第23回セッション
録画
まとめ
○セラシック・ライブラリー内部/Inside the Therassic Library
- 前回の続き。PCたちはハイドマーチ屋敷で評議会メンバーへ報告を行った後、ソルシェンと夢の中で語らい孔雀霊のカルトの大神殿の情報を受け取った。その後心霊儀式で暴食のルーンロード、ズーサのコピーをシンの島で召喚し、倒す事でズーサと骨の書(ズーサのフィラクタリー)を滅ぼした。それからソルシェンの情報から、孔雀霊の大神殿へ行くための儀式を探すためにヨルゲンフィスト地下にあるという、セラシック・ライブラリーへと向かった。そこは時空の歪みによって、現在と過去が混在する場所となっていた。図書館の中を調べると、一番奥に見たこともない半分焼けている本があり、どうやらこれが元凶らしかった。PCたちが本を部屋の外へ出すと、アドヴァンスド・ハウンド・オブ・ティンダロス4体が急に現れ、戦闘となった。
ピーター:「ティンダロスの猟犬…4体は厄介ですねぇ」
ネサラ:「嫌な予感がするの」
リセリス:「きたぞ」
切り裂かれる凝視を持ち、強化されているハウンド・オブ・ティンダロスに苦戦はしたものの、何度か戦っているパーティ一行は、何とか猟犬たちを倒した。円形の部屋からリセリスが例のドングリの本を取り出す。
GM:猟犬は時空の彼方に消えていった
GM:辺りは静まり返り、ただ、過去の影が周りを歩くこともある
リセリス:「ふう…恐ろしい敵じゃった」
ピーター:「この本、文字に見覚えがあるんですよねぇ…気のせいかな」
ネサラ:「この本が世界の歪みの基かぁ」
- PCたちは図書館のラウンジで昔の人が書いた目録を調べ始める。時空が乱れているので時間がかかりそうだった。〈知覚〉判定で読み進めていると50分くらいかかったが、目録は大まかに把握した。
ピーター:「ううん、難しい…頭がちょっと痛くなってきました」
守護霊ベン:「本について調べるならここを出る前にせねば」
ピーター:「さて、出ますか」
ピーター:「ええっ」
リセリス:「ベン!?」
守護霊ベン:「少しは頭を使え」
守護霊ベン:「その本は本来ここには存在しないのだぞ」
ピーター:「そ、そうなんですか…?」
ピーター:「じゃあ調べないとまずいか…」
ネサラ:「もしや持ち出したら時空の彼方に飛んでいく?」
守護霊ベン:「さてな」
GM:君は本を手に取っている。君の手は華奢にも見えるが、君の身体のうちには、燃え盛る炎の如き力が宿っている。 喜びと達成感が胸のうちにある。 (これで、奴を滅ぼすことができる) その思いが沸き上がると同時に、「宿敵」に対する怒りの炎が燃え上がるのを感じた。 (この本は、燃やしてしまわねばなるまい) この本に記された秘密は、知られてはならぬからだ。 君は呪文を唱え、内なる炎を具現化させる。 本は瞬時に灰になるはずだった。 しかし、本は煙をあげて燻るのみで、灰と化すことはなかった。 そして、君の手元から本が消えた...かに見えた。
ピーター:「…ここは…図書館の中央…?」
ピーター:「ふむ、これで『奴』を滅ぼせるのだ…フハハハ」
GM:君は、古の図書館の読書机の前に、ただ立っていた。 (...いや、本が消えたのではない) 本が消えたのではなく、君が「本来あるべき場所」へ戻ったということだろう。 (あるべき時、の方が正しいかもしれぬ。...であれば、あの本を読む事は誰にもかなうまい) 手間が省けたと言っていいだろう。計画を、次の段階へ進めるべき時だ。君は、静かに歩き去りながら新たな計画に思いを巡らせた。
ピーター:「よし、頭に入った。これは燃やさねば…!」
ピーター:「消えた…いや違うな。私が移動したのか。時の正しき刻に…」
ピーター:「これで、もはや誰も読むことはできまい…」
ピーター:「次の段階へ進まねば…」
ピーター:「…はっ」
ピーター:「…こういうビジョンが見えました」
- ピーターが観たビジョンを元に〈知識:神秘学〉判定を行うと、大体こういうことではないかという推測がたつ。
GM:時間を操るのは非常に高度な呪文であり、9レベル呪文のタイムストップでさえ2-5R時間を操るくらいなので、通常の呪文で時間への干渉は難しい。
