第28回セッション


録画



まとめ


  • 前回の続き。孔雀霊教団の神殿で、大司教ズーリア以下の教団員たちを倒したパーティ一行は神殿の探索を行った。PCたちは神殿1階で呪いの画廊やソウルバウンド・シェルが守る図書館を探索した後、ズーリアの部屋で休み地下への階段を下りて探索を続けた。地下ではアスラ:アドゥカイトが看守を勤める独房が沢山あり、ファラズマ信徒たちの死体があった。アドゥカイトたちを倒し、ファラズマ信徒の魂を開放していると、アガシオン:アヴォラルが別な独房に囚われていることが分かった。長年の拷問の所為で、心身ともにおかしくなっていたアヴォラルはホビンと名乗り、話を聞こうとした時に南側の拷問部屋からからアスラ:アガースラがやってきたので、これを倒すと南東からアドゥカイトとこの階のボスであるアスラ:ウパスンダが現れた。インクィジターのクラスを持つウパスンダに苦戦するも、何とか倒す事に成功しパーティ一行はようやくホビンの話を聞くこととなった。

○孔雀霊教団のアジト、地下1階/The Peacock Spirit Order's Hideout,Basement Level 1
  • AR4718年ロヴァググ月11日 11:00頃

  • アスラたちを倒したPCたちは改めてアヴォラル、ホビンの話を聞くことができるようになった。

ホビン:「ひょっとしたら、ルーンロード・ザンダーグルと、孔雀霊は、同一の存在なんじゃないか、って!」
ネサラ:「な、なんだってー?!」
リセリス:(・ω・)?
エルヘゼラン:「まさか……?」

  • お約束、前回からの繰り返しw

ホビン:パーティのリアクションをみている
ピーター:「そんな…ことが?」
リセリス:「その発想はなかった」
ホビン:彼は頷きながら
ホビン:「証拠を探そうとしたんだ...ホビンはそれを証明しようとした」
ホビン:「でも、できなかった。捕まってしまったから...」
ネサラ:「本当だとしたら大した詐欺師やな・・・」
ホビン:「そして、それ以来、ずっとホビンはここにいる」
ホビン:「でも、親切な人間の幻影が、ホビンを解放した!」
ホビン:「これが三面の女の罠でない限り、
ホビン:ホビンはここを出て行けるかもしれない!」
ホビン:ふらふら
リセリス:「……でもそうだとして実際に神格として機能しとるんじゃろ…?そんなことが?」
ピーター:「先ずは回復しないと」
リセリス:「あ」
リユーリ:「治癒の呪文は効きますか?」
ホビン:がくりと膝をついたり
ホビン:「ホビンは呪文に抵抗しない」
ピーター:「それはありがたいです」

  • リユーリがホビンに回復呪文をかけると、傷が治っていった。

リユーリ:「大丈夫そうですね」
ホビン:「ホビンも自分で昔は傷を治せた気がする...」
エルヘゼラン:「立てるか?」手を貸す
ホビン:「いや、気のせいか?」
ホビン:「気のせいかもしれない」

  • 〈治療〉判定を行うと、ホビンには自然治癒の形跡と手当された形跡と、鋭利な刃物で切り裂かれたり羽毛を焼かれたり、骨とか関節にも損傷がある事が分かった。それ以外にも筋力が下がっていることが判明し、精神的にはトラウマによるものか自己同一性に問題があり、常に自分のことを三人称で呼ぶのは正常なのか疑いがありそうだった。ホビンは囚人服を着ていたが、孔雀の羽をかたどったような囚人服で、色褪せた灰色になっていた。

ピーター:「外傷の他に、衰弱が見られますね…ううん」
エルヘゼラン:自分のことを第三者的に考えないと耐えられない時間だったんだろうか
ネサラ:「入口で見たのと違う囚人服だね」
ピーター:「古い囚人服なのか、識別のために変えたのか」
リセリス:「ホビンがいたころは…サーシロンはあったのかの?」
ホビン:「サーシロンは、なくなった?!」
リセリス:「1万年以上も…?
ホビン:「ホビンは驚いている」
ホビン:「そんなに経っていたのか...」
ピーター:「ううん…リユーリさん、ヒール呪文に余裕はありますか?」
エルヘゼラン:「スターストーンのことも知らないのか?」
ホビン:「ホビンには、隕石の類のように思える」
エルヘゼラン:「そうだ、その隕石は現在内海地域のコルトス島になっているが……」
リセリス:「サーシロンの生き証人…色々ききたいことがるのう」
リユーリ:ヒール
ピーター:「ありがとうございます」
ホビン:「傷が...塞がっていく!!!」

  • リユーリのヒールで傷は完全にふさがった。ホビンは筋力と魅力にも影響が及んでいるようだが、どうやらそれが治らないようだった。〈知識:神秘学〉判定を行う。ピーターの感覚ではヒールで治ってもおかしくないのだが、リセリスが見ると確証はないが、呪いのような感覚があった。

リセリス:「……呪いか?」
ピーター:「吸収か…もしかして呪いの類でしょうか?」
エルヘゼラン:「ピーコック・スピリットの核心に触れようとしたことに対する呪いだったりしてな」
ピーター:「ははあ…(ヨグ様に近づくとSANが減るようなものか)」
ホビン:「ホビンは呪われているのか?」
ピーター:「かもしれません」>ホビン
エルヘゼラン:「どのような呪文が適しているか、検討中だ」リユーリとピーターを見ながら
ホビン:「そういえば....いや、なんだっけ。ホビンは何かを思い出しそうだが」
リユーリ:リムーヴ・カースを試してみるか
リセリス:「ふむ」

  • リユーリがリムーヴ・カースを試みる。1回目は解呪判定の出目が悪かったが、2回目に無事解呪した。

ピーター:「2回も!流石リユーリさん」
リセリス:「二重詠唱!?」
ピーター:「リユーリさん、いつの間にかミスティック・シーアージに」

  • レッサー・レストレーションも投射するが、どうやらダメージではなくペナルティのようだった。リユーリはホビンに2回目のヒールを唱えた。ホビンは真っすぐ立てるようになりり、不安定な精神もしっかりしてきたようだった。

