーチ:「そして、可能であれば、ヤマソス信徒の勢力を削いでおきたいところです」
エルヘゼラン:「ついでに潰せるならその方がいいだろうな」
ピーター:「確かに」
シェイラ・ハイドマーチ:「現地での行動については、全てあなた方の判断に委ねます」
ピーター:「何とかしたい処です」
ネサラ:「つまり、闇討ちしてオークションに参加させないのが最上?」
ネサラ:(ちょっと嫌そうな顔で
ピーター:「あとは向こうへ行ってからですかね」
シェイラ・ハイドマーチ:「闇討ちは流石にオススメはしませんが、まあお任せします」
リセリス:「背後関係から断つには闇討ちはちょっと片手落ちじゃぞ」
ネサラ:「よかった。できれば合法的にやりたい」
ピーター:「その辺りはジモティーのリセリスさんに頼りたいです」
リセリス:「なんにせよ情報じゃな…」
シェイラ・ハイドマーチ:「ご武運を」
ピーター:「はい」
オードラーニ:「みんな、行ってらっしゃい」
エルヘゼラン:「ああ、行ってくる」>オードラーニ
ピーター:「行ってきます」>お二人へ
リセリス:「ジンチャーの屋敷か…ありゃすぐわかるな」
エルヘゼラン:「リセリスはリドルポート出身だったな」
船乗り:「準備はいいかな?」
船乗り:「おそらく7日から8日かかる」
ネサラ:「よろしく頼む」>船乗り
船乗り:「こちらはどこにもよらずに行くので、多少は差を縮められる可能性はある」
エルヘゼラン:「差を詰められるならどんな協力でもする」
サーシャ船長:「クルーの腕ならば保証できるが、天候はどうかねえ」
ピーター:「何とも言えませんね」
サーシャ船長:「よし。では」
サーシャ船長:「出航用意!」

  • 一般の船は利益率と補給の関係で途中何か所かの港に寄港し、特に少なくともサンドポイントには寄港するので、補給や運賃を協会がまとめて面倒見るこちらの船の方が、航海日数自体で考えるとこちらの方が早いとのこと。
  • 航海中にオードラーニからエルヘゼランにセンディング呪文でメッセージが飛んできた。

GM:「変容の悪疫」は自然治癒せず、魔術による治療が必須。治療薬は現在開発中。帰還の折には完成している見込み。亡霊の復活には対処済み。孔雀霊教団追跡は続行。
(日本語で75字)
エルヘゼラン:「オードラーニから連絡が入った」
ピーター:「センディングですか」
エルヘゼラン:通信の内容を仲間に伝える
エルヘゼラン:「逃亡したハイラの追跡を続行しているようだ」
ピーター:「希望が増えましたね」
ネサラ:「ちゃんと返事した?」
リセリス:「1か月ちょっとぶりじゃなあ…」
ピーター:「もうそんなになりますか」
リセリス:「コーヴについて1週間ほどで事件がおきたのじゃ」
エルヘゼラン:「報告ありがとう。とても助かっている。でも無理はしないでくれ」と返す
リセリス:「お、センディングの返事か」

○リドルポート/Riddleport
  • AR4718年サーレンレイ月24日 16:00頃
  • ティアリーの気まぐれ号はリドルポートへ無事到着した。有名な遺跡サイファーゲートが船を迎える。

エルヘゼラン:「あれには何て書いてあるんだ?」
エルヘゼラン:歴史ないマン
ピーター:「あれが有名なサイファーゲートですか」
ピーター:「読めません」>エルヘゼラン
エルヘゼラン:「俺にも読めん」
ネサラ:「確か未解読の暗号とか言われていたような」>げーと

  • パーティ一行はティアリーの気まぐれ号へ一旦別れを告げ、まず宿を探そうと港から街へと入っていった。

リセリス:「宿にはあまり詳しくないが、確かあの店が」
ネサラ:「地元だと観光スポットになってる有名旅館、とかでない限り意識しないからの」
エルヘゼラン:おとなしくリセリスについていく
ピーター:「リセリスさんが張り切ってますねぇ」

  • ここで全員で〈知覚〉判定を行う。ピーターとリセリスがかろうじて気づく。空中にハイドマーチ屋敷で見たクリーチャーが2体現れる。

ピーター:「…誰か居ますね」
リユーリ:「お出迎えですか」
ピーター:「うわあ、またあの犬です!」
リセリス:「ハウンドオブティンダロスじゃ」
エルヘゼラン:「何が起きてる?」