GM:タイムドラゴンにそういう力がある説があり、ウィッシュでは難しいかもしれない。
GM:もう少し間接的なものならあり、レトロコグニションなら2000年?くらいまでは遡れる。
リセリス:「その話だとアラズニストは…過去に?いやしかし時間を操るなどということはタイムドラゴンでも…。とはいえ一時的に限定的な用法なら…?」ぶつぶつ
ピーター:「ははあ」
リセリス:「面白くなってきたのう…」
ピーター:「しかし、かなり高度な術か、アイテムを使っているって事ですか?」
ネサラ:「タイムパラドックスとか平行世界とかどうなるんだろう」
リセリス:「どうやらこの本は過去にしか存在しない可能性がある」
守護霊ベン:「奴らがまた来たぞ。走れ!」
ピーター:「また時空の歪みが?」
リセリス:「まーたあの🐶!」
ピーター:「急ぎましょう」
ピーター:「多分アラズニストの所為でしょうか…」
ネサラ:「前々から出てくるし、未来の私達がなんかやったんじゃない?」
リセリス:「逃げるぞ」
- そこへ再びハウンド・オブ・ティンダロスが4体現れる。どうやら調べていた本(今はピーターが調べていた)を狙っていたようだった。
リセリス:「となると、猟犬の狙いはピーター!その本じゃ」
ピーター:「た、確かに…」
リセリス:「歯を食いしばれ!」
リセリス:ディメンジョンドア 拳はグーで
GM:ディメンジョンドアが起動しなかった!
リセリス:「む、無理か」
ピーター:「いたたたたっ!」
ネサラ:「時空が歪み始めたのはこのあたりだから、このさきまで逃げれば大丈夫じゃない?」
リセリス:「エルヘゼラン、脱出フォーメーションδじゃ」
- リユーリがかけたブレッシング・オヴ・ファーヴァーにより移動力を上げたピーターは、撤退アクションでハウンド・オブ・ティンダロスの攻撃をかいくぐり、時空の歪みの外へ本を持ち出す。すると、猟犬と持っていた本も消え失せた。図書館内部の壁も時間が経った古い壁へと変わる。周囲に居た影も、実体のある人物へともどる。どうやら無事に元の時間線に戻る事ができた。本は恐らく元の時空に戻ったのだろう。
サイファーメイジ:「うわあああ!」
ネサス僧:「?!」
ピーター:「…戻りましたかね」
リセリス:「!!??」
ピーター:「ああ、大丈夫です。我々は怪しいものではありません」
ネサス僧:「いや見るからに怪しいです」
ネサラ:「ちょっとティンなんとかの犬と戦ってきただけなので大丈夫」
ピーター:「やれやれ、大変でした…」
リセリス:「どうやら歪みは戻ったようじゃの…」
エルヘゼラン:「ここに居たら危険だ、犬が襲ってくるぞ」
ピーター:「やれやれです」
ネサス僧:「瞬間移動する人は勿論いますが、もう少し場所を考えていただいて...」
エルヘゼラン:(そうか、俺たちがここにテレポートしてきたのか)
ピーター:「すみません、どうも着地が下手で(ポップのルーラ的いい訳)」
ネサス僧:「犬って何の話です?」
エルヘゼラン:「犬は……ティンダロスの猟犬で……」
ネサス僧:「しかしなんでそんな怪我してるんです?大丈夫ですか?」
リセリス:「しかしあの本とザンダーグルは何か関係してるんじゃろうか」
ピーター:「いや、ちょっと、なんというか…イマジナリードッグに噛まれたというか(いい訳下手)」
エルヘゼラン:「分からないが……俺たちが元々居た場所に戻ってきてるのか?」
パスファインダー:「一体何が?」
- 周囲を見回すとウェイファインダーを下げた人物が居た。
エルヘゼラン:「パスファインダーか?」
パスファインダー:「廊下で立ち話ですか」
リセリス:「お、協会員」
パスファインダー:「ええ、パスファインダーですが」
パスファインダー:「おや、はじめましてかな」
リセリス:「はじめましてじゃな。最近関わるようになってのう…そうじゃ手紙が」
リセリス:「ハイドマーチ卿からの紹介状じゃ」
パスファインダー:「ほうほう。レディ・ハイドマーチから」
パスファインダー:「ふむふむ。ああなるほど」
パスファインダー:「ここで調査をしたいと」
パスファインダー:「でしたら問題ありませんよ」
