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34.ending - (2010/02/23 (火) 12:35:28) のソース
**DREAMER 34話「ending」 ...........オレは死んだのか........... 意識が遠のいていく....... 何か感じるといえば左胸の痛み....... 世界は救われたのか.......... というかオレは人を殺したんだな........ 散々だな、オレは何をしにきたんだ...... 最後にこれかよ。死ぬのかよ。 オレが死んだらどうなるのかな.......... というか、死んだんじゃないのか?? そういえば、目はよく見えないが、 まだ黒い影が目の前に見える......... 何だあれは.........白い剣.......... あれはオレの剣じゃないか!!! ・・・・・ ケン「あれ!?」 目が覚めた。 オレは眠っていたのか........... 目の前にはK.Tがいた。 普通に立っている。白い剣を持っている。 あいつは死んだんじゃないのか............. K.T『残念でした。俺は死んでいない。』 ケン「でもオレはこの手で........」 K.T『裏の人は表と逆って言ったよな。』 ケン「もしかして.......!?」 K.T『オレの心臓は右胸にある。心臓だけじゃない。他の臓器も逆だ。』 ケン「そんな.......そこまで逆なんて.....」 K.T『だから俺は死んでいない。そしてお前も死なない。』 ケン「くッ。じゃぁその右胸に今度は............っ!!」 K.T『心臓は刺されてないけどお前の右の肺には刺さってんだ。動けるはずがない。』 ケン「くそッ。オレは何をしに来たんだ。ココに.....」 K.T『モウやめよう。やめた!』 ケン「え!?」 K.T『お前の覚悟見たら、なんかやる気失せた。』 ケン「なんだとぉぉぉぉ!!!」 K.T『はは。』 ケン「おまえ『はは。』じゃねぇよ!!血流して、死にそうになってやめたってなんだよ。 今までの苦労はなんだったんだよ。」 K.T『でもその苦労がなかったらこの世界は終わってたんだし.....』 ケン「でも最後これってなんだよ。なっとくいかねぇ。」 K.T『お前はこの世界を救ったんだ。お前は英雄だ。』 ケン「英雄だなんて.....」 K.T『英雄はさっさと帰れよ。』 ケン「え!?」 ケンの上に黒い魔法陣が描かれた。 K.T『じゃぁな。英雄サン。」 ケン「ちょっと!まだ聞きたいことがぁぁぁ。」 ケンは流れるように魔法陣に吸い込まれた。 さっきとは逆に凄いスピードで上がって行った........ .......光が見えた。 まぶしい。白い光がケンを包んだ。 やがて光は薄くなって消えていった。 ケンが立っていたのは、おおきな魔法陣の真ん中だった。 あたりは明るく、裏とは逆だ。 そうか、ここは表界だ。 ケン「オレは帰ってきたんだ!」 『ケーン!!!!!!』 遠くから声がした。 やがてその声のもとが近づいてきた。 あや「ケン!!帰ってきたんだね!!」 hiro「やったじゃねぇか。」 sho「おまえならやると思ってたよ。」 taku「心配したんだぞ。」 彩果「もう!ホント心配したってぇ!」 tiku「やりやがったな。」 ケン「ああ、オレはこの世界を救ったんだ。」 あや「【証】なら全部戻してきたよ。」 彩果「彩果のチカラでひとッ飛びだったよ~。」 taku「1時間ぐらいだったな。」 ケン「ってはやスギww」 sho「あれ!?ケン、自分の手見てょ!!手!!」 ケン「エ!?.................なっ!!!」 そのとき、ケンの手が半透明になっていてドンドン見えなくなっていっていた........ &link(第35話>>){35.epilogue}