  • 突然現れたハウンド・オブ・ティンダロス2体と戦闘になった。切り裂く凝視の能力や、スローの擬呪能力に悩まされたが、ピーターのヘイストやリユーリのグリッター・ダスト、ネサラのマジック・ミサイル、エルヘゼランとリセリスの連携攻撃で何とか倒すことが出来た。
  • ちなみに切り裂く凝視でダメージを受けたPCのPLさんたちは、服が破れた描写を嬉々として話していたり…

ネサラ:「お気に入りの服の仇!」
リセリス:「……やったか」
ピーター:「おお、流石です!」
リセリス:「なんなんじゃこいつらは」
エルヘゼラン:「ふぅ、何とかなったな、みんな大丈夫か?」
GM:多少ざわつくが
ピーター:ではネサラさんにそっと着替えをかけます。

エルヘゼラン:さりげなく視線を町の中心部に向けておく
ネサラ:「服以外は無事だよ」
リユーリ:「こんな生き物を使いこなす奴がいるんですかね」
リセリス:1d12 どこが敗れたかな
<BCDice:リセリス>:Pathfinder : (1D12) → 2
リセリス:全身
リセリス:服がやぶれてた
ピーター:「ええと、リセリスさんには何をかければ…」
リセリス:「大丈夫じゃ、クロークオヴレジスタンスをこうやってキュッとじゃな
リセリス:「服屋にいくかのう」
ネサラ:「えーと、クロークをこうして…うん、隠れるからコレでよし」
リセリス:「黒雲丹という安い服屋があったはずじゃ」
リセリス:「ワンドの残りは大丈夫か」
ピーター:「大丈夫です。何かあったら買い足しますよ」

  • ここで1d20を振るように促されるピーター。出目は13だった。

GM:ピーターは数秒何かの不快感を感じたが...
GM:気のせいかもしれない
ピーター:「うっ何だろう…気持ち悪いですが」
ネサラ:「陸酔い?大丈夫?」
ピーター:「まあ気のせいでしょう」
ピーター:神話的に親和性が高い…

  • 地元民のリセリスが居ることもあり、ぼったくられない宿を見つけることが出来たPCたちは、早めにジンチャーの屋敷へ向かう事にした。

ネサラ:「どうする?ジンチャーのところにいく?カルト教団のねぐらを探す?」
リセリス:「ジンチャーの屋敷いってみるかの」
リユーリ:「野蛮な人物との会話は得意でないんですが」
ピーター:「早速行きますか」
ネサラ:「こっちの服はダサくて好きじゃないんだが…」
エルヘゼラン:「新しい服を買えばいい」
ネサラ:「帰るまでに買っていこう。リセリス、あとで服屋紹介して」
ピーター:「目立ちますねぇ、この建物」
ピーター:「あれ、避雷針ですか。周到だなぁ」
リセリス:「結構静かじゃなあ」
ピーター:「出払ってるんでしょうか」
リユーリ:「……何かあったのでしょうかね?」
エルヘゼラン:「明日の準備でもしてるんじゃないのか?」

  • 噂にきく勢力の屋敷にしては、静かすぎるし表に警備員も居なかった。リセリスが玄関の呼び鈴を鳴らす。

リセリス:「呼び鈴かの」
リセリス:ちりんちりん
執事:「どちらさまで?」
リセリス:ウェイファインダーをしめして
リユーリ:「急な来訪で申し訳ありません、マグニマールのパスファインダー協会よりジンチャー様に早急にお伝えしなければならないことが」
執事:「はあ、伝言なら承ります」
リユーリ:「明日のオークションのことで、ご本人の耳にお届けしないと……」
執事:「当家の主は、約束のない方とはどなたともお会いになりません」

  • リユーリが〈交渉〉判定で高い目を出し、伝言を伝えてもらうことに成功する。

リセリス:「ジンチャー殿が手に入れた”3本の巻物”のことで話があるのじゃ」
執事:「まきもの?そうお伝えすればいいんですね?」
ピーター:「(なるほど、思わせぶりで流石ですねぇ)」