パスファインダー:「トラブルを起こさなければね」
パスファインダー:「持ち出しは禁止です」
パスファインダー:「まあ、多分ですが本がなくなってしまうので...」
リユーリ:「ついさっき体験したばかりですよ」肩をすくめる (GM注:この場合は、本が塵になってしまうとかそういうことが予想されている感じですね。分るとは思いますが、一応)
パスファインダー:「ようこそ、セラシック・ライブラリーへ」
- 図書館を自由に調査できるようになったPCたちは、まずはタイム・ドラゴン、ニヌロンに会いに行くことにした。すると、黒の塔の最上階でニヌロンは待っていた。
ニヌロン:「戻ったか...」
ピーター:「ああ居た居た」
ニヌロン:「守備は如何であったか」
エルヘゼラン:「時空のゆがみは元に戻ったようだが」
ニヌロン:「うむ。そのようだ」
ピーター:「多分上手くいったとおもいますが、あの後こちらはどうでしたか?」
ネサラ:「余計な本があって、図書館内部が時空に傷をつけていたようだ」
ニヌロン:「人々が動き出した故、それは我にもわかる」
ニヌロン:「本だと?!」
ネサラ:「その本を図書館から持ち出したら、あるべき時へ本は帰っていったようだ」
ニヌロン:「ほう。その本について教えてくれぬか」
ネサラ:「題名は~~」(以下略
エルヘゼラン:「ピーターがサイコメトリーしていて~~~」説明する
ニヌロン:本についてはだいたい話されたと
ニヌロン:「...その本について何かわかるような気もするが...」
ピーター:説明が上手な人に任せましょう。
ニヌロン:はっきりしたことはわからないようだ
ニヌロン:「つまり時間への干渉の故か」
ネサラ:「どうやってか、時空に穴を開けて過去から例の本を取り寄せて読んだやつがいたみたい」
ニヌロン:「そういうことであったか!」
ニヌロン:頷く
ニヌロン:「さもあろう。それならばかようなことも起こりえるというもの」
エルヘゼラン:「タイムドラゴンだから理解できるのか、俺にはサッパリだ」
ニヌロン:「本以外には何かあったか?」
ピーター:「妙なクリーチャーが多かったですね」
リセリス:「時の次元のクリーチャーが…いたのう」
リセリス:「あとは…ステテロス/Stethelosってしっとるかのう?」
ネサラ:「なんか時の次元のよくわからない巨人みたいなやつに襲われて、ステテロスで待ってるとか抜かした女に助けられた」
ニヌロン:「ステテロス...だと?!」目を見開く
ニヌロン:「それは時の中心にある都市。...そうだ、それは我が故郷に違いない!」
ニヌロン:「...しかし、それ以上のことは思い出せぬ...」
ピーター:「時の中心?」
エルヘゼラン:「難儀だな」
ネサラ:思い出せないのは多分タイムパラドックスのせい
ニヌロン:「いや、我は未だそこへ至っておらぬのか...?」
エルヘゼラン:「その、ステテロスについて言及する女に遭ったのは2度目だ」
ニヌロン:「うむ。その女性についても知っている気がするのだが」
エルヘゼラン:外見を説明しておく
ニヌロン:「気がするだけかもしれぬ。あるいは、やはり未だ出会っていないのかもしれぬ」
ピーター:「(忘れてしまっていたのか、それとも覚えていない時間と混同しているのか…)」
ニヌロン:「しかし、彼女の言う事が正しいのならば、汝らはいずれ、ステテロスに行くこととなろう」
ニヌロン:「そして、我が記憶の断片を正しく解釈しているのなら」
ニヌロン:「我もまた、本来そこにあるのだろう」
ニヌロン:「...感謝する。貴重な情報が得られた」
ネサラ:「未来は今この時では未だ定まっていない故に正確に語ることができない、ということか?」
ニヌロン:「かもしれぬが、それも定かではない」
ニヌロン:「ある時点では、時の他の時点は流動的ゆえ、それは正しいともいえるが」
ネサラ:「まぁ、良い。時が来ればわかるであろ」
ニヌロン:「そういうことだ」
エルヘゼラン:「お前はこれからどうするんだ?」
ピーター:未来は不確定ですからねぇ。
ニヌロン:「うむ。我は故郷を目指す」
ニヌロン:「いくつか思い当たることもある」
