第21回セッション


録画



まとめ


○ブラザー・オヴ・ザ・シールのアジト/Hideout of the Brother of the Seal
  • AR4718年エラスティル月24日 10:00頃

  • 前回の続き。パーティ一行はコルヴォ―サからズーサの復活を阻止するために、「骨の魔導書」を探しにケル・マーガへと向かった。そこでブラザーフッド・オブ・ザ・シールの拠点らしき場所へ向かうと、中にはドライダーとクレイ・ゴーレムが居て戦闘となった。

リセリス:「ドライダーは毒をもっておる…気をつけるのじゃ」
ピーター:「毒は嫌ですねぇ…」

  • やる気満々の敵に対してイニシアチブを振るパーティ一行。傷を付けられると治りにくいクレイ・ゴーレムが厄介なので、囲んで先に倒そうとするPCたち。エルヘゼランが1回殴られたものの、何とか早めに倒す事に成功する。ドライダーはミラー・イメージを唱えつつ、登攀移動で天井に張り付き、上から呪文を唱えてくる。リセリスがレイピアやライトメイスを《早抜き》で抜きながらドライダーに投げつけ、ミラー・イメージの鏡像を消す。そこへベンが決断のオーラを張り、エルヘゼランがリーチを伸ばす能力と《踏み込み》、間合い武器でドライダーを攻撃し、気絶させることが出来た。

リセリス:「ああ!」
ピーター:「やった…かな?」
蜘蛛女:1d6(落下ダメージ)
<BCDice:蜘蛛女>:Pathfinder : (1D6) → 5
リセリス:「あ、首が」
エルヘゼラン:「とどめを刺すまでもなさそうだな」
ピーター:「ですねぇ」

  • リユーリが術者レベル判定でエルヘゼランの怪我を癒そうとするものの、呪いの傷のお陰で治せない。

リセリス:「やはり呪いの傷が治らんか」
ピーター:「…ううん、リユーリさんも無理ですか」
リユーリ:やるだけムダくさいな
エルヘゼラン:「リセリス、思い切った戦法に出たな。武器を投げるとは」ニヤ
ピーター:「エルヘゼランさんの傷が治らない…ううむ」
エルヘゼラン:「この程度たいしたことはない」
ピーター:「ゆっくりできる時まで、待つしかないか…」
リユーリ:「しかし入りしなに敵がいるとはね」

  • PCたちはキュアのポーションや+1ヴァンピリック・ダガー、サークレット・オヴ・パースウェイジョン、リング・オブ・プロテクション+1、ドライダーが変身するのに使った男性の似顔絵などを手に入れた。

リセリス:「ダガーをいったんもらっておこう」
ピーター:ではサークレットも一時もらいます。
エルヘゼラン:ring of protection +1、ごっつぁんです。
ピーター:と思いましたが、ダンス・オブ・セブン・ベイルズを頭に巻いていたのでダメでした💦
エルヘゼランさん、付けてみては…サークレット。
エルヘゼラン:「試しにつけてみるか」パチリ

  • ゴーレムが居た部屋を調べると、ゴーレムが踏み荒らしたかもしれない祭壇とトレイがあった。北と南の壁に壁画があり、南には野生動物、北は作物がたわわに実る畑が描かれてあった。壁にはフェイクドアがあったり、隠し扉があった。隠し扉は通路の監視部屋に繋がっている。(ゴーレム待機部屋の壁には)くぼみがあり、内側の壁が見える。見えている部屋の中には、涙を流した天使の絵が描かれている。その部屋(入口から東に真っすぐ入った部屋)はどうやら1/4円の扇形をしており、ゴーレムの待機部屋から見える様子から、壁を押すと床は動かないが壁は動きそうだった。今は部屋の出口は西側を向いているが、壁を時計回りに押していくと北、更に押すと東へと回って行きそうなのだ。

ネサラ:「さっきのゴーレムなら、この内側の壁回せるんじゃない?」
ピーター:「ははあ、そういう仕掛けですか」
エルヘゼラン:「エンラージのポーションを1つくらい買っておけばよかったか」
リセリス:「皆で推せばなんとかならんかな」

  • ただし、かなり力が要りそうで、最初5人で押したがびくともしなかった。リユーリが動かせる重力を上げようとエルヘゼランにアント・ホールの呪文をかけると、計算の結果エルヘゼラン1人でも動かせることが分かった。

エルヘゼラン:「んんっ!」
リセリス:「うごかんのう…ん?」
リセリス:「うわあ!」
ピーター:「わあ、急に重量が軽く?」
エルヘゼラン:ゴゴゴゴ!