  • しばらくして、長身のヴードラ人が玄関へ現れた。男はミスター・マゼンタと名乗った。

ミスター・マゼンタ:「何か御用かな?」
ネサラ:ブードラ人ぽい
ピーター:「(でかっ)」
エルヘゼラン:リユーリを見る
リユーリ:「執事の方にもお伝えしましたが、こちらの御主人に是非とも直接お知らせしなければならない事態なのです」
ミスター・マゼンタ:「巻物がどうとか言っていたそうだが」
リセリス:「ああ、最近ジンチャー殿が手に入れた高価な巻物3本について…といえばわかるじゃろうか」
ミスター・マゼンタ:「巻物が3本...」

  • 〈真意看破〉判定を行うと、寡黙そうなミスター・マゼンタは表情を隠してはいるが、驚いたようだった。巻物の話をすると、ジンチャーに取り次いでくれるようだった。

ピーター:「(驚いてるようですよ)」>リセリスさん
リユーリ:(プロフェッショナルですが動揺は隠せませんね)
リセリス:(ほう)
ミスター・マゼンタ:「案内しよう。中へどうぞ」
ミスター・マゼンタ:「少し待っていただくがね」
ピーター:「良かった」
リユーリ:「無理を聞いていただき感謝いたします」
エルヘゼラン:「うまくいったんだな」
リユーリ:「向こうも尋常でない事態なのは理解できたということでしょう」
ミスター・マゼンタ:「ではもう少しお待ちいただこう」

  • パーティ一行は応接室へ通された。数分後ミスター・マゼンタがジンチャーを連れてきた。ジンチャーはかなり体格の良い、裏社会で名を馳せていそうな男だった。

クレッグ・ジンチャー:「あんたらが誰か知らんが、俺がクレッグ・ジンチャーだ」
エルヘゼラン:(マゼンタ、ジンチャー、どちらも腕が立ちそうだ)
ピーター:「会って頂けて嬉しいです」
エルヘゼラン:「俺はエルヘゼランだ」会釈
リセリス:「わしはリリエン・ヴァルトリアの孫、リセリス・ヴァルトリア」
リセリス:「サーシロン学者をやっている」
クレッグ・ジンチャー:1d20+13 〈知識:地域〉
<BCDice:クレッグ・ジンチャー>:Pathfinder : (1D20+13) → 20[20]+13 → 33
クレッグ・ジンチャー:「あの婆さんの孫か!」
クレッグ・ジンチャー:「あの婆さんまだ生きてんのか?」
ピーター:「ピーター・ランドック、同じくサーシロン研究者です」
リセリス:「生きてて…元気にアズラント植民地にいってしまった…」
リセリス:「今回あのババアは関係ないのじゃが」
クレッグ・ジンチャー:「酔狂だとは思ったが、そこまでとはな」
ネサラ:「ネサラ・S・ブリュンヒルデ。冒険者をやっている」
リユーリ:「リユーリです、急な来訪をお詫びいたします」
クレッグ・ジンチャー:「うむ。で、用事はなんだい?」
リユーリ:(有名人の親類がまた一人いる…)

  • PCたちは〈真意看破〉と〈知覚〉判定を行い、ジンチャーが自信満々に見せかけているが、一人ひとり、装備一つ一つを確認しており、かなり警戒している事が分かった。そしてわずかなものだが衣服にほつれがあり、武器や鎧もあまり手入れが行き届いていないようだった。パーティ一行はジンチャーと探り合いながら話を続ける。