ニヌロン:「長い旅路になるかもしれぬが」
ピーター:「無事にたどり着けることを祈っています」
ニヌロン:「だが、もし再び相まみえることあらば」
ニヌロン:「次は我が汝らを援けるだろう」
エルヘゼラン:「また会えるといいな、ステテロスで」
ニヌロン:「我が名をよく覚えておくがいい」
ニヌロン:宝物がいっぱいある床に寝そべっていた
ネサラ:「覚えておく」
ニヌロン:翼を広げると
ニヌロン:「では、我は行く。さらばだ」
リセリス:「ほえー」
ニヌロン:「ああ、そこにあるものは全て持って行くがいい」
ピーター:「お気をつけて」
ニヌロン:「この世界で集めたものだが、本来我が持つべきものではないのだから」
エルヘゼラン:「ありがとうもらっておくよ、元気でな」
ニヌロン:ニヌロンは飛び去って行き
ピーター:「まあ、目立ちますよね」
- ニヌロンと別れ、翌日から図書館調査を行うこととなった。
○セラシック・ライブラリー内部/Inside the Therassic Library
- 時計仕掛けの司書がPCたちを手伝ってくれることとなった。
司書:「どんな書籍をお持ちしましょうか?」
司書:「現在、24,491冊の書籍、巻物、パンフレット、未製本の写本が保管されています」
司書:「著者、タイトル、テーマ、セラシック・オーダーが入手した日付など、ご希望をお知らせください
- ここでUltimate Intrigueの調査ルールを使用して、セラシック・ライブラリーの調査を行う。司書の手伝いや時空の歪みで読んだ目録のボーナスを得て、バフを行いつつ本を読み進め、調査を行うパーティ一行。リセリスの出目が走り、1日目でかなり調査が進んだ。
ネサラ:「あの速さでページめくって内容頭に入るのか…すごいな」
ピーター:「…リセリスさんの読書スピードは化け物か…!」
リセリス:いまガリレオの音楽が流れてる
リセリス:「わかる…わかるぞ!」
GM:「孔雀霊(The Peacock Spirit)」はサーシロン帝国、特にサイルーシアン(Cyrusian)において広く信仰された。
孔雀霊のシンボルは、大きな孔雀の羽根とその内側の開かれた目である。 孔雀霊が司るのは、精神、肉体、そして魂である。 主な信者は行者、学者、ルーン魔術を学ぶウィザードたちである。
GM:孔雀霊の大神殿(the Grand Temple of the Peacock Spirit)を建立したのはルーンロード・ザンダーグル(Runelord Xanderghul)であったが、他の6人のルーンロードたちも、資金あるいは労働者をその建設に提供している。ザンダーグルは孔雀霊の最大の支援者であったが、この壮麗な大神殿の建設によって、帝国の他の領域へ孔雀霊の教えが急速に広まることとなった。この図書館を管理していたウィザードにしてモンクの集団、Therassic Orderは、同時期にザンダーグルによって設立された。 また、Order of Green Featherと呼ばれる、孔雀霊の軍事部門ともいうべき集団が設立されたのも、この時期であった。
GM:孔雀霊の信者たちの間では、一生に一度は大神殿へ巡礼の旅を行うことが望ましいとされていた。
大神殿の位置する山中への旅は、困難で危険を伴うものだと言われていたが、神殿の美しさを目にするだけでも、十分にその価値はあるとされていたようだ。 神殿から戻った信者たちは、晴れやかな心持ちとなり、活力にあふれ、その魂から重荷が除かれたかのように感じたという。 神殿の位置する谷(および神殿そのもの)は、強力な幻術によって隠されているだけでなく、一部の場所を除き(その場所を調査で特定することはできなかった)、強力なディメンジョナル・ロックの効果によって守られていたという。
ネサラ:「権力者と結びついた宗教が僧兵を抱えるのは古今東西よくあることだしねえ」
ピーター:「ははあ」
ネサラ:「谷全体にディメンジョナルロックってどんな魔力してたの…」
リセリス:「既にソーシェンによって明かされていたことじゃ」
ピーター:「…ううん、難しすぎます」
リユーリ:全員で一番高い人に援護した方がマシだな
GM:1日目終了!