  • 5ラウンドほどで90度回転し、一度回転が止まった。

エルヘゼラン:「ぬぬ、ぬ!」
エルヘゼラン:ガコッ!
ピーター:「90度回りましたか?」

  • 90度回った部屋(出口は北)の天井には無数の穴が開いており、目ざといリセリスがそれに気づいた。(GM:実際には気付いた時には遅かった、というか、機械式罠なので知覚が振れてなかったかもしれません)

リセリス:「あっ、これは」
ピーター:「おやあ?」
エルヘゼラン:「罠だ!」
リセリス:「ギャー!」
ネサラ:「酷い罠だ」

  • 天井の穴から大量の槍が降ってきた!3人に攻撃が当たったが、重症までには至らなかった。

エルヘゼラン:「次は止まる前に止めておこう」
エルヘゼラン:ガコッとなる前にね

  • エルヘゼランが踏ん張り、更に90度回転(出口は東側)する前にリセリスが〈知覚〉判定を行うことにした。壁が固定されたことで発動する罠で、壁に隠されていたルーンから攻撃されるようだった。

リセリス:「やってみるか…」
リセリス:1d20+27+2 〈装置無力化〉 罠解除
<BCDice:リセリス>:Pathfinder : (1D20+27+2) → 15[15]+27+2 → 44
リセリス:「これは…ルーンが…」
ピーター:「それは…ヤバそうですね」

  • 判定が高かったので、無事発動前に解除する事が出来た。ここには特に何も無かったので、再びエルヘゼランが壁を90度時計回りに押す。リセリスが壁が止まる前に〈知覚〉判定を行うと床に落とし穴の罠があるようだった。90度回転させる(出口は南側)と床に10フィート×10フィートの穴が開く。南側の出口は壁であり、他に行ける場所は無さそうだった。

リセリス:「床の罠…ふーむこれは」
リセリス:しかしそちらの部屋に道がないとなると」
リセリス:「おりるしかないのでは?」
ピーター:「そういう事ですか…」
リユーリ:「なるほど、縦穴ですか」
エルヘゼラン:「行こう」
リユーリ:「穴を苦としない連中が使うんでしょうね」タメイキ (GM:Brother of the Sealはモンクなので、Slow Fall能力でいけるという事のようです。個人的にはちょっと怪しい気がしますがw、多分ライターはその気)
エルヘゼラン:「飛べるか這えるか」
リセリス:「フェザーフォールはある…いくぞ!」

  • パーティ一行は、全員リセリスにフェザー・フォールの呪文をかけてもらい、床の落とし穴へと身を躍らせた。穴を20フィートほど落ちると、25フィート×25フィートくらいの八角形の部屋があり、そこに恐ろし気な射手が2体居た。判定の結果ベイコクという事が判明した。叫び声と自らの骨を使った矢で麻痺状態とさせる厄介なアンデッドだった。ベイコクはPCたちを見ると、攻撃をしかけてきた。空を飛び、戦慄すべき咆哮と、正確な射撃をしてくる敵に手こずるものの、リセリスの遠隔攻撃からの急所攻撃や、ネサラの呪文、間合いを伸ばしたエルヘゼランの近接攻撃で2体のアンデッドは破壊された。
  • 部屋の柱にはコンティニュアル・フレイムのような照明があり、それなりに明るかった。部屋全体の壁に色々(瞑想とか修行のような)ポーズの目隠しをした男女のレリーフがあった。ところどころハンマーで顔を破壊していたり、乾いた血がこびりついていた。血はかなり古く、数ヶ月は経っているようだった。部屋の東西には両開きの扉があった。