ピーター:「流石…準備術者には出来ない芸当」
ホビン:「...おお...」
エルヘゼラン:「気分はどうだ?」
ホビン:「身体が...軽い!」
ホビン:「飛べる!」
ピーター:「良かったですねぇ」
エルヘゼラン:「天井に頭をぶつけるなよ」
ホビン:「何年飛んでいないかわからないが、感覚は忘れていなかった!」
ホビン:「治療してくれてありがとう。あなたに借りができた」
リユーリ:「正気に戻りましたか」
ホビン:「いや、あなた方にだ」
ホビン:「自信はないが、私はかつてないほど身も心も軽い」
ホビン:「捕まる前はこうだったのだろうか...」
ホビン:「ああ、思い出したぞ!」
ホビン:「この服を着てから、なんだか自分が自分でないような気がしたんだ」
ピーター:「どうやら、精神的にも回復したようですね」

  • ホビンは囚人服を脱ぐと、その囚人服に魔法の反応があった。リセリスが〈呪文学〉判定で鑑定してみると、それはローブ・オヴ・シンティレイティング・カラーズに見せかけたローブ・オヴ・パワーレスネスという呪いのアイテムだった。ホビンは喜び、PCたちへ色々と話してくれた。

リセリス:「ローブオブシンティレイティングカラーにみせかけた…無力のローブじゃな」
ホビン:「そんなものを着せられていたなんてね」
ホビン:「酷い目にあったが、君たちに助けられた」
リセリス:「とんでもないものを着せられていたのう…」
ピーター:「はあ、こんなものを着せられていたのでは、致し方ないですね」
ホビン:「私にできることは大してないけど、なんでもお礼はするよ」
ホビン:「私が知っていることとかね」
リセリス:「きかせてもらおう
ピーター:「色々教えて下さい。特にサーシロン時代の事も」
ホビン:「私が持っていた疑いについては話したと思う」
ホビン:「私は、孔雀霊について調べていたんだ」
ホビン:「そして、あの疑いを抱くにいたった」
ホビン:「そして捕まったことまでは話したね?」
リセリス:「うむ。証拠は見つからなかったんじゃろ?」
ピーター:「はい」
ネサラ:「うん」
ホビン:「実を言うと、証拠はないんだ」
ホビン:「みつける前につかまったからね」
リセリス:「しかし何故そう思ったんじゃ…?」
ネサラ:「そもそもなんでそんな疑いを抱いたのさ」
ホビン:ザンダーグルによる布教があやしかった、など色々細かいところから
ホビン:疑いを持った
ホビン:勘もあるかもね
リセリス:「信仰を広めたから神になったのか、それとももともと神だったものが信仰を広めたのか?」
ネサラ:ザンダーグルがこの信仰をなんのために広めたのか、というところから調べ始めて、数十年かけてそういう結論に至った
ホビン:「それを解き明かしたかったんだけどね」
リセリス:「信仰は広めるほど力がつくからのう」
ホビン:「無理だった」
ホビン:「けど、ここに、1万年?も幽閉されていたということは」
ホビン:「それが真実の可能性があると私には思えるんだ」
ホビン:「ここなら、秘密を誰にも喋れないからね」
ネサラ:「まぁ、解き明かされなくてもそういう説を吹聴されるだけでも、信仰を広めてる側からしたら不都合だろうしねえ」
エルヘゼラン:「ルーンロード・ザンダーグルと孔雀霊が同一であることをどうやって確認しようとしたんだ?」
ホビン:「孔雀霊の神殿に鍵があると思って、巡礼者としてやって来たんだけどね」
ホビン:「もっと巧妙に調べないとだめだったのかも」
ホビン:「逃げる間もなかったよ」
エルヘゼラン:「そうだったのか……」
ホビン:「ただ、疑問もあるんだ」
ホビン:「ルーンロード・ザンダーグルは、当時は最強のウィザードの1人だった」
ホビン:「彼が、私を殺したうえで、秘密が外に漏れないようにする手段を持っていなかったのだろうか」
リセリス:「なぜ幽閉したのかは気になるのう」
ホビン:「正直わからない」
ホビン:「...もしかしたら、ルーンロード・ザンダーグルは、私のことを知らないのかもしれない」
リセリス:「ほう?」
ホビン:「知らないとすれば、永遠に閉じ込められているのも納得なんだけど...」
ピーター:「ははあ」
ホビン:「でもわからないんだ。私は秘密をダニシュティに話してしまったから」
リセリス:「ふむ…」
ホビン:「ダニシュティからの情報が伝わっていないのか?うーん、わからない」
リセリス:「それがいつ話したかにもよるが」
ピーター:「部下に話した時には、既に幽閉されていたのかもしれませんね」
リセリス:「ザンダーグルは少なくとも現世にはいなかったからのう…」
リセリス:「アースフォールの話をしよう」(軽く説明する)
ホビン:「そんなことがあったのか!」
リセリス:「……ということがあって、ルーンロードたちも各々の方法で現代まで何か身を保全する方法をとっていた」
ホビン:「ただ、私が捕まったのはそれより前だ。秘密を喋ったのはいつだったか...」
リセリス:「ふーむ」
リユーリ:「あるいは何か、もしくは誰かの取引材料ですかね」
ピーター:「アスラも来訪者ですから、時間による自然死はしませんしね」
ホビン:「取引材料...なんだか怖いな」
エルヘゼラン:「ホビンを人質にしようとしたということか?」
ホビン:「私にそんな価値あるのかな...」
ホビン:「うーん、人間の考えることはわからない」
リユーリ:「貴重な情報の証人ですからね」
ホビン:「...だが、面白い」
リユーリ:「それは人間にだってわかりませんからね」
ピーター:「利用しようとしているうちにアースフォールがあった、という事でしょうかね」
ホビン:「アースフォールについては、後でじっくり聞かないといけないね」
ホビン:「人間には珍しく、知識を大事にする人みたいだね!」リセリスに
リセリス:「研究者じゃからのう。まだまだききたいことはあるぞ!」
エルヘゼラン:「彼女はこのパーティの頭脳だからな」うなずく
ピーター:「定命の者も知識を大事にする者はおりますよ」
ホビン:放っておくと2人で延々としゃべることだろうw
ピーター:「ではさらに地下の階は、先ずは自分たちで調べるしかなさそうですね」
リセリス:「ザンダーグルは普段こここにはいないんじゃろう?」
リセリス:「我々は実はザンダーグルを殺しにきたのじゃが」
ホビン:「シン・サイルーシアンに宮殿があるから、いないとおもうけど」
ホビン:「え、殺しに?!」
ピーター:「まあ色々ありまして」
ホビン:「ダニシュティを倒したのは凄いけど」
ホビン:「流石に無理じゃない?!」
ピーター:「ちなみに、クローンですが他のルーンロードも倒しました」
ホビン:「...」ほんとかなあという顔をしている
リセリス:「まあそれはいいんじゃ」
ピーター:「強欲のルーンロードは別な英雄が倒しましたが」
リセリス:「ところでどうやって帰るつもりなんじゃ?」
ホビン:「ゲートとかポータルとかないの?」
ピーター:「パスファインダー協会を頼れば、何とかなりますかねぇ」>リセリス
ホビン:「ないなら、帰れないなあ...」
リセリス:「アブサロムあたりにいけば…」
ホビン:「アブサロム?聞いたことないな」
エルヘゼラン:「ひとまずマグニマールに行けばいいんじゃないのか?」
リセリス:「そうじゃパスファインダー協会の伝手を頼るのがよさそうじゃな」
リセリス:「パスファインダー協会というのが会ってわしはその一員なんじゃ」
ネサラ:「まぁ、しばらくは一万年ぶりのこの世界を知ってもらえば良いんじゃない?」
ピーター:「まあ、おそらく内海自体が無かったでしょうしね」
ホビン:「1万年かあ」
ホビン:「世界は変わったんだろうねえ」
ホビン:「それならすぐに帰らなくてもいいか」
ピーター:千年女王が大したことなく感じるw
ホビン:「旧世界が滅んだのなら、新たな世界を見て回るよ」
ネサラ:「たぶん、君の話を協会の人にしてあげたら、その報酬で高レベル術者ぐらい手配してくれるでしょ」
ホビン:「...それはそれとして」
ホビン:「どこかでみたような。気のせいか」リユーリをみて
ピーター:「…ああ」ポン
リユーリ:「本人に会いたければ会えますよ。なんならいずれ会わせられるかも」
ホビン:「本人...あれ、もしかして...」
ホビン:「あ、そういうことかな?」
ホビン:「あ、それで暗殺...」(何か納得)
ピーター:「色々あったんです…」
エルヘゼラン:「あまり首を突っ込むとまた危ない目にあうぞ」
ホビン:「今後は気を付けるよ」