リセリス:「みんな悩んでたようじゃの」
ピーター:「…すみません、分かりませんでした」
リセリス:目だけ元気な人
エルヘゼラン:(もっと宗教知識をみにつけるべきだったか……)
○セラシック・ライブラリー内部/Inside the Therassic Library
GM:翌日
ネサラ:「ご飯買ってきたよ」
ピーター:「ありがとうございます」
司書:「こぼさないでくださいね!」
ネサラ:「はーい」>司書
- リセリスはバフや援護の固定値もあいまって、達成値が高かった。お陰で2日目で調査を終えることが出来た。
ピーター:「リセリスさん凄すぎですねぇ!」
リセリス:「昨日の調査のおかげもあったぞ」
ネサラ:「はえー、すっごい」
エルヘゼラン:「もう終わったのか?」
ピーター:「プリズマティック系の色と同じですね」
GM:viridian transcendenceに関する完全なテキストを発見した(詳細は後述)。
また、孔雀霊の神殿は、7つの「孔雀の社(Peacock Shrines)」によって守られ、これらの社それぞれが、(訪問者と侵入者を除く)神殿内の者を守るという。 孔雀の社を無力化する方法は不明であるが、それぞれがどのような効果を持つか知ることができた: the red shrine (赤) 精神的な防御 the orange shrine (橙) 神殿の壁の強化 the yellow shrine (黄) 物理的な防御 the green shrine (緑) 毒への完全耐性と魔法への抵抗力 the blue shrine (青) 住人の招来および招請が容易となる the indigo shrine (藍) 回復力の付与 the violet shrine (紫) ルーンロード・ザンダーグルに何らかの不死性を付与
- ザ・ヴィリディアン・トランセンデンスの儀式も発見することが出来た。
◎ザ・ヴィリディアン・トランセンデンス
The Viridian Transcendence / ビリジアンの超越 系統:召喚術(瞬間移動);レベル:8 発動時間:80分 構成要素:音声、動作、物質(最低でも10,000 gpの価値がある宝石のレンズ)、副術 (最大8人) 技能判定:〈知識:神秘学〉 DC 30、成功2回;〈知識:次元界〉 DC 30、成功1回;〈知識:宗教〉 DC 30、成功1回;〈いずれかの芸能〉 DC 30、成功4回; 距離:接触 目標:主要術者および副次術者 持続時間:瞬間 セーヴィング・スロー:不可; 呪文抵抗:不可 反動:主要術者は4d6ポイントのダメージを受け、さらに過労状態となる。副次術者はそれぞれ、2d6ポイントのダメージを受ける。
失敗:術者は孔雀霊の神殿へと続く「栄光へ至る道(Glorious Approach)」のC3へと即座に瞬間移動し、1レベルの一時的負のレベルを受ける(君の裁量により、全てのPCがこの儀式の詠唱に関与していない場合に、この失敗の効果を入れ替えて、全ての術者に2レベルの一時的負のレベルを与えても構わない。そうすれば、儀式を執行後に、C3とゴラリオンのどこかにパーティが分断されることはなくなるだろう)。