ピーター:「(どうやら何か恐れているかもしれません)」>リセリス
リセリス:「我々はマグニマールからシェードロン評議会の任務でやってきた」
クレッグ・ジンチャー:「シェードロン評議会か。知らないではないが、リドルポートに何のようなんだ」
リセリス:「とある事件を追っていたところ、あなたが最近手に入れた巻物が狙われているとわかったのじゃ」
クレッグ・ジンチャー:「...」
リセリス:「調査によるとトゥルーリザレクションの巻物を3本、入手したというメモが残されておった」
クレッグ・ジンチャー:少し沈思黙考のてい
クレッグ・ジンチャー:「どこでそれを?」
リセリス:「ヤマソスというクリフォトロードを祀るカルト教団があってのう…」
リセリス:「そいつらが危険な陰謀をめぐらせていて、その巻物を使おうとたくらんでいるらしい」
リセリス:「やつらのアジトでメモを見つけ、ここにやってきたのじゃ」
クレッグ・ジンチャー:「巻物の件はわずかな人間しか知らん事だ。それでも洩れる時は洩れるが...」
エルヘゼラン:「俺達はそのカルト教団の企みを阻止したい」
リユーリ:「動く額がそれほどの規模となると……無理はないでしょうね」
クレッグ・ジンチャー:「まあいい。情報漏洩は後で対処する」
クレッグ・ジンチャー:ボソッと「後悔させてやる...」
リセリス:「うむ…奴らが情報を得た経路はわしらもわからん」
リセリス:「一応念のためじゃが…カルトのことはしらんのじゃな?」
クレッグ・ジンチャー:「ヤマソスってのが剣呑なヤツらしいのは何となくわかるが」
クレッグ・ジンチャー:「詳しくは知らんな。俺はビジネスマンだぞ?」
リセリス:「取引の話が来てるわけでもなさそうじゃの」
ピーター:「ええと、貴方ほどの人が周りに気を配って、身を振り返る余裕もないほどになっています。結構大変な状況でしょう」
リセリス:「……」
ネサラ:嘘は言っていない
クレッグ・ジンチャー:ピーターを睨みながら話をきく
リセリス:「今から話すことは推測もまじっているという前提できいてほしいのじゃが」
クレッグ・ジンチャー:「聞こう」
ネサラ:(言い方ぁ!)(ピーターを咎めるような目で見る
リセリス:「カルトは危険な病気を蔓延させようとしている。その病原体をばらまくために……ルーンロードを復活させようとしてるらしい」
クレッグ・ジンチャー:「...ははっ」
クレッグ・ジンチャー:「そんなたわごと、信じられるか?」
ピーター:「嘘だったら良かったんですが…」
リユーリ:「関係があるのかわかりませんが、現に私達はこの世のものならざる存在に襲われました」
リユーリ:「私達が貴方に警告しに来るのにわかっていたように」
エルヘゼラン:「マグニマールからリドルポートに付いたすぐにだったな」
リセリス:「これがカルトに残されていたメモじゃ」
クレッグ・ジンチャー:「借りてもいいか?」
リセリス:「OKじゃ」
クレッグ・ジンチャー:「ちょっと借りるだけでも構わん。まあ、明日でもいい」
クレッグ・ジンチャー:「明日ではないな、明後日以降だな」
エルヘゼラン:「明日はオークションがあるからな」

  • リユーリが〈交渉〉判定を行い、成功。

クレッグ・ジンチャー:「信用するしかないようだな...」
ネサラ:固定値20で 〈交渉〉えんごした
ピーター:「(ふぅ)」
クレッグ・ジンチャー:「あんたたちにも狙いがあるってことだな。カルトを阻止するだか何だか知らんが」
リセリス:「その通りじゃ」
クレッグ・ジンチャー:「それならば信用できる」
リセリス:「メモにはオークションの日付に印がついておる。……関係があるのかの?」
ピーター:「(利害関係が無いと信用されないって訳ですね)」
リユーリ:「そう思っていただければ」
クレッグ・ジンチャー:「なるほどな」
エルヘゼラン:「俺はビジネスに関してはよくわからんが腕の立つあんたに信用してもらえて良かったよ」
ネサラ:「例の巻物をあのカルトが手に入れることを阻止できれば良い。我々と評議会やPF協会の名前に傷がつかない方法ならなお良い、といったところか。」
クレッグ・ジンチャー:明日アリーナを競売にかける
クレッグ・ジンチャー:明日は夕方からずっといない
ピーター:「ははあ」
クレッグ・ジンチャー:「その強盗どもが、狙うなら、まあ俺と護衛のいない間だろう」
リセリス:「なるほどお…(゚Д゚)」
クレッグ・ジンチャー:「とは言え、そうなると防衛に手がかかる」
クレッグ・ジンチャー:「単刀直入に言おう。お互いの利益のため手を組まんか」
クレッグ・ジンチャー:「ここを守ってくれ」
リセリス:まわりをきょろきょろする
ピーター:「ふむ」
エルヘゼラン:「もちろん」
クレッグ・ジンチャー:「報酬も支払おう」
クレッグ・ジンチャー:「報酬は出来高払いだな」
ピーター:「ビジネスマンというだけあって商売上手ですねぇ」
ネサラ:「良い取引ができそうだ」
リユーリ:「面子に唾を吐いた連中を好きにさせておきたくないのは誰でも同じでしょうから」
クレッグ・ジンチャー:「よし、固めの杯といこう」
クレッグ・ジンチャー:「明日の勝利に」
ネサラ:「明日の勝利に!」
リセリス:「明日の勝利に」
ネサラ:(ぐびっ
ピーター:「あ、明日の勝利に」
エルヘゼラン:「明日の勝利に!」
クレッグ・ジンチャー:上等のブランデーで乾杯する
エルヘゼラン:「む、美味いな!」
リセリス:「喉がやけるぅ」
リセリス:「腹がアツゥイ」