  • 精神が安定したホビンは正のエネルギー放出が使えることを思い出し、パーティ一行の傷を癒してくれた。

ホビン:「これでどうかな?」
エルヘゼラン:「ありがとう、傷が治ったよ」
守護霊ベン:「助かった」
ホビン:「これでは大した礼にはならないだろうけど」
ピーター:「いえ、助かりました」
ホビン:「私はどうしよう?」
リセリス:「わしらはこの先も任務続行するのでまっていてくれるかのう」
ピーター:「ここで待機して頂くか…途中まで一緒に行くかでしょうか」
リセリス:「すべてが終わったら一緒に外に出よう」
ホビン:「あ、そうだ、あの骸骨」
ホビン:「よくわからないが、囚われているようだ」
ホビン:「解放してやって欲しい」
ピーター:「解放しましょう」
ネサラ:「あ、あそこにもいたのか」
ホビン:「空はまだあるのかい?」
エルヘゼラン:「ある、安心してくれ」
リセリス:「歴史によると数千年閉ざされていたらしいが、今は大丈夫じゃぞ」
ピーター:「あります。地上にはその後遺症がまだまだ残ってますが」
ホビン:「青空を飛ぶのが楽しみだよ」
ピーター:「エイローデンの消失も、関係あるのかなぁ…」

  • 独房にはまだ魂が解放されていないファラズマ信徒の遺体があったので、それを解放した。さらに雄牛の真鍮の拷問器具や、隣の部屋の鉄の処女を調べると、中にファラズマ信徒の遺体があったので、これらの魂も解放したのだった。

ピーター:「この人も解放しましょう…可哀想に」
リセリス:「なんたる器具じゃサンダーグルの牡牛とでも呼ぼう」
GM:ピーターが振れると、骨から苦痛の声、安堵の吐息が漏れ、そして骨は塵と化す
ピーター:「良かった」
GM:穴だらけになった白骨死体が3つ
GM:それぞれ額にファラズマの印
ピーター:全て解放しましょう>ファラズマ信徒の遺体
GM:さらに3人分の遺体が
GM:全員を解放する
GM:苦痛の叫びがあがるが、彼らが解放され、魂の川へと戻っていく...
ピーター:南無阿弥陀仏…(悲鳴嶼さんの声で)

  • 鉄の処女があった部屋の北側の扉を調べて開けてみると、そこには25フィート×15フィートほどの奇妙なプールがある部屋があり、刺激臭がすることが分かった。そして部屋の奥にはガラスケースに収められた孔雀像があった。リセリスが〈知覚〉判定を行い、ネサラがディテクト・ポイズンを投射すると、プールの液体はルール的には毒ではなくプールから立ち上るガスが毒であることが判明した。床はガラス質でツルツルしていることも分かった。ライフ・バブルの呪文が全員にかかっていたが、ピーターは念のためにリセリスにレジスト・エナジー[強酸]の呪文をかけた。リセリスは慎重に中に入ると、ずっと持っていたコルステラからの手紙(証拠物品)を水に浸けてみた。

リセリス:「そろそろこれもいらんじゃろう」
GM:溶けるよ!
リセリス:「おお、溶けた溶けた」
ネサラ:「あっという間に溶けたね・・・」
ピーター:お祖父ちゃんを通してレジスト・エナジー[強酸]かけます。
ネサラ:「私は退避しておくね」