ネサラ:「さて、ここは地下闘技場とかそういうのか・・・?」 (GM:Brother of the Sealの訓練場です)
リユーリ:「悪趣味な内装ですね…」
エルヘゼラン:「目隠しをすることに宗教的な意味でもあるのか?」
ネサラ:「もしかして、これ修行の教本?」
エルヘゼラン:「比較的新しいもの(血)もある」
リセリス:「やはり壊滅したのかのう」

  • 西側の扉を調べて開けると、10×15フィートほどの部屋で先が崩落していた。東側の扉を調べて開けると、15×10フィートほどの部屋で下へ降りる螺旋階段があった。パーティ一行が階段を降り始めるが、リセリスが5段目に罠がある事を発見する。

エルヘゼラン:「リセリス急に止まるな」ムギュ
リセリス:「おっと、罠じゃ」
リセリス:「これは床に……あるな」
リセリス:「皆、下がっておれ」

  • ルーンかグリフが隠されているようだった。リセリスが〈装置無力化〉の高い判定により無事解除する。

ピーター:「流石です」
リセリス:「ふう…」
リセリス:「OKじゃいこう」
リユーリ:「いったいどれほどの広さなんですかね…」

  • 螺旋階段を降り、10フィートほど進むと80×50フィートほどの広い部屋があり、中央に50×30フィートほどの八角形の穴が開いており、バルコニーのように上から見下ろせるようになっていた。穴の周りには木の柵があった。穴の下の中央には、巨大な何かによって叩きつぶされたかのような、おぞましい瓦礫の山があった。パーティ一行は〈知覚〉判定を行い、リセリスが何かが隠れていることに気が付いた。

リセリス:「おるな…!」

  • 部屋には14ほどの片開き扉と、東の端に両開き扉があった。片開き扉の影に隠れていたクリーチャーが4体ほど出てきた。先ほどの闘技場の壁に描かれていたような、目隠しをしたクリーチャーだった。もしかすると、ブラザーフットの連中のなれの果てかもしれなかった。〈知識:地域〉と〈知識:宗教〉判定の結果、元は人間だったらしいが、グーリッシュ種テンプレートが付いたクリーチャーという事が分かった。どうやら元モンクでブラザー・オヴ・ザ・シールの人間だったらしい。出てきた部屋が少し見えたが、どうやらベッドルームのようだった。

ピーター:「可哀想ですが、倒すしかないですね…」
リセリス:「……こうなってしまうともう介錯するしかないのう」

  • PCたちはイニシアチブ判定を行い、戦闘に入った。《朦朧化打撃》をして、更にグール熱や麻痺攻撃をしてくる敵に手こずるも、何とか倒していくと、奥の東の両開き扉が開き、人間のモンクのように見える人物が2人現れた。ブラザー・フッド・オブ・シールの生き残りに見える。

リセリス:「お前は…?!」
リセリス:「生きているのか…!?」
ネサラ:「ブラザーフッドオブシールの生き残り?」
リユーリ:「しかし生きているように見えますよ」
リセリス:「囁きの道に堕ちたのか!?」
ネサラ:「それともまた変装?」

  • そしてモンクが出てきた奥の方からぶつぶついう男の声が聞こえてきた。

モンク1:「......」
リセリス:「教えはどうしたんじゃ!教えはー!」
モンク2:「......」
エルヘゼラン:「何とか言ってみろ!」
ピーター:「話しませんね…囁きの道に落ちましたか💦」
モンク1:「何とか」
エルヘゼラン:「そうじゃない……っ!」

