リグバース(ルーカス定住)




新しい住人


  • 署長室

主人公「―――というわけで、魔方陣はありませんでした。」
リヴィア「んあ~そうか。ま、なかったのならそれにこしたことはない。」
リヴィア「で、スカーレットのほうは?」
スカーレット「手がかりなしです。本部にソウルスフィアの登録情報はありませんでした。」
リヴィア「んむ~……めいきゅういりだな。」
リヴィア「が、すこしずつきおくがもどっているようだしかんぜんにもどるまで町でくらすといい。」
リヴィア「ハインツがじぶんの店にきてほしいと言っていたからシゴトにこまることもないだろう。」

ルーカス「…………。」
リヴィア「おい、きいているか?」
ルーカス「これは失礼。思い出した記憶を手帳に書き込んでいたもので。」

主人公「あ……そういえば、なにか思い出したって言ってましたね。」
ルーカス「ええ、モンスターに襲われて意識を失う寸前に、竜を見たのを思い出しました。」
主人公「竜って、ファームドラゴンですか?」
ルーカス「いいえ。男に連れられた、闇色の竜です。」

スカーレット「男に連れられた……」
リヴィア「ヤミ色の竜……だと?」
スカーレット「間違いありませんか?」
ルーカス「神に誓って。と言っても、私が神なんですが。」

主人公「でも、オズワルドはSeed本部にいるはずですよね。」
スカーレット「仲間がいたという可能性はあります。あるいは、脱獄ということも……。」
リヴィア「ありえるな。すぐにといあわせてみろ。」
スカーレット「はい!」


リヴィア(おもわぬところで手がかりをひろえたが……)
リヴィア「んむ~…はたしてよろこんでいいものか……。」
主人公「リヴィア署長?」

リヴィア「んあ?ああ、きょうはもういいぞ。」
リヴィア「うごきがあるまでタイキだ。」
主人公「は、はあ。」
主人公「じゃあ、ルーカスさん。ハインツさんのお店に行きましょうか。」
ルーカス「はい。」



  • クリスタルショップ『閃光』

ハインツ「やあやあやあ!よく来てくれたね~。」
ハインツ「そんじゃさっそく、ボケとツッコミを決めようか。アンタはどっちがいい?」
ルーカス「ボケ……ツッコミ……。よくわかりませんが、興味深い響きですね。」
主人公「ハインツさん。記憶喪失の人にムチャ言わないでください。」

ハインツ「あ、そう?じゃあまずは話芸のイロハから丁寧に……。」
主人公「じゃなくて、お店のことを教えてあげてください。」
主人公「ルーカスさんも。手帳に書かなくていいですから。」
ハインツ「え~しょうがないな。それが終わったら話芸のイロハも覚えてよ~。」
ルーカス「喜んで。」
主人公「はあ……。(ま、本人が喜んでるならいいか)」

主人公「それじゃ、ハインツさん。あとはお願いしますね。」
ハインツ「はいはい~。」

ルーカス「アレス(アリス)さん。いろいろとありがとうございました。」
ルーカス「おかげで興味深い生活を送れそうです。」
主人公「いいえ。お役に立てたならよかったです。」

町の住民の会話

リヴィア

 リヴィア「町の住民がふえるのはオマエがきてから、さんにんめだな。」
 リヴィア「もうひとりかふたりくらい、連れてきてもかまわんぞ?」
 主人公「僕(私)が呼んでるわけじゃないですよ。」

プリシラ

 プリシラ「ルーカスさん、本が好きなんだって。本の好きなヒトがどんどん増えて嬉しいな。」
 プリシラ「今度オススメの本、紹介してみようかな?」

ルーシー

 ルーシー「ルーカスさんて正体不明だけど、なんか警戒する気にもならないんだよね。」
 ルーシー「もうすっかり町に馴染んじゃってるし。うーん、何者なんだろ?」

フーカ

 フーカ「ルーカス、ガウガウ、ガウガガウガウ。(ルーカス、あきかん、おもしろそうにみてた)」
 フーカ「ガウガウガガウガウ……?フーカガウ、ガウガウガガウ。(あきかんっておもしろい……?フーカは、あきかんおもしろくない)」

スカーレット

 スカーレット「ルーカスさんを南の空き家にご案内したのですが、」
 スカーレット「彼が指をはじくと、どこからともなく大量の本が出現したんです。」
 スカーレット「手品というものはすごいのですね。」