  • リセリスがガラスケースを調べると、魔法の罠がかかっていることが分かった。〈装置無力化〉判定で解除し、ガラスケースを開いた。どうやら、起動させるとテレキネシスが働いて、罠にかかった者を天井へと跳ね上げて強酸のプールに落とす罠のようだった。リセリスは孔雀像を調べると、橙のオーラの孔雀像であり、これは神殿の構造を強化するもので硬度が30になり、hpが倍になる破壊DCが8あがるという力があった。リセリスが橙色の羽根を抜くと、[強酸]のエネルギーが放たれるがリセリスは身かわしでこれを避けた。

リセリス:「おっとあぶないあぶない」
ピーター:「やっぱり、リセリスさんに行って頂いて正解でしたね」
ピーター:「では他の部屋を探索しますか」

  • PCたちは、ウパスンダと戦った一番南東側の拷問部屋の北にある、扉の先を調べることにした。扉は開いていて、幅5フィートの40フィートほど続く廊下が北へ続いていた。廊下には北の突き当りと、東と西に扉が付いていた。東側の部屋は10フィート×30フィートほどの倉庫のようで、箱の中にあるものは、ほとんどが腐食したり壊れたりしており、役に立ちそうなものはほとんどなかった。

リセリス:「何か倉庫みたいじゃ」
エルヘゼラン:「役に立ちそうなものがあればいいが……」ゴソゴソ
ネサラ:「見事なごみの山じゃん」
ピーター:「役に立たないものばかりですかねぇ」

  • 原型をとどめていないものも多いが、1つだけ形をとどめている物があった。中にはスパイクド・チェインが入っていて、魔力がかかっていた。調べると+2クルーエル・スパイクド・チェインという事が判明した。
  • 西側の部屋は30フィート×30フィートほどのL型の部屋で、作業台があった。作業台の上には棘の生えた金属板があり、どうやらアイアンメイデンの取り換え部品だと思われた。

リセリス:「うわあ」
ネサラ:「アイアンメイデンの交換部品?」
ピーター:「メンテナンスに余念がないですねぇ…(いやな顔)」

  • 北側の扉の先は35フィート×25フィートほどの部屋で、書類が入っている棚があり、床にはカーペットが敷いてあった。棚を調べたが危険は無いようで、書類は尋問の記録のようでサーシロン語で書かれていた。問題が一つあり、名前とか日付でソートされていないため、分類方法が分からないのだ。その間エルヘゼランはカーペットをめくったりしていたが、特に危険はなかった。この部屋の書類を全て調べるとすれば、数日がかりになりそうだった。

ピーター:「ううん、てんでバラバラですね、これ」
リセリス:「あー、これは大変じゃのう」
ピーター:「まとめるのは難しいですねぇ」
ネサラ:「カーペット、というとアニメイトされているのがセオリーだけど」
ネサラ:「今回はそんなことがなくてよかった」
エルヘゼラン:納得したようにうなずいてカーペットを戻す

  • 北側の部屋の西側には扉があり、ここも開いていた。中を覗くと25フィート×25フィートほどの部屋で。北東の床の一部が陶器の床になっており、手術台らしきものが置いてあった。南東の隅にはソファがあり、北西の隅には本棚が置いてあった。本棚にはサーシロン時代の頃のような解剖学や心理学の本が入っていた。

ピーター:「こっちの床は陶器ですね」
ピーター:「もしかして、手術台ですか」
ネサラ:「プライベートの時間にまで拷問してたのか、あいつ・・・」
ピーター:「ウパスンダの私室ですかね」
ピーター:「勉強熱心な拷問吏ですねえ…」
ネサラ:「うわぁ」

  • ディテクト・マジックの呪文を唱えると、部屋の机に反応があった。大きな引き出しにはホビンが着ていたのと同じような服(きちんと畳んである)があり、小さな引き出しには様々な魔法のアイテム(グラヴ・オヴ・ストアリング、+1フレイミング・スターナイフ、パール・オブ・パワー(レベル2)、フィギュリーン・オヴ・ワンドラス・パワー(エボニー・フライ)、712pp)が入っていた。
  • ウパスンダの私室の南側に扉があり、開いて西側に折れた短い廊下の先の扉を開くと、下へ向かう螺旋階段があった。

リセリス:「更にフロアがあるのう…」
ピーター:「また地下があるんですね…」
リセリス:「いったん作戦をたてなおすか?」
エルヘゼラン:「そうしよう」
ピーター:「そうしましょう」

  • パーティ一行は一度ホビンを連れて地上階へ戻り、休息を取り探索の続きを行うこととした。

○孔雀霊教団のアジト、地下2階/The Peacock Spirit Order's Hideout,Basement Level 2
  • AR4718年ロヴァググ月12日 8:30頃

  • 次の日、PCたちはホビンを地上階へ待機させ、再び地階へと潜っていく。ちなみに、地上階の教団員たちの食堂の食事は、今朝はなぜかなかった。どうやら何か理由があるようだった。

エルヘゼラン:「大変だ、上の食堂に食事がないぞ!」
ネサラ:「まぁ、保存食でどうにか・・・?」
ピーター:「…では保存食を食べますか」
リセリス:もそもそ
エルヘゼラン:しょんぼりしながら保存食をもそもそ食べた
ホビン:「下までは降りないが、ここで待ってる」
ホビン:「あんまりゆっくりはできないねえ」
ホビン:「トラウマが刺激されそうだよ」
エルヘゼラン:「調査が終わったら戻ってくる」

  • パーティ一行は地下1階より螺旋階段を100フィートほど降り、地下2階へとやってきた。そこには幅5フィートの西から北へ曲がっている廊下があり、行き止まりだった。リセリスが壁を調べると、隠し扉があった。