  • その後、ジンチャーに館の中を案内してもらうPCたち。5階建ての屋敷とはいえ、2階以降はさほど広くは無いようだった。窓には格子があり、鎧戸を閉めるとガシアスフォームでも通れなくなっていた。1階にアックスビークを2匹飼っており、ジンチャーはこのペットを溺愛しているようだった(持っているアリーナを競売にかけても、アックスビークを手放さないくらい)。なので、このアックスビークには傷をつけないでほしいとジンチャーに頼まれる。エルヘゼランがアックスビークと仲良くなろうとしたり、衛兵に声をかけたりしたが、あまりうまくはいかないようだった。
  • ジンチャーはマリーナにミスター・マゼンタと警備員数人と向かうので、当日は我々と警備員何人かが残ることになる。当日は警備員(ウォーリアー)×4と警備主任(ローグ)×2がパーティ一行と屋敷を守る事となった。
  • セレクティヴ・アラームの巻物を買って、宝物庫の扉にかけておく予定だったが、街に売っていなかったのでエスケープアラームの巻物を購入し、巻物が置いてある、5階のジンチャーの寝室と手前の部屋に3か所仕掛けることにした。ちなみに寝室にもアックスビークの絵が飾ってあった(GM注:絵画ではなく四柱式ベッドに施された彫刻がアックスビークですね)。パーティ一行はそれぞれ準備を行って、1階でヤマソス信徒たちを待ち受ける事となった。

○リドルポート/Riddleport
  • AR4718年サーレンレイ月25日 16:00頃 (GM注:ジンチャーが出発したのが日没2時間前で、襲撃の開始が日没の2時間後くらいです。19時とか20時くらいに襲撃開始とかそんなイメージですかね。正確な時間は敢えて考えなかったと思います)
  • 日没2時間前にジンチャーたちは出発した。しばらくして全員〈知覚〉を行うと、リセリスが正面玄関に気配を感じた。それとは別に〈知覚〉を行うと、リセリスとピーターは厨房に気配を感じた。エルヘゼランが厨房の鍵を開けると、そこには奇妙なクリーチャーが居た。リセリスが知識判定を行うと、シニスゴットという寄生するクリフォトだった。1匹だったのと、低級なクリフォトなので難なく倒す事が出来たが、どうやら煙突から侵入して、上へ運ぶための給仕用昇降機に入り込もうとしていたようだった。PCたちは、また侵入されないために煙突を塞ぐことにした。
  • リセリスが裏口、エルヘゼランが正面玄関の方を見張っていると、裏口の扉が扉そのものに異常がないように思えるが、微かに玄関口に構造のゆがみを感じた(〈知識:工学〉判定)。〈知識:神秘学〉判定で、玄関口そのものに疑似呪文がかけられたのではないかと気づいた。

リセリス:「(魔法で玄関口の構造がゆがめられておる……ここからくる可能性が高い)」
ネサラ:ソフン・アース・アンド・ストーンで玄関口のあたりの地面を崩された。
ピーター:「(どうしました?)」
ネサラ:扉を力付くで開ける難易度が下がっている
リユーリ:「(害虫が……!)」
ピーター:「(分かりました。自分はこちらを念のため観てます)」

