ミュータント能力



パラノイアのミュータント能力の一覧です。

アドレナリンコントロール:火事場の馬鹿力

一時的に自らの筋力と敏捷性を超人レベルまで引き上げる

「一分間だけスーパーマンになれるけど、ツケは払うことになる」
一時的に自分のヒットポイント、筋力、敏捷性を超人的レベルまで高めることかできます。
この能力を使うと自動車を持ち上げるとか、チーターのように走るとか、1ターンに2~3回の行動をするとかできます。
能力の利用後にキャラクターはショック状態に陥ります。
2~3分は「痛んだ」状態が続きます。
睡眠なしに再度この能力を利用した場合はしばらくの間筋力的に不能な状態におちいります。
それ以上利用しようとした場合、意識を失うでしょう。
作用:
能力値(耐久力、筋力、素早さ)を3-5ポイント増加します(ダイスロールで決定)。
効果は、3-6ターン継続します。
能力使用後、キャラクターはダメージを受けたり、不能になったり、意識を失ったりします。
そして2点の耐久力を次の睡眠まで一時的に損なうことでしょう。


チャーム:魅了

フェロモン的な物質により他人の信頼を得る

他人を魅了して信じ込ませることのできる強力なフェロモンを持っています。
とても便利です。魅了されたターゲットは使用者の言うことになんでも従いますし、秘密ももらします。
とてもやりたがらないようなことでもクスリ抜きでやってくれます。
対象者は「能力者に何か説明しがたい友愛の感情が湧いてきて、何でも協力し、どんな秘密もでも告白したくなります」
しかしながら、この能力は利用者自身も相手に対して同じような状態になってしまうという効果ももちます。
あつかましさのロールで成功した場合のみ自分の口をふさぐことができます。
能力の利用後は、ターゲットは自分が魅了されていたことに気付きます。これは大きなリスクです。
作用:
ターゲットは10分から30分の間(ダイスロールで決めます)魅了状態になります。
あつかましさのロールで利用者自身が魅了されていないか判定します。
効果時間の終了後、ターゲットは魅了の能力について理解し覚えます。


ディープ・プローブ:閾下侵入

他人の精神の深層に入り意志に関係なく情報を引き出す

他人の心の深層に侵入できます。
プレイヤーがターゲットに肉体的な接触を行うことで、この能力は働きます(ダイスの目がよかった場合)。
ターゲットのほとんどは自分が侵入されていることに気付き、しかしそれは不快な痛みとして感覚されます。
あいまいな情報やより深層にある情報を得ようとした場合、成功の可能性は低くなります。
ですが、ここには仕掛けがあります。
もし、失敗した場合キャラクターは間違った、意図的にねじまげられた情報を得ます。
作用:
プレイヤーの神経はターゲットと混ざりあいます。ターゲットは痛みを感じます。
ターゲットの脳の閾下からキャラクターは情報を得ます(ダイスロールによります)。
もし失敗するとキャラクターはねじまげられた情報を得ます。


魅了と閾下侵入の違い

魅了は対象の感情を変え、自発的に協力させます。
閾下侵入は対象の意志に関わらず情報を引き出します。
どちらも秘密情報の引き出しが可能ですが、範囲は違います。
閾下侵入は本人も覚えていないような意識下の記憶も引き出せます。
例えば10年前に訪れた地域に関する記憶や、チラッと見ただけの武器に書いてあったシリアルナンバーなどを読み出せます。
魅了は対象自身が認識している範囲の情報しか引き出せませんが、協力的な行動を取らせることができます。


エレクトロショック:電撃

電気ショックを与える/電気ショックに耐える

電撃によるショック波を出せます。
成功すると対象者は2-5分の間、衝撃を受け動けなくなります。(ダイスの目によります)。
また、電気ショックをに対して抵抗することができます。
まずい結果になった場合、電子装備品は破壊され、髪の毛が逆立ちます。
この能力をシールドされていない装備をショートさせるために使用することもできます。
しかし、ボットの頭脳やコンピューターのハードウェアなどはシールドされていて、極端に強いショックでなければ影響を受けません。
作用:
衝撃状態にするか、エネルギー、レーザー系の武器(L4)として扱います。
上記にあげた副作用があります。