ピーター:「狭いですね…この先はどうなっているやら」
リセリス:かぱー
リセリス:あける

  • 扉の先は薄暗く、かなり広そうだが煙たいような臭いがする部屋だった。中は100フィート×80フィート×高さ60フィート(!)の部屋ほどの広い部屋で、15フィート×15フィートほどの拾い独房のような物が北と南に並んでいた。扉が開いた瞬間に、PCたちはなにか背筋が凍る感覚を覚えた。そこには内臓がはみ出し、手足が逆についているような、頭に部分に牙が生えた口を持つおぞましい巨人がいた。背筋が凍る感覚は、恐怖のオーラのようで、セーヴを落としたエルヘゼランとネサラは、恐慌状態となった。知識判定を行うと、どうやらルーンロードの不興を買い、皮膚を裏返しにされたジャイアントのようだった(名前は忘れました)(GM:インヴァーテッド・ジャイアントです)。恐怖のオーラの他に、魔法を喰らうとよろめき状態にさせる光を放ったりする、厄介な敵だった(GM:よろめきではなく盲目です)

エルヘゼラン:「ウッ、ウワアアアーーー!!」
ネサラ:「ひぅっ」
リセリス:「ルーンロードに裏返しにされたジャイアントじゃ!オバケではないしっかりせよ!」
ピーター:「酷いですねぇ…」
リセリス:「…(奥に)もう1体いるな…」

  • PCたちは部屋の南東に現れたが、恐怖のオーラを発するジャイアントが目の前と西側の奥に居ることが分かったので、取りあえずそちらのオーラを遮断しようと動き出す。リセリスは巻物からヘイストの呪文を唱え、ピーターはリムーヴ・フィアーでエルヘゼランとリセリスの恐慌状態、他のメンバーの怯え状態を抑制する。
ネサラはウォール・オブ・フォースの呪文で西側のジャイアントのオーラを遮断した。その間にエルヘゼランとベンが東側のジャイアントを攻撃し、リユーリからストーンスキンの呪文をバフされたリセリスが急所攻撃を叩きこんだ。西側のジャイアントは噛みつきでウォール・オブ・フォースに傷を与え、シー・インビジビリティがかかっているエルヘゼランとリセリスを驚かせる。

エルヘゼラン:「歯を大事にしろ、もう遅いかもしれないが」
リセリス:「なに!?力場の壁にひびが」
エルヘゼラン:「傷をつけただと!?」
裏返り巨人2:「?」

  • 東側のジャイアントはエルヘゼランが止めを刺し、西側のジャイアントにはウォール・オブ・フォースを殴っている間に、ベンが北側の壁を抜けて近寄る。ネサラは天井付近まで上昇し、恐怖のオーラの範囲のギリギリ外からファイアーボールを打ち込む。そうこうしているうちに、部屋の東側の通路から戦闘の音を聞いてやって来る者がいた。

火巨人:「なんだ貴様らは?!」巨人語
エルヘゼラン:「新手が来たか?」
ネサラ:「巨人語を喋るやつが東から近づいてくるよ!」
ピーター:「いやな予感がします」
火巨人:「蛮族の言葉か?」サーシロン語

  • 裏返りジャイアントが居た部屋の東側には幅20フィート、長さ40フィートほどの廊下が東へ続いており、その先の60フィート×60フィートほどの部屋からファイアー・ジャイアントが現れた。ウォール・オブ・フォースの影から顔を出したリセリスは、裏返りジャイアントの恐怖のオーラのセーヴを落とし、恐慌状態になったがピーターがこれを抑制した。裏返りジャイアントはベンを《ふっとばし攻撃》で転倒させる作戦を行い、苦戦する。
  • ファイアー・ジャイアントにリユーリがバースト・オブ・レイディアンスの呪文で盲目にした。リセリスは近寄って、激化スノウ・ボールで急所攻撃を叩きこむ。

リセリス:「はっ
リセリス:「やっぱりこわかった」
ピーター:「リセリスさん、東から巨人が来ましたよ!」
リセリス:「なんじゃと?」
エルヘゼラン:「あいつの相手をしなければならんか」
ピーター:「お願いします」>エルヘゼラン
エルヘゼラン:「相手になろう」立ちはだかる!
リユーリ:5d4 バースト・オヴ・レイディアンス 反応DC21
火巨人:「むお?!」
リセリス:「…あれは!」
リセリス:「目がつぶれるようじゃな、ナイスじゃ」
リセリス:レイピアを早抜き(ロッドつき)で、激化スノウボール 尿素入り
火巨人:「うおおお、さむーい」巨人語
火巨人:「敵だ!敵だ!敵だーーーーーーーーーーー!」
ネサラ:「あいつ襲撃を知らせて仲間を呼ぶつもりよ!」
ピーター:「流石に訓練されてますね」
エルヘゼラン:「一撃食らわせに行くか」

  • エルヘゼランはレッサー・レストレーションのポーションで疲労状態を回復させ、再び激怒。ファイアー・ジャイアントの方へ向かった。ファイアー・ジャイアントは再び仲間を呼ぶ。このままではらちが明かないのと、増援が来ると厄介なので裏返りジャイアントはネサラに任せ、ピーターはベンを戻してファイアー・ジャイアントの方へ向かわせることにした。

火巨人:「この足音....?」
エルヘゼラン:スタスタスタスタ
ピーター:「エルヘゼランさん、早っ」
エルヘゼラン:「逃がさん」
火巨人:「ぐふっ...」
エルヘゼラン:「上の階層は中型用、ここは大型用というところか?」敵が盲目の間に周りを観察
火巨人:「カスマロッグ!何をしている!敵だぞ!!!!!」巨人語
エルヘゼラン:「なんて言ってるんだ?」巨人語ワカラナイ
ネサラ:「カスマロッグ?個体名か?」
ピーター:「ネサラさん、そいつをお願いします!」
ネサラ:「次でトドメさせると思うからもうちょっと待ってて」

  • エルヘゼランの全力攻撃でファイアー・ジャイアントは倒れたのだった。パーティ一行は増援を待つが誰も来なかった。PCたちは回復処理をして、一旦裏返りジャイアントが居た部屋へと戻った。

リセリス:「……来ないのう」
エルヘゼラン:「逃げたか?」
リセリス:「どうやら増援は来ないようじゃ」
リユーリ:「何やってるんですかね?」
ネサラ:「あれ?カスマロッグ?とかいうのは来なかったの?」
エルヘゼラン:「ああ、来なかった」
リセリス:「なんとかなったのう」
ネサラ:「どうしたんだろうね。これまでそんなやつは居なかったはずだけど」
ピーター:「結局来ませんでしたね」