効果:主要術者は孔雀霊のシンボル(孔雀の羽とその中央の開かれた目)を床に描き、副次術者はその周りに輪になって立つ。副次術者は主要術者の周りで手を繋ぎ、主要術者は孔雀霊への賛美を示さなくてはならない(伝統的には、精神・肉体・霊魂の三位一体に焦点を当てた賛歌や舞踏である)。副次術者が声を出すこともできるが、完璧なハーモニーでこれを行わねばならない。賛歌が頂点に達し、術者が儀式を成功させたなら、青緑のエネルギーの奔流が主要術者から溢れ、副次術者を飲み込む。この時、主要術者はこの儀式によって孔雀霊の神殿へ移動するか、副次術者の1人にviridian escape (ビリジアンの脱出)の力を付与するか決めなければならない。神殿への旅: 主要術者がこのオプションを選択したなら、主要術者と全ての副次術者は、ワード・オヴ・リコール呪文を使用したかのように、「気怠きセルリアンの歩廊(Cloister of Cerulean Languor)」のB1に瞬間移動する。この場所に全員がおさまりきれない場合、主要術者の選択したキャラクターは取り残される。儀式に参加したクリーチャーは、この儀式に成功した回数だけ、この効果の利益を受けることができる。
ビリジアンの脱出:ビリジアンの脱出を付与された副次術者は、1回の即行アクションとして、ワード・オヴ・リコールを1回だけ使用できる。この能力を発動したなら、術者は勢力職の煙とともに消え、この効果を付与された場所に現れる。クリーチャーがビリジアンの脱出を付与され得るのは、生涯に1度のみである。
- 儀式の焦点具の宝石レンズが必要だったので、センディングでシェイラ・ハイドマーチへ伝えた。(GM注:以下はマグニマールに戻ってからのやり取りです。文脈で分かりますが一応)
シェイラ・ハイドマーチ:「シェードロン評議会が費用負担することについて、許可がおりましたので、現地へ向かうための物質要素代は負担します」
ピーター:「ありがとうございます!」
シェイラ・ハイドマーチ:「レンズはこちらです」
シェイラ・ハイドマーチ:「2つめが用意できるかはわかりませんので、充分準備をしてください」
ピーター:「…分かりました」
リセリス:「国家予算はすごいのう」
シェイラ・ハイドマーチ:「また、現地でどれだけ過ごすかはわかりませんが、孤立無援となります」
シェイラ・ハイドマーチ:「繰り返しになりますが、充分に備えてください」
- パーティ一行はロヴァググの月の7日午前中にマグニマールに帰還した。午後に買い物等を行って、次の日の8日にザ・ヴィリディアン・トランセンデンスの心霊儀式を行うことになった。全員、お揃いのフォー・リーフ・クローバーを購入し、儀式へと挑む。
○マグニマール、ハイドマーチ屋敷/Magnimar,Heidmarch Manor
エルヘゼラン:オードラ―ニへアイコンタクトする
オードラーニ:視線をあわせて、少し寂しそうな顔をするが、表情をあらため、笑顔で頷く
エルヘゼラン:笑顔を返して、頷き返す(淋しい顔見せたくないのだ)
オードラーニ:お互い多くを語りはしなかったが、何か気持ちの繋がりを感じた
- 儀式が妨害される可能性は低いが、念のため評議会が守護の兵(+術者)を用意してくれた。リセリスが主要術者となり、残りPC全員が副次術者となった。儀式は滞りなく進んでいき、80分かけて儀式は成功した!その代わり、全員バックファイア(主要術者が4d6ダメージと疲労状態、副次術者がそれぞれ2d6のダメージ)を受ける。
- PCたちは、気が付くと10フィート×40フィートの東西にちょっと膨らんだアルコーブがある暗い部屋へと移動していた。部屋に中は暗いので、明かりを灯し、傷と疲労状態を回復させた。部屋には西側に幅5フィートの通路が続き、すぐ隣は10フィート×10フィートくらいの部屋があった。通路の入口にはアーチがあり、「孔雀霊の信奉者らを歓迎する/Disciples of the Peacock Spirit Welcome」と書かれている。〈知覚〉判定を行うと、更に西側に更に広い部屋があり、何者かの気配を感じた。