エンパシー:感情共有

対象の感情を読み取り、操作する

潜在テレパシーの能力を持ち、たとえば表情を適切に読み取ったり、感情を操ったりできます。
この能力は相手の嘘を見抜くのにとても役に立ちます。
また他人の次の行動を見抜くことができます。
ですが、この能力の最も効果的な利用法は強力な感情を相手に投射して理性的判断を妨害することです。
これに成功すると、相手は叫んだり、かん高く笑ったり、何かものを叩きはじめたり、という風になります。
もしロールに失敗した場合、キャラクターは一時的な狂気に陥ります。
この能力を第三者が発見したり、理解したりすることは困難です。
作用:
嘘を見抜く
行動を表情などから予測する
感情衝撃


エナジーフィールド:力場

バリアー!!

この能力はエネルギーを吸収して、周囲に一様に、高熱な放出する光を帯びた空間を作りだします。
このフィールドは利用者の皮膚の表面から20cmまで放出されます。
ゲーム語でいいかえると、いい防具の変わりになります。
注意する点として、このフィールド内で能力者が武器を使うと内側に反射する危険があります。
失敗した場合はたくさんの面白いことが起こり得ます。
フィールドはエネルギーを吸収し、ダメージが二倍になったり、光線をすべて反射したりします。
さらにそれは爆発する可能性すらあります。
作用:
すべてのタイプの武器に対して装甲値3の効果を持つ防具の役割をするフィールドをつくり出します。
1分経過しフィールドが破壊されるまで、すべての武器は機能しません。
フィールドの生成に失敗した場合は、ランダムな効果が発生します。


ハイパーセンス:超感覚

五感を極端に増幅する

五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)を強化します。
人込みの中で声から人物を特定したり、暗闇の中を見通したり、たくさんの中から嗅ぎ分けたり、触れることで対象物に対する多くの情報を得たり、そしてあらゆるものの味を判別することができます。
ロールに失敗すると感覚が暴発します(例えば、「皮膚に火がつく」、「舌が爆発する」など)。
ありとあらゆることが起こりうるでしょう。
作用:
3分から5分(ダイスロールによります)の間、五感を強化します。
ロールに失敗すると感覚が暴発します。
能力が持続している間は、すべてのロール(あつかましさを除く)が簡単になります。


レビテーション:浮遊

空中に浮かぶ

反重力場をプレイヤーの周囲に形成します。
この範囲内にあるものは重力に逆らいます(原子の回転やなにやら面白いことがおきています)。
反重力はプレイヤーの足下数センチのみに働きます。
自分自身を浮かしたり、トラップを避けたり、靴の上にある銃を手にとれなくしたりできます。
失敗すると歩くのが困難になるくらい重力が増します。
作用:
利用者は6-10センチメートル(ダイスロールによります)浮遊することができます。
失敗すると足下の自由が増加して動けなくなります。


マシン・エンパシー:機械感応

マシン(ロボットやコンピューター)の考えを読み取り、操作する

警告:このミュータント能力は大反逆罪です。登録されていない状態でこの能力を所持していると、事実のいかんに関わらず即刻処刑されます。
利用者は、超自然の神秘的な力、特に電子の満ち引きや流動に対して感応することができます。
このことによりプレイヤーは機械の考えを理解することができます。
ロールに成功すると利用者はロボットの信頼を得ることができます。
たとえばロボットに命令したり、ロボットやコンピューター様の考えを先読みすることができるようになります。
もし能力のロールに失敗すると利用者は機械とコンタクトすることができず悪感情を持ちます。
作用:
利用者は人工物と精神的な接続をすることができます
能力者は対象のマシンから攻撃を受けず、言い訳をよく解釈してくれます。
加えてボットやコンピューターに対する判定は甘くなります。