  • 裏返りジャイアントがいた部屋には、巨人用かもしれない15フィート×15フィートほどの独房9つ、20フィート×20フィートほどの独房が1つあり、特に目立ったものは無かった。その東の部屋には北西の角に魔法的に燃えている火鉢、南西の干し肉とかが入っている箱の他には巨人用の机とか椅子とかあったが、ここも特に何も無かった。その東側に10フィートの石造りの両開きの扉があった。調べて開くと40フィート×60フィートほどの部屋になっており、大きなクレート(木で出来た網目状の箱)が乱雑に置いてあった。開くと箱の中には干し果物や干し肉などがあるようだった。

ピーター:「何もかも大きいですねぇ」

エルヘゼラン:「開けよう」
リセリス:「重そうじゃ」
エルヘゼラン:よいしょよいしょ、3R
ピーター:「何でしょう、これ」
エルヘゼラン:「食えるかな?」
エルヘゼラン:静かなのを確認してから、食物を手に取る
リセリス:「ふんふん」
GM:食料は食えそうだね
リセリス:「でっかい干し肉じゃのう」
リセリス:「マンモス肉?」
エルヘゼラン:「もらっていこう」

  • 魔法のオーラがあったので、10~20分ほど漁るとスタッフ・オヴ・フィースト・アンド・ファミンが見つかった。火鉢とテーブルがあった部屋の南側に幅20フィート、長さ30フィートの南に続く廊下があり、進むと100フィート×50フィートの部屋があり、西側の壁に大きなウェポンラックがあったが、武器はほとんど置いていなかった。恐らく訓練場だと思われたが、誰もおらず何も無かった。部屋の南側には重そうな両開きの扉が付いていた。扉に罠も鍵も無かったので、エルヘゼランが開けると100フィート×50フィートの部屋があり、ボルトで打ち付けられた大型用の椅子が4つあった。部屋の南側の壁には、火山、カルデラ、夕日か朝日の壁画が描かれており、1体のファイアー・ジャイアントが椅子に座って瞑想をしていた。
_
エルヘゼラン:「よし」よいしょよいしょ
ネサラ:電気椅子?
火巨人:「ようやく静かになったと思ったのに...瞑想の邪魔をしおって」
火巨人:「死ねい!」
ネサラ:「キミがカスマロッグ?」
リユーリ:「なんて言ってるんです?」
エルヘゼラン:何を言っているかわからんの顔
リセリス:「死ねっていっとるぞ」
火巨人:「私の名を知る侵入者か」
エルヘゼラン:「死ねだと? そっくり返してやろう」
ピーター:「また剣呑な」
ネサラ:「静かに瞑想していたかったみたいだよ」>リユーリ
火巨人:「ますます死んで貰わねば」
リユーリ:「ご親切にどうも」>死ねって言ってる

  • ここでカスマロッグというファイアー・ジャイアントと戦闘となった。

カスマロッグ:「長い年月を経て目覚めてみれば、チビどもに瞑想すら邪魔されるのか...」ぶつぶつ(巨人語)
ネサラ:「長い年月寝てたんだって」
ネサラ:「逆に言うと、目覚める何かが最近あったんじゃない?」

  • リユーリはカスマロッグにバースト・オブ・レイディアンスを投射し盲目にした。その間にネサラがドラゴンズ・ブレス呪文で攻撃を与え、前衛も近づいて攻撃を与えた。パーティ一行に優位に進んでいると思ったのだが、遠くの方…西側から何か音が聞こえてきた。巨人語のようで、何か詠唱のような声だった。


カスマロッグ:「くそ、見えん」
ピーター:「早く倒しましょう」
カスマロッグ:「死なばもろともだ!」
エルヘゼラン:「かかってこい!」
ネサラ:「巨人語…?」
GM:「その怒りの炎もて敵を打ち破らん。肉体は死す....は不滅なり。...は滅ぶべし」
リセリス:「……詠唱?」
ネサラ:「なんか祝詞っぽい声が聞こえる!」
リセリス:「おい奥で何をしている」(巨人語)
ピーター:「ええ!?」

  • 奥から聴こえてきた声により、威力を増したカスマロッグの攻撃がエルヘゼランにダメージを与えた!

カスマロッグ:「聴こえるぞ!この言葉が俺たちに力を与えてくれる」巨人語
エルヘゼラン:「ひやひやさせる!」
エルヘゼラン:「こいつ……強いぞ!」

  • ベンも全力攻撃を行い、ネサラも再びドラゴンズ・ブレスを撃つが、カスマロッグはまだ倒れなかった。その間に部屋の南西の廊下よりもう1体の全身黒いジャイアントが現れた。〈知識:地域〉判定を行うとシャドウ・ジャイアントだと判明した。シャドウ・ジャイアントは、影のように近づいてくると、グレーター・ブレーデッド・ダッシュの呪文を使って移動しながら途中のPCたちを鞭で攻撃してきた。その内エルヘゼランに対する攻撃がクリティカル!大ダメージを与えるのだった。

リセリス:「影巨人じゃと」
ピーター:「何故こんな処に?」
巨人?:すすす...
ピーター:「まるで影のように…」
巨人?:「ここまで侵入してくるとは...何者か知らぬが」
ピーター:「これは強そうだ…」
エルヘゼラン:「新手か? だが、こいつ(カスマロック)から先に倒す!」
リセリス:「ザンダーグルはこんなにも巨人を飼っていたのか」
巨人?:「アズラント人ならいざ知らず、蛮族の身で思いあがるな!」
巨人?:呪文
エルヘゼラン:「なにっ、こいつ隣に!」
エルヘゼラン:「グオッ!」
ピーター:「これは…厳しい」
巨人?:「カスマロッグ、ヴースィアスはどうした?」
カスマロッグ:「知らない。多分やられたんだろう」
巨人?:「何故協力して排除しない!」
巨人?:「貴様には再教育が必要だな!!!」
カスマロッグ:「俺は忠誠を尽くしてきた!それを疑うのか!!!」
ネサラ:「カスマロッグとやらが、ヴースィアス?とかいう巨人を見殺しにしたことを怒られてるぞ」>エルヘゼラン
カスマロッグ:「こいつらを殺せばいいんだろう!」
リユーリ:「力による隷属なんて行き着く先はそんなものですよ」
エルヘゼラン:「そうか、巨人の中間管理職も大変だな」