  • 玄関口の地面をゆがめた後、信徒たちが扉に体当たりを行うが、力が足りず中々開かなかった。そしてアックスビークの居る部屋の外側にも体当たりの音が聞こえる。ここでイニシアチブ判定。正面玄関と裏口で分かれて対処することとなった。
  • 一番最初にアックスビークの部屋の扉が破られたので、ベンが壁を抜けて対処を行うことに。ネサラは正面玄関の床にグリースを投射し、リセリスは裏口の扉が開けられたと同時に散弾手りゅう弾を投げつける!
  • 信徒の人数が多く、3方からの侵入で苦戦するものの、何とか退けることに成功する。小さいクリフォトが逃げていくのも確認した。信者から装備をはぎ取るが、ネサラの威力強化ファイアーボールで燃えた物も幾つかあった。
  • そして気が付くと、警備主任の2人が逃げ去っていくのが見えた。

エルヘゼラン:「まさか、あの2人!」
ピーター:「逃げましたよ!?」
リセリス:「いや、アラームはなっとらんが…」
エルヘゼラン:「チッ、腰抜けめ……」
ネサラ:「(臆病風に吹かれた・・・?)」
ピーター:「ううん、もしかして自分の命可愛さに逃げましたかね」
ピーター:逃げた警備主任たちが怪しい影に襲われて消えるシーンが入りました。

  • 改めてバフ等を行い、次の襲撃に備えるパーティ一行。リセリスは逃げて行った警備主任の代わりに、警備員の2人を入れてメッセージ呪文をかけなおす。
  • 裏口の方から信徒たちがまた襲撃にくるも、難なく倒した…とおもいきや、上の階の警備員から悲鳴がリセリスに聞こえてくる(メッセージ呪文)!どうやら何者かが侵入したらしい。下をベンたちに任せて上の階に向かって走るリセリスとエルヘゼラン。リセリスが3階へたどり着くと、そこには倒れた警備員と名状しがたいクリーチャーが居た。リセリスが〈知識:次元界〉判定で、クリフォトのナイオゴスという事が判明した。[強酸]攻撃を行い、斬撃・刺突武器で殴ると周囲に[強酸]をまき散らし、身の毛のよだつ姿で吐き気状態にする厄介なクリフォトだった。
  • ベンを下に見張りに残し、ネサラ、ピーター、リユーリも上へ上がる。ピーターがエルヘゼランにレジスト・エナジー[強酸]をかけ、リユーリがエルヘゼラン、リセリスに《脱出経路》を付与する。ベンも3階に向かい、決断のオーラを展開する。
  • そうしているうちに5階の警備員からも連絡が入る。

警備員4:「あーっ!」
リセリス:「(おい、4番!4番ー!!)」
警備員4:「(ドアが吹っ飛んだんすけど、どうすれば?)」
ピーター:「また悲鳴が!」
リセリス:「(どこのドアじゃ!!)」
リセリス:「(キモイやつは…!?)」
リユーリ:シスニゴッドが飛行しながら枠を歪めまくったか
リセリス:「(小さいのか…もしかすると)」
エルヘゼラン:「上もまずいのか?」
警備員4:[
警備員4:「(どうします俺?)」
警備員4:「あー、誰か来た?!」
リセリス:「(どうした!?人か!?)」
リユーリ:フライのポーションか?
リユーリ:使ったのは
ネサラ:「そうか、フライのポーション!飛んで5階に行った小隊がいる!」
リセリス:「(わかった…!今行く!!)」
エルヘゼラン:「俺は上に行くぞ!」

  • ここで3階のナイオゴスが身の毛のよだつ姿を使い、ピーター、リユーリ以外を吐き気状態にしてピンチ!ピーターがリセリス、リユーリがエルヘゼランにリムーヴ・シックネスをかけて吐き気状態を抑制。リセリスは自分にフライ呪文を投射し上の階へ飛ぶ。すると5階にはシニスゴットと信徒が複数、そしてドラウの女性が1人居た。(GM注:まあドラウと言えばドラウですが、ハーフドラウらしいです)