  • モンクたちに〈真意看破〉判定を行うが、支配されているようでは無さそうだった。

リユーリ:「正気のようですよ」
ピーター:「ふうむ」

  • 攻撃は爪と牙をしてくるモンクたちに〈知覚〉判定を行うと、一瞬人間のものではない牙が見えた。

リセリス:「何者じゃ!」
モンク1:「......」
エルヘゼラン:「こいつ見たままの姿じゃないぞ!」
ピーター:「ううん、化けてますかねぇ」

  • 戦闘の途中で、モンクたちが出てきた扉から黒い服を着た男が出てきて呪文を放った。それはゲッコーの柱の中で見た姿だった。呪文はファンタズマル・ピュートリファクションで、リセリスはセーヴを落としてしまった。

エリガントゥス:「何者だ?」
リセリス:「お前がエリガントゥスかー!」
エリガントゥス:「いかにも」
エルヘゼラン:「お前はゲッコーの柱の中で倒したはずだ」
リセリス:「だれかうまく説明するんじゃ!」
エリガントゥス:「まあいい、亡者にしてしまえばいくらでも喋らせられる」
リセリス:「だめだみんな腐ってしまった!」
エリガントゥス:「ゲッコー???」
エリガントゥス:「ああ、あれか」
エリガントゥス:「するとレプトニアに泣き言を言わせたのは貴様らか」
ピーター:「亡者にしてしまえば、ときましたか」
リセリス:「あいつここに逃げ帰ったのか」
リセリス:「お前の持っている魔導書をもらい受けにきた」
エリガントゥス:「それを聞いたならば、生かして返すわけにはいかんな」
ピーター:「大人しく渡して頂ければ、楽に滅ぼしてあげます」
エリガントゥス:「なかなかの手練れのようだな。いい手下になりそうだ」
エルヘゼラン:「お前を殺して骨の魔導書を持ち帰るしかないか」
ネサラ:「まぁ、囁きの道なんて邪教徒は殺さないといけない」
エリガントゥス:「どのアンデッドがお望みかな?」
エルヘゼラン:PL「ダンピールがいいです」
リユーリ:「あなたが選んだアンデッドになるわけですか」
エリガントゥス:「まあリッチには自分でなってもらうしかないが」
ピーター:「なりたくありません」
リセリス:「どうしたんじゃみんなそんなにどろどろに」
エルヘゼラン:「正気に戻れ、リセリス!」

  • ピーターは移動して、エルヘゼラン、リセリスにリムーヴ・フィアーを投射した。

リセリス:「はっ」
ピーター:「[恐怖」は抑制しました」
エリガントゥス:「ふむ。なかなかの術者がいるようだな」
ピーター:「あ、いえ。僕はタダの雑魚ですので」
エリガントゥス:「謙遜するな」
エリガントゥス:「囁きの道の目的に大いに役立つだろう」
ピーター:「嫌ですよ」
エリガントゥス:「嫌が応もないのだがな」
エルヘゼラン:「ピーターを勧誘したいなら俺を倒してからにしろ」
ピーター:「その前に倒します!」
エリガントゥス:「君を倒す必要があるなら、そうさせて貰おうかな」
エルヘゼラン:「口は達者なようだな」
エリガントゥス:「君ほどではないさ」
ピーター:「いかん、格好いいですよ、あの人」
エリガントゥス:「君が触れようとしている力がどれほどか、理解しているのかな?」
エルヘゼラン:「フン、ピーターがお前の言葉に耳を傾けるとは思えないがな」
エリガントゥス:「生きてる間は聞いて貰えないだろうね」
リセリス:「よし、フォーメンションΖじゃ」
ピーター:「何です、それ?」
リセリス:「あとで説明する」
エルヘゼラン:「構わん、やれ」

  • リセリスがディメンジョン・ドアを投射し、ベンと共にエリガントゥスの側へと転移する。ベンはエリガントゥスを攻撃して投射していたミラー・イメージの鏡像を減らす。既に側に移動していたエルヘゼランが、エリガントゥスに足払いを試みるとなんと本体を転倒させることに成功した。

エルヘゼラン:「フッ」鼻で笑う
エリガントゥス:「この私を這いつくばらせるとは!!!」
ピーター:「凄い!鏡像に当てた!」
エルヘゼラン:「いい眺めだな」
ネサラ:「もしかして歳なのでは?」