  • エルヘゼランは先にカスマロッグを攻撃し、これを倒す。

カスマロッグ:「ああ...あの炎をみることはできなかったか」
巨人?:「使えぬヤツだ...」
エルヘゼラン:「よそ見するとは余裕だな!」フルアタ再開
<BCDice:巨人?>:Pathfinder : (1D100) → 46
巨人?:攻撃が外れる
エルヘゼラン:「チッ、外したか」
リセリス:「ディスプレイスメント…ね」
ピーター:「そういう事ですか」
巨人?:「下等種にしては知能があるな」
エルヘゼラン:「クソッ……!」
トゥイルズィアズ:「このトゥイルズィアズが本気を出すのは久々だぞ...」
トゥイルズィアズ:「長い事眠っていたが、これほど蛮族がはびこっているとはな」
ネサラ:「なるほど、蛮族とは聞き苦しい言葉を喋る者、というのが原義と聞くがその通りの名前だな」

  • トゥイルズィアズと名乗ったシャドウ・ジャイアントはディスプレイスメントがかかっていたが、リユーリのフェアリー・ファイアーでこれを無効化した。だが強力な攻撃力と高いACを持ち、パーティ一行はかなり苦戦する。エルヘゼランは全力攻撃をくらい気絶しかけるが、何とかこれに耐えた。
  • ネサラのドラゴンズ・ブレス、リセリスの急所攻撃による攻撃でACを下げ、エルヘゼランの全力攻撃でかなりのダメージを与える。そしてベンの《渾身の一打》がクリティカルし、トゥイルズィアズは気絶した。ネサラはマジック・ミサイルで止めを刺した。

トゥイルズィアズ:「む...」
リセリス:「ここが急所か…!」

リユーリ:3d8+13+1 キュア・シリアス・ウーンズ
リユーリ:高速化フェアリー・ファイアー
エルヘゼラン:「助かる、心もとないと思っていたんだ」
リユーリ:「カビの生えた戦術を鼻にかけてるんじゃないですよ!」

守護霊ベン:「中々固い」

ネサラ:12d6 ドラゴンズ・ブレス 強酸
リセリス:「ナイスじゃ」
ピーター:「これは効きそうですね」
トゥイルズィアズ:「この術は...」
エルヘゼラン:「ネサラを倒したかったら俺たちを倒してからにしろ」
ネサラ:「とりあえず、酸は効いたよ!」

エルヘゼラン:「耐えた、か……」血まみれ
トゥイルズィアズ:「これで死なぬとは!」
リセリス:「タフじゃのう…」

エルヘゼラン:「お返しだ!」

リセリス:3d6 急所攻撃 鈍らせ+衰弱
リセリス:引き続きACはさげ

リユーリ:ヒール、130点回復
トゥイルズィアズ:「治っただと?!」
エルヘゼラン:ホッと一息つく
リセリス:「蛮族は蛮族なりに団結しとるんじゃよ

守護霊ベン:「この時を待っていた!」
守護霊ベン:「オラアッ!」
リセリス:「やったか…!?」
トゥイルズィアズ:「無念...」

エルヘゼラン:「手ごわい奴だった」
守護霊ベン:「強かったな…」
リセリス:「ふう…」
ピーター:「やりましたね~」
ネサラ:「介錯してやろう」
ピーター:「ここはジャイアントの階層なんですね」
リセリス:「あんな一撃をくらってよく立っておったのう…」
エルヘゼラン:「そうだな、死を覚悟したよ」苦笑い
ネサラ:「カスマロッグが最初の火巨人と協力して戦ってたらまずかったかも?」
ピーター:「エルヘゼランさん、魂刺激剤飲みますか?」
エルヘゼラン:「そうだな、もらってもいいか?」>ピーター
ピーター:「どうぞ」>エルヘゼラン
リユーリ:レストレーションを2発>エルヘゼラン&ベン
エルヘゼラン:レストレーションもらえるなら刺激剤は使わない
ピーター:「ありがとうございます!」
ピーター:刺激剤は渡しておきますね
エルヘゼラン:魂刺激剤持っているので、しまっておいてください>ピーター

  • トゥイルズィアズを倒した後、部屋を調べると壁画と椅子がある以外は何も無さそうだった。もしかして何かの教育施設かもしれなかった。この壁画は、火巨人は故郷を思い出して落ち着くのではないだろうかと思われた。

リセリス:「溶岩浴か…」

  • シャドウ・ジャイアントたちと戦った部屋を南西の廊下を通って西側に向かうと、55フィート×60フィートほどの部屋があり、中央には八角形の台座があった。台座にはひびが入っていた。魔法のオーラがあり、調べると召喚術のオーラであった。詳しく調べると、この台座はもともとテレポートさせる?もしくはその終点となる施設だったと思われるが、ひびが入っており機能しないようだ。ただし、召喚術のオーラがまだ残っているので魔力じたいは失われていないのが分かった。残っている魔力の影響で、台座の上だけがディメンジョナルロックの影響を駆逐している可能性もありそうだった。

ピーター:「昔のポータルですか」
ネサラ:「確かにあの螺旋階段をさっきの巨人たちが登るのは大変そう」
リセリス:「この台座だとテレポートが使える可能性があるな」
ピーター:「ここから外へ転移できるかも…という事ですか」
リセリス:「なるほど」
リセリス:「台座の中だけ可能なようじゃな」
リセリス:「もうひとつ同じような台座があればできそじゃし、ここから外にでることもできそうじゃな」
ネサラ:「なるほどー。」
リセリス:「ここが帰り道に仕えるかもしれぬ」
ピーター:「確かに」
リユーリ:「住人としても非常用の脱出手段を欲するんじゃないですかね? それが先にあるかも」
ネサラ:「Gテレポとか落ちておらぬかのう」