ベアトリス

 ベアトリス「ルーカスさんは、紳士的で物腰も落ち着いた方ですね。」
 ベアトリス「身分が高い方のようにも思えるのですが、わたくしはお会いしたことがないですし……。」
 ベアトリス「いったい、どこの国からいらしたのでしょうか?」

マーティン

 マーティン「ルーカスさん、いまだに素性がわからないらしい。」
 マーティン「わかってるのは、手品が上手いってことと、宝石の鑑定ができるってことだけか。」
 マーティン「悪い人には、見えないんだがな……。」

セシル

 セシル「すごいんだよ、アレス(アリス)さん!ルーカスさんにはナゾがいっぱいなんだ!」
 セシル「どうやってモノを消してるんだろう?遠くにあるモノも消せるのかな!?」
 セシル「ひょっとしてあのメモ帳にヒミツが!?これって、ジケンだよね。」

リュカ

 リュカ「あのルーカスって人、リグバースに住むんだってな。」
 リュカ「近いうちに手品のタネを見破ってやる。見てろよ!」

むらくも

 むらくも「ルーカスさん、ウチの風呂を気に入ってくれたみたいなんだ。」
 むらくも「風呂につかるって聞いた時、えらく驚いてたが……。すぐホカホカになって出てきたぜ。」
 むらくも「風呂の魅力は、相手を選ばずってことだな!」

ラインハルト

 ラインハルト「あなたは……ルーカスどのについて、どう思う?」
どうって?・良い人ですよ
▼どうって?
 ラインハルト「……上品なたたずまい……。何かしらの関係者という可能性もある。」
 ラインハルト「悪い人物とは思えないのだが……。私の感覚だけで判断するのも危険だ。」
 ラインハルト「あなたから見て、彼はどんな人物に見えたか聞いておきたい。」
 主人公「なるほど。でも、それなら大丈夫ですよ。」
 主人公「署長もシモーヌさんもここに住むのを喜んでましたし、心配いらないんじゃないでしょうか。」
 主人公「僕(私)は、町のみんなを笑顔にできるステキな存在なのかなと思います。」
 ラインハルト「うむ……。よく、わかった。」
 ラインハルト「それでは、私もルーカスどのと仲良くなれるよう努めたいと思う。」
▼良い人ですよ
 (未検証)

ルーカス

 ルーカス「ほう、ほう、なるほど……。」
 ルーカス「あなたに会って、この町のことを知るたびにすべてのことを理解したいと思ってしまいます。」

シモーヌ

 シモーヌ「ルーカスには、南の空き家に住んでもらうことになった。」
 シモーヌ「さっそく大樹の広場で、話しかけていたようだ。また町がにぎやかになりそうだな。」

ジュリアン

 ジュリアン「ルーカスさんのてじなって、すげぇんだ。オレ大ファンになっちゃった!」
 ジュリアン「くらくなってからかえったら、そのせいでお母さんに怒られたけど……。」

エルシェ

 エルシェ「ルーカス、ここに住むんだってね~……。」
 エルシェ「とりあえず、うどん出したけど……。」
 エルシェ「気に入ったの……かな。」

みささぎ

 みささぎ「ルーカスさんの手品に、ひなもすっかり夢中です。夢中になりすぎて、ちょっと心配なくらいで……。」
 みささぎ「ちゃんとお夕飯前までには帰ってくるように言わないといけませんね。」

ひな

 ひな「ルーカスさんのてじな、だいすきなの~♪」
 ひな「これからまいにち、みられるんだって!やったぁ!」

ランドルフ

 ランドルフ「また面白い方がやってきましたねえ。」
 ランドルフ「あの目にもとまらぬ手品のワザ……。おいしいパンが焼けそうですね。」

ユキ

 ユキ「ルーカスったら、私たちの知らないことをたくさん知っているのよ!」
 ユキ「わたしはうまれてからずっとここにいるから色々きくのが楽しみだわ。」

テリー

 テリー「あのルーカスという人は、不思議な感じだな。」
 テリー「年齢も出身もわからない。でも、それを気にしている様子もない。」
 テリー「ちょっと……あんたにも似てるかな。オレも興味が尽きないよ。」

ハインツ

 ハインツ「やー、ホントにウチで店番やってくれるなんてね~!なんでも言ってみるもんだねえ。」
 ハインツ「店員も勝手に増えたから、次は店の商品。……空からクリスタエルでも降ってこないかな?」