  • エリガントゥスは転倒しながらも、呪文を投射し次元移動を行った。

リセリス:「あいつ…こけながら呪文を…!」

エルヘゼラン:「消えた……か?」
リセリス:「逃げた…?しかし一体どこへ」
ピーター:1d20+16 〈呪文学〉
<BCDice:ピーター>:Pathfinder : (1D20+16) → 18[18]+16 → 34
ピーター:「ディメンジョン・ドア…何処かへ飛びましたか」

  • エリガントゥスが出てきた部屋の北東には寝袋や、やたら大きな書見台があった。エリガントゥスが居ない内にモンクを攻撃し倒すと、それはゲッコーの柱の中にもいたトーテンマスケだった。どうやら、倒したブラザー・オヴ・ザ・シールの姿に変身していたようだった。しばらくすると南東の部屋のドアの方から声が聴こえてきた。

エリガントゥス:「貴様も動け愚か者が!」
リセリス:「そっちか!」
リユーリ:「まだ隠し玉が?」
ピーター:「新しいの来そうですね」

  • 扉を開けると部屋の奥は崩れており、エリガントゥスが居た。扉の前には奇妙なクリーチャーがおり、〈知識:次元界〉判定の結果コールボーンという、思考を喰らい精神攻撃が得意な来訪者という事が判明した。クラス持ちで、どうやらインヴェスティゲイターのようだった。

リセリス:「こんなところにコールボーンが」
エルヘゼラン:「こいつは……」
守護霊ベン:「エルヘゼラン、奥に奴は居るか?」
エルヘゼラン:「良くわからんが、おそらく……気配はある」
守護霊ベン:「分かった、では突っ込むか」>エルヘゼラン
リユーリ:「そこです!」
エルヘゼラン:「頼む、俺は手前のこいつを倒す」

  • ベンは壁を抜け、エリガントゥスの側へ移動する。

守護霊ベン:「ここで押さえておくぞ」


  • エリガントゥスは残ったミラー・イメージを使い、ベンの側をすり抜けた。エルヘゼランは近寄ってきたエリガントゥスに足払いを試みて、再び転倒させることに成功した。エリガントゥスはエルヘゼランにフィンガー・オブ・デスを投射するが、何とかこれを耐えた。

リセリス:「即死呪文か!」
エルヘゼラン:「効くかぁっ!」
エリガントゥス:「何!これが効かぬと?!」
リユーリ:お互いジリジリした戦いが求められるな

  • エルヘゼランはまだ鏡像が残っているエリガントゥスを攻撃し、的確に本体へ当てていき、エリガントゥスは気絶した。

ピーター:「何故、あんなに的確に本体を!?」
エルヘゼラン:「奴は気絶したぞ、お前はどうする?」

  • 部屋の床には引き裂かれた本の欠片があり、どうやらそれをパズルのように修復していたらしいが、戦闘をした結果再びバラバラになった。それを見たコールボーンが激高して襲い掛かってきた。

???:「.....あああ、せっかくの作業が無駄じゃないか...」
???:「許さん!」
エルヘゼラン:「来るか」

  • コールボーンは手にしたククリと噛みつき、爪で複数回攻撃を行ってくる。エルヘゼランがかなりのダメージを受けるが、リユーリの回復、リセリス、ネサラの呪文攻撃でとうとう倒れた。
  • 部屋の床は色々崩落しており、バラバラに引き裂いてパズルにしていた本が散乱していた。これは血まみれで修復不可のようだった。哲学の本がおおいようで、1冊だけ無事な本があった。魔法反応があったので調べてみると、ブック・オブ・ザ・ローアマスターという事が分かった。
  • エリガントゥスが居た部屋の崩落した箇所に粘土像が埋もれており、これはどうやら暴れて崩れたクレイ・ゴーレムではないかと思われた。その辺りを探すと石板が4つ(15ポンド)あり、それぞれ巻物になっている。大きな書見台には45ポンドもの重さの本が置いてあった。本は総天然色写本で、ブロート・メイジの食習慣について詳細に記述されていた。
  • 書見台を捜索すると秘密のスイッチがあり、開くと巻物と本が隠してあった。本は骨で閉じてあり、これがボーン・グリモワールではないかと思われた。
  • 北東の部屋をでて、大きな部屋の中央の八角形の穴をロープで降りると、中央には腐肉や血の染みが瓦礫を覆い、腐肉の悪臭が漂っていた。それは何かに叩きつぶされたような、おぞましい塊だった。周囲のアルコーヴには、ブラザー・オブ・ザ・シールたちが膝まずいている像が周囲に24体あった。ディテクト・マジックをしてみると、防御術の残留オーラが感じられた。残留オーラだけでも普通に感得できので、恐らくこれが封印ではないかと思われた。
  • ピーターはサイコメトリを試みる。