- 西側の部屋の様子を伺うと、そこは40フィート×40フィートほどの八角形の部屋で、北側の壁に両開きの扉が付いていた。部屋の中には8本の丸い柱が並び、そこには頭に蛇を生やし、弓を持った女性らしきクリーチャーが2体居た。〈知識:自然〉判定で、メデューサの恐らくレンジャーだということが分かった。リセリスが〈はったり〉を聞かせて話しかける。
リセリス:「やあ孔雀霊の同胞よ!」
射手:「ああ、信徒か」
射手:「な、わけないだろ馬鹿者!」 (GM:こっちは2番だったかな。射手2番は何故か色んな判定に成功してたんですよねw)
射手:「射て!」
ピーター:「あ、バレましたね」
エルヘゼラン:「見破られたぞ」
- ここから戦闘となった。パーティ一行は、石化の凝視を持つ弓持つ敵に苦戦を強いられる。目をそらすことに失敗したエルヘゼランとベンが頑健セーヴを落とし、石化してしまう。目をつぶったピーターはメデューサの蛇に噛まれ、頑健セーヴを落とし毒をくらってしまうことに。戦力は半減したが、ネサラ、リセリス、リユーリのデバフや攻撃呪文で辛くも倒す事が出来た。
ピーター:「倒れた音がした…?(チラリ)」
射手2:「グワーッ!」
リセリス:「ふう…倒したか…」
エルヘゼラン:「…………………」
ネサラ:「リセリスがやってくれたよ!」>ぴーたー
リユーリ:「二人石化ですか…」
リセリス:「石化かぁ」
- エルヘゼランとベンの石化は、買い物でブレイク・エンチャントメントの巻物を買っておいた(?)ので、何とか解除することが出来た。ピーターの毒は中々セーヴが成功せず、筋力が下がりまくったので、リユーリがディレイ・ポイズンで抑え、筋力はレストレーションで回復した。
エルヘゼラン:「……メドゥサはどうした?」
リセリス:「買っておいてよかったのう…」
守護霊ベン:「…石化していたか。すまんな」
ピーター:「元に戻って良かったです! ありがとうございました~」
エルヘゼラン:「失敗したな」
リセリス:「やつらの目を見る前に倒さねばならんな…」
- PCたちは傷の治療を行い、部屋の中を調べて北側の両扉を開けると、扉は屋外へと開いていた。外は山間部に湖があり、かなり広いマップが広がっていた。標高は高いが息が苦しいほどではなかった。八角形の部屋から屋外にでると崖の間の狭間になっており、外の繋がった2つの丸い泉には異様に青い水が入っていた。東側の泉の底には魔法のオーラがあった。水たまりの深さは10フィートほどで、不自然に青かった。泉の水を触らずに調べたかったが、中々難しそうだった。
- リセリスは準備しておいたアーケイン・アイ呪文を発動し、まず泉の中に入れてみると小さな岩が複数沈んでおり、その下に隠れているなにかがあった。その後目を北から東へ進めると、川へたどり着いた。そこから南側を川の南側に橋があり、両側には矢狭間付の塔があり、時々そこから矢が飛んでいた。そこには八角形の部屋と同じメドゥーサのアーチャーがいた。川には格子状のゲートがあり、水は北から南にそのまま流れていた。(GM:ゲートがあるのは北側の施設の方です。こちらにはありません)
- 南の2つの塔から北へ向かうと、2本の橋、川の左右にせり出した崖に埋め込まれた施設があり、橋の北側には川に降ろされた格子状のゲートがあった。その北側の橋にも崖から張り出した施設に矢狭間があり、クリーチャーが覗いていた。どうやらクラス持ちのワ―ボアのようだった。二刀流にも見えた。ワーボアが居た反対側の部屋には箱や樽が入っており、布がかぶせてあってそこから光が漏れていた。二刀流ワーボアがいた部屋の北西には汚いキッチンがあり、ワーボアが料理していた。料理ワーボアは屈強でグレート・アックスを背負っていた。西側の部屋はワーボアが汚く使っていたが、東側の部屋は整頓されていた。