ドグ

 ドグ「ルーカスは魔法にくわしいが、槍もあつかえるようだナ。」
 ドグ「店のをじっと見ていたから、記念に一本やったんダ。すると軽々振るから驚いたゼ。」

パルモ

 パルモ「フォォオオオウ!あの不思議アメージングなマジック!」
 パルモ「ここに住んでくれるなんてスバラシイ!ワタシ、毎日でも手品みたいデース!」



(翌日)

オズワルド捜索


  • 自室

スカーレット「おはようございます、アレス(アリス)さん。」
主人公「ふわぁ…おはようございます。」
主人公「どうしたんですか、こんな朝早くから。」
スカーレット「先ほど、Seed本部から特別任務が届きました。」
主人公「なんだかものものしいですね。どんな任務なんですか?」

スカーレット「指名手配犯の捜索です。」
主人公「指名手配犯……。」
主人公「それってまさか!」
スカーレット「はい、オズワルドです。」
主人公「やっぱり……!」
主人公「ということは、メリネ氷洞で闇色の竜を連れていたのは―――」
スカーレット「オズワルドでしょう。」
スカーレット「くわしくは署長室で話します。」


  • 署長室

リヴィア「んむ~……やはりだつごく、か。」
スカーレット「はい。」
スカーレット「その後、本部が捜索にあたったそうですがオズワルドの足どりをつかむことはできず、」
スカーレット「Seed全署に指名手配されました。」
スカーレット「私たちもすぐに捜索任務にあたるべきでしょう。」

リヴィア「……いや、そのひつようはない。」

主人公「ええっ!?どうしてですか?」
リヴィア「われわれがソウサクをまかされたのが、キケンきわまりないばしょだからだ。」
主人公「ど、どこなんですか?」
リヴィア「エイトールの暗闇。」
スカーレット「Seedの精鋭ですら立ち入りを禁止されている呪われた地……ですね。」
主人公「呪われた……?」

スカーレット「立ち入った者は気がふれてしまうとか、あの世に迷い込んで出てこられなくなるとか、」
スカーレット「恐怖のあまりひと晩で髪が真っ白になるとか……とにかく寒気がするいわくつきの場所です。」
主人公「ごくっ……。」

主人公「で、でもそんな危ないところならオズワルドが来るはずないですよね。」
主人公「それなら任務にあたらなくていいというのも納得です。」

リヴィア「……ざんねんながら、そうではない。」
リヴィア「あそこはオズワルドにとって、キケンをおかしてでも足をはこぶカチのあるばしょだ。」
スカーレット「どういうことですか?」
リヴィア「エイトールの暗闇には、ヤミ色の竜とおなじぞくせいのルーンスポットがある。」

リヴィア「そこでヤミのルーンをきゅうしゅうすれば、竜はとてつもないチカラをえるだろう。」
リヴィア「しめいてはいされてアトのないオズワルドにはイッパツぎゃくてんのチャンスというわけだ。」
リヴィア「うまくやれば、Seedのついせきなどものともしないチカラが手にはいるのだからな。」

主人公「でも……それならどうして今までエイトールの暗闇に行かなかったんでしょう。」
リヴィア「ヤツにとっても近づきたくないばしょということだ。よほどのコトがないかぎり…な。」
主人公「な、なるほど。」

スカーレット「……私は行きます。」
主人公「ええええっ!呪われた地ですよ!?」
スカーレット「そこに犯人が現れるというのであれば、行くべきです。」
スカーレット「私たちは―――Seedなんですから。」
リヴィア「だいじょうぶか?足がふるえているようだが。」
スカーレット「こ、これは武者震いです。」

リヴィア「アレス(アリス)はどうする?」
も、もちろん行きます・少し考えさせてください
▼少し考えさせてください
リヴィア「ん、ムリすることはない。ダレものろわれたくはないからな。」

 -▼少し考えさせてください の場合、会話終了。以降、署長室にて
リヴィア「どうした?いく気になったのか?」
は、はい・そういうわけでは…」
▼は、はい
 (未検証)
▼そういうわけでは…
リヴィア「ん、ムリすることはない。ダレものろわれたくはないからな。」
(以降、了承するまで目的地は署長室のまま)


▼も、もちろん行きます
主人公「スカーレットさんを1人で行かせるわけにはいきません。」
スカーレット「アレス(アリス)さん……。」
リヴィア「んむ。しかしくれぐれもムチャはするなよ。」

リヴィア「それから、スカーレットはのこってくれ。つたえておくことがある。」
スカーレット「わかりました。」

エイトールの暗闇に行けるようになりました。

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最終更新:2022年02月01日 20:17
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