GM:モンクたちが、様々なアンデッドと戦っている
GM:ここを守らなければ
ピーター:「おのれ、アンデッドめ…封印は破らせんぞ」
エリガントゥス:「お前たち、私を守れ」
エリガントゥス:呪文を詠唱している
ピーター:「させんぞ!」
ピーター:「くっはなぜ!」
ピーター:「うう…いかん、封印を、守らねば…」
エリガントゥス:「儀式は完了した。封印よ、砕かれよ!」
ピーター:「なにっ儀式が完成、だと…?」
エリガントゥス:封印が粉々に砕け散る!
ピーター:「馬鹿な…封印が…身体が…砕ける!」
エリガントゥス:「こやつは死体が残ったか。利用するとしよう」
ピーター:「私を、利用するのか…無念…」
リセリス:「……」
ピーター:「はっ」
リセリス:「一体なんの封印だったんじゃ…」
エルヘゼラン:「わからない」
ピーター:「ううう、酷いビジョンでした」
ピーター:「何やら忌まわしい何かを封印していたようですが」
ピーター:「それを解かれたようです…」

  • 複数あった封印の最後の一個を残すのみになったが、ボーン・グリモワール使ってズーサの力を引き出して封印を破壊したようだ… (GM:PCには知る由もないでしょうが、ケルマーガの封印が破壊されたことで、最後の封印が残るのみとなり、その封印もすぐに破壊されることとなります。この辺の顛末は、Pathfinder Adventure Path #141: Last Watchに詳しいです)

ピーター:「囁きの道にとって、きっと余程解きたい封印だったのでしょう…」
ピーター:「…はっまさか…いや、そんな訳は」
ピーター:「まあともかく、その本を使った事は確かでしょうね」

  • パーティ一行は封印の廟堂の攻略に成功した。PCたちはケル・マーガにたどり着き、適当な宿で休むことになった。ピーターは魔法に頼らない〈治療〉判定でエルヘゼランの傷を治そうと試みた。

ピーター:じゃあ1時間かけて〈治療〉してみますか。
ピーター:1d20+10+2 〈治療〉
<BCDice:ピーター>:Pathfinder : (1D20+10+2) → 20[20]+10+2 → 32
ピーター:16回復
ピーター:「これはもう一旦悪い血を出しちゃいましょう」
ピーター:ぴゅー。
エルヘゼラン:「そうしてくれ、治らんのは都合が悪い」
ピーター:「うん、後は消毒して包帯を巻いておきますね。ゆっくり休んで下さい」

  • ピーターの〈治療〉判定が高かったので、エルヘゼランの呪いの傷は全快した。エラスティル月の28日にPCたちはコルヴォ―サを出発し、エイローデン月の11日にマグニマール到着したのだった。

リセリス:「やっとかえってきたのう」
ピーター:「長かったですねぇ」
ピーター:「年をまたいだ気分ですよ」
ネサラ:「色々あったというかありすぎたというか」
エルヘゼラン:(オードラーに会う時間はあるだろうか)

  • 今回はここでタイムアップ。次回はシェードロン評議会へ報告するところからスタート。

  • 次回は2/16から。

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最終更新:2025年01月31日 01:24