狂信者2:「レプトニア様、一匹来ました!」
リセリス:「レプトニアじゃとぉ!?」
リセリス:1d20+25+2 〈軽業〉
<BCDice:リセリス>:Pathfinder : (1D20+25+2) → 18[18]+25+2 → 45
リセリス:「またせたのう」
レプトニア:「ふん。そいつを捕らえて巻物のありかを吐かせるか」
リセリス:「ぬ?」
リセリス:「お前がレプトニアか…!ドラウか…」
リセリス:「(レプトニアとやらが現れたぞ))」
狂信者2:「じゃあどうするんで?」
レプトニア:「ではこうしよう」
エルヘゼラン:「リセリス!そっちはどうなってる!?」
レプトニア:ホールド・パーソンをリセリスに!
リセリス:1d20+4+2 意志ST
<BCDice:リセリス>:Pathfinder : (1D20+4+2) → 12[12]+4+2 → 18
リセリス:「うっ……!!」
リセリス:「くっ…!」
リセリス:「(信仰術のホールドパースンを使ってきた…術者ッポイ)」
狂信者1:「捕えるなら俺に...いや、こいつ邪魔だな」
狂信者1:ホールド・パーソンをリセリスに!
リセリス:1d20+4+2 意志ST
<BCDice:リセリス>:Pathfinder : (1D20+4+2) → 10[10]+4+2 → 16
リセリス:「くぅ…!!」
狂信者1:「何?!」
エルヘゼラン:「嫌な予感がする……」ホールドパースンの気配
レプトニア:「ほう。中々の相手がいるようだ」
レプトニア:「落ち目とはいえ、悪くない警備を雇ったようだな」
リセリス:「わしがパースンだといつから思っていた?」
リセリス:1d20-2+2 〈はったり〉
<BCDice:リセリス>:Pathfinder : (1D20-2+2) → 19[19]-2+2 → 19
レプトニア:1d20
<BCDice:レプトニア>:Pathfinder : (1D20) → 10
レプトニア:「ディスガイズか?」
リセリス:「ふっふっふ」
レプトニア:「そいつは見かけ通りではないかもしれん。注意しろ!
リセリス:(まさか信じるとは…)

  • ホールド・パーソンのセーヴィング・スローに成功しまくるリセリスの〈はったり〉に、人型生物ではないかもと疑いを持つレプトニアであった。そしてリセリスは信徒を〈軽業〉で回り込み、レプトニアの居る場所へシニスゴットごとウェブ呪文を投射。3階のナイオゴスはエルヘゼランの攻撃とネサラのマジック・ミサイルで倒すことに成功した。
  • そしてエルヘゼランも5階まで到達。レプトニアはエルヘゼランへコマンド呪文を唱えるが、事前にかけていたマジック・サークル・アゲンスト・イーヴル呪文で効果を抑制した。その間に警備員4はヤマソス信徒を足払いで転倒させる。リセリスは黒色火薬を混ぜたインテンシファイ・ショッキンググラスプを発動し、信徒を焼き尽くす。

リセリス:「ライトニングフィンガー!!!」
ピーター:「リセリスさんが吠えた!?」
エルヘゼラン:(リセリスのことは怒らせないでおこう)
ネサラ:「リセリスが頑張っている・・・」

  • エルヘゼランも激怒しながら別な信徒を叩き伏せた。それを見たレプトニアは呪文も効かず、フリーダム・ムーヴメントも無いので、形勢不利と悟って呪文を唱える。

レプトニア:「覚えておれよ!」
ネサラ:1d20+5 〈呪文学〉
<BCDice:ネサラ>:Pathfinder : (1D20+5) → 16[16]+5 → 21
ピーター:1d20+13 〈呪文学〉
<BCDice:ピーター>:Pathfinder : (1D20+13) → 19[19]+13 → 32
リセリス:1d20+16+2 〈呪文学〉
<BCDice:リセリス>:Pathfinder : (1D20+16+2) → 13[13]+16+2 → 31
ネサラ:「ワードオヴリコール!逃げる気だ!」
ピーター:「ワード・オブ・リコール!?」
リセリス:「ワードオヴリコール…じゃと!?」
ピーター:「かなりの強者ですね、彼女」
リセリス:「逃がしてしまったか…」

  • レプトニアは呪文で逃げ去り、残ったシスニゴットはPCたちが難なく倒したのだった。

GM:君たちは勝利した!
ピーター:「何とかなりましたね…」
ネサラ:「尊い犠牲が1名出てしまったが我々の勝利だ!」
エルヘゼラン:「レプトニアとの戦いは延期だな」
GM:長い夜は明けていくのであった

  • ここで今回はタイムアップ。次回は9レベルにレベルアップして、今回時間をオーバーしてしまったので港町リドルポート編の後始末後、一度マグニマールへ戻る予定。

  • 次回は11/9から。

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最終更新:2024年11月03日 19:31