  • 台座のあった部屋から北へ巾20フィートの廊下が20フィート、西へ25フィートほど続くと、45フィート×105フィートほどの南北に長い部屋へたどり着いた。部屋の中央には20フィート×40フィートほどの詳細なジオラマが置いてあった。〈知識:歴史〉判定を行うと、どうやらアースフォール前のヴォリシアであろうと思われた。

エルヘゼラン:「これはどこかの地図か?」
ネサラ:「こっちはちゃんとジオラマっぽい」
リセリス:「ほうほうこれは」
リセリス:「ありし日のヴァリシアといわれている地形に似ているのう」
ピーター:「そうなんですね…それは凄い」
リセリス:「ルーンロードたちが群雄割拠していたころの地図じゃ」
ネサラ:「なんか音鳴ってない?」
ピーター:「よく出来てますね…まるで音が聴こえるようだ」
ピーター:「ん…音?」

  • ジオラマの中には、兵士のような姿の小さなミニチュアや、巨人のミニチュアや人間の兵士のミニチュアが置いてあった。恐らくかなり正確な地図というかジオラマだった。ミニチュアは軍隊の位置を示したと思われ、一部のミニチュアは倒されていた。

ピーター:「これは凄い…可能なら持って行きたいですね」>リセリス
リセリス:「はえー」
リセリス:「これもってかえりたいのう」
ピーター:「本当に持って行きたいですね」
リセリス:「これ1つで論文が何本かけるか
エルヘゼラン:「この大きさのものは持っていけないぞ」一応言う
リセリス:「なんかないかのう…」
ネサラ:「シュリンクアイテムが使えれば…と思ったけど、魔法のジオラマだから無理か」
ピーター:「これは重要な資料すぎますね…いつかまた来たいです」
ピーター:「リセリスさん、調べて後でまた見ましょう」

  • 部屋の西側に重い両開きの扉があった。開けると40フィート×100フィートほどの部屋で、北東の隅に巨大なダブルベッドが置いてあった。部屋の中央にはルーンのような物が描かれていた。

エルヘゼラン:「よし」よいしょよいしょ
ネサラ:「巨人用のダブルベッド・・・?」
エルヘゼラン:「ネサラ、床の模様の全容を見てくれるか?」リセリスが調べたら
ネサラ:「安全だってわかったらね」
エルヘゼラン:うなずく
ピーター:「何でしょう、このルーン」

  • 〈知識:神秘学〉判定をすると、傲慢のルーンロードのルーンという事が分かった。ルーンには魔力があるようで、占術のオーラに見えるが下にある本来の幻術を隠すために占術のオーラが付与されているようだった。〈呪文学〉で鑑定すると、どうやらこのルーンの上に立つと起動するようで、孔雀霊と会話するためのもののようだった。

リセリス:「傲慢のルーンじゃな」
ピーター:「確かに似てますね」
リセリス:「いよいよザンダーグルの領域というかたちじゃなあ」
リセリス:「あの巨大なのはなんじゃ、ダブルベッドか」
ピーター:「さっきのシャドウ・ジャイアントの部屋でしょうか」
ネサラ:「あのダブルベッド、シャドウジャイアントがお気に入りの巨人を連れ込む用だったりして」
エルヘゼラン:「…………」
ピーター:「ははあ」

リセリス:「…む」
ピーター:「踏むとまずそうですね」
リセリス:「よけてあるいたほうがよさそうじゃ」
エルヘゼラン:「そうだな」

  • あとは部屋の中には他に魔法的なものはなく、北に両開きの扉があるだけだった。扉を開くと、20フィート×60フィートほどの南北に長い部屋で、北西に下へ続く階段があった。

リセリス:「下り階段…」
リセリス:「あれ?」
エルヘゼラン:「まだ下がある」
リセリス:「孔雀像ないのかのう…」
ピーター:「まだ下があるんですね」
ピーター:「てっきりこの階にもあるかと」>孔雀像
ネサラ:「このフロアに無いの・・・?」
リセリス:「むう…」
リセリス:「そんな馬鹿な」
ネサラ:「さっきの崩落した岩に埋もれてたりとかする?」
リセリス:「先はまだ深い…」
ピーター:「深いんですか」
リセリス:「……ここを徹底的に洗うかの」
ピーター:「ではそうしますか」
ネサラ:「あの階段、100ftくらい下ったところで曲がってまだ先があるようだ」

  • パーティ一行はこの階層を徹底的に探すことにした。まずジオラマに隠し収納があり、アイテムが隠されていた。それと八角形の台座の北の通路の壁に隠し扉があった。

リセリス:「ファッ」
リセリス:「あった!あったぞ!」
リセリス:そーっとあける
GM:孔雀像があった!
ピーター:「孔雀像が!やっぱりありましたね!!」
リセリス:「紫はあの先かのう」
ピーター:「これは調べますか」
リセリス:「罠ありじゃな」

  • リセリスが調べると、魔法の罠が発動することが分かった。解除して更に調べると、この孔雀像の機能は巨人以外の住人に精神作用に対する完全耐性を与えることが分かった。孔雀の羽根は赤だと思われたので、恐らく炎のダメージを受けるようだった。

ピーター:「…ははあ」
ピーター:「取り合えず、抜いちゃいましょうか」
リセリス:「なるほど…!」
リセリス:「よし…赤の尾羽をぬくぞ…」
リセリス:「任せよ」
リセリス:みかわしローリングごろごろ
GM:炎が広がるが。。。
GM:避けた!
ピーター:「流石」
ピーター:「という事は、残りは紫ですか…ううん、厄介な」
リセリス:「もう1つあるかもしれぬが」
リセリス:「徹底的にさがそう」
GM:紫もあるかも...と探すと思うが
GM:くたくたになるまで探したが、みつからない
リセリス:(ヽ'ω`) ミツカラナイ
ピーター:「…やはり下の階ですか」
ネサラ:「やっぱりそうか」
ピーター:「でも、リセリスさんの見立ては正しかったですね」
ピーター:「では上で休みますか」
リセリス:休息して下の回かな


  • 今回はここでタイムアップ。次回は地下3階の探索からスタート。

  • 次回は9/21から。

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最終更新:2025年09月16日 20:37