- 川にかかった2本の橋から北へ向かうと、川は西へ曲がり、川の源流である湖へと繋がっていた。湖から川へ繋がる出口には青い石造りのダムのような建物があった(GM注:実際にダムのような機能があるようには多分見えないと思います。マップを上から見るとそう見えなくはないけど)。その建物から湖の西へ向かって橋が続いており、巨大な建物へと繋がっていた。湖の北側は崖になっており、南側は木々は高くないが鬱蒼と茂る森になっており(GM注:木の高さははっきり書いてなかったかもしれません、具体的な高さは都度判断することになります)、通行可能な小道があった。リセリスは南側の小道へと目を進ませた。
- 森の小道を進むと少し開けた場所があり、そこには大きな樫の木が生えていて、トリエントがいた。トリエントは骸骨を装身具のように身に帯びており、ドルイド、ウィッチ、シャーマン、アデプトなどの術者かもしれなかった。トリエントが目をじっと見つめたので、リセリスは目を急いでその場から移動させた。
- 南側の森の小道を湖に沿って移動していくと、南側から湖に突き出している岬があった。岬の突端の庭園の中心に泉があり、周囲に花壇とさらにその周辺に果樹林があった。泉の中心には噴水と孔雀の像があり、そこに2体の透明化しているシャイニング・チャイルドがいた(GM注:シーインヴィジで見えているので、透明である事実がリセリスには分かっていません)。シャイニング・チャイルドは泉に跪いて祈っている…または瞑想しているように見えた。シャイニング・チャイルドは、どうやらアーケイン・アイに気づき、ディスペル・マジックでアーケイン・アイを消した。
リセリス:しゅばっ
リセリス:「ウッ!」
リセリス:「シャイニングチャイルドにやられた」
エルヘゼラン:「複数の強敵がいるようだ」
ピーター:「トリエントにシャイニング・チャイルドですか…」
ピーター:「ぞっとしないですねぇ…」
- ついでにリセリスは、湖に巨大な生き物がいるのが見えた。PCたちは先ずは不自然なほど青い泉の中を調べることにした。ピーターはベンを中へ潜らせた。息を止めたまま泳いで潜っていった。底の岩をどけると箱があったので、上まで持って行った。特に水に危険はないようだった。箱を開けると棒状の物が入っており、鑑定するとレッサー・リーチ・メタマジックロッドだった。ピーターも同じロッドを持っていたので、これはリユーリが持つことになったが、ロッドを拾っても水が青いのは変わらなかった。
エルヘゼラン:「単に青いだけなのか?」
ピーター:「ここが青の社、ということでしょうか?」
- パーティ一行はまず川の南側の2つの塔のある建物をクリアすることに決めた。全員〈隠密〉を振って近づいていく。
ピーター:「こちらの塔にはメデュウサが居るんでしたっけか」
射手:「ん?何だ?」
エルヘゼラン:「………………
射手:「どうした?」
射手:「何かそこの岩陰で動いた気がしたが」
射手:「ようやく巡礼者が来たのか?」
射手:「わからない」
- 塔の近くで射手に気づかれたので、イニシアチブを振り戦闘へ入った。場所が狭い中、メドゥーサを2体相手の戦闘になったが、各塔に1体ずつということと、今回は配置を上手い具合に考えつつ動いて各個撃破に成功した。
- すると、西側の塔の南側の扉が開いた。そこは鉄格子のある独房らしき部屋が複数ある部屋で、来訪者らしき存在が2種類、合わせて3体ほど潜んでいた。
六腕射手:「何者か知らぬが、敵であるのは間違いなさそうだな?」
ピーター:「腕が多いですよ!」
- 今回はここでタイムアップ。次回は12レベルにレベルアップし、南の部屋の連中と戦闘するところからスタート。
最終更新:2025年04月06日 00:15