マター・イーター:悪食

なんでも食べられる

利用者は「なんでも」食べ、消化することができます。
「なんでも」です!人間には消化不可能と思われるものでも、キャラクターは飲み込みます。
枯葉、毒キノコ、汚物、レーザーガン、データディスク、マシンパーツその他「なんでも」。
噛むことに関してはまぁ別件です。
ロールに失敗すると、急性の胃腸炎を発症します。場合によっては死にます。
あまり周りに人がいない時に使った方がいい能力でしょう。
作用:
なんでも食べられます


メンタルブラスト:精神破壊

周囲の生物の精神に衝撃を与える

キャラクターは5m以内の範囲にいる全ての生物の精神に衝撃を与えることができます。
特定の者を対象から外すことはできません。ボットは影響は受けません。
この攻撃を受けた対象は耐久力でロールを行います。
この耐久力ロールに失敗したら急性の精神的苦痛に苦しみ混乱状態になります。
耐久力ロールに成功したら精神的不快が襲ってきますが、特段問題はおきません。
もし、プレイヤーがこれに失敗した場合、プレイヤーは意識不明になるか、プレイヤーの脳が爆発します。
作用:
5mの円の中に収まる生物に攻撃できます。
どのくらいの効果を与えるかはダイスロールで決定します。
ターゲットは耐久力でロールすることでこの効果を知ることができます。
能力でのロールにした場合、自分自身が影響を受けます。


ポリモーフィズム:形態変化

外見や肉体的形態を変える

キャラクターは見栄えや肉体的形態を変化することができます。
プレイヤーは自分が変身したいものを(内緒で)GMに説明します。
他人になることは簡単ですが、例えば骨格を変えるような動物に変化することは困難です。
総重量を完全に変えてしまうような変身はほぼ不可能です。
もしロールに成功すると、キャラクターは多かれ少なかれ、彼の望むものに形態を近付けることができます。
失敗した場合に何が起こるかは、GMが考えてください。
作用:
プレイヤーは望むものに形態変化することができる。
変身は1~5分継続し、その後自動的に自然な姿に戻る。
失敗はGMにお任せ。


プレコグニション:予知能力

予知能力を持つ。ただし行動により未来は変わる

利用者は不明確で限定された未来予知の能力を持ちます。
これは、行動が正しい/間違いという情報、危機の直感、特定状況がもたらす報酬の予測といった形を取ります。
予知は普通たいへんあいまいで解釈する必要があります。失敗した場合は……何も気づきません。
作用:
神秘的な未来予知を得られます。
自発的な使用の他、深刻な潜在的危機に対して自動発動することもあります。
その場合、パワーを使って判定することで具体的な危機を察知することが可能です。
失敗したらこの危険に気づきません。


パイロキネシス:物体発火

ファイヤー!!

愉快な能力です!
利用者は目に見えるもの何でも自然発火させることができます。
炎のサイズや強さや明るさは、ダイスロールにより変化します。
失敗すると視界の中にある何かが燃えだします。(プレイヤーの装備品ベルトとかね!大笑いだ。あははは)
作用:
対象に火をつけます。
失敗すると他のものに火がつきます


テレキネシス:念動力

精神力で物を操作する

精神の力で物を持ち上げたり、動かしたり、操作したりすることができます。
まずGMに何をどのように動かしたいか(内緒で)伝えます。
たとえば引き金を引いたり、誰かの腕を動かしたりするようなことです。
失敗すると望んだ方向と正反対の方向に動きます。
作用:
精神の力で物を持ち上げたり、動かしたりする。
失敗すると正反対の動きをします。


テレポーテーション:瞬間移動

自分自身、衣服、装備を瞬間転送する

とてもリスキーで便利な能力です。
超陽子場を利用者の周囲に形成し、利用者をエネルギーに変換し離れた場所に送り込みます。
時々、プレイヤーの意識に関係なしにこの能力が発現してしまうことがあります。(ユーザーのロールの目標値が16を下回る場合)
失敗すると何も起こらないか、キャラクターを間違った場所に送り込みます。
作用:
利用者をテレポートさせます。
失敗すると望まない場所に転送されます。
無意識のテレポートが発生する可能性があります。



最終更新:2015年08月